東方幻憶変 ~Fantasy of Gaia Memory~   作:秋塚翔

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ご本人(笑)登場。

それと今回、また物語は序盤なのに続編を投稿しました。自己中作品になると思いますが見てコメントをくださると歓喜の極みアッー!です。

「東方異界変 ~World of Crossover~」と言うタイトルなので是非読んでください♪


第三十四話「Aの神降ろし/風吹く街を愛する魂」

妖怪の山から冥界へ向かう霊夢達。道中『鍛えてますから』とかほざく騒霊姉妹を軽くブッ飛ばして一行は転生待ちの霊魂達が辺りを徘徊する死者の終点、冥界に辿り着いた。

 

魔理沙「夏場の間は避暑地になるが今の時期は寒いなココ」ブルブル

 

早苗「ふ、再びの寒さ……」ガタガタ

 

霊夢「だから慣れなさいってのよ。無理なら腋出しを止める事ね」

 

三人は霊魂達の飛び交う中を歩く。アクロバティックに舞う魂が居るがあれは死者と言えるのだろうか?

 

魔理沙「それにしても今更なんだが勘で探して良くメモリ見付かるな?ほとんどeasyモードの域だぜ」

 

霊夢「私の勘のお陰よ」フンス

 

ファング「ギャーオッ!」エッヘン

 

早苗「便利ですね勘(苦笑)」

 

魔理沙「おいファング、何でお前も胸を張る様な動作してんだ?」

 

ドヤ顔の霊夢を真似するファング。彼女のペットとして他メモリと違い肩に乗り仲間同然になっていた。

 

霊夢「さてと、お喋りは後回しよ。もうすぐ目的地に着くから」

 

魔理沙「おお本当だ。前に来た時は時間喰ったが話ししてると早いな」

 

指差す霊夢。その先には冥界に佇む大きな屋敷の白玉楼が見えていた。

 

早苗「なら急ぎましょう。ココでは判り難いですが日も暮れますし」

 

魔理沙「えっ?まだ夕方なのかよ?時間が過ぎるの遅過ぎだろ」

 

時間経過の矛盾に気が付く魔理沙。そこに触れるのはご法度だ。

ひとまずその件は置いといて一行は白玉楼へ歩を進め……た瞬間、

 

?「悪いがココは通せないよ」ユラァ

 

「「「……!」」」ビクッ!

 

何処からとも無く声が発せられる。そして驚く三人の目前に霊魂が漂い人間の形を形成して現れた。

 

霊夢「? アンタは?」

 

男「初めまして素敵なお嬢さん方。僕は……そうだね。冥界を守護する風の騎士と言う所かな?」

 

現れたのは凛々しい顔の男だった。首に赤い点のある白スカーフを巻くスーツの男は霊夢達にお辞儀をしてキザたらしく名乗る。

 

魔理沙「そうか。なら風の騎士よ。私達は今急いでるんで通してくれ」

 

男「残念ながらそれは出来ないな。冥界警護は僕の役目で侵入者である君達を通せないんだよ」ジャキッ!

 

そう言って腰に下げた刀剣を抜いて刃を一行へ向ける男。刃向かわれた三人は警戒心を高め身構えた。

 

霊夢「騎士だか何だか知らないけど私の邪魔するなら容赦無しよ」

《ジョーカー》!

 

一歩前へ出た霊夢がメモリを挿す。黒巫女装束に変わると立ちはだかる男の前に対峙した。

 

男「! ガイアメモリか……初めて見る筈なのに不思議と懐かしいな。長く思い続けてた気がする」

 

早苗(やっぱりこの人って……)

 

遠い目をしてる男に早苗が感付く。一方の正体を知らぬ霊夢は魔理沙に背を向けつつ話し掛ける。

 

霊夢「アンタ達は先に行きなさい。コイツは私が相手するわ」

 

魔理沙「おう判った。早く来ないと先にメモリを回収し終えちまうぞ」

 

霊夢「なら楽できて好都合よ」

 

軽く会話し終えると魔理沙と早苗は剣を構える男をすり抜けて白玉楼へ向かっていった。

 

霊夢「ファング、貴方も離れてて。少しばかり荒れるからね」

 

ファング「ギャウアッ?」クビカシゲ

 

霊夢「何よ、心配してくれてるの?平気だから良い子に待ちなさい」

 

ファング「ギャーオッ!」タッタッタ

 

諭されて見守る事にしたファング。再び霊夢は男と向き合う。

 

男「優しいね。仲間を遠ざけるとは見立て通り素晴らしいお嬢さんだ」

 

霊夢「別にそんなんじゃないわよ。ファングは遠ざけたけど」

 

男「しかしそんなに優しいからこそ君にガイアメモリはまだ早い。僕と遊んで負けたら渡してもらうよ」

 

霊夢「やってみなさい。そう簡単に私を負かせるとか思わない事ね」

《メタル》!

 

《メタルジョーカー》!

 

そう言って霊夢はもう一つメモリを懐から取り出しコネクタに挿した。紅魔館で見せたメタルジョーカーに変化してシャフトを振り構える。

 

男「では尋常に───」グッ

 

霊夢「ええ、正々堂々───」グッ

 

「「勝負ッ!」」ダッ!!

 

ガキイイイイインッ!

 

互いに掛け声と共に駆けると刀剣とメタルシャフトが衝突する。火花が一瞬散り反動でお互いに離れた。

 

男「ふんッ!」ガギインッ!

 

霊夢「はあああッ!」ギキィンッ!

 

そこから攻撃と防御の応酬である。好機を探るかの様な劣らず優らずの戦いが数十秒繰り広げられた。

 

霊夢「神技『八方鬼縛陣』!」バッ!

 

男「っ!」シュバッ!

 

バリバリバリバリバリィッ!

 

隙を突き霊夢がスペカを発動する。だが瞬時に気付いた男が避けた事で禁縛結果は失敗に終わった。

 

男「成程、メモリを二本挿せたのも耐えられるだけの実力者だからか。甘く見たら僕が負けるね」

 

霊夢「今頃気付いた?判ったのなら本気を出して負ける事ね」ジャキッ

 

男「……判ったよ。本気を以てして勝たせてもらうよッ!」バッ!

 

再び距離を詰める二人。街を愛して風に散った男と博麗の巫女の戦いが冥界にて始められた───




似てない……気がする。
うろ覚えで似せようとしたから自分評価だと失敗したと思う(苦笑)
ちなみに彼が生前を覚えてないのは冥界で転生待ちの霊魂だからです。生まれ変わる時に記憶が残ってたらダメなんで消すシステムなんです。
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