東方幻憶変 ~Fantasy of Gaia Memory~   作:秋塚翔

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東方異界変と同時更新しようとして更に雑な出来になった……orz
頭で上手く構成してた物語の展開を文章で書けないのが悲しい(泣)

ジブリの最新作かぐや姫ですよね。予告の『姫が犯した罪と罰』ってのを見ると輝夜の顔を思い浮かべてしまいます(苦笑)


第四十四話「かぐや姫のE/兎詐欺に気を付けろ」

冥界と天界で回収し終えた霊夢達は地上に降り迷いの竹林に来ていた。

 

魔理沙「へぇ、フルーツを装着とかユニークな変身だな」ガサガサ

 

霊夢「何でその方向に走ったのかを問い質したくなるけどね」スタスタ

 

早苗「それは言わないでください。製作者も頑張ったんですよ」スタスタ

 

竹藪を掻き分けて先へと進む三人。真っ直ぐ行こうとも迷うのが売りなこの竹林だが行き慣れた霊夢達には単なる歩き難い場所だ。

 

魔理沙「にしても何で歩くんだよ?飛んだ方が早いだろうに」

 

霊夢「いずれその理由が判るわよ。その為にアンタが先頭なの」

 

魔理沙「あん?どう言う意味だ?」

 

早苗「…………(汗)」

 

怪訝な顔をし魔理沙が先頭で歩く。同じ様な竹が立ち並ぶ天然の迷路で道が判ってる様に進んでいくが暫く歩いたその瞬間───

 

スタスタスtズボッ!

魔理沙「うおおおおおォッ!?」

 

「「あ、掛かった」」

 

踏み込んだ地面に足が沈み魔理沙は下半身が土中へ嵌まってしまった。予想をし的中した出来事に他二人は思わず真顔でそう言う。

 

??「ラッキュー!雑に作ったから期待してない罠に掛かるなんてね。私の幸運も中々だよ♪」ヒョコッ

 

そこへ竹藪から顔を出して来たのは素兎の因幡てゐ。幼女の様な容姿と狡猾さを併せ持つ長寿な者達が多い幻想郷で長く生きる妖怪兎だ。

 

霊夢「仕掛けてると思ってたわよ。だから対策が出来たわ」

 

魔理沙「えっ、私は人身御供かよ?さっき迄息を合わせて戦ってたのに何て言う酷い奴だ!?この外道!」

 

霊夢「こんな所で兎一匹を探すとか時間を喰うわ。だから罠に掛かって誘き出す為の役に採用したのよ」

 

早苗「すみません魔理沙さん……」

 

魔理沙「お前ら絶対許魔理沙だぜ!後で呪い掛けてやるからな!♯」

 

ウヴァの様に上半身だけ穴から出し激おこな魔理沙。それを見ててゐは腹を両手で抱えて笑った。

 

てゐ「うぷぷぷーっ、情けないの!まるでモグラ叩きみたい!www」

 

某学園の白黒熊みたいに笑うてゐ。そして笑いながらポケットを探るとガイアメモリを取り出した。

 

てゐ「wwwww……それで貴女達が私を誘き出した目的はコレでしょ?ブン屋から聞いてるわよ♪」

 

早苗「? 文さんが?何で……」

 

てゐ「白狼天狗の介抱をしてるから薬を貰いに来た時チラッと聞いた。だから永遠亭勢と竹林に住む連中は貴女達の目的を知ってるわよ?」

 

霊夢「そう、それは話が省けるわ。なら大人しくメモリを渡さない時にどうされるかも判ってる?」チャキッ

 

同じくメモリを出し臨戦態勢の霊夢。対するてゐは不敵にニヤけた。

 

てゐ「勿論♪だけど最近退屈だからわざと渡さないで相手したげる♪」

 

《ライアー》!

 

起動させて嘘の記憶を呼び覚ます。そして舌に現れた生体コネクタへとメモリを挿して姿を変える。

赤い服に両腕には外見と似合わない刺々しい針を生やすライアーてゐが手を口に当てて子供っぽく笑う。

 

てゐ「ウサササッ♪鈴仙も色ボケて最近構ってくれないしウサ晴らしにアンタ達を倒そうかな!」ダッ!

 

脱兎の如く走るてゐ。だが霊夢達に向かわず翻弄する様に駆け回った。その合間にメモリを挿入した霊夢は捉えようと目でてゐを追う。

 

霊夢「……!そこよッ!」バッ!

 

動きを見切り着地点に霊夢は向く。そこへ御札を放とうと構えた……

 

てゐ「あれ?『その御札白紙だから私に当てても意味無いよ?』」シュッ

 

プスッ

霊夢「えっ、本当?」ピタッ

 

てゐ「嘘ピョン♪」バババババァンッ!

 

霊夢「なっ……!?」グレイズ!

 

が、てゐの言葉に放つのを止めた。その瞬間逆に放たれたてゐの弾幕を辛うじて回避する。

 

霊夢「っ……!?」

 

てゐ「アハハハハハッ!騙された!本当はちゃんと書いてあるよ♪」

 

何故止まったのか訳が判らぬ霊夢に爆笑するてゐ。同時に霊夢の体から何やら針の様な物が抜けた。

 

霊夢「? これは……針?」

 

早苗「今のはライアーの能力です。嘘を込めたその針を相手に打つ事で信じさせる効果があるんですよ」

 

てゐ「そう言う事。幾ら疑おうとも無理矢理信じざるを得ないのよ♪」

 

霊夢「ふ~ん、針をねぇ……」クルクル

 

歯を見せ可笑しそうにてゐは言う。その能力を聞き拾い上げた針を弄り何かを思う様に霊夢は俯く。

 

早苗「気を付けて下さい霊夢さん!当たらなければ大丈夫です!」

 

てゐ「確かにそうね。でも次の針は当たった時点で私の勝ちが決まる。被弾せず避けれるかしら!?」ブンッ!!

 

シュバババババーッ!!

 

今度は宙に浮かせた五本の嘘の針を弾幕の如く高速で撃ち込む。早苗はそれを横に飛び回避するがその場に動かず霊夢は飛んでくる針を睨む。すると漸く手を動かし───

 

パシパシパシパシパシッ!

クルッ

霊夢「ふんっ!」ブンッ!

 

てゐ「うわらばッ!?」ドドドドドスッ

 

ジョーカーで強化された動体視力で針を全部掴み取ると一回転後てゐに勢い良く撃ち返す。予期せぬ反撃に避ける余地無く全弾被弾した。

 

霊夢「……アンタ舐めてたでしょ?私に針なんて効かないわ」ゴソゴソ

 

投球フォームを解くと霊夢は両手を左右の袖へと突っ込み何かを探る。暫く探り出てくると……

 

霊夢「今は余り呼ばれてないけれど針巫女と言われた私にはね」ジャキッ!

 

指と指の間に封魔針を挟んで霊夢は不敵に口角を上げて笑った。

 

霊夢「最初は油断して喰らったけど針を使ってた以上針は効かないわ。扱い方に慣れてる物に翻弄されちゃ針巫女とは呼ばれないわよ♪」

 

早苗「何て無茶な理屈ですか(汗)」

 

てゐ「い、痛たたたたた……」ムクッ

 

作者でも無理があると感じる逆転。眉間に針が刺さったてゐが起きると針を向け霊夢が正面に立った。

 

霊夢「早速で悪いけどお仕舞いよ。大人しくメモリを渡してくれるなら剣山にならないで済むけど?」

 

てゐ「ひっ……!?」ビクビクッ

 

まるで掌を返した様に怯えるてゐ。それもその筈……彼女が受けた針は本来自分が勝てる様になるものだ。それが刺さると言う事は自分自らが不利になった訳なのである。てゐはそれを理解し怯えた。

 

霊夢「渡さないなら構わないわよ?皮を剥いでアンタを海水に浸けるか兎鍋にするだけだからね♪」ニコッ

 

てゐ「……うううっ」ポロッ

 

その怯えは目の涙腺を緩くさせた。長く生きてようとも内面的な部分は遊びたい盛りの女の子であるてゐ。針を持つ鬼巫女に涙腺が決壊されダムの様に涙が溢れ出した。

 

てゐ「ふ、ふえぇぇぇっ……!」

 

何処ぞのSSの幼女の様に無くてゐ。そして後ずさり『れぇせーん!』と泣きながら奥へと逃げていった。

 

早苗「…………何だか無理があって呆気無い終わりな上に罪悪感がある決着なんですけど?(汗)」

 

霊夢「仕方無いわ作者が作者だし。何はともあれ早く済んだわ」

 

逃げる途中で抜けたらしいメモリを拾い上げた霊夢は歩き出す。

 

霊夢「さぁ、この調子で行くわよ。早くしないと日が暮れるわ」

 

早苗「は、はい」タタタッ

 

促され早苗は霊夢の後を着いてく。そんな二人の後ろ姿を見る者が……

 

魔理沙「おいコラ!?先に進むんなら私を出してからにしろーッ!」

 

未だ穴に嵌まり何故か空気化してたウヴァみたいな魔理沙だった───




うわぁ、無理がある決着だ……(汗)
でも霊夢は鬼巫女や腋巫女とは呼ばれるけど針巫女とは最近呼ばれてないんですよね。だからこんな決着を思い付きましたが……今回は物語を繋げる為の犠牲です。次回からが永遠亭編の本命ですよ(笑)

次回、俺が二番目に愛するカップリングが登場!一番?レイマリだよ!
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