東方幻憶変 ~Fantasy of Gaia Memory~   作:秋塚翔

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遅ればせながら投稿致します!
諸事情で送れない間、ダンガンロンパやってたんですが中々面白いんで未プレイの方が居るのならオススメしますよ。
それをプレイしてて一言……

モノクマよ、ファングジョーカーみたいな配色して『エクストリーム』とか叫ぶなよ。しかもドラえもんの声で(苦笑)


第二十話「最終禁忌妹F/TC.フランドールは狂気なのか?」

決着がつき、バットとクイーンメモリを回収した霊夢は地に伏しているレミリアに歩み寄った。

 

霊夢「危なかったわ。アンタの槍がもう少し速ければ結果は逆転よ……それ程アンタは強かった」

 

レミリア「」

 

へんじがない、しかばねのよう……では無いがうつ伏せのまま動かないレミリア。流石の霊夢も少し不安になり魔理沙と早苗も近寄ると再び声を掛けた。

 

霊夢「ちょっと、レミ・リア?」

 

レミリア「う~☆」ゴロンッ

 

「「「!?」」」

 

名前に反応し顔を見せるレミリア。その顔はカリスマの欠片も無い『おぜうさま』であった───

 

 

少女達小休止中……

咲夜「カリスマ・イン!」ギャーオッ

 

 

レミリア「ふぅ、ついうっかりしてカリスマを落としてたわ」

 

魔理沙「着脱式かよ……お前の中では道具や装備みたいなもんか?」

 

早苗「スペルブレイクしてメモリブレイクのついでにカリスマブレイクしちゃったんですね(苦笑)」

 

咲夜「お嬢様ハァハァ」

 

暫くしてレミリアは凛々しい表情に戻り、今は玉座に座っている。その背後で何故かバットショットを手に、いつの間にか撮っていた先程のおぜうさま写真に忠誠心を鼻から出している駄メイド長は放っておこう。

 

レミリア「それにしても流石は私の好敵手ね。私の渾身のスペカを撃破するだなんて」

 

霊夢「まぁね。運も実力の内だとは良く言ったものだわ……これも日頃の行いが良いお陰よ」

 

魔理沙「神社の掃除サボって一日中昼寝する巫女が何を言うか」

 

霊夢の言葉に突っ込む魔理沙。陰陽玉を出されるとレミリアの椅子の後ろへ避難した。

 

咲夜「しかし、お嬢様にも勝つとは……これなら安心ですね」

 

ふと咲夜がレミリアに向けて言う。口振りは立派な従者だが鼻には忠誠心が滲むティッシュが詰められている。

 

レミリア「そうね。これだけやれるんなら心配する必要は無いわ。寧ろ私達に被害が無くて好都合ね♪」

 

「「「?」」」

 

そんな咲夜にレミリアが口角を上げて同意する。意味深な素振りに霊夢達は一斉に疑問符を頭に浮かべた。

 

魔理沙「おい、そりゃどう言う意味だ?聞く感じ嫌な気がするが……」

 

レミリア「別に。ただ、ここに来た以上必然的に起こる事を私達が安心して観賞できるってだけよ」ニヤリ

 

悪魔の異名に相応しい笑みで魔理沙の問いに答える。すると同時に何処からか歌が流れてきた。

 

レミリア「ほら、噂をすれば」

 

『……ホ~ロホ~ロホロボレロ~♪ホ~ロホ~ロホロビレバ~♪』

 

それは誰かの歌声だった。声は段々近付いてきて、突如霊夢達が今居る部屋の扉が開かれる。

 

ガチャッ

???「ほーしをわーたりゆーくさーだめに~♪こーころふーるーえむねおーどrあっ!霊夢と魔理沙と早苗!来てたんだね!」

 

その声の主はレミリアの妹、フランドール。フランは霊夢達の姿を見るや嬉しそうに駆け寄ってきた。

 

レミリア「嬉しい知らせよフラン。今日は霊夢達が貴女の遊び相手をしてくれるらしいわ」

 

フラン「本当!?やったー!」

 

子供の様に飛び跳ねて喜びを表現するフラン。一方の霊夢達は顔をひきつらせて苦笑いした。

 

魔理沙「そう言えば美鈴がフランに気を付けろって言ってたな……今度はお前が相手かよ」

 

早苗「い、一応聞きますが……貴女もメモリを持ってるんですか?」

 

フラン「うん!これを使って遊ぶんでしょ?使い方も判るよ!」

 

そう言ってフランはガイアメモリを二本取り出す。それを見て霊夢は申し訳無さそうに口を開く。

 

霊夢「あぁー……悪いけどフラン。それ渡してくれない?全部片付いたら一日中遊び相手になるから」

 

フラン「うん、それ無理♪」

 

「「「ですよねー」」」

 

笑顔で拒否するフラン。そしてメモリを一本ずつ両手に持つと起動ボタンを押した。

 

《タブー》!《クレイドール》!

 

フラン「それっ!」ヒュッ

 

音声を鳴らすとレミリアと同様に頭上へメモリを放り投げる。二本のメモリは手元へ戻る様に旋回するとフランの両手首に突き刺さった。

 

フラン「フッ……フフフッ、アッハハハハハハハハハハァーッ!!」

 

その直後、部屋中に響き渡るフランの笑い声。同時にフランは禍々しいオーラに包まれ、収まるとメモリにより変貌した姿を霊夢達の前に現した。

赤を基調とした服は深紅へと変わり裾が至る所ズタズタに裂け、返り血の様な赤黒い染みが点々と全身を染めている。そして目は生気が宿しておらず、人形特有の不気味さを感じさせる偽りの輝きを放っていた。

 

フラン「ウフフフッ……サァ、私と一緒ニ遊びマしょウ?」ニヤァ

 

壊れた様な声で歪んだ笑みを見せるフラン。霊夢達の目にはそんな悪魔の妹が決して触れてはいけない禁忌の人形に映った。

 

霊夢「……ヤバイわね。正直勝てる見込みが全く無いわ」チャキッ

 

そう言って霊夢はジョーカーメモリを取り出す。霊夢達とタブークレイドールフランとの戦いはこうして幕を開けた!




早苗「スペルブレイクしてメモリブレイクのついでにカリスマブレイクしちゃったんですね(苦笑)」
↑今回これを言わせたかった(笑)

タブー=禁忌はフランのスペカ名の代表である単語で、クレイドールは原作の使用者が妹なのと単純に名前繋がりで割り当てました。
つまりフラン一人で園咲姉妹二人を務められるんだよ!(ナ、ナンダッテー
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