東方幻憶変 ~Fantasy of Gaia Memory~ 作:秋塚翔
ユウさん側なら兎も角何故か霊夢達もキャラ崩壊が酷いです……まぁハイパーバトルビデオの感覚でおおらかにご覧になってくださいませ。
※同じ霊夢達が登場するのでユウさん側の霊夢達は頭にYと付けます。
ある日の事、紫の気紛れで同じ様に幻想入りしたスイッチを集める天音ユウ率いる別世界の幻想郷メンバーと交流した霊夢達。暫くの間泊まる事になった彼らはメモリとスイッチを集める者同士として霊夢達と意気投合し仲良くなった。しかしそんなある日───
霊夢「勝負よ天音ユウ!それと別世界の私達!文句は無いわね!?」
ユウ「勿論だ!お前らも良いな?」
「「「ええ(おう)(はい)ッ!」」」
博麗神社の境内で互いが対峙し険悪なムードを醸し出していた。霊夢とユウは勿論、後ろに控えるユウ側の霊夢と双方の魔理沙と早苗も怒りを見せて互いを敵視している。
魔理沙「気に入らない事があったら弾幕勝負……それが私達幻想郷に住む者の掟だ。判ってるよな?」
Y魔理沙「ああ、承知してるぜ」
早苗「もう我慢の限界ですからね。手加減しませんが怪我だけで済まなくても悪く思わないで下さいよ?」
Y早苗「それはこちらの台詞です。覚悟していて下さいよ?」
Y霊夢「徹底的にやらせてもらう。流石に堪忍袋の緒が切れたわ」
敵意剥き出しで睨み合う双方。こうなった原因は別世界上の同一人物だからこそ起きた問題……始まりはユウが魔理沙に抱き着いた事だ。それは言わずもがなこちらの魔理沙でそれを偶然目撃したユウ側の魔理沙が魔理沙に怒った。それに魔理沙が『誰がコイツを好きになるかよ』と言ってしまった為に余計ユウ側の魔理沙がキレて険悪に。
それだけに留まらず続け様に冷蔵庫のオヤツに書かれた名前で取り違えて食べてしまったり同じ顔だから故に些細な事を言って言い争いになり双方の霊夢と早苗もキレて今に至ると言う訳だ。ちなみにユウも魔理沙同士の喧嘩で言ってはいけない事を言われ止めずに寧ろ積極的である。
霊夢「それじゃあ行くわよ?後悔しない様に全力で来なさい」
《ジョーカー》!
魔理沙「今更謝っても許さないからな?こうなりゃ徹底交戦だ」
《アクセル》!
早苗「こちらも本気で行きますよ。今日の私は鬼になります!」
《ミラクルフルーツアームズ》
《フェイスオン奇跡》!
まず霊夢達がメモリやドライバーで黒巫女&赤魔女装束と守矢に変身する。続いてユウ達もメモリとドライバーやスイッチを取り出した。
Y霊夢「勿論そのつもりよ。同じ私でも容赦はしないわ」
《ファイヤー・フリーズ・ホッピング・シールド オン》
Y魔理沙「謝る気なんて更々無い。コッチだって徹底的にやるぜ」
《エレキ・ランチャー・ドリル・ハンマー オン》
Y早苗「私も悪魔になりますよ!」
《N・Sマグネット・チェーンソー・ホイール オン》
ユウ「教えてやるよ。俺の怒りを」
《ミッドナイトカーニヴァル》!
モジュールや仮面ライダーに変身し身構えるユウ達。そして双方出方を待たずに飛び掛かった。
霊夢「はあああああッ!」ヒュッ!
Y霊夢「ふっ!」ガキィンッ!
魔理沙「うおりゃあッ!」ブォンッ!
Y魔理沙「っと!」ガィィィンッ!
早苗「やあああッ!」シュバババッ!
Y早苗「当たりません!」グレイズ!
ユウ「……あれ、俺余った?」
ジョーカー霊夢の拳をユウ側の霊夢はシールドで防ぎアクセル魔理沙は加速させた蹴りを放ちそれをハンマーで防ぐユウ側の魔理沙。早苗のモリアローで放たれた矢をユウ側の早苗はホイールで避ける。対戦相手の居ないユウは駆けて一人その光景を眺めた。
《メタルジョーカー》!
霊夢「この一発は痛いわよ!」グオッ
Y霊夢「そんなの……当たらなければどうと言う事は無いわ!」ピョンッ!
メタルメモリを挿しメタルシャフトを振り回す霊夢。だがホッピングモジュールで跳ねユウ側の霊夢はそれを避ける。無論避けるだけでは無く蹴りや弾幕で反撃していた。
Y霊夢「今度はコッチの番よ!」
《ファイア・フリーズ》
《リミットブレイク》!
ヒーハックガンとフリーズモジュールで火炎と冷気を同時発射するユウ側の霊夢。リミットブレイクでパワーの増した二つのエネルギーが霊夢に迫る。
霊夢「そう簡単にやらせないわよ?来なさいファング!」
ファング「ギャーオッ!」ピョンッ!
《ファングジョーカー》!
だが霊夢は落ち着いた表情でファングを呼び寄せ挿す。更に続けて腰の突起を三回叩いた。
《ファング》!
《マキシマムドライブ》!
霊夢「廻牙『ファングストライザー』!」
ズバァァァンッ!
Y霊夢「! 切り裂かれた……!?」
マキシマムさせファングセイバーでエネルギーを切り裂く霊夢。そのまま狼狽するユウ側の霊夢に駆け出し右腰を叩く動作をした。
《ジョーカー》!
《マキシマムドライブ》!
霊夢「咬切『ジョーカーバイツ』!」
ザキザキザキィンッ!
Y霊夢「きゃあああああーッ!?」
紫のオーラを纏ったセイバーを高速で振るい咬み砕く様にユウ側の霊夢へ攻撃する。シールドで防ぎ切ろうとするユウ側の霊夢だが四方から来る斬撃に間に合わず数発をまともに受けた。
Y霊夢「うっ……!」ガクッ
霊夢「同じ私でも主人公補正がある私の方が優ったみたいね」パンパンッ
気を失ったユウ側の霊夢を見下ろし両手を叩く霊夢。続いてその視線は観戦するユウに向けられた───
《ジェット》!
魔理沙「オラオラオラァッ!」
Y魔理沙「無駄無駄無駄ァッ!」
ドドドドドォォォンッ!!
エンジンメモリを装填したブレードでジェットの弾幕を放つ魔理沙とランチャーモジュールでそれを相殺するユウ側の魔理沙。二人はこの喧嘩の最初の発端なだけあって激しい戦いが繰り広げられている。
魔理沙「チィッ、流石は私だぜ……弾幕にパワーがありやがる」
Y魔理沙「やはり同じ自分同士だと互角になるな……だったらやる事は一つだけだぜ───」
魔理沙「ああ、そうだな───」
「「メモリ(スイッチ)のパワーで勝負だZEッ!」」バッ!!
同時に叫び飛び掛かる魔理沙二人。まずはミニ八卦炉を構えたユウ側の魔理沙が先制攻撃した。
Y魔理沙「行くぜ!電撃『マスタースパークE』!」
ズバババババアァアァアァンッ!!
《エンジン》!
《マキシマムドライブ》!
魔理沙「ハッ!駆動剣『スパークスラッシャー』!」
ズザンッッッ!
Y魔理沙「なっ……!?」
ミニ八卦炉から放たれた電光は魔理沙を襲うが魔力を纏ったエンジンブレードで切り裂いた。驚くユウ側の魔理沙の隙を狙い次は魔理沙が駆ける。
魔理沙「お返しだ!魔速砲『アクセルスパーク』!」
ブワアァアァアァアァアァンッ!!
Y魔理沙「……っ!喰らうかよ!」
《ドリル》
《リミットブレイク》!
赤いマスタースパークが跳ね返されたが如く放たれるがユウ側の魔理沙はドリルモジュールを高速回転させそれに強烈なキックを喰らわせる。そして暫くの押し合いの末……
バァンッッッ!!
魔理沙「な、何いっ!?」
Y魔理沙「うおりゃあッ!」グオッ!
魔理沙「ッ!変形『バイクフォーム』!」ブオオオオオンッ!
軍配はユウ側の魔理沙に上がりそのまま魔理沙へ襲い掛かる。魔理沙はそれをバイクフォームに変形し回避した。
キキキーッ!
魔理沙「……ヒュウッ♪中々どうしてやるじゃないか別世界の私。根性で押し切るのは私の流儀だが客観的に見ると圧倒されるぜ」
Y魔理沙「褒めたって何も出さないぜ?お前はユウをこんな奴だなんて言ったんだからな」
冷や汗を掻き言う魔理沙にユウ側の魔理沙は青筋を浮かばせビリーザロッドを向ける。それに魔理沙は不敵に笑い立ち上がると同じくエンジンブレードを向けた。
魔理沙「なら次で決着にするか?長引くのも同じ私なら飽きるだろ」
Y魔理沙「! ……ああ、良いぜ?それで負けた方は相手に土下座して謝れよ?」
魔理沙「ハンッ、上等だ……さぁ、振り切るZE!」ブオオオンッ!
Y魔理沙「!」バチバチバチィッ!
ブレードを構えエンジン音を甲高く轟かせるとユウ側の魔理沙へ駆ける魔理沙。それをビリーザロッドを構えてユウ側の魔理沙は迎え撃つ。そしてぶつかるのは数メートルと迫った時、
《エレクトリック》!
《エレキ》
《リミットブレイク》!
ブレードに装填したエンジンメモリの機能とエレキのリミットブレイクをほぼ同時に発動する魔理沙二人。共に電気を帯びた手に持つ武器を双方へ叩き付けた。
バリバリバリバリバリィィィッ!!
「「あばばばばばっっっ!?!?!?」」
互いの電撃が直撃し漫画の様に骨格が見えそうな位に痺れる魔理沙達。それが収まると数秒の不動の後ほぼ同時に倒れた。
Y魔理沙「あ、相討ちか……私の方が設定上強い筈なのに何て出鱈目なパワーだy」ガクッ
魔理沙「私を舐めるなよ?メモリはパワーだぜ……まぁお前も侮れないパワーだったけどn」ガクッ
そして同じくほぼ同時に気を失う二人の魔理沙。その顔は不思議と怒りからかけ離れたものになっていた。
早苗「たあッ!」シュバババババァッ!
Y早苗「うぐっ……!?」グレイズ!
こちらは早苗同士の戦い。早苗こと守矢のモリアローがユウ側の早苗を防戦一方に陥らせていた。
早苗「私が取って置いたプッ○ンプリンを良くも食べてくれましたね別世界の私!楽しみを奪ったこの恨み晴らさでおけません!」
Y早苗「あ、貴女こそ私のお饅頭を食べたでしょう!?あれはユウさんが私の為に買ってきてくれたお土産なのに……許せません!」ハァハァ
オヤツの取り違えが原因で敵対している二人。だが弾数無限で素早いモリアローを放つ早苗にホイールで回避し他のモジュールは隙の大きいユウ側の早苗は反撃できず劣勢であった。逃げ回るユウ側の早苗は息が切れだしている。
早苗「開海『モーゼの奇跡』!」
Y早苗「! 奇跡『白昼の客星』!」
ババババババァンッ!!
互いの弾幕が相殺し合う。しかし弾幕を放つ事で足が止まるユウ側の早苗を早苗は狙っていた。
ニヤリ
《ミラクルスカッシュ》!
早苗「奇跡『風祝キック』!」ダッ!
Y早苗「……ッ!しまっ!?」
ドライバーに着いたブレードを一回叩き早苗はユウ側の早苗へ駆ける。そして軽く跳び上がり右脚を突き出した。
Y早苗「ッ!」ギュイイイイインッ!
ガギイイイイイッ!
咄嗟にユウ側の早苗はチェーンソーを高速回転させ盾にする。だがそれは数秒の踏ん張りで弾かれガラ空きになった胸元へ蹴りが放たれた……
Y早苗「勝ったと思いました?」
《N・Sマグネット》
《リミットブレイク》!
ドキュウウウンッ!
早苗「はっ?───」
と思いきやユウ側の早苗は微笑んで両肩のNマグネットキャノンとSマグネットキャノンから電磁砲を発射した。それは早苗の蹴りを放つ方の脚に直撃し……
ドカァァァァァンッ!
早苗「きゃあああああっ!?」ドサァッ!
爆発して早苗を吹き飛ばした。早苗は衝撃で数メートル地を滑りやがて止まった。そこへ同じく衝撃で倒れながらも早く立ち上がったユウ側の早苗が近寄る。
Y早苗「悪いのはどちらもですけど奇跡は私に微笑んだ様ですね」
早苗「そ、その様ですね……」ガクッ
首を少し持ち上げただけでそのまま気を失う早苗と同じく疲れて地に突っ伏すユウ側の早苗。同じ奇跡を起こす常識外れの巫女同士の決着は本当の意味で運が雌雄を決した。
霊夢「待ってたかしらユウ?私達とアンタ達の子供じみた争いははこれで終わりにしようじゃない」
ユウ「そうだな。僕はお前らみたく何の恨みも無いけど、それじゃウチのが満足しないしこれで決着だ」
《ミッドナイトカーニヴァル》!
《マキシマムドライブ》!
ユウ「幻覚『カーニヴァルメリーゴウランド』」
いきなり極限を発動するユウ。手のステッキを霊夢へと振った。
霊夢『……ッ?』バッ
~~~♪~~~♪~~~♪
瞬間霊夢の視界にメリーゴーランドに乗り踊るピエロ達が居た。彼女を中心に白馬や馬車に跨がりエ○クトリ○ルパ○ードの様に踊っている。
ピエロ「さぁ!君も一緒に踊ろう!僕らと遊んで楽しもうよ!」
霊夢「…………」
愉快に満面の笑みを見せて手を出すピエロ。だが霊夢は無言のまま手を出さずピエロ達を睨む。
ピエロ「ねぇ遊ぼうよ?遊ぼうよ?ねぇ遊ぼう?ねぇ、ねぇ、ねぇ……遊ぼうよ遊ぼうよ遊ぼうよ遊ぼうよ遊ぼうよ───
死 ヌ 迄 遊 ボ ウ ヨ ♪」
ドロドロドロドロドロッ
すると壊れたラジオの様に言葉を繰り返しピエロは目や口から黒い血を流す。他のピエロ達も同様で白馬や馬車は蛆虫の湧く腐った死体や錆びた鉄屑へと変わり不快な音楽を奏でて霊夢へ迫る。そして捕まえんばかりに手を伸ばし歪んだ笑みを浮かべた。
霊夢「フンッ、気分の悪い宴だわ。私は幾ら喧しかろうと酒が飲める宴の方が良いわね」チャキッ
《メタルジョーカー》!
しかし霊夢は迫る手に落ち着いた表情でメモリを挿してシャフトを構える。それを頭上で振り回すと地面へシャフトを叩き付けた。
ズドオオオオオッ!!
ピエロ「ア、ソボォオォオォッ!?」
ピシピシピシッパリインッ!
ユウ「おっ、やるな。僕様ちゃん自慢の空間を突破するなんて」
霊夢「何処ぞのアホ研究員共も突破したのに褒められても何一つ嬉しくないわ……よッ!」ダッ!
メタルシャフトを掲げユウ目掛けて飛び掛かる霊夢。それにユウは落ち着いた表情でメモリチェンジした。
《ボルテージブレイヴ》!
ユウ「それっ!」ギィンッ!
ビリビリビリィッ!
霊夢「グッ……!?」バババッ!
電光を纏う勇者の剣を持ったユウはシャフトをそれで受け止める。すると鋼鉄製であるシャフトを伝い感電した霊夢は飛び退けた。
《ボルテージブレイヴ》!
《マキシマムドライブ》!
ユウ「勇者『ルナティックソード』!」
シュバババババッ!
霊夢「……っ!」グレイズ!
そこへメモリをマキシマムし分裂させた剣を取り囲ませる。しかし振り下ろされたルナティック級の数な剣を上級者の霊夢は数発喰らいながらも避け切る。だがユウは更なる攻撃準備を即座に行う。
《アポロイーター》!
《マキシマムドライブ》!
人間離れ(天使だから当然だが)の動作でメモリチェンジしマキシマムを発動する。ショットガンのイーターウルフを構えたユウは標準を霊夢に合わせた。
ユウ「捕食『類問わず喰らうもの』!」
霊夢「ッ!?」ガブゥッ!
イーターウルフから狼の様な生物が飛び出して剣撃を避けて仰け反った霊夢へ食らい付いた。鋭い牙が体に深々と食い込んだ……
霊夢だった御札「」バラッ
ユウ「! 偽者……!?」
《メタル》!
《マキシマムドライブ》!
霊夢「鋼撃『メタルスマッシュ』!」
だがその霊夢は御札で作った偽者で背後から本物がマキシマムを発動しシャフトを振り下ろす。それに即座に反応しイーターウルフの銃身で防ぎ切るがイーターウルフは砕け散る。
ユウ「面倒臭いな……いい加減やられてくんないとミー凹むよ?」
霊夢「凹むなら負けてからにしなさい?その方が一石二鳥よ」
互いに向かい合う二人。するとユウはドライバーを外し新たにコズミックスイッチを取り出し体に挿した。
《コズミック オン》
ユウ「それはヤダ。だから全力でお前を倒させてもらうぞ」ジャキッ
霊夢「良いわ。私も次は全力で行くから覚悟しなさい?ファング!」
ファング「ギャウッ!」ガシャッ!
《ファングジョーカー》!
《アームファング》!
天使の羽を生やしたユウはバリズンソードを、対して霊夢はファングを挿し手首にファングセイバーを出して互いに向けた。そして決闘をする侍同士の様に動きを止めると……
ファーンファーンッ!
《コズミック》
《リミットブレイク》!
《ファング》!
《マキシマムドライブ》!
「「はあああああーッ!!」」バッ!!
ほぼ同時に動きそれぞれ力を解放すると駆け出すユウと霊夢。勢い良く振られたバリズンソードとファングセイバーの刀身が交差する様に合わさった。
ドガアアアアアーーーンッ!!
そして鳴り響く爆発音。エネルギーがぶつかり合い周囲に弾けた。
「「ッ……!」」ゴロゴロゴローッ!
その爆風に吹き飛ばされ地を転がる二人。ダメージ故か姿は元へ戻り少し離れた間隔で仰向けに倒れた。
ユウ「…………」
霊夢「…………」
そのまま目を開け気を失ってないが動かないユウと霊夢。するとまず最初にユウが口を開いた。
ユウ「……引き分け、かな?」
霊夢「そうね。引き分けだわ」
ユウ「ふーん……そっか」
「「……………………」」
ユウ「───ハハハッ」
霊夢「ふふふっ♪」
「「あははははははははははっ!」」
何故か笑いが込み上げるユウ達。すると点々と倒れる二人の魔理沙と早苗達もそれにつられて笑い出し博麗神社は少年少女達の笑いに包まれてそれが決着を知らせた───
ユウ「それじゃあ俺達は帰るよ」
霊夢「ええ、またね」
それから1日が経ち戦いの跡が残る博麗神社の境内。スキマを背にユウ達一行と霊夢達は向かい合った。
あれからメディカルで治療した七人は喧嘩をする事で鬱憤が晴れ戦いを通して絆が深まると言う少年漫画みたいな結果により互いの確執は無くなり仲直りした。そして今日が別れだ。
早苗「本当に饅頭を食べて済みませんでした……つい美味しそうで」
Y早苗「良いですって。それを言うなら私もプリンを食べて済みません……ついつい誘惑に負けて」
魔理沙「お前の恋人なのにこんな奴とか言って本当悪かったな」
Y魔理沙「もう良いって言ったろ?言葉の綾なのは判ったぜ。私も勘違いして済まん」
霊夢「同じ自分なんだから短所を指摘されても仕方無いわよね。これからは教訓にして少しはマシになる様精進するわ」
Y霊夢「私もよ。寧ろキツく言ってくれて有り難うね私」
改めて謝罪し合う二人の霊夢達。握手をし友好を示した。
ユウ「ほら、もう行くぞ?そろそろ帰ってスイッチ集めに行かないと」
スキマの方に体を向け霊夢達に振り返るユウ。それにユウ側の霊夢達は後ろへ着いた。
霊夢「あ、ねぇユウ?そう言や聞き忘れてたけど何でガイアを使わなかったの?それでライダーの力を連発すれば勝てたかも知れないのに……」
ユウ「んっ?いや、僕様ちゃんはお前を本気で倒す理由が無いからな。だから本気は出さなかった」
何て事は無いと言った表情で質問に答えるユウ。つまり手加減をしたと言う事だが不思議と本気で掛かって引き分けだった霊夢は怒りが湧かず笑いが込み上げた。
霊夢「そう……ならまた今度会う機会があったら本気で手合わせしましょう?約束だからね」
ユウ「おう、判った」フリフリ
手を振りながらスキマに消えるユウ達。スキマが閉じられ神社の境内には霊夢達が残った。
早苗「───あれっ?」ゴソゴソ
魔理沙「んっ?どうした早苗?」
ふと早苗は何か違和感を感じたのか袖を探り出す。そして袖から取り出したそれは───
早苗「! これは……フォーゼとダブルのロックシード!?」
魔理沙「何だと?何でそんなのが」
霊夢「……フッ、まぁ何でも良いじゃない。私達もアッチに見習って早くメモリを集めに行きましょう?」
微笑んで飛び上がる霊夢。その後に続いて魔理沙と早苗も飛んで迷いの竹林へと向かっていった───
まずは謝罪。天音ユウさん、キャラが可笑しくて誠に申し訳御座いませんでしたm(_ _)m
後スイッチは初めて使うので扱いがなってないと思われますがどうですかね?一応リミットブレイクするとそのスイッチは一時使えなくなると言う設定は守りました(苦笑)
最後にユウさん。宜しければ異界変で再度コラボしませんか?そちらの世界に行くとなると相当先になりますがキャラだけのコラボなら早くに出せますので。私のリベンジを兼ねてどうでしょうかね?