性癖奪還 ~元ニートの孤独な闘い~   作:むしず

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序章

まあ、落ち着いて聞いて貰いたいんだが、

 

俺は今、人生最後の闘いだろうと思われる現状と直面している。

 

この闘いが終わったら、俺は山手線で生涯を終えようと思う。

 

だから、聞いて欲しいんだ。

 

今日という日までの過去、

 

どんな葛藤があったかを。

 

それだけ言えれば、俺は満足なんだ。

 

ただの愚痴だから、

 

聞き流して貰っても俺は構わないがなw

 

 

 

 

終業式の前日の事。

 

「あ、あ、あ、あの、あのな」

 

俺こと竹中正晴(まさはる)は体育館の裏で、

 

阪本美優(みゆ)に告白をしようとしていた。

 

「・・・なに?さっきからキモイんだけど」

 

分かってるよ。だけど、だけどな、俺は、美優ちゃんのこと

 

「ごめん、あたしアンタが好きだとか一度も思ったこと」

 

分かってるよ。ちょっとだけでも言いたいこと言わせてくれよ

 

「・・・塾あるから。もうこれ以上アンタの顔なんか拝んでられない」

 

・・・それは言い過ぎじゃあまいか

 

結局、どもってばかりで何も言えなかった。

 

なんでこんな事しちゃったんだろう。

 

そして翌日

 

「竹内wwwwwお前wwww阪本に告ったんだってなwwwwwwwwwww」

 

「誰がお前となんか付き合うんだwwwwww」

 

「・・・」

 

生徒全員が俺を見て笑った。

 

「おい、黙ってないでなんか言えよ」

 

川本だ。俺をいつもイジメてくるピザデブだ。

 

「・・・」

 

美優ちゃんを見ると、目が合った。愛らしい瞳だ。

 

途端、頬に衝撃が走り、俺は床に飛ばされた。

 

「何美優の事見てんだよ!!」

 

!? 美優!?

 

まさか・・・美優ちゃんと川本は・・・

 

「・・・」

 

黙り込むしかなかった。

 

だが、俺は何も言い返せない情けなさと、

 

笑われる悔しさと、

 

美優ちゃんにチクられた怒りで、

 

顔は涙でグショグショになっていた。

 

「ちょwwwwおまwwwwwwwww」

 

また教室中が笑いに包まれる。

 

俺は抜け出した。

 

 

 

ソッコー家に着いた。

 

俺は声を上げて泣いた。

 

あの美優ちゃんのロッカーから盗んだ体操服も破って捨てた。

 

ワケ分かんねえよ・・・なんで・・・

 

なんで川本と美優が付き合ってたんだよ・・・

 

 

 

気を紛らわせるために、パソコンの電源を入れた。

 

ハードディスクの起動音が気持ちいい。

 

やっぱり俺の親友はALIENWAREしかいない。

 

いつもは2chを開くが、さすがにこの憤りはどうしようもない。

 

ぶひドウ!を立ち上げ、スクロールしていく。

 

うーん、品揃えが良い。二次画像では最高峰のエロさだ(多分)。

 

「そうだなぁ・・・今日はおねショタだな」

 

独り言が口から洩れる。

 

適当に画像をDL。

 

 

 

一通り保存はし終えた。さあ、ストレス発散するぞ。

 

下着まで降ろすと、独特なブツの匂いが辺りに立ち込める。

 

俺はすぐに果てた。

 

こうする事によって、俺は一日の精神的な重荷を捨てることが出来る。

 

金は掛からなければ、誰かに被害を与える訳でもない。

 

『手淫』という行動、いや儀式は、未来永劫存在し続けるべきだ。

 

 

 

休もう。

 

これからも、ずっと。

 

学校ってなんだ。

 

所詮リア充の集まりじゃあまいか。

 

俺なんかが適合して生きていける場所じゃないって事ぐらい

 

十分容認しているし、当然だ。常識だ。

 

そしてこの日が

 

(俺の)最後の学校生活だった。

 

これが、ニートとしての俺の始まり。

 

                   連載小説

 

            『性癖奪還 ~元ニートの孤独な闘い』

 

 

応援よろしくお願いします。




どうも、初投稿のむしずです。
二次画像でヌいてたらひらめいた事を書いていきます。
一週間後には第一話投稿しようかなーと考えております。
誤字報告として頂ければ幸いです。
よろしくお願いします。
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