ガールズ&D   作:インプレッサ

4 / 9
 赤レンガの倉庫内での峠道の最初の授業は、なんと…

流れが早すぎるような、ま、いいか、

みほが、文太さんのあれをやっちゃいます。


第二話 車、乗ります。

赤レンガの倉庫内のハチロクの前で、生徒たちが話し合いをしていた。

 

「こんなボロボロな車で、何とかなるの」

 

「しかも1台しかないよ」

 

「この人数だったら?」

 

「この人数であれば、全部で8台必要です。」

 

1人の生徒が、言った

 

「じゃあ、車を探そうか」

 

「「「「「「ええー」」」」」」

 

みんなが驚いた。

 

「探すって、どういうこと?」

 

河嶋 桃が説明した。

 

「わが校は、何年も前に峠道《とうげどう》が廃止になっている。だが、当時、使用していた車がどこかにあるはずだ。いや、必ずある。来週、峠道《とうげどう》の教官二名がお見えになるので、残り6台見つけだすこと、後の作業は自動車部が行う。」

 

「しかし、いったいどこに」

 

「いやー、それがわからないから探すの、手ががりはない」

 

「では、捜索開始」

 

生徒たちは、テンションダウンし、捜索を開始した。

 

捜索を開始して2時間が経過し、6台の車が見つかった。

 

崖や池に転落したままの車や走行不能で放置された車など、どんどん見つかっていった。

 

一方、みほたちは、後ろからついてきていた秋山 優花里を加え、森の茂みの中を捜索していた。

 

華の勘で、進んでいくと、此処に置いて何年も放置していたランサーエボリューションⅣを見つけ、杏に報告し、授業は終えた。

 

 

 

夕方、自動車部と生徒会は、近所の自動車整備・解体業者を学園の会議室に招き、会議を行った結果、前向きどころが、相当喜んでいた。

 

「大洗女子学園のお嬢たちかい、要件ならわかっている。峠道《とうげどう》じゃろ、部品の調達なら任せてくれ、精一杯、支援したる。わしの妻の母校じゃ、応援するのは、当り前じゃ。」

 

「全国ニュースで聞いたぜ。もしかとは思ったが、よう来てくれた。わからんことがあったら、いつでも来てくれ、」

 

業者の人たちは、みんな、喜んでいた。

 

その後、業者のおじさんに、見つけた車を見てもらい、パーツを譲ってもらい。学園まで運んでもらった。

 

 

深夜、自動車部総員・業者の人と一緒に徹夜で、車体のさび落とし、修理、剛性強化、エンジンのオーバーホール、消耗部品・故障部品の交換等が行われ、赤レンガの倉庫から溶接音、たたく音が響いていた。

 

ハチロクの整備している生徒が、近くに置いてあるエンジンを見ていた。

 

「これって、レース用のエンジンでは?]

 

業者の人を呼び、見てもらった。

 

「これは驚いた。中々お目にかかれない代物だ。4A-GEのTRDグループA用レースエンジンだよ。こいつは、高回転型のエンジンだな、搭載する前に、廃止して放置されたんだな。状態がいい、だが、専用のタゴが必要だな。」

 

その後、調整をした後、ハチロクに搭載した。

 

 

翌日、杏は、自分の車RX-7(FC3S)を乗り、赤レンガの倉庫の前に止めた。また、みんなが見つけた車も整備・修理が終わり、きれいに並んでいた。

 

秋山 優花里はもうテンションがMAXになっていた。

 

「ウオーー、これは、モンスターマシンのGT-Rだ、この重厚感、たまらなーい。おっ、ランサーエボリューションⅣだ。ラリーで世界と対戦した名車だー。このいびつな形は、ロータリーのセブンだ。エンジン音がいいんだ。スープラ・ハチロク・シルエイティまで、きゃあはは。」

 

集まってきていた沙織、華は完全に引いていたが、優花里は、気が付いた。

 

「おはようございます。沙織殿、華殿」

 

「「お、おはよう」」

 

「朝からテンション高いね。」

 

「いや~、こんないい車に出会えてかなりうれしくて、それより、みほ殿は、」

 

「まだ来てないよ。あっ、これが倉庫の車か」

 

「これは、AE86 スプリンタートレノと言って、ハチロクと呼ばれている名車ですよ」

 

「へぇ~…」

 

二人は、優花里の話についていくことができなかった。

 

その後、集まった生徒を見渡すと、完全にチームができていた。そして、みほは、遅刻し、生徒会から説教を受けるのであった。

 

「今日の授業は、実際に運転してもらう。全車を交代しながら運転するように、練習走行はグラウンドにコーンがあるのでそこでするように」

 

 

桃が、言った瞬間みんなは、乗ってみたい車へ走っていった。

 

GT-R R32の周りには5人の生徒が集まっていた。

 

「ゆかりん、大丈夫なの?」

 

「大丈夫、ライセンス持っているから、クラッチふんで、エンジンキーを回すと」

 

エンジンが始動し、重厚なエンジン音が響き、アクセルを少し踏み、軽くふかした。

 

「「「「「おおぉー…」」」」」

 

近くにいた生徒は、驚いていた。

 

「乗ってみたかったのよね。沙織殿助手席に、では、行ってまわります。」

 

優花里は、沙織を助手席に乗せ、グラウンドで練習走行した。そして、ドリフトをして砂塵を巻き上げ、スタートからのパワーと加速力を見せつけていた。

 

「すごい加速、アクセルを少し踏んだだけで、シートに押し付けられるこの感覚、しかも安定している。将来絶対にGT-Rを買うよ」

 

「す…すごいわ…これ…」

 

 

優花里は、GT-Rの走りに、感動していたが、沙織は、加速力のGに驚き、呼吸が一時できなくなっていた。

 

「ふうー、サイコー、沙織殿、大丈夫…?」

 

「・・・・・」

 

沙織は、放心状態になっていた。その後、優花里とおりょうに木陰まで運ばれた。

 

ランエボには、バレー部のメンバーが集まり、スープラには、カエサルとエルヴィン・小山柚子が、シルエイティには、1年生たちが集まっていた。生徒会の杏は自分のFCを桃はFD3Sのチェックをしていた。

 

乗り回しているうちに、その日の授業が終わった。

 

翌日、西住みほは、遅刻の常習犯 冷泉 麻子と風紀委員とともに現れた。

 

「冷泉さんは、今日からこの授業に参加してください。」

 

「な…なんで、」

 

「冷泉さんは、このままだと留年します。峠道に参加したら、何とかなります。」

 

「・・・・・・」

 

麻子は授業に参加することになった。その後、沙織に支えられながら、授業を受けていた。

 

峠道の授業が始まり、杏は、みほを読んだ。

 

「西住ちゃん、運転して見せてよ」

 

華が藪から棒に言ってきた。

 

「久々だから、少し自信がないけど、ハチロクに乗っていいですか?」

 

「いいよ。みんなも見ておくように、だれか、横に乗るか?」

 

「私が、行きます。」

優花里が手を上げ、志願した。

 

その後、みほは、ハチロクの運転席に乗り、ナビに優花里が乗りシートベルトを装着した。

 

みほは、タゴメーターの位置の違いに気づいた。

 

「(タコメーターの位置、真ん中にある。えっ、12まで、まさか、あの時、近くにおいていたあのエンジン?)」

 

「西住殿の運転が見れるなんて、…」

 

みほは、少し戸惑いながらも、クラッチを踏み、エンジンを始動させた。

 

みほは、エンジン音に懐かしさを感じつつ、深呼吸をして、目の色を変え、ギアを1速に入れ、クラッチを徐々に外し、グラウンドに向け出発し、スピードを上げていった。

 

ハンドルを切って、カウンターステアをを当てつつ、サイドを使って、ドリフトをしていき、白い砂埃が廻っていた。その一方、車内では、

 

「確か、こうして」

 

「なな、何を、」

 

「見ていて、」

 

みほは、優しく囁いた後、ハンドルを離していた。

 

「な、な、な、ぬわぁぁぁ」

 

手放しドリフトを見せつけられ、優花里は、冷や汗を流し、顔面蒼白になっていた。

 

車の体制が戻り、みほは、満足していた。

 

「こんなもんかな、もう一つ!」

 

「はぁ、はぁ、…えっ、ぬわぁーーーーーーー」

 

二つのコーンを中心とした8の字ドリフトをし、優花里は、左右のGを食らっていた。

 

一方、外では、みんなは見とれていた。

 

「すごい、あれが西住さんの運転?」

 

「みぽりん、車乗ると変わるんだね…ゆかりん、死んでないかな?」

 

沙織は、唖然としていた。そして、みほの十八番、赤いコーンを中心に回転ドリフトを披露した。

 

「うわぁーーーやめてくれー」

 

車内は、優花里の絶叫が響いていた。3回転後…気絶した。

 

運転を終え、車を赤レンガの倉庫の前に止め、みほは、運転席から降りたが、優花里は、放心状態になっていた。

 

「みぽりん、何があったの?」

 

「普通に運転して、ドリフトをして、手放しドリフトと回転ドリフトしたぐらいかな」

 

「ゆかりん、ゆかりん」

 

沙織は、優花里をゆするが、反応しなかった。

 

「返事がない、ただの屍のようだ。」といった瞬間

 

「はっ、い、生きてる。」

 

優花里が、目覚めたのである。

 

「めっちゃ怖かった。絶叫マシン以上だよ、これ」

 

「あれ、冷泉さんは?」

 

沙織は、気が付くと麻子がいないことに気が付いた。

 

あたりを探していると、一台の車が、走りだしたのであった。

 

「スープラ!、誰が乗っているの?」

 

スープラを運転しているのは、なんと、冷泉麻子であった。

 

ものすごく早い速度で高回転のエンジン音を響かせがら、グラウンドに入り、ブレーキングドリフトや、スピンぎりぎりのドリフトを見せつけ、みほの十八番の回転まで、披露した。

 

その後、みほのハチロクの近くに停車した。

 

「どうやったの?」

 

「西住さんの運転を見て、前輪の角度、エンジンの音、車体の動き方を見て、ハンドル操作、アクセルワーク、加重移動を覚えて、応用で、あのドリフト、」

 

「スピンぎりぎりのドリフト…さすが、学年首位の才女」

 

みんなは、空いた口がふさがらなかった。

 

授業の最後に、みんなに通達した。

 

「今日の放課後、全員、大会議室へ集合するように」

 

「何するの?」

 

「峠道に関する役職会議だ。」

 

 




 変になったかも…
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。