東方幻憶変 ~Fantasy of Gaia Memory~   作:秋塚翔

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原作でタブーメモリは禁忌の記憶と言う肩書きを生かせてない様な気がしますが見当違いですかね?


第二十一話「最終禁忌妹F/サァ、一緒ニ遊ビマショウ?」

フラン「ウフフフッ……キヒヒッ♪キャはハははハはハハハはッ!」

 

ドガガガガガァンッ!!!!

 

「「「なあぁぁぁぁぁっ!?!?」」」

 

破壊的な弾幕が霊夢達三人を襲う。

禁忌と泥人形の記憶を挿したタブークレイドールフランは狂った笑い声を上げながら部屋一面を紅い弾幕で染め上げる。対する霊夢達は防戦を強いられていた。

 

魔理沙「くっ……!」ドドドンッ!

 

しかし隙を突き魔理沙が反撃する。放たれた内の一発が見事フランの左腕に被弾した……が、

 

パリィンッ!

 

まるで陶器が割れる様な音を立ててフランの左腕は砕け、重力に従って床に落ちた。

 

フラン「クスッ♪その程度じゃ何度やっても私には勝てないよ?」

 

だが本人は砕けて当然の様に笑う。そして再び右手だけで弾幕を放ち始めた……と同時に腕の破片は時間が戻るかの如く元の左腕の形に直った!

 

魔理沙「っ!?また元に戻った!」

 

早苗「クレイドールの再生能力ですね……魔○ブウ並に幾らダメージを与えても再生しますよ」

 

霊夢「そりゃまた厄介なの手に入れてくれたわ……ねッ!」シュバッ!

 

続いてジョーカー霊夢が御札を投げ付ける。同様に弾幕を抜けフランに直撃するが……また一瞬にして再生されてしまった。

 

フラン「無駄だよ。私を倒したいんなら、せめてこの位しなきゃ♪」

 

《タブー》!

《マキシマムドライブ》!

 

言うや否や右腰を叩いて禁忌の極限を呼び覚ます。そして両手を前に突き出して宣言した。

 

フラン「禁忌『髑髏で作った牢屋』」

 

宣言と共に現れたのは無数の頭骨。それが霊夢達を囲むと床を基盤に次々と積み重なり、遂には格子で囲われた牢屋へ変貌した。

 

霊夢「……!閉じ込められた!?」

 

魔理沙「おいおい、見た目的に嫌な予感しかしないぜ!?」

 

早苗「あ、私オワタ\(^○^)/」

 

レミリア「流石私の妹。中々鬼畜そうな技を思い付くわね」←観戦中

 

咲夜「妹様ったら壊した人間を再利用するとは……冒涜的に素晴らしいですわ」←涙ながらに観戦中

 

各々が別々の反応を示す中、牢屋と化した頭骨の目玉の穴が妖しく光る。そして口を開くと禍々しい程に赤い弾幕を放った。

 

ドドドドドォォォンッ!!

 

「「「……っ!?」」」

 

それらは全て中に居る霊夢達に向けて撃たれる。即座に察知した三人は散らばって回避を始めた……が、

 

魔理沙「!? ダメだ!骸骨に近付けば攻撃の速度が速くなる!」

 

霊夢「だけど中心に居たら高密度の弾幕が襲ってくるわ……」

 

早苗「それで全方位死角無しとか、それ何てルナティックですーッ!?」

 

動いて気付くこのスペルの鬼畜さ。まさに霊夢達は牢屋に囚われて自由の無い小鳥である。

 

フラン「アハハハァッ!どう?私の渾身のスペル。凄いでしょ♪」

 

子供の様な屈託の無い笑顔で言うフラン。その瞳には生気が無く、服の所々が血で塗れてるのを除けば子供の様、だが。

 

フラン「更にもう一つオマケ!禁忌『フォービドゥンフルーツ』!」

 

オマケじゃなく追い討ちだろと言いたくなる今や禁じ手になった弾幕が放たれた。

 

魔理沙「ちょ、おまっ……!?」

 

早苗「えっ?(゜Д゜;;)」

 

驚愕する魔理沙と早苗。弾幕は頭骨の格子をすり抜けて霊夢達を襲う。それはさながら絶望的な牢屋に禁断の果実を放り込まれたと言った具合だろうか……兎に角牢屋内は最早オーバーキルと言って過言では無い地獄絵図と化した。

 

 

霊夢「…………」

 

 

だが、そんな中で一人考え込んだ様子の少女……ジョーカーメモリで黒巫女と化した霊夢が居た。霊夢はこんな鬼畜的な弾幕の中で謎の力の流れを感じていた。

 

霊夢(これは……私の袖の中?)

 

突如感じた正体不明の力の流れ……それが自分の袖の中にあると察知した霊夢は弾幕を避けながら袖を探った。

 

霊夢(! これは……!)

 

すると出てきたのは銀色のメモリ。それを手に持つとジョーカーの時同様情報が頭に流れてくる。

そして霊夢は導かれる様にそのメモリを自身のコネクタに挿し───

 

ドガァァァァァンッ!!!!

 

瞬間、爆音と共に牢屋は崩壊した。

 

フラン「あ、やり過ぎちゃった?」

 

壊した犯人、それはフランだった。大剣レーヴァテインを使い霊夢達もろとも牢屋を破壊したのだ。

 

レミリア「こらフラン?幾ら手加減無しでも屋敷を壊さないで頂戴」

 

フラン「はーい、ごめんなさい♪」

 

三人の安否そっちの気で勝利の笑みを浮かべる悪魔の姉妹。しかし……

 

??「ちょっと、幾ら手加減無しでも私達を壊さないでよ?」

 

「「!」」

 

破壊された骸骨の山から声がした。レミリア達が振り向くと骸骨の山を押し退けて───

 

霊夢「それと勝ち誇りたいなら私を倒してからしなさい。今のこの……切り札の闘士になった私にね」

 

黒い巫女装束に鋼の装甲を身に付けた霊夢が姿を現した……!

 

《メタルジョーカー》!




一応言っときますが作者はどちらもボディサイドのメモリだと言うのは重々承知してます。
霊夢の新しい力にボディサイドのを仲間外れにはしたくない上に最初に手に入れたのがメタルだったのでこうなりました(苦笑)
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