東方幻憶変 ~Fantasy of Gaia Memory~   作:秋塚翔

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異界変で言われたのですが……
拙作は台本形式で読む気失せます?


第四十五話「かぐや姫のE/不死の煙と狂気の瞳」

ライアーてゐを倒した霊夢達三人は再び迷いの竹林で歩を進めていた。ちなみに先頭は霊夢である。

 

霊夢「意外と先頭って怖いわね」

 

魔理沙「当たり前だ⑨霊夢!次私を餌にしたら絶対に絶交だかんな!?」

 

先程の人身御供でご立腹の魔理沙。流石に霊夢と言えど激怒する彼女を抑えられず先頭を務めていた。

 

早苗「しかし次は誰でしょうかね?また楽だと良いですけど……」

 

霊夢「そう簡単には行かないわよ。私の自慢の勘が言ってるもの」

 

魔理沙「その勘は外れてほしいな。戦い詰めでいい加減疲れたぜ……」

 

そう話しながら更に奥地へと進む。すると暫くし少し開けた所に出るともう一匹の兎が待ち構えていた。

 

鈴仙「やっぱり貴女達だったのね」

 

霊夢「奇遇ね。私達からして見てもやっぱり次はアンタだったの」

 

その兎は鈴仙・優曇華院・イナバ。永遠亭で医者の弟子入りをしている元月の都に居た玉兎である。鈴仙は巫女達の姿を見て納得の顔をした。

 

鈴仙「てゐが泣いて抱き着いてきて鬼だ巫女だ言うからまさかと思えば貴女達がてゐを泣かしたのね」

 

魔理沙「正しくはコイツがだぜ」

 

霊夢「失礼ね。少し脅しただけよ。皮を剥いで海水に浸けるって」

 

早苗「最高の脅し言葉ですよ(汗)」

 

鈴仙「あの子も最近悪戯が過ぎるし良い薬だろうから一応感謝するわ。あの怖がり方は異常だけどね(汗)」

 

針巫女は相当に恐怖を与えた様だ。そして当のてゐが居ないのを見るに後に来る霊夢を恐れ今頃は永遠亭へ逃げ込んだのだろう。

 

霊夢「それでココに来た本題だけどアンタもメモリを持ってるの?」

 

鈴仙「ええあるわ。それが何なのか山の天狗が来た時に聞いたし」

 

そう鈴仙が言った時四人の右側から竹藪を掻き分け誰かがやって来た。赤いもんぺのその少女は……

 

ガサガサッ

妹紅「おう鈴仙、待たせたな」

 

鈴仙「あっ♪妹紅さん!」タタタッ

 

藤原妹紅。竹林の何処かに住んでる不老不死者で千歳を超える人間だ。その姿を見るや鈴仙は喜びの表情で彼女に歩み寄った。

 

妹紅「待ったか?済まんな遅れて。途中で妖怪に絡まれてさ」

 

鈴仙「えっ!だ、大丈夫でしたか!?すみません気付かなくて……」

 

妹紅「お前が謝る事は無いだろう?私に怪我は無意味だしな」

 

鈴仙「でも妹紅さんに何かあったら私どうしたら良いのか……!」

 

妹紅「何言ってんだ。私からしたらそれでお前が駆け付けて何かあれば私が悔やんで死んじまう。愛するお前の息災が私の安心だからな♪」

 

鈴仙「も、妹紅さん///」ピトッ

 

妹紅「鈴仙///」ギュウッ

 

そして突如展開なされた桃色空間。実はこの二人は恋仲にあり幻想郷で一・二位を争うバカップルなのだ。対抗組は文と椛である。

 

魔理沙「人前でイチャコラすんな。幾ら冬でも暑くて堪らんぜ」

 

早苗「あ、甘い。甘過ぎます……」

 

妹紅「なら少しの間目を瞑ってろ。それが礼儀ってもんだ」ギュッ

 

霊夢「その格好で礼儀とか言うな」

 

息が掛かる程の距離で抱き付き合う季節に合おうと熱いストーブ二基。だが名残惜しみながら漸く離れると並んで霊夢達に向き合った。

 

妹紅「さてと、お前達の動向の事は天狗から聞いているぞ。私達が持つガイアメモリを回収してんだろ?」

 

霊夢「本当お喋りね文の奴。お陰で今回は説明が省けて良かったけど」

 

魔理沙「お前ら二人持ってるのか?それなら私達に渡してくれよ」つ

 

素直に渡さないと期待してない顔で要求する魔理沙。それに対し妹紅は自分のメモリを出して言った。

 

妹紅「別に渡しても良いんだが……この先で待つ奴は途徹も無く強くて私達も勝てるか判らん。そんな奴にお前らも敵わないと思えないんだ」

 

霊夢「……何を言いたいの?」

 

妹仙「要は私達が試すって事だよ。私としても少し調子に乗るアイツを痛い目に遭わせてほしいしな」

 

鈴仙「私はひ……その方を守る為の門番ですが妹紅さんと共に貴女達の力を試させてもらうわ」チャキッ

 

同じくメモリを出して構える鈴仙。それに霊夢と魔理沙は悪くない顔で自分のメモリを取り出した。

 

魔理沙「腕試しか!良い響きだぜ♪そう言うの大好きなんだ」

《アクセル》!

 

霊夢「まぁ要は今迄と同じな訳ね。面倒だけど行くわよ魔理沙」

《ジョーカー》!

 

体に挿し黒巫女と赤魔女に変わる。二人の変身姿を見届けると妹紅達もメモリの起動ボタンを押した。

 

《ヒート》!《トリガー》!

 

妹紅「二対二なら容赦はしないぞ?手筈通りに行くぞ鈴仙!」ブンッ

 

鈴仙「はい、妹紅さんっ♪」ヒュンッ

 

同時にメモリを正面へ放り投げる。赤のHと青のTのメモリは弧を描き持ち主へと戻っていく。Hは妹紅の胸元でTは鈴仙の右掌に挿入されて二人の姿も変わっていった。

全身に炎を纏い背中からも火を噴き翼を生やす真っ赤なガントレットのヒート妹紅と青色の制服に左目にはス○ウターの様なスコープを着けた左腕がライフル銃のトリガー鈴仙が姿を現し武器を構える。

 

妹紅「不死の炎を受けてみな」

 

鈴仙「GAME・START」

 

霊夢「何か親近感を感じるわね……私に利益のあるメモリかしら?」

 

魔理沙「さぁ、振り切るZE!」

 

ダッ!!ガキイイインッ!!

 

ほぼ同時に駆け武器をぶつけ合う。ジョーカー霊夢は妹紅と拳を交わしアクセル魔理沙は鈴仙のライフルにブレードを交わし火花を散らした。

 

妹紅「ッ……何つう拳の威力だよ。腕が折れるかと思ったぞ?」

 

霊夢「他人の事言える?アンタこそとんでもない強さのパンチだわ」

 

魔理沙「思い切りやって無傷かよ。どんだけ硬ぇライフルだ」

 

鈴仙「でも一瞬焦ったわ……貴女も一筋縄じゃ行かない強さの様ね」

 

ギィンッ!と再び互いに距離を取り2対2の図で相対する。それを見て一人残る早苗はドライバーを出す。

 

早苗「少し卑怯な気がしますが……ココは手っ取り早く倒しますか!」

 

《ミラクルフルーツ》!

 

ロックシードの施錠を開ける早苗。しかし刹那、銃撃音が響いた。

 

ダダダダダァンッ!

 

早苗「ッ!?だ、誰ですか!」

 

ザッザッザッ

????「……初めまして」ジャキッ

 

闖入者はレイセン。月の都の玉兎で綿月豊姫と依姫のペット第2号だ。弾丸を放った本人であるレイセンは銃を早苗に向けて挨拶をする。

 

早苗「レイセン?って言う事は……貴女が話に聞いた月の兎ですか?」

 

レイセン「はい、話が正しいなら。お初にお目に掛かります」ペコッ

 

早苗「これはご丁寧にどうも」ペコリ

 

お互い会釈をするレイセンと早苗。基本礼儀は正しい二人だ。

 

レイセン「っと、挨拶はさておいてお姉様達の邪魔はさせませんよ?」

 

早苗「鈴仙さんの事ですか?生憎と私も異変解決経験者なのでそう易々そうですかと下がれませんね」

 

ロックシードを右手に構えたままで不敵に笑う早苗。するとレイセンは対照的にメモリを取り出し構えた。

 

レイセン「でしたら貴女のお相手は私が致します。行きますよ?」カチッ

 

《ラビット》!

 

起動ボタンが押される。兎の記憶が呼び覚まされ生体コネクタが現れた右太股にメモリを挿し込んだ。

すると背丈と髪が腰迄伸びて外見が大人びたラビットレイセンが現る。

 

早苗「仕方無い。お相手しますよ。いざ……奇跡の変身!」ガチャッ

 

《ロックオン》!

《セイヤッ》!

《ミラクルフルーツアームズ》

《フェイスオン奇跡》!

 

構えたロックシードをドライバーへ装着し一連の動作を経て変身する。守矢となった早苗は微笑む。

 

早苗「行きますよ兎さん?」チャキッ

 

レイセン「来なさい。お姉様の為、依姫様のペットとして戦います!」

 

妹紅「健気な妹分を持ったな鈴仙。将来の義妹に相応しいよ」

 

鈴仙「浮気しないでくださいよね?そしたら私怒りますから」

 

霊夢「イチャイチャはお仕舞いよ。ムズ痒いったら無いわ」

 

魔理沙「さーて、早速始めようぜ?私達の実力を教えてやる!」

 

それぞれ戦いの狼煙を上げる各者。示し合わせた訳で無く地面を蹴ると2対2&1対1の勝負が始まった!




ちなみにフェイスとは信仰です。

鳴神ソラさんのオリジナルメモリでラビットメモリ。レイセンは鈴仙をお姉様と呼ばせたい(願望)

そして我が愛するCPもこんげです。最初は主の敵と仇のペットと言う認識だった二人が些細な事で仲良くなって恋仲になったと言うのが個人的設定です(笑)
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