東方幻憶変 ~Fantasy of Gaia Memory~   作:秋塚翔

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異界変に力を込めまくってる所為かコッチと比べてクオリティに差が出来た様な気が……今回は特にアイデアが出ず展開を変更しました。
こう言う失敗とかって本当制作意欲削がれて一瞬コレ暫く休載にしようかなとか頭を過らせちゃいます。


四十七話「かぐや姫のE/我が儘姫は待つ事を知らない」

ヒート妹紅とトリガー鈴仙の優勢は武器を変えても崩れない。お互いをフォローし合う戦法は依然変わらず徐々に霊夢達は疲弊していく。

 

《エンジン》!

《マキシマムドライブ》!

 

魔理沙「やられてばっかと思うな!駆動『エーススラッシャー』!」

 

妹紅「うぐッ!?」ズザァンッ!

 

それでも隙を突いて魔理沙が妹紅へエンジンブレードを振るい斬った。だが傷口は炎を噴き出して燃えると何事も無かった様に治癒する。

 

妹紅「斬って終わりとも思うなよ?私は不死身のフェニックス様だ」

 

魔理沙「厄介だな不死って奴は……面倒臭がりの霊夢の心情が判るぜ」

 

冷や汗を垂らして苦い顔の魔理沙。一方で鈴仙と対峙する霊夢も鈴仙の的確な狙撃に翻弄されていた。

 

鈴仙「狙撃『私は一発の銃弾』!」

 

ダダダダダァンッ!

 

霊夢「一発じゃないわよ!?」ギィンッ!

 

的確に行動不能にさせる部位を狙い放たれる銃弾を霊夢は籠手で弾く。続いて鈴仙は間合いを詰め銃の刃を喉元目掛けて振るった。

 

ガキィンッ!

霊夢「あ、危ないわね!?絶対アンタ今殺る気で斬りに来たでしょ!」

 

鈴仙「当然よ。貴女達が来た所為で折角妹紅さんと一緒に居られるのに台無しになったんだからね♪」

 

それも間一髪で籠手で防いだ霊夢。二丁銃に込めた力は怒りを表す様に力強く霊夢の籠手に食い込む。

 

妹紅「鈴仙!アレをやるぞ!」バッ!

 

鈴仙「! はい妹紅さん!」シュバッ

 

と、妹紅が鈴仙を呼び二人は駆けて再び纏まった。そして同時に右腰を軽く叩きメモリの声を囁かせる。

 

《ヒート》!《トリガー》!

《《マキシマムドライブ》》!!

 

銃撃手と熱き記憶がマキシマムされカタストロフとゴク・マゴクの二丁に赤と青のエネルギーが纏われる。そして共に武器を構え注がれる力を解き放とうと腕に力を込めた。

 

「「ッ……!?」」

 

それに危険を感じるが下手に動けば最悪な結果になりかねないと予感し狼狽するしかできぬ霊夢と魔理沙。対して妹紅達は完膚無く倒す意気で攻撃を放とうとしたその瞬間───

 

ドゴォォォォォンッ!!

 

????「きゃあああっ!?」ドサーッ!

 

「「「「ッ!?」」」」

 

突如鳴り響く轟音と少女の叫び声。叫び声の主は空中を飛んで地面へと滑る様に落ち地へ伏した。その顔は見覚えのある顔……

 

鈴仙「! レ、レイセン!?」ギョッ

 

妹紅「おいどうした!大丈夫か!?」

 

レイセン「ッ、お姉様……」ガクッ

 

驚く鈴仙と妹紅が彼女に駆け寄るとそう一言発して気を失うレイセン。体からラビットメモリが排出されて同時に向こうの竹藪からもう一人の見覚えある顔が出てきた。

 

早苗「苦戦されてますねお二人共。手を貸しましょうか?」フフンッ

 

「「さ、早苗!?」」

 

出てきたのは仮面ライダー守矢こと知る人ぞ知る現人神の東風谷早苗。スターフルーツアームズを着込んでドヤ顔を決め込んでいる。

 

鈴仙「あ、貴女がレイセンを?」

 

早苗「そうです。無双タイム発動で勝たせていただきました♪」

 

Vサインをし笑顔を浮かべる早苗。場面変更する前に倒してしまうとは本当常識に囚われない巫女だ。

 

早苗「次は貴女方二人の番ですよ?不甲斐が無い霊夢さん達に変わって倒させてもらいます!」ビシィッ!

 

「「あ"ぁ?」」ピキッ

 

「「くっ……!」」ジリッ

 

指を差し自信満々に言い放つ早苗に怒りが込み上げる霊夢達に戦慄して少々後ずさる妹紅達。そして早苗がモーニングスター型の武器『スタースプラッシュ』を振り被り妹紅達へ投げようと構えたその時───

 

 

 

輝夜「あら、良い所に来れたわね」

 

 

 

「「「っ!?」」」

 

妹紅「! 輝夜……!」

 

鈴仙「ひ、姫様!何故ココに!?」

 

そこへ突然現れたのは蓬莱山輝夜。迷いの竹林の奥地に建つ永遠亭の主で鈴仙やてゐの飼い主でもある元・月のお姫様である。ちなみに妹紅とは犬猿の仲以上に仲が悪い間柄だ。

 

輝夜「待ってるのも退屈だし予想より来るのが遅いから来てあげたの。人生で退屈なんて言う時間は楽しいと思う時間より長く過ごしてるから辛抱強く待てないのよね私」パタパタ

 

手に持つ扇子で顔を軽く扇ぐ輝夜。寝惚けた様な表情には好戦的な瞳の輝きが見て取れる。

 

魔理沙「何てこった……3対2で優勢になるかと思いきや向こうも三人に増えちまった。こりゃまた骨が折れるぜ」

 

鈴仙「姫様、貴女のお手を煩わせる訳には行きませんので手を出さないでください。今は私達の勝負です」

 

輝夜「そうつれない事を言わないで頂戴よイナバ?そんな事言うんなら貴女達全員対私でやる?」

 

妹紅「はぁ?お前何言ってんだ?」

 

輝夜「こう言う事よ♪」チャキッ

 

そう言って懐から白いメモリを出す輝夜……更にメモリを持つ方と反対の手には妖怪の山で秋姉妹が使っているのを見た機械───ロストドライバーが握られていた。

 

シューンッ ガチャッ!

 

霊夢「! あれって……!?」

 

それを腰に当てベルトが巻かれると霊夢がそれが何か思い出す。輝夜はメモリの起動ボタンを押した。

 

《エターナル》!

 

そしてメモリをロストドライバーの挿入口へ挿し込み右手を左肩迄振り上げると勢いを付け、その手で挿入口を倒した。

 

輝夜「───変身♪───」

 

《エターナル》!

 

再度地球の記憶が囁かれ白い風が輝夜を包む。それが収まると純白の服に両手は青い炎が燃え盛る黒いマントを羽織るエターナル輝夜に変身した。

 

「「「「「っ!?」」」」」ゾクゥッ!!

 

それを目にした瞬間全身を走る威圧感。まるで体内にあるメモリを掌握された様な感覚が早苗以外の霊夢達全員を襲う。

 

輝夜「もう退屈で死にそうだからイナバと妹紅も含めて私の相手になって頂戴?その方が楽しいわ……私にとってだけど♪」ジャキッ

 

ニッコリと笑みを浮かべてエターナルエッジを構える輝夜。そんな急展開にまず霊夢と妹紅が顔を見合わせて冷や汗を垂らしつつ言い合う。

 

妹紅「……ああ言ってるがどうするよ博麗の巫女?」

 

霊夢「どうもこうもやるしかないでしょ?昨日の敵は今日の友って言うけどこんな早く協力し合う事になるなんてね……」ハァ

 

魔理沙「やれやれ、お姫様の我が儘に付き合う羽目になったぜ」

 

鈴仙「そ、そんなぁ……姫様と戦うなんて私には無理ですよ(汗)」

 

早苗「好都合ですね。エターナルなら相手に不足は無しです!」

 

続いて魔理沙と早苗も協力態勢を取り武器を構える。それに輝夜は嬉しそうにフッと微笑んだ。

 

輝夜「そうこなくっちゃ……さぁ、蓬莱人のパーティータイムよ。踊りなさい♪」バサァッ!

 

羽織るマントを翻したのが合図の様にエッジを片手に走り出す輝夜。1対5の超展開な構図で勝負が再開された……!




何故ロストドライバーがあるのか?にとりが作ったからです。それを誰が輝夜に渡したかは言わずとも判りますかね?そう、紫です。何故彼女がそんな事をしてるのかは後々判ります(と言うか今のところ考え付いてません)

そして本来なら妹紅達と決着してから輝夜と戦う予定で協力は無かったんですが……いかんせんインパクトが無い。故に敵が味方になり強敵と戦うと言う展開にしました。正直な話この後の展開はまるでノーアイデアです(苦笑)
三作品掛け持ちは失敗だったな……
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