「此方です」
「サンキュ……じゃない、ありがと」
城の奥まった一室にあたしは案内された。
いわゆる玉座って場所なんだろうか、警備も厳重だ。
勿論文台さんは王じゃないけど、この城で一番偉い人だからな。
「来たか。入れ」
「は、はい」
思わずびびるあたし。
だって、ドアを開けたらずらりと人が並んでたから。
文台さんの隣では、純蓮(孫静)さんと雪蓮が手を振っている。
「ほら綾子。入って入って」
「……ああ」
でも、どこまで進んだらいいんだろ?
RPGなんかだと、一気に王様の前まで行ってたりするけど……んな事したら首落とされそうな雰囲気だな。
あたしが躊躇していると、文台さんがあたしを手招きする。
「遠慮は要らん。此所まで来い」
本人がいいって言うんだし、行くしかない。
そろそろと、文台さんの前まで進んだ。
両側に並んだ全員の視線を浴びながら。
とりあえず、ゲームで見かけた通りに両手を組んで頭を下げてみる。
「ほう、礼を知っているか」
「一応ですが」
「ふふ、良い。さて、美綴」
文台さんは脚を組み直しながら、あたしを見据えた。
美人だけど、やっぱオーラがあるな。
「雪蓮から話は聞いた。お前、未来の人間だそうだな?」
途端に、座がざわめく。
「未来だと?」
「馬鹿馬鹿しい」
大半が疑いの声だけど、しゃーない。
「静まれ!」
文台さんが一喝すると、ざわめきはピタッと収まった。
「雪蓮。お前はこの美綴を信ずるに値する、そう言ったな?」
「ええ、母様。少なくとも、こんな嘘をつける程器用じゃないわ」
……それ、褒めてねーよ。
「ふっ、器用じゃないか。だが、それはお前の勘か?」
「それもあるわ。でも、祭も唯(程普)も冥琳も、綾子を信じるって」
「三人とも、相違ないな?」
「無論じゃ、堅殿」
「私もです、香蓮(孫堅)殿」
「……私が、密かに病を患っている事を指摘されました。誰にも話していなかった事なのですが」
「病だと?」
再び、居並ぶ人達が騒ぎ出す。
この様子だと、本当に誰も知らなかったんだな。
今度は、手を挙げてそれを制す文台さん。
「……ならば尋ねる。私は、どのような最期を遂げるのだ?」
文台さんの視線が、あたしを射貫くかのように鋭くなる。
「はい。あたしの知る孫文台は、荊州で戦死します」
「無礼者!」
「貴様、文台様になんたる暴言を!」
「何度言えばわかるんだ貴様ら!」
今度は文台さん、剣を抜いて立ち上がった。
「これ以上騒ぐようなら、その場で斬り捨てるぞ!」
ふえ~、まさに猛虎の咆哮だね。
一座を睨み付けてから、文台さんはあたしを見た。
「美綴。それは、一騎打ちの末にか?」
「いえ。敵の計略にかかって、岩の下敷きになった……そう記憶しています」
「……そうか。非業の死を遂げるのだな、私は」
剣を収めながら、文台さんは頷く。
「姉さん。私は、綾子はきっと、姉さんの為になる存在だと思うわ」
「わたしもよ、母様」
純蓮さんと雪蓮の言葉に、香蓮さんは眼を閉じた。
「香蓮様。美綴の知識、私も軽んじるべきではないと思います」
「公瑾の申す通りじゃ。それに、腕も立つとなれば尚更じゃ」
「如何でしょう、香蓮殿」
そして、文台さんは眼を見開く。
「唯。随分お前も美綴を買うのだな。その割には激高していたらしいが?」
「あ、あれは……もう過ぎた事を仰せになりますな!」
あ、程普さんが顔を赤くしてるよ。
「ふふ、まぁ良いわ。……美綴、皆も賛成のようだが。私に、力を貸してくれるか?」
「……あたしで良ければ」
「わかった。以後、私の事は香蓮で良い」
「え、それって真名ですよね?」
「そうだ。お前の事は、綾子で良いのだな?」
「は、はい!」
香蓮さんはニヤリと笑うと、場を見回した。
「聞いての通りだ。皆、良いな?」
「はっ!」
あたしがいていい場所なのかどうかはわからんけど、兎に角受け入れて貰えたらしい。
期待に応えられるよう、頑張ってみますか。
それから、主な人達から挨拶をされた。
「オレは韓義公。真名は
ちょっとワイルドな雰囲気の、ショートカットの女性。
大剣の遣い手らしく、馬の扱いにも長けているとか。
韓当も呉では名の知れた武将、腕は確かだろう。
「我が名は祖大栄。
あたしが少しだけやって速攻で止めた、某オンラインカードク○ゲーでは酷いザコ扱いされていた祖茂さん。
……そんな事は間違っても口に出せないけど。
こっちはボサボサ髪で、気さくそうな雰囲気の女性だ。
二刀流だそうで、この人もなかなかに隙がない。
「……ワシは張子布。悪いが、真名は今少し様子を見させて貰ってからにする」
白髪の、頑固そうなじーさん。
歴史シミュレーションだと、内政の達人だよな。
文官頭らしく、確かに腕っ節は強そうには見えない。
ただ、雪蓮には天敵らしいけど。
「魯子敬よ、真名は
某マンガじゃ無能なイメージがある魯粛さん、でも実際は優秀なんだよね。
張昭のじーさまに比べると、こちらは同じ文官でも雰囲気が柔らかい。
緩やかなウェーブのかかった髪……手入れが大変そうだ。
ただの文官じゃなく弓もなかなかの腕前だって、雪蓮が言ってた。
そして、
「今更じゃが、儂らも真名を預けるぞ」
と、祭さんが言い出して、唯さんと明命、それに冥琳からも真名を預かった。
「後は、蓮華と小蓮ね。ちょっと今は城にいないから、また日を改めて紹介するわね」
どうやら孫権と、孫尚香の事らしい。
性別逆転が多いから、尚香は男かと思ったけど……どうやら女の子らしい。
……で。
「そこ、字が違うわよ」
「え? こうじゃないんですか?」
「もう。正解は、こう書くんでしょ?」
その日からあたしの特訓が始まった。
……主に、漢文の読み書き。
学校じゃ普通レベルでこなしていたつもりだったけど、ネイティブの世界に放り込まれると全然通用しなかった。
つーか、字体が全然違うんだよな。
それを知った香蓮さん、こめかみを押さえつつ、
「まず、読み書きを何とかしろ。武官でも何でも、それが出来なければ話にならん」
全く出来ない訳じゃないんだが、言われてみると反論出来ない。
そして、純蓮さんによるマンツーマン指導を受けているって訳。
「会話は問題ないんだけどねぇ」
「はぁ。あたしも、それは不思議なんですよね」
自慢じゃないが、あたしは中国語はさっぱりだ。
氷室はある程度話せるらしいが、あんなチート眼鏡と一緒にしないでいただきたい。
ただ、どういう理屈だかわからんけど、今現在の日常会話には全く困ってない。
相手の言う事も全部わかるし、あたしの言葉も正確に通用している。
……ま、深く考えてもわかる訳がなさそうだけどさ。
「でも、読み書き以外の基礎的な教養は身についているのね。計算とか、蒼が驚いていたわよ」
「そうなんですか?」
「私が嘘をついても仕方ないじゃない。だから、これさえしっかり身につけば鬼に金棒よ」
「はははは……。頑張ります」
勉強するよりも、身体を動かしている方が性に合っているんだけど。
忙しい筈の純蓮さんがつきっきりで教えてくれているのに、無碍にする訳にもいかないからな。
「純蓮さん。失礼な事、聞いてもいいですか?」
「うん?」
小首を傾げる純蓮さん、すっげぇ可愛い。
……とか言うと怒られるかな、曲がりなりにも年上なんだし。
「香蓮さんと純蓮さんって、実の姉妹ですよね?」
「当たり前じゃない。あ、似てないからそう思った?」
「ええ。香蓮さんとか雪蓮って、褐色の肌だし顔もそっくりで親子だな、って思うんですけど」
「ふふ、仕方ないわ。姉さんは母親似で、私は父親似ですもの」
「そうなんですか。……ちなみに、親父さんって」
「……もう、随分昔に死んだわ。流行病でね」
遠い目をする純蓮さん。
「すいません、立ち入った事聞いちゃって」
「ううん、いいのよ。……母さんの気質とか勇猛果敢なところを受け継いだのが姉さん、私は穏やかだった父さんに近い。それは、よく言われるわ」
そうだよな。
江東の虎と言われるのに相応しい雰囲気の香蓮さん。
一方、縁の下の力持ちという風情の純蓮さん。
「そう言えば、純蓮さんはどうしてあんな場所に?」
これも、ずっと聞きたかった事。
いろいろあって聞きそびれていたけど、あの出会いがなかったらあたしは今ここにはいないだろうし。
「あの時は付近の耕地を視察に行っていたの。自分の目で確かめたい時ってあるでしょ?」
「……でも、襲われてましたよね?」
「あはは、それを言われちゃうと身も蓋もないわね」
苦笑する純蓮さん。
「いつもなら末莉とか祥が護衛についてくれるんだけど、たまたまあの日はみんな出払っていたの。だから、私だけでも大丈夫かなって」
「でも、仮にも太守の妹さんを襲うだなんて。いい度胸していますよね」
「そうでもないわ、今は郡太守なんて何の権威もないもの。……ううん、違うわね」
「違うって?」
純蓮さんは、声を潜めて、
「天子様ですら、もう嘗ての威光はないわ。だから、庶人が不満を持つのも必然だと思うわ」
「……それで、あんな連中が増えているんですね?」
「ええ。綾子は知らないでしょうけど、郡太守は本来、軍事権はないの」
「え? でも祭さんとか唯さん達がいるじゃないですか」
「彼女達は、姉さんが自腹を切って雇っているの。この城にいる兵もそうよ」
「自腹? でも香蓮さん、そんな金持ちには見えませんけど」
すると純蓮さん、クスクスと笑った。
「はっきり言うのね、綾子は」
「す、すいません」
「いいのよ。実際姉さんというか、この長沙の家計はいつも火の車よ。私が言うんだから間違いないわ」
それにしても、あの豪華メンツを全部自腹でねぇ。
あっさり言ってるけど、実際のやり繰りは相当大変だろうな。
「あ、誤解のないように言っておくけど。ほとんどの将官は自分の領地を持っているの、つまり豪族って訳ね」
「じゃあ、完全に香蓮さんの麾下って訳ではないんですね?」
「そうなるわね。尤も、姉さんを信頼しているからこそああやって集まってくれているのも事実だけど」
例えるなら、源頼朝とか足利尊氏みたいな感じなのかな?
「だから、給金はあまり多くは出せないし、出していないの。そうでなきゃ、とっくの昔に破産しているわよ」
「なるほど。大変なんですね、上に立つってのも」
「そうよ? いずれ、あなたも実感する日が来るかもよ?」
いや、それはないと断言する。
あたしに、太守とか将軍なんて務まるとは思えないからな。
たぶんだけど、部活の部長とかそんなのとは次元が違うんだろうから。
ん、待てよ?
「純蓮さん。あたしは、どういう扱いになるんです?」
「そうねぇ」
手を顎に当てて、純蓮さんは考え込む。
「当面は、武官見習いって事になるわね。綾子は、文官よりも武官志望でしょ?」
「そりゃそうですよ。あたしが文官ってガラですか?」
「うふふ、ちゃんと勉強するならそれでもいいのよ? さっきも言ったけど、あなたは教養もあるし計算も出来る。私の片腕になってくれたら嬉しいんだけどなぁ」
「いいっ? そりゃ無理です、無理!」
何でもない事みたいに言うけど、普段の純蓮さんや蒼の事務処理は凄まじい。
膨大な書簡が次から次へと山積みされるのを、てきぱきと片付けちまうんだぜ?
その上最終的な決済は香蓮さんの仕事でも、それが最低限で済むように道筋をつけてるらしい。
あんな光景、想像もしたくないって。
「あら、それは残念ね? でも、武官だからって書類仕事から逃れられる訳じゃないわよ?」
「う……やっぱりですか?」
「ええ」
イイ笑顔で言わないで下さい。
「唯や祥は真面目だからともかく、祭みたいにさぼり癖つけちゃ駄目だもの」
「……そんなに?」
「そうよ。隙さえあらば、抜け出してお酒飲んでるもの」
溜息をつく純蓮さん。
何となく、その光景が目に浮かぶなぁ。
「そんな真似をするのは、祭と雪蓮だけでたくさんよ」
「雪蓮もですか?」
「そう。今頃、きっと」
純蓮さんがそう言いかけた時。
「失礼します」
冥琳が入ってきた。
「純蓮様。雪蓮を見かけませんでしたか?」
「いいえ」
「そうですか。綾子、お前は?」
「いや。どうかしたのか?」
冥琳は眉間に皺を寄せて、溜息を一つ。
「雪蓮が、また抜け出してな」
ありゃ、今し方その話をしたばっかじゃん。
「またなの?」
「ええ。香蓮様から仰せつかった落款がまだ残っているのですが」
「仕方ないわね、あの子も。どうせ、城を抜け出してお酒でも飲みに行ったんでしょうけど」
「そう思います。……全く、何度言えばわかるのか」
冥琳……苦労してそうだな。
もしかして、冥琳が早死にするのはそのせいなんじゃねーのか?
「純蓮さん。あたし、雪蓮探すのを手伝いたいんですけど」
「え? でも、まだ途中よ?」
「わかってます。ですが……」
チラ、と横目で冥琳を見る。
「何だ?」
「心配なんだよ、あたしなりに。あんな事、言った手前な」
「気遣いなら無用だぞ。いつもの事だ」
「そう言うなって。……雪蓮見つけたら、すぐに戻ってきますから」
別に責任を感じる必要はないんだろうけど、やっぱり冥琳にはなるべく負担をかけさせたくない。
話してみるといい奴だし、第一香蓮さんの下には軍師が務まりそうな人材が少ない。
蒼は何とか務まるだろうけど、どーも軍師と言うよりも提督向きな感じだし。
とにかく、変えられる歴史なら変えてやりたいってのがあたしの本音だ。
この程度でそうなるとは思えないけど、出来る事はしてやりたいからさ。
「どうやら、言い出したら聞かないみたいね。……いいわ、行ってきなさい」
「純蓮様。私ならば大丈夫ですから」
「いいじゃない。それだけ、あなたの事を思ってるのよ。私も、それを無碍には出来ないわよ」
純蓮さんは、片目をつむって見せた。
「その代わり」
「え? 何かあるんですか?」
「この書き取り、いつもの倍用意しておくわね。戻ったら、それをこなす事」
「いいっ?」
つまり、夜まで勉強しろって事か……試験前じゃねーんだし。
でも、純蓮さんなりに妥協してくれた結果だからなぁ。
「ほら、早く探さないと時間がなくなるわよ?」
「あ、そ、そうだ! 行ってきます!」
「おい、ちょっと待て綾子!」
冥琳があたしを制止しようとしたけど、無駄無駄。
こうと決めたら、考えるよりも先に行動するのがあたしの真上なんでね。
で。
……迷ったな、うん。
よく考えたら、あたしって城下に単独で出た事一度もなかったんだよな。
今更引き返すのも癪だし、かと言って兵士さんに聞くのもおかしな話だし。
つーか、そもそも何処を探せばいいんだ?
祭さんは酒場に良くいるらしいけど、その酒場が何処かも知らないし。
参ったなこりゃ。
「にゃ~」
と、足下でネコの鳴き声がする。
「よしよし、チチチチチ」
あたしが手を伸ばすと、ネコはすり寄ってきた。
この時代にいるとは思えないんだけど、どう見てもロシアンブルーっぽい毛色だな。
と思ったら、くるりと向きを変え、駆け出していく。
残念、もうちょっと撫でていたかったなぁ。
……あれ、途中で止まってこっちを見てるぞ?
「にゃ~ん」
「もしかして、ついて来いって言いたいのか?」
あたしの言葉が通じたとは思えないんだけど、ネコはまた少し駆け出しては振り向く。
どうやら、何処かに連れて行こうとしているみたいだけど。
よくわからんけど、従ってみるか。
「あら、綾子じゃない」
……いたよ。
城壁の一角で、徳利を手に一杯引っかけていやがる。
「ありがとうな、連れてきてくれて」
「にゃ~」
手持ちがないので、せめて喉を撫でてやる。
今度から、煮干しか何かを持ち歩こう。
……この時代に、そんなモンあるのかどうかは知らんけど。
「随分懐かれてるのね、その子に」
「そうらしいな。それより雪蓮、怠けて抜け出しただろ?」
「うっ。あ、あははは」
笑って誤魔化すな。
「冥琳がカンカンだぞ。いいのか?」
「ぶー、だってお酒飲みたかったんだもん」
お子様ですか、アンタは。
「悪い事言わんから、今からでも戻ってやれって」
「えー? それよりさ、綾子も付き合ってよ」
「バカ言うな。ミイラ取りがミイラになってどーすんだよ?」
「みいら?」
「あたしの国の諺さ。死体に塗る為の薬を取りに行った人が、途中で行き倒れて自分も死体になっちゃう……ってのが由来だったような」
「ふ~ん。つまり、わたしを連れ戻しに来た綾子が、その目的を果たさずにとどまって帰らなくなると。あはは、面白~い」
けらけらと笑う雪蓮。
……いや、面白いか?
「なら、そのみいらとかになればいいじゃない。ね?」
雪蓮は、杯に酒を注いで差し出してきた。
「いや、いいって。それにあたし、酒飲んだことないし」
「じゃあ尚更飲んでよ。美味しいわよ?」
「ほう。綾子の好意を無にするどころか、無理に酒を勧めるか?」
あたりの気温が、一気に下がったような気がする。
振り向くと……般若がいた。
「め、めーりん?」
「冥琳、いつの間に?」
「すまんな。明命に頼んで、お前の後をつけさせたのだ。お陰で見つけられたようだ、感謝するぞ」
ありゃ、全然気づかなかった。
その明命は、いつの間にか件のネコに近づこうとしてるし。
「フーッ!」
……で、何故か毛を逆立てられてるけど。
「じ、じゃああたしはこれで。明命、行こうぜ?」
「は、はい!」
ネコに手を伸ばすと、すんなりあたしの腕に収まってきた。
「はうあっ? ど、どうしてですかお猫様……」
「……いいから、行くぞ」
これ以上この場にいたら、あたしまで凍り付いちまうからな。
「ち、ちょっと綾子! 明命?」
うん、何も聞こえないし何も見えない。
翌朝、目が虚ろな雪蓮を見かけたような気がするが、目の錯覚だなきっと。
今回から登場のオリキャラです。
◇韓(当)義公
真名は末莉(まつり)。
香蓮麾下の武官で、剣と馬術に長けている。
豪放な性格で、唯とは親友。
◇祖(茂)大栄
真名は祥(しょう)。
双剣の遣い手で、末莉ら同様武官を務める。
気さくな性格もあり、誰からも好かれている。
◇魯(粛)子敬
真名は蒼(そう)。
弓や馬も使うが、基本的に文官扱い。
冥琳とは親友であり、その為雪蓮とも因縁深い。
◇張(昭)子布
真名は不明(後で明らかになります)。
香蓮の文官頭であり、内政に関する手腕は超一流。
頑固一徹で、綾子に対してはなかなか心を開こうとしない。