大洗ではメンバー決めをしていた夜に筑波の峠に、とある彼女が来ていた。
模擬戦に向けて
涼介が、彼女たちにさまざまなメニューをこなしていき、飛躍的な成長を遂げていったのであった。
みほは、いろんな峠へ行き、走り屋たちといるうちに、去年のトラウマを克服し、自信を完全に取り戻していったのである。
優花里は、走っていくうちに、才能が開花し、自分で、セッティングができるようになっていた。また、タイヤが消耗しないような走りを、目指していた。
麻子は、さまざまな峠へ行き、地元の走り屋の技術・テクニックを習得していき、繰り返して練習をし、自分のものにしていったのである。
杏と桃は、赤城で走り込み、涼介からのアドバイスやプロの啓介との走りこみで比べ物にならないほどに成長した。
妙子は、親戚でエンペラーの須藤 京一のもとで、修行し、岩城清次とバトルし、敗れたものの、彼女の成長にメンバー一同驚くほどであった。
他のメンバーも、それぞれの役割をこなすようになっていった。
涼介もまた、「プロジェクトD」のメンバーを何人かを招集し、計画を練っていた。
大洗学園 会議室
涼介は「プロジェクトD]のメンバーの松本 修一を招き、模擬レースの対戦相手を発表した。
「みんな聞いてくれ、模擬レースの相手が決まった。グロリアーナ女学院だ。」
「先生、昨年の準優勝校が相手なんですか?」
「初めてのバトルになる。どこまでできるかを見させてもらう。相手校のビデオが届いているから今から見てもらう」
会議室にあらかじめ準備していた、PCとプロジェクターの電源を入れ、カーテンを閉め、みんなはスクリーンを見ていた。
Z33・ランサーエボリューションⅤ・ロードスター・シビック・シルビア・S2000の順に流れていた。
「あれが、「ラインの魔女」と呼ばれたS2000のダージリンね。後追いは、つらいわね。」
「(城島さんが教え込んでいた弟子がこの子か、似た走りをするものだ。)」
「S2000とのバトルは、大将戦、つまり、西住、お前にかかっている。」
「えっ! 私が…」
「ちなみに向こうも、メンバーと上下を出してきた。俺が決めさせてもらった。」
スクリーンにメンバーを映し出した。
「ヒルクライム 秋山優花里:R32 ダウンヒル 冷泉麻子:スープラ 西住みほ:AE86 混合 河嶋桃:FD3S・角谷杏:FC3Sでメンバーを選出させてもらった。相手側からは、最初をヒルクライムから始めたいといってきたので先鋒は秋山先発させる。」
「わかりました。相手はなんですか?」
「ヒルクライムがルフナ:フェアレディZ ダウンヒルは、ダージリン:S2000 アッサム:S14 混合 ローズヒップ:ランエボ オレンジペコ:シビック 補 シレット:ロードスターのメンバーだ。コースは、筑波山で来週行う予定だ。各自、明日からコースの下見を行うこと」
彼女たちは、返事をした後、プラクティスを開始した
その日の夜
筑波山の休憩場所にミッドナイトブルーのS2000とメタリックイエローあのR34、そして、5台ほどの車が止まっていた。
そこに一台のS2000が上がってきたのであった。停車し、車から女子高生が降りたのであった
「お久しぶりです。おじさま」
「元気そうでよかったよ」
ダージリンが城島俊也や星野孝造が率いる「パープルシャドウ」に会いに来たのであった。
ダージリンは、1年生の時に、「パープルシャドウ」に所属し、鍛えられたのである。
筑波は、自分にとっての始まりの場所であった。