東方幻憶変 ~Fantasy of Gaia Memory~   作:秋塚翔

54 / 61
久し振りの本編更新!
書いてみると異界変の文よりeasyで負担が少なくて済んだ(笑)


第四十八話「かぐや姫のE/偽りの黒き銃兎」

《エターナル》!

《マキシマムドライブ》!

 

輝夜「まず最初は挨拶代わりに……永夜異変『エターナルナイト』!」

 

ブオオオオオオオオオオッ!

 

開戦一番メモリを手のエッジへ挿しマキシマムさせるエターナル輝夜。青い炎を纏う刀身を天へと向けるとエネルギーが噴き出して周囲一帯を満月の浮かぶ暗闇へ染めた。

 

魔理沙「! な、何だよこれっ!?」

 

霊夢「空が……夜空に?」

 

輝夜「固有結界って言う奴かしら?それを応用して異変の時の雰囲気を再現させてみたわ♪今回は妹紅達もそっち側に回る樣だけどね」

 

妹紅「フンッ、そっち側も何も私はあの時お前の味方では無いけどな」

 

輝夜「細けぇ事ぁ良いのよ。兎に角早速始めさせてもらうわ!」ダッ!

 

黒い外套、エターナルローブを翻し正面へ駆け出す輝夜。霊夢達五人に単身恐れずに攻撃を仕掛ける。

 

ガキィンッ!

魔理沙「うおっ……!?」

 

エターナルエッジを構え刺突の形で狙うのは魔理沙の胸元。それを魔理沙はエンジンブレードを盾にして辛うじて防御し押し留める。

 

輝夜「今宵の私に容赦は無いわよ?本気で掛かってきなさい♪」

 

魔理沙「ッ……そうかい。それならお言葉に甘えて本気で行くZE!」

 

《エレクトリック》!

 

その鍔迫り合いの状態で魔理沙はブレードの引き金を引き、予め装填していたエンジンメモリの効果を起動し刀身に電気を帯びさせる。しかしそれを察知しエッジでブレードを弾き紙一重で回避された。

 

霊夢「脇がお留守よッ!」シュバッ!

 

だがそうした輝夜の側面から霊夢が跳躍し右拳を振るって襲い掛かる。それを輝夜は落ち着いた動作で肩に掛かるローブを持ち盾の様に霊夢の方へ翻した。

 

バシィィィッ!

霊夢「!? んなっ……!」

 

輝夜「このエターナルローブはあらゆる物理攻撃を無効にするわ。その程度効かないわよッ!」ビュオッ!

 

霊夢「うくっ……!」グレイズ!

 

続けてエッジを振るう輝夜。霊夢は間一髪それをグレイズし地面に着地する。と同時に霊夢を飛び越え今度は妹紅が輝夜に飛び掛かった。

 

妹紅「輝夜ァァァァァッ!」ボワァッ!

 

輝夜「! 妹紅ォォォォォッ!」

 

ガキイイイイインッ!!

 

赤い炎を纏った妹紅の拳と青い炎ことブルーフレアを纏った輝夜の拳がぶつかり合う。赤と青の火花が二人の拳から飛び散って衝突の激しさを表していた。そこへ早苗がスタースプラッシュを投げ込んだ。

 

輝夜「! 甘いわね」チャキッ

 

それを見やり空いた左手で懐を探り何かを取り出す……それはエターナルとは違うガイアメモリだ。輝夜はそのメモリを自分の体に巻かれたコンバットメモリの一つに挿した。

 

《ジュエル》!

《マキシマムドライブ》!

 

ガキャイイインッ!

輝夜「……何かしたのかしら?」

 

早苗「なっ!き、効いてない!?」

 

《ボム》!

《マキシマムドライブ》!

 

輝夜「爆裂『イオグランデ』!」

 

ドバババババァァァンッ!

 

「「「「「きゃ(うわ)あああああっ!?」」」」」ドサササーッ!

 

更にもう一本メモリをコンバットベルトに装填しマキシマムさせると周囲一帯を爆発させる。それを食らった霊夢達五人は纏めて吹き飛ぶ。

 

妹紅「くっ!だ、大丈夫か鈴仙!」

 

鈴仙「わ、私は何とか……ッ!私よりも妹紅さんの方が!?」

 

妹紅「私は不死だから気にするな。お前が無事ならそれで良い」

 

鈴仙「も、妹紅さん……///」

 

霊夢「アンタ達イチャイチャしたいなら他でやりなさい……それよりもアイツ厄介過ぎる力だわ」

 

早苗「エ、エターナルは他のメモリの力も扱えます。だからあのジュエルやボムメモリを使えるんですよ」

 

魔理沙「つまり何本もメモリを使える訳か……こりゃ本格的に単独で攻撃しても倒せないぜ」グググッ

 

輝夜「アハハハッ!圧倒的ね?中々面白い力を手に入れたもんだわ」

 

総倒れする霊夢達を見下ろす輝夜。エターナルエッジを顔の前に構え優雅に佇むその姿は別の使用者である大道克己と姿が被る。

 

鈴仙「も、もうやめて下さい姫様!何故そこ迄やるんです!?」

 

輝夜「あら?判らない?これは貴女を私の元に戻す為の試練なの。まぁ私の退屈凌ぎも兼ねてるけどね」

 

妹紅「……お前まさかまだ私と鈴仙の仲を認めてないのかよ?」

 

輝夜「黙秘権を使わせてもらうわ。私の可愛いペットを盗んだライバルに言う事は何も無いもの」チャキッ

 

霊夢「! そ、それって……!?」

 

いつの間にか右手に持つメモリを輝夜が五人に見せる様に出してソレを見た霊夢が驚く。そのメモリは先程霊夢達がてゐから回収したライアーメモリだからだ。

 

輝夜「てゐが持ってたメモリが爆発で貴女から零れ落ちたから使わせてもらうわ。幾ら試練兼遊びでも自分のペットに牙を剥かれちゃ飼い主として悲しいからね」

 

《ライアー》!

《マキシマムドライブ》!

 

メモリをエッジに挿し込んだ輝夜はゆっくりと未だ地に伏す鈴仙に歩み寄る。その手に持つエッジは嘘の記憶の極限で黒いオーラを発した。

 

鈴仙「ひ、姫様?何を───」

 

姫様「大した事じゃ無いわ。『はないちもんめ』って知ってるかしら?その遊びみたいに貴女を仲間に引き入れるのよ……強制でね♪強制『はないちもんめ』!」

 

ズバァァァッ!

鈴仙「きゃあああああッ!?」

 

妹紅「!? れ、鈴仙ッ!」ガバッ!

 

エッジで鈴仙を斬る輝夜。と同時に黒いオーラが鈴仙の全身を包み姿が見えなくなる程濃く覆う。渦を巻きながら吸収される様に鈴仙の体に黒いオーラは吸い込まれ後に残るは全体的に黒く染まった鈴仙だ。

髪は漆黒に、顔には真紅の血管の様な入れ墨が刻まれ軍服はNEVERメンバーと同じ服装になっている。そしてゆっくり開かれた瞳は赤黒く霊夢達を敵意的に睨み付ける。

 

《シャドウトリガー》!

鈴仙「…………」ジャキンッ!

 

妹紅「れ、鈴仙っ……!?」

 

輝夜「エターナルの力と私の能力で強化されたライアーのマキシマムで生み出した鈴仙……『シャドウトリガー鈴仙』よ。この子も貴女達の敵になるから宜しくね♪」

 

早苗「なっ……何ですって!?」

 

魔理沙「もう何でもアリかよ(汗)」

 

ゴクとマゴクを両腰に取り付け右手に黒い歪な形状の狙撃銃『アサルトシャドウ』を出現させて霊夢達四人に銃口を向けるシャドウトリガー鈴仙。その顔に表情は無く輝夜に味方し霊夢達に敵意を向けている。

 

霊夢「……驚いてる暇は無いわよ?兎に角全員協力すべきね」

 

鈴仙「───排除開始」ダッ!

 

駆け出す鈴仙。立ち上がった霊夢達はエターナル輝夜とシャドウトリガー鈴仙の二人を相手する事となり更なる激闘が勃発する───




シャドウトリガー鈴仙……無理矢理面白くさせようとして出しました。嘘の記憶で鈴仙とトリガーメモリの記憶を偽った形態です。

それで次回は再びオマケ回になるかもしれません。ちょっとコラボしてくださると言う素敵な方が居ましてその方が作ったアームドライダーと守矢の決闘になります。

自分がまだハーメルンに来れてたら更新するのでお楽しみに!(理由は説明が面倒なので省きます)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。