デート・ア・ライブ 黄金の精霊   作:紀野感無

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すいません、改めて3話を読み返したところ

じぶんでも『なんでこうなった⁉︎』
と思い、改めて書きなおそうと思い、3話を改めて投稿します。

深夜のテンションで書いていたため、なんか急に違うようになった、と思った人もいるかと思います。私もです。

すいませんでした。


次からは、ちゃんと書きます。

それではリメイク番、どうぞ


3話

「あーー、もう!」

 

だからだからだからだから!

 

1人でおとなしくオタ生活したかったんだよ!

他人に関わるとロクなことにならない!

 

他人は、私が特別、もしくは異物だと知ると途端に態度を変える。

 

 

私の本質を見てくれる人なんて誰もいやしない。

親も、親戚も、クラスメイトも、何もかも。

 

 

だから……

 

「人付き合いは、嫌なんだよ」

 

他人に期待をし、絶望を知るくらいなら、初めから独りの方がいい。

そう思い、親戚や知り合いの多いイギリスから日本に来たのに。

 

まぁ、アニメ大国である日本に来たかったと言うのが一番ですけどね?

あくまでも、人付き合いも嫌だった、って言うのもあるってだけ。

 

にしても…

 

「『ラタトスク』ねぇ。念を押しといたから、もう来ないとは思うけど、念には念を、ってことで警戒くらいはしますか」

 

さてと、方針も決めたところで、公園()に帰りますか。

はい、未だに絶賛ホームレスですよ。

お金だけはたくさんあるからいいものの。ASTユルスマジ

 

……え?ホテルに泊まれって?

 

いやだ、何気にホームレス気分を味わっていたい。

 

……おいそこの人。変人だとかバカとかちっぱいとか言うな!

 

 

 

 

……あ、やっぱりアニ○イト行こ。

 

 

 

 

〜アニ○イトのすぐそば〜

 

いやー、やりましたやりました。超運が良かった。

 

まさかのギル様の声優のイベントがあった!てか、わたしとしたことが、イベントを見逃してたとは…。まあ、結果オーライ。

写真も撮れるわ、罵ってもらえ……いや、なんでもないです。

しかも、抽選でもらえるプレミアグッズも当たっちゃいましたよ。もう、万々歳。

 

この際だから、店にあったやつ全種類を二個ずつ買ってきたよ。

金持ち万歳。

 

裏路地で人がいないのを確認して精霊化し、ストラップ数個と財布以外はゲート・オブ・バビロンにしまっておいた。

これで安心!

 

あとは、公園()に帰るだけ!帰るまでが買い物ですよ。みなさん。

 

……?あれ?フラグ建築しちゃってるのは気のせい?

 

気のせいだよね。よし、さっさと帰……

 

「ヘヴッ⁉︎」

 

え?なに?不可視の壁みたいなものにぶち当たった。

てか待って。なんか味わったことあるよ、これ。

 

「【アロガン】発見。みんな、折紙の邪魔をさせないようにするわよ」

「「「了解!」」」

 

えーと、たしかAST?だっけ?そのメンツが今たくさんいる。

けど、鳶一折紙とかいうやつだけここにいない。

 

「うわっ⁉︎」

 

ドガ――ンという音とともに粉塵が巻き上げられる。

 

危なっ!いきなりミサイル撃ち込んでくるな!

 

「あのさぁ、AST?でしたっけ?私が何をしたんですか?私からあなた達に手を出したことがないと思うんですが」

 

「形を持った災厄を放っておけるとでも思ってるのかしら?」

 

「デスヨネー」

 

けど、一つ言いたい。

私は空間震起こしたことないよ?

 

勝手に霊力ある=危険な精霊だって判断して襲いかかってきてるのあんたらですからね?

 

それで返り討ちになってるだけなのに。

 

「(とりあえず、逃げようかな)」

 

ヒュン!

 

「え?」

 

え?ちょい待って?なんか、何かが体の近くを通ったと思ったら手元からガシャン!って音が聞こえた気がしたんだけど。

 

恐る恐る手元を見ると……。

 

 

「ああああ!!!!」

 

 

「「??」」

 

こいつら!こいつら!なんでピンポイントでストラップ狙う⁉︎しかもこれレアもの!

 

「…マジでふざけないで…。狙うなら私を狙えっての…」

 

自我が飛びかけてるのを必死に押さえつけながら、私は精霊化した。

 

いつもの、下半身と右腕だけの格好だが、いつもとは違い、敵意をむき出しにした。

 

 

「覚悟しろよ。雑種ども。我の怒りにふれたのだ。肉片一片たりとも残しはしないと思え」

 

 

そして、我は目の前の殺すに値した雑種を、蹴散らしにかかった。

 

 

 

 

 

 

「くっそ!」

 

まずい、精霊を怒らせてしまった。

四方八方から飛んでくる武器を紙一重で、なんとか避けていながら、日下部燎子は自分の失態を呪っていた。

 

精霊化していないのだから、早めに仕留めれば良かったのに、と。

 

だけど、もう手遅れだ。

それだけは直感でみんなわかっていた。

 

真上から剣が、左からは槍が、後ろからは斧が、右からは薙刀が、とにかく武器が飛んでくる。

 

しかも……

 

「絶対、嬲りつくして最後に殺そうとしてるわよねっ!」

 

下から飛んできた剣を弾く。

 

「(まずい…このままだと折紙の方に…)」

 

「ほう?まだ他のことを考える余裕があるとはな。よほど死にたいらしいな」

 

すると、【アロガン】はいきなり距離を詰めてきた。

気づくと手には剣を持っていて、切りつけてきた。

 

「ぐっっ!」

 

「ふんっ」

 

「きゃあっ!」

 

剣を受け止め、なんとか止めているとアロガンの後ろから異次元の円状の空間の歪みが発生し、またそこから武器が発射された。

 

それを受け止めれるわけもなく、後方に勢いよく飛ばされる。すさまじい勢いだったものが突如緩和されたかと思うと、折紙が待機していた場所まで飛ばされていた

 

「くっそ!」

 

そして、急いで起き上が…

 

「な…」

 

「ん?何を驚いている。ただ移動しただけだが?」

 

ふざけるな!さっき飛ばされたところから30メートルはあるわよ!

 

「隊長」

「っ、折紙は【プリンセス】に集中してて!こっちは私たちがなんとかする!」

 

「できると思っているのか?貴様ら雑種に」

 

「「っ!」」

 

すると、また全方位から武器が顔を覗かせる。

 

「どうした?もう終わりか?」

 

「こ…のぉ!」

 

力任せにブーレドを振るうも、逆にブレードが壊れてしまった。

 

「終わりか?では、潔く散れ、雑種」

 

そして、勢いよく、10本を超える武器が放たれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

〜高台の公園〜

 

士道と十香は、デートの途中で景色のいい公園に来ていた。結果は、色々とトラブルはあったがうまくいった方だろう。

 

「な?お前を殺そうとする奴なんていなかっただろ?」

 

「……ん、皆優しかった。正直に言えば、まだ信じられないくらいに」

 

「あ……?」

 

と、目の前の少女----十香は自嘲気味に苦笑した。

 

「あんなにも多くの人間が私を拒絶しないなんて。私を否定しないなんてな。あのメカメカ団……ええと、なんていったか。えい…?」

 

「ASTのことか?」

 

「そう、それだ。町の人間全てが奴らの手のもので私を欺こうとしていたと言われた方が真実味がある」

 

「……」

 

発想が飛躍しすぎていたと思ったが、それを笑えなかった。

だって、十香にとっては、それが『普通』。

 

否定される人生が、『日常』。

 

なんて、悲しいことか。

 

「じゃあ、俺もASTの手先ってことになるのか?」

 

と聞くと十香はブンブン!と力強く首を横に振った。

 

「シドーはあれだ、きっと親兄弟を人質に取られて脅されているのだ。………お前が敵とか、そんなのは考えさせるな

 

「え?」

 

「なんでもない」

 

最後の方が聞き取れなかったが、聞き返すも顔を背けられてしまった。

 

「でも、本当に今日は有意義な1日だった。世界がこんなにも楽しいなんて、優しいなんて、綺麗なんて、思いもしなかった」

 

「そう……か」

 

その言葉に安堵感を抱き、口元が綻ぶ。

けどそれとは対照的に十香は眉を八の字に歪めて苦笑していた。

 

「ASTの考えも、少しだけわかったしな。私が現界するたびにこんな綺麗なものを壊していたのでは、それは奴らも血まなこで私を殺しに来ると言うのも納得がいく」

 

そんなことを言って欲しくない………。

 

 

「やはり…私は、いない方が、いいな」

 

 

十香は、笑った。無邪気な笑顔ではなく、死期を悟った病人のように、弱々しく、痛々しい笑顔で。

 

 

「そんなこと、ない!!」

 

 

思わず、叫んでしまった。

 

「今日は空間震が起きてねえじゃねえか!きっといつもと何か違いがあるんだ!それさえ突き止めれば……!」

 

「たとえ、その方法が確立したとしても不定期に存在がこちらに固着するのは止められない。現界の数は止められない」

 

「なら、向こうに帰らなければいいだろうが!」

 

「そんなことが…可能なはずが…」

 

「試したのか⁉︎1度でも!」

 

「………」

 

俺の言葉に、十香が唇を結んで黙り込んだ。

そして…

 

 

「で、でもあれだぞ。私は知らないことが多すぎるぞ?」

 

「そんなもん、俺が全部教えてやる!」

 

「寝床や、食べるものだって必要になる」

 

「それも………どうにかするっ!」

 

「予想外のことが起きるかもしれない」

 

「んなもん、起きたら考えろっ!」

 

 

十香は、少し黙り込んで、また小さく、恐る恐る口を開く。

 

 

「……本当に、私は生きてもいいのか?」

 

「ああ!」

 

「この世界にいても、いいのか?」

 

「そうだ!」

 

「そんなことを言ってくれるのは、きっとシドーだけだ。他の人間たちは、みんな私のような危険な存在が自分たちの空間にいたら嫌に決まってる」

 

「他人がお前を否定しようがそんなもん知ったことか!そいつらが、十香を否定するってんなら!それを超えるくらい俺が!()()()()()()()ッ!!」

 

そして、手を差し出した。

 

「握れ!今は、それだけでいい!」

 

 

 

その手を、十香がそろそろと掴もうとした時だった。

 

 

 

なぜかわからないが、途方も無い寒気がした。

ザラザラした舌で舐められるような、嫌な感触。

 

「十香!」

 

俺の前にいた、十香を、反射的に突き飛ばしてしまった。

 

その直後、お腹に、途方も無い衝撃を感じる。

 

十香が何かを言ってくるが、何も聞こえない。

 

 

おかしい………だって………かんしょ……が……にも……無……。

 

 

 

 

 

「シドー………?」

 

 

ズガァン!と鳴り響いた音とともに盛大な粉塵を巻き上げられ、その中を出横たわっている士道の名を呼ぶも、返事はない。それもそうだ。士道の胸には、自分の手のひらより大きな穴が空いている。

 

数瞬前まで差し伸べられていた手は、一分の隙間もなく血に濡れていた。頭が、それを理解しようとしなかった。

 

「ぅ、ぁ、あ、あ………」

 

理解したくないものを、頭が理解し始めた。

 

すぐそばには、シドーを貫いたと思われる()が。

しかも、この威力。自分ですら、霊装をまとっていても危なかったかもしれない。

 

先ほどまで騒がしかった台地の方からこの槍は飛んできた。

この力は覚えがある。

 

あの『精霊』だ。

 

私は、途方も無い眩暈を感じながらも未だ空を眺めているシドーの目に手を置きゆっくりと瞼を閉じさせてやった。

 

 

 

嗚呼、嗚呼。

やっぱり、ダメだった。

 

世界に否定された。

それも考えうる限り、最低最悪の手段で!

 

「----『神威霊装・十番(アドナイ・メレク)』……」

 

 

 

霊装が、絶対にして最強の、彼女の()()が顕現してしまった。

 

 

 

精霊になった瞬間に、世界が啼いた。

 

災厄(わたし)が現れたことを嫌がったのか、拒絶しようとしたのか、ギシギシと、空が軋んだ。

 

平らになっている高台に目をやる。

あそこに、士道を撃ち殺した奴がいる。

 

()()()()()()()()()()奴がいる。

 

 

「ああ」

 

 

喉を、震わせた。

 

 

「ああああああああああーーッ!」

 

 

天に響くように。

 

敵意の眼差しを高台に向け、嘆く。

 

 

「よくもよくもよくもよくも!」

 

 

初めて感じる感情で、憎い、殺したいという目で高台を見る。

 

そして私は、高台までの距離を()()()

 

 

「な---ッ⁉︎」

「……」

 

「ほぉ」

 

高台には、ボロボロになっている人間が二人と、黄金の甲冑を身に着けた精霊が。

 

 

憎い……憎い憎い憎い!!その黄金の精霊が憎い!

その姿を確認すると同時に私は吼えた。

 

 

塵殺公(サンダルフォン)、【最後の剣(ハルヴァンヘレヴ)】!」

 

 

私の【天使】を見て、黄金の精霊は距離を取る。

 

【天使】----精霊である私の、絶対的な力を示す武器。

 

 

「嗚呼、貴様だな、貴様だな」

 

「何があったかは知らんが、王たる我に出会い頭にそのような態度とは、不敬であろう?」

 

「我が友を、我が親友を、シドーを殺したのは、貴様だな」

 

「ほう、あの道化は死んだのか。だが、たとえ死んだとしたら、それは其奴の『運命』だったまでのこと。怒る要素がどこにある?」

 

と、冷静沈着に返してきた。

 

 

 

だけど、黄金の精霊の顔には、僅かだが焦り、または後悔の感情が表に出ていた。

 

 

 

だけど、そんなことに気づく余裕など、十香には微塵もなかった。

()()()()()

 

 

「殺して(ころ)して(ころ)し尽くす。死んで()んで()に尽くせ」

 

 

「ふん、まあいい。くるがよい、小娘。今から貴様に、真の王者たる姿を知らしめてやろう」

 

 

ドレスの少女は【最後の剣(ハルヴァンヘレヴ)】を構え、黄金の少女は、【王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)】を展開させた。

 

そして、両者はぶつかった。

 

周りの人間なぞ、御構い無しに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結局、私は何をしたいのか、自分でもわからない。

 

他人に期待をしたい?したくない?

 

他人を守りたい?守りたくない?

 

絶望して欲しくない?絶望したくない?

 

他人に関わりたい?関わりたくない?

 

独りでいたい?いたくない?

 

答えも、よくわからないままだ。

 

 

嗚呼、でも、これだけはわかる。

 

 

『士道は信じたかった』

 

 

これだけは、多分本当。

 

けど、その五河士道はもういない。なら、私はどうすべきなのか………。

 

この時は、

怒りに身を任せるしか、できなかった。




はい、リメイク前とは、最終的な結果は変わらないようにしました。

感想でも、いつ士道とのフラグを立てた?とかありまして、前書きでもいった通り、自分でもなぜこうなったのか謎です。

しっかりと、書いていきます。
今回はすいませんでした。


読んでくださりありがとうございます

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