東方幻憶変 ~Fantasy of Gaia Memory~   作:秋塚翔

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エナジードーパント「こらぁー!さっきから何だよ!?無視すんなぁ!」

御坂美琴「無視すんなやゴラァァァァァッ!」上条当麻にタックル

……あれ、レールガン撃てるって以外に共通点があったwwwww


第四十話「Aの神降ろし/天と月」

エナジーメモリを掌に挿した衣玖。放電が収まると紫電と蒼電を纏った竜宮の使いがその姿を現した。

 

衣玖「こう言う役柄は不得意ですが誠心誠意に務めますのでよしなに。誰が最初のお相手になります?」

 

「「「…………」」」

 

縁側から霊夢達はそれに対峙する。すると早苗が一番に口を開く。

 

早苗「では私がお相手しましょう。そろそろ活躍したいですから」

 

霊夢「! 早苗?」

 

魔理沙「おいおいそれは無理だろ。お前メモリ持ってないんだし」

 

早苗「無問題です。霊夢さんと同様私も切り札がありますので♪」グッ

 

怪訝な表情の霊夢と魔理沙に早苗はサムズアップする。それに霊夢達が何か察したかそれ以上は何も聞かず靴を履き宙に飛び上がった。

 

霊夢「なら私達は先に天界へ行く。アンタも後で来なさいよ?」

 

魔理沙「任せたぜ~♪」

 

そう言い屋敷の外へと飛んでいく。帰りの挨拶が無いのは幽々子達には定番過ぎて特に何も言わない。

 

幽々子「私達はココで眺めてるから思う存分戦って良いわよ貴女達♪」

 

妖夢「枯山水は壊さないで下さい。直すのは意外と大変ですから」

 

橘「コレクッテモイイカナ?」ダンゴジーッ

 

寧ろ縁側で団子の山盛りを食べつつ観戦する態勢になっていた……橘も団子を頬張り同じ態勢になる。

 

衣玖「あのお二人が行きましたか。ならば総領娘様も喜びます。元より向かわせる予定でしたからね」ニッコリ

 

早苗「そうですか。なら良かった。これで私の見せ場が出来ますよ♪」

 

そう言い早苗はお祓い棒を構える。同じく衣玖も身体中から電気を放ち腕の射出口を早苗に定めた。

 

衣玖「それでは早速始めましょう。貴女の命、神に返しなさい」ジャキッ!

 

早苗「貴女の運命は私が決めます。タイマン張らせてもらいますよ!」

 

 

 

それから時間は少々飛んで霊夢達は目的である天界に辿り着いていた。

 

霊夢「あの竜宮の使いの口振りだとまた天子はメモリ持ってるわよね」

 

魔理沙「ああ、でも居ないな……」

 

穢れ一つ無い天界の浄土。そこには普段居る筈の少女は見当たらない。しかし二人は息を吸うと───

 

「「テンコちゃーーーんッ!!」」

 

天子「渾名で呼ぶなッ!」ズドォッ!!

 

渾名を叫んで比那名居天子を呼ぶ。すると要石で落ちてきた。

 

霊夢「ああ来た来た。ドM天人」

 

天子「呼んでおいていきなりソレ!?酷過ぎでしょうよ!」ハァハァ

 

魔理沙「その割に嬉しそうだな」

 

怒りながらも恍惚な顔をする天子。これで親の七光りと言え穢れの無い天人なのだから驚きであろう。

 

天子「……何か胸糞悪くなったわ」

 

おっと、言い過ぎて聞こえたかな?それはそうと霊夢が不意に見渡すと見覚えがある想定外の人物が居た。

 

霊夢「! 依姫、何でアンタが?」

 

依姫「……どうも」ペコ

 

いつの間にか天子の側に居た人物は綿月依姫。月の都に居る筈の姫様が何故か天界に当然の如く現れた。

 

魔理沙「あれ?久し振りだなお前。どうしてココに居んだ?」

 

依姫「レイセンと地上の偵察です。未だ地上の侵略を恐れている者達が少なからず居ますからね」

 

天子「それで途中でペットを置いて親友の私に会いに来たのよねー♪」

 

依姫「……まぁ、そうね///」

 

赤面し顔を背ける依姫。恋愛感情を抱いてる訳で無く単に親友と言われムズ痒くなってるだけだ。

 

霊夢「そう。なら良いけどアンタ達メモリ持ってるなら出しなさい」

 

理由が判りどうでも良さそうな顔で手を出してメモリを要求する霊夢。すると天子はハッと気付いた。

 

天子「そうだ!すっかり忘れてた!手筈通りやるわよ依姫!」チャキッ

 

言って白いNのメモリを出す天子。呼ばれた依姫は眉をしかめた。

 

依姫「ほ、本当するの?私としては無駄な争いは避けたいけど……」

 

天子「何を言ってんのよ!そんなのこの幻想郷で通用すると思ってる?勝負してこそ幻想郷よ!」

 

口をへの字にし天子はにじり寄る。その気迫に圧されたか依姫は諦めて赤いAのメモリを取り出した。

 

依姫「……判ったわ。貴女一人だけ戦わせたら歯止め効かないだろうし予定通り手伝うわよ」チャキッ

 

天子「そうこなくっちゃ親友♪」

 

メモリを構える二人。ボタンを押し内包してる地球の記憶が囁かれた。

 

《ナイト》!《アポロン》!

 

そして天子は右掌、依姫は左掌へとメモリを挿入し吸収させた。

白いオーラと赤い炎をそれぞれ覆い二人の格好と気配が変わる。天子は銀髪に碧眼で大きな剣を背中に携え赤髪の依姫は炎を背負い太陽の様な輝きで一帯を照らしていた。

 

天子「黄金の鉄の塊で出来た天人の実力を見せてやるんだが?」ジャキッ!

 

依姫「成程……これは凄い力だわ。使い方も何故だか判るし」

 

霊夢「こりゃ面倒な相手だわ」チャッ

《ジョーカー》!

 

魔理沙「同感だぜ(苦笑)」チャッ

《アクセル》!

 

同じく霊夢達も挿入して変化する。二対二の戦いが始まった……!




放仮ごさん提案のアポロンメモリと鳴神ソラさんのナイトメモリです。本当に有り難う御座いました!

マイナーながら天子×依姫ってあるんで風味を残して親友にしました。実は依姫は天子の事が……と言う想像は興味あればするのは自由です。
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