俺、仮面ライダーレーザーになります。   作:ゆうちゃんEX

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かなり遅くなってすんません。


俺、戦いを終えて/動き出すStory

「そういや、総二。お前の母さんの属性力ってなんだろうな。」

「あ、確かに。私も気になる。」

「やめてくれ...想像したくない...。」

ドラグギルディとゲンムとの死闘から1日開けて学校へと続く道を歩きながら総二、愛香、貴理矢の三人は話をしていた。

「それにしても貴理矢。体大丈夫なのか?やっぱ安静に...」

「あー、気にすんなって。ちょっと痛むけどへーきへーき。」

そう言う貴理矢の体のあちこちには包帯が巻かれ、顔面の右頬には絆創膏が張ってある。昨日の激闘の末、貴理矢は気絶したためナフェールによって回収され治療を施されたのだ。

「そーじ。貴理矢もこんくらいでくたばる様なタマじゃないわよ。結構鍛えてんだから。」

「そーそー。どこかの蛮族さんにしごかれてるからなー。」

「誰かしらねー。」

ケラケラ笑う貴理矢に愛香の一撃が襲いかかる。貴理矢は咄嗟にかわすとあわてて総二を盾にするように総二の後ろに隠れる。

「あぶねーじゃねーか!俺怪我人だぞ怪我人!」

「ちょっと!そーじどいて!」

「無茶言うなっておい!?」

ワチャワチャし始める二人に巻き込まれながら総二はふと笑みを溢す。この何気ない日常に今は浸るのは悪くないかもしれない。

「こら!逃げるな貴理矢!」

「ちょっ、マジでヤバいってあ。」

と思った次の瞬間愛香の貴理矢を狙った拳が誤って総二の顔面にめり込む。暗転する視界の中総二は思った。後で説教だ、と。

 

 

 

 

 

 

「ぐっ、ふぅー、おのれ。レーザー...!あんな隠し玉を用意していたとは...。」

隠れ家の一つである研究室で痛む体を押さえながら椅子にもたれ掛かる一人の青年がいた。その黒髪はボサボサになり、その顔には脂汗が浮かんでいる。

「今エレメリアンどもの基地に戻るのは不味いな...一人でおめおめ逃げ帰ったとなればあの単細胞共が騒ぎ立てるだろうな...レーザーめ...!」

ひとしきりレーザーに対して悪態をついて、大きく深呼吸をする。そしてニヤリと笑みを浮かべる。

「まぁ良い...まだ時間はある...。」

「何一人で笑ってんのよ。」

青年は間髪入れずに声の主にバグヴァイザーの銃口を向ける。が、向けられた声の主を見てすぐにバグヴァイザーを下ろして一息つく。

「何だパラドか...。驚かさないでくれ。」

パラドと呼ばれた声の主...全身を黒い服でコーディネートしたサイドテールの少女は一瞬とは言え銃口を向けられたにも関わらず手をヒラヒラさせて笑いながら青年に話し掛ける。

「負けちゃったねぇヒロト。大丈夫なの?私のガシャットの開発とかさ。」

「...今回は勝ちをくれてやっただけだ。それに君のガシャットの開発には更なる実験データが必要だ。」

「早くしてよねー。アタシも遊びたいし。」

「気長に待ちたまえ。」

ヒロトは立ち上がり、懐から何も描かれていない白いガシャットを取り出す。

「このガシャットが完成する頃には君のガシャットも出来ているさ。」

 

 

 

総二達の家の地下の研究室で一人、ナフェールは自前のツールでガシャットに情報を打ち込んでいた。そのツールに刺されたガシャット、“プロトギリギリチャンバラ”に今回の戦闘で得たデータを打ち込み、副作用を抑え安定して戦闘を継続出来るようにさせるためだ。

ナフェールが作業を中止して、腕を伸ばして背伸びをすると背後からトゥアールがコップに入った珈琲をナフェールのデスクの上に置く。

「根を詰めるのは良くありませんよ?」

「...ありがとうございますトゥアール。」

笑顔を向けるトゥアールにナフェールは顔を俯かせる。トゥアールは近くの椅子に腰かけて自分の珈琲に口をつけてナフェールに尋ねる。

「そのガシャット。完成しそうですか?」

「...はい。貴理矢様のお陰で何とかデータが集まりましたので....。」

「ガシャットってゲームがモチーフなんですよね。」

「えぇ。そうですが...」

今更何を...と思うナフェールにトゥアールが一つのゲームソフトをナフェールに差し出す。

「では。今度これをモチーフに開発してくれませんか!?」

「?え、これ...」

ナフェールはトゥアールが差し出したゲームソフトのパッケージのイラストを見て絶句する。肌色多目の少女達が多数描かれた、要するにギャルゲーのソフトだったからだ。

「...多分作れたとしても貴理矢様絶対使わないと思うんですけど....。」

「大丈夫ですって!私も付き合いますから!いやむしろ共同開発しましょう!」

「えぇ....」

「まずコンセプトはですねぇ...」

用意していたのかバッと設計図及び資料を取り出して嬉しそうに説明し始めるトゥアールを見ながらナフェールはズキッと心の痛みを感じる。

(トゥアール....)

一瞬に悲しそうな顔をするが、すぐにいつもの顔に戻り嬉しそうに話すトゥアールの説明をナフェールは聞く。だってそれがせめてもの償いになると思ったからだ。

 

 

 

 

To be Continued....

 

 

 

 

 

 

 




ようやく話を動かせ始めました。けど次も遅くなるかも
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