東方幻憶変 ~Fantasy of Gaia Memory~   作:秋塚翔

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恐らく今年最後になるだろう更新。
異界変の執筆を犠牲にさせたお陰で何とか書けましたよ……(汗)

今回は予告してた通りコラボで相手はDr.クロさんで御座います。関係ないですが最近コラボしてほしいと言ってくださる方が多いんですけど何故ですかね?拙作は決して皆様とは比べ物にならない駄文なのに。

※訂正点(携帯の機能上で本文には書けないのでココに明記します)

ドラゴセイバー→ドラゴブレード

《ドラゴンオブスピアー》→《ドラゴンオブランサー》




ハイパーバトルSS「Dとの交差/戦極ライダー同士の勝負」

早苗「うわぁ~、一杯ありますね。取り切れませんよ♪」ブチッブチッ

 

ココはヘルヘイムの森。インベスの棲み処でありロックシードが成る植物が生息する異界の森だ。こんな場所で早苗は背中に背負うカゴを手にロックシードを採集していた。

 

早苗「にとりさんに頼まれて来ましたが予想に反してインベスも弱いですしロックシードも沢山採れますから楽しいですね♪クラスAやらBが私の奇跡で大量ですよ」

 

カゴ一杯に集まったロックシードを見やり笑みが零れる早苗。彼女がココに来たのは彼女の戦極ドライバーの作者である河城にとりの依頼だ。そのにとりが『ある異世界の私は私以上にチートな発明家だから私も劣らない様に新しい戦極ドライバーを開発したい』と言うので早苗はこのインベスの森へ来ていたのである。

ちなみにココはインベスの棲み処なので当然インベスは居るのだが彼女の『奇跡を起こす程度の能力』が常時発動中な為に初級しか現れず霊夢程では無いが巫女の彼女は変身せずとも素手で倒していた。なのでインベスと出会しても問題無く採集に専念している。

 

早苗「よし、この位で良いですね。後は帰りがてら集めましょう」スクッ

 

溢れんばかりに沢山ロックシードが集まり早苗はカゴを背負って幻想郷へ帰ろうと立ち上がる。少し先ににとりから新たに貰ったビークルロックシードで出したバイクがあるのだ。

 

早苗「しかし幻想郷は不思議な場所ですよね本当。こんなにライダー関連の世界と縁があるなんて何か理由があるんでしょうか?」ブチッブチッ

 

そう独り言を呟きながら早苗は道すがらに成るロックシードをもぎ取りカゴへ放り込む。どれもA~B+と言った高いクラスのもので早苗の奇跡が迸っている。確実にチームバロンとかが欲しがる人材だろう。

 

ブチッ

早苗「あれ?コレって……」チャキッ

 

するともぎ取ったロックシードが見覚えのあるマークになった。それは世界の破壊者とも呼ばれる仮面ライダーディケイドのマスクを象ったロックシードである。

 

早苗「おおっ!コレは儲けました!やはり私の奇跡は315ですね♪」

 

歓喜した早苗はソレだけはポケットに仕舞って再び歩き出そうとする。しかしその瞬間背後から……

 

??「ね、ねぇちょっと貴女!」

 

早苗「! はい、私ですか?」

 

と、声が掛けられる。それに反応し早苗が振り返ると眼前に赤い瞳の白に近い銀髪の女性が居た。

 

??「えっと……貴女は何者なの?こんな森の中に居るなんて」

 

早苗「はい?あ、そう言えばココはヘルヘイムの森ですよね……貴女こそどうしてこんな場所に?」

 

本来誰しもが来れる場所では無い場所で出会った二人。取り敢えず落ち着いて説明し合う為に傍らに横たわる朽ちた樹木に腰掛けた───

 

 

 

少女説明中……

 

 

 

早苗「じゃあ夕心さんもアーマードライダーなんですか?」

 

夕心「まぁね。それで今日は今後の戦いに備えて新しいロックシードを探しにココへ来たのよ」

 

樹木に腰掛け話し合う二人。女性の名前は道空夕心(みちぞらゆうこ)と言い『侵略!イカ娘』の千鶴に良く似た見た目をした異世界の住人らしい。夕心は大人びた笑顔で戦極ドライバーと幾つかのロックシードを見せ自らもアーマードライダーである事を明かした。

 

早苗「しかし異世界の方とこんな所で会うなんて思いませんでしたよ。ココはもしかしたら色んな世界と繋がってるのかもしれませんね」

 

夕心「そうかもね。会ったのは貴女が初めてだけど今後も出会うかも」

 

仲睦まじく話す早苗と夕心。すると不意に夕心は立ち上がり早苗の前に立つと戦極ドライバーを出した。

 

夕心「ねぇ、思い付いたんだけど折角この森で異世界の住人と会ったんだし少し手合わせしない?お互いの腕試しにもなるし」

 

早苗「おっ、良いですね!寧ろ私の方からお願いしたい位ですよ♪」

 

その提案に笑顔で賛同し立ち上がり自らの戦極ドライバーを出す早苗。お互い反対側の空いた手には最初に使うロックシードが握られている。

 

夕心「でも唯の手合わせじゃつまらないし……そうだ!さっき貴女が見付けたディケイドのロックシードを賭けて勝負しましょう♪」

 

早苗「ああ、見てたんですか?負けた時を考えると惜しいですけど……良いでしょう!受けます!」ガチャッ

 

《ミラクルフルーツ》!

 

夕心「そうこなくっちゃ♪」ガチャッ

 

《ドラゴンフルーツ》!

 

「「変身!」」

 

それぞれに戦極ドライバーを装着しロックシードを解錠してハンガーを開く。そしてソレをドライバーへと嵌めるとハンガーを下ろした。

 

《《ロックオン》》!

 

その音声と共にそれぞれの特徴的な音楽が流れる。そしてほぼ同時のタイミングでドライバー横に着けられたカッティングブレードを動かしてロックシードを斬った。

 

《セイヤッ》!《セイアッ》!

 

似た言い方の小粋な音声が鳴り頭上のジッパーから下りてきた果実の鎧が被さる。それが変形し早苗と夕心に装着されると二体のライダーに変身した。

 

《ミラクルフルーツアームズ》!

《フェイスオン奇跡》!

 

早苗「さぁ、奇跡の開幕です!」

 

《ドラゴンフルーツアームズ》!

《龍神・降臨》!

 

シェン「此処からは龍神のターンよ?」

 

双方決め台詞を言って対峙するアーマードライダー守矢とシェン。守矢は早苗の髪色と同じ緑色で赤い鎧に三日月を模す装飾が付いた兜を被りシェンは斬月に似たマスクで体はマントを除いたファムでブラーボをマゼンタにした感じ(?)の鎧を纏う姿をしている。二体のアーマードライダーは弓矢『モリアロー』と剣『ドラゴセイバー』を構えた。

 

早苗「まずは私から行きます♪モリアローショット!」シュバババババッ!

 

シェン「っ!」ガキキキキキィンッ!

 

先攻して守矢こと早苗がモリアローから弓矢型のエネルギー弾を段幕の様に放つ。それをシェンは反射神経を駆使して回避し避け切れない矢はドラゴセイバーで弾いた。

 

早苗「たあああああッ!」ヒュッ

 

シェン「! くっ!?」ギィンッ!

 

そこへ追加攻撃だとばかりに腰からお祓い棒を模した『祓セイバー』を抜き様にシェンへ振るう。シェンはそれを驚きつつも矢と同様にドラゴセイバーで防ぎ鍔迫り合いとなる。

 

シェン「上手い攻撃の仕方ね……!少し危なかったわ」グググッ

 

早苗「お褒め頂き光栄です♪だけど今の少し本気で斬りに掛かったセイバーの斬撃を受け切るとは夕心さんこそ流石ですね……!」グググッ

 

シェン「有り難う、ねっ!」キィンッ!

 

早苗「おっと!?」ザザザッ!

 

祓セイバーをドラゴセイバーで弾き再び距離を取ったシェン。その隙に新たなロックシードを取り出した。

 

《ザクロ》!

 

シェン「ならコレはどうかしら?」

 

手に持つザクロロックシードを解錠しドラゴンフルーツを外すと代わりにドライバーへと装着する。

 

《ロックオン》!

《セイアッ》!

《ザクロアームズ》!

《ドラゴンオブスピアー》!

 

そして変身と同じ操作をすると今度は頭にザクロの鎧が被さってグリドンみたいな姿にキバエンペラーフォームの様なマントを羽織るザクロアームズにアームズチェンジする。そして手のザクロを模した『ザクロンランス』を早苗に向けると神速の速さで猛突進した。

 

ズドォォォンッ!

早苗「んなっ……!?」ドサーッ!

 

それを即座に祓セイバーを盾にして防ごうとする早苗だが威力が凄まじく吹き飛ばされる。シェンは走った勢いで止まるのに少々距離を使いながらも何とか停止し倒れる早苗にランスの鋒を向け再び構えた。

 

シェン「女の子にタックルするなんて歳甲斐が無いけど如何かしら?」

 

早苗「くっ、見て判るでしょう……途徹も無い威力でした」ムクッ

 

打った背中を擦りながら立ち上がり苦笑いする早苗。その手にはシェン同様別のロックシードが握られている。早苗はそれを構え解錠した。

 

《スターフルーツ》!

 

早苗「では次は私の番です。本編の初披露で余り目立たなかったコレの威力を受けてみますか?」

 

《ロックオン》!

《セイヤッ》!

《スターフルーツアームズ》!

《マッハ・デ・瞬速》!

 

変身と同じ動作で操作するとスパイクが付いた黄色い鎧を纏いモーニングスター型の鈍器『スタースプラッシュ』を持つスターフルーツアームズに変わる。と同時にスタースプラッシュをシェンへ投げた。

 

ズドオオオンッ!

シェン「ッ!?かふっ……!?」ザァーッ!

 

それにランスの銃口を向けて砲弾で弾こうとするシェンだがブースターが噴射し加速するのを予想できずランスが弾かれ体の装甲に当たる。だが先にランスへ当たり速度が半減したからか倒れず少し圧されると踏ん張り止まった。

 

シェン「けほっ……貴女も中々ね。敵に居なくて良かったと思えるわ」

 

早苗「それはどうも。貴女こそ私の世界に居たら幽香さんと並ぶ戦いたくない相手に認めてましたよ」

 

互いのアームズを出し合いやられたらやり返す攻撃の応酬をして数発で息切れ切れな二人。そんな勝負を観戦する観客は居ないと思われていたが二人の気付かぬ物陰に観客は居た。

 

ビャッコインベス「…………」ジーッ

 

セイリュウインベス「…………」ジーッ

 

物陰からそれを観戦するのは初級より強いビャッコインベスとセイリュウインベス。この二体の怪人は早苗の奇跡による影響を受けずこの場に来ていた。

 

早苗「たあああああッ!」ダッ

 

シェン「はあああああッ!」ダッ

 

ガキイイイイインッ!!

 

眺めるのは激しい衝突音を上げぶつかる早苗とシェン。どちらも本気では無いながらも類い稀なる戦いを怪人二体に見せていた。普通ならココで縄張りに入る敵として襲い掛かるのがインベスとしての本能だが……

 

ビャッコインベス「…………」クルッ

 

セイリュウインベス「…………」クルッ

 

ザッザッザッザッザッ

 

スピードワゴン宜しくクールに去るインベス二体。流石のコイツらでも死にに行く様な真似はしない理性を持ち合わせてる様だ……

 

《マスカット》!

 

シェン「お次はコレで行くわ♪」

 

《ロックオン》!

《セイアッ》!

《マスカットアームズ》!

《銃撃・シューティングブラスト》!

 

一旦間合いを取ったシェンは再び別のロックシードを解錠しドライバーに装着する。今度は龍玄のブドウアームズを黄緑色に変えた鎧を着け『マスカット龍撃砲』の標準を早苗に合わせて発射する。大量の弾幕が放たれ早苗はグレイズしつつ目は自分がロックシードを集めたカゴを見据えた。

 

パシッ

早苗「なら私はコレです!」

 

《ノニフルーツ》!

 

そして遂にカゴへ辿り着き、その中の一つのロックシードを掴むと解錠した。それは早苗が目を付けて貰おうとしていた物なのだ。

 

《ロックオン》!

《セイヤッ》!

《ノニフルーツアームズ》!

《ミス・バラエティー》!

 

ドライバーに装着しアームズチェンジすると黄緑色の装甲が纏われる。凸凹な形の鎧で手には扇型武器『ハリセンファン』を持つ。

 

ドバババババァンッ!

早苗「……なんでやねーんッ!」

 

バババババシィッ!

 

シェン「えっ……!?」ギョッ

 

そして尚も放たれる銃弾に向けてハリセンファンを振るうと風圧と振るわれた威力で全て撃ち落とされた。更に早苗はドライバーに手を掛けるとブレードを一回下ろす。

 

《セイヤッ》!

《ノニフルーツスカッシュ》!

 

早苗「行きますよ?扇撃『ツッコミスマッシュ』!」ダッ

 

必殺技の音声を鳴らしハリセンファンを構えると駆け出す早苗。それに何をするか察したシェンは同じくドライバーのブレードを一回下ろした。

 

《セイアッ》!

《マスカットスカッシュ》!

 

シェン「それなら必殺技勝負よ!」

 

マスカット龍撃砲で狙いを定め受けて立つシェン。早苗がハリセンファンを振るうと同時に引き金を引きマシンガンの様に弾幕を放った。

 

ドゴオオオオオンッ!!

 

一際大きな衝突音が響く。その音が数秒続き途切れたと共に二人は衝撃で離れる様に吹き飛び勢いに引き摺られながらも着地した。二人は口角を上げて笑い互いを見て対峙する。

 

早苗「……実力は互角ですかね?」

 

シェン「どうかしら?もしかしたら私の本気はとんでもないかもよ?」

 

早苗「そうだとしたら凹みますね。私は本気に近いですから」

 

シェン「そんな事は良いじゃない。どうせお遊びなんだからね♪」

 

《グリーンバナナ》!

 

そう言いながら再びロックシードを取り出し解錠するシェン。もう描写がワンパターンなので省略してドライバーに装着した。

 

《ロックオン》!

《セイアッ》!

《グリーンバナナアームズ》!

《ミ~~~~スハンター~~~》!

 

頭上のジッパーから現れたグリーンバナナが被さり装着された。バロンのバナナアームズを薄い緑色に変えた姿で『グリーンバナナアロー』を携えている。

 

シェン「だから気にしないで遊びましょう?行くわよ!」シュバババッ!

 

早苗「うわっととと!?」グレイズ!

 

グリーンバナナアローから早苗を目掛けて矢を放つシェン。軌道変換する矢に早苗は冷や汗を掻きながらも辛うじてグレイズしていく。

 

早苗「っ、確かに気にしたら楽しめませんね……では出し惜しみせずに出させていただきましょうか!」

 

《フォーゼ》!

 

射程圏内から外れた早苗もそう言い同じくロックシードを出す。それは天音ユウとの交流で得た内の一つ、フォーゼロックシードだ。

 

《ロックオン》!

《セイヤッ》!

《フォーゼアームズ》!

《青春スイッチ・オン》!

 

それをドライバーに装着すると頭にフォーゼのマスクが被さりフォーゼの特徴を出した鎧が覆われる。と同時に再度ブレードに手を掛け三回叩いた。

 

《セイヤッ》!×3

《アストロスイッチ》!

 

《ガトリング オン》

 

そう音声が鳴ると左足にガトリングモジュールが出現する。そこへシェンが駆けて早苗を射程圏内に入れると矢の弾幕を放った。

 

早苗「宇宙キター(゜∀゜)ーッ!仮面ライダー守矢!タイマン張らせてもらいますよ!」ガチャッ

 

ズドドドドドオッッッ!!

 

対する早苗はそう決め台詞を言ってモジュールから銃弾を乱射して矢を次々と撃ち落とす。出鱈目な撃ち方だが何とかな鉄砲数撃ちゃ当たるで全て相殺した。

 

シェン「へぇ、他にライダーロックシードを持ってたのね?それなら私も出し惜しみせず出すわ」チャッ

 

攻撃を止め、早苗の姿を見たシェンは自らもとばかりにロックシードを取り出す。早苗はそれに刻まれたライダーに袖を探るとフォーゼと同様に天音ユウとの交流で得てシェンのとほぼ対をなすライダーロックシードを取り出した。

 

早苗「でしたら私も変えましょう。さぁ、貴女の罪を数えなさい♪」

 

《ダブル》!

 

シェン「今更数え切れないわよ♪」

 

《エターナル》!

 

互いにロックシードを開く。そしてほぼ同じ動作とタイミングでドライバーに装着しブレードで割った。

 

《《ロックオン》》!

《セイヤッ》!《セイアッ》!

 

《ダブルアームズ》!

《サイクロンジョーカー・ハッハッハ》!

 

《エターナルアームズ》!

《地獄・ネバーフォーエバー》!

 

それぞれ音声と共に頭からダブルとエターナルのマスクを被ると左右が緑と黒に配色させるダブルアームズと純白の鎧に青い炎の模様が刻まれたエターナルアームズを装着する。そうなると続いて二人は打ち合わせた訳では無いが同時にブレードを一回叩いた。

 

《セイヤッ》!《セイアッ》!

《《マキシマムドライブ》》!!

 

早苗「極限『ジョーカーエクストリーム』!」ダッ

 

シェン「『クリムゾンエンド』!」ダッ

 

同じ音声を上げ早苗は両足、シェンは右拳にエネルギーを溜めて互いに向かって駆け出す。早苗がジャンプしシェンがそれを迎え撃つ様に拳を振るい両足蹴りと炎を纏うパンチが衝突した。

 

ドカァァァァァンッ!!

 

強いエネルギー同士がぶつかり爆発を引き起こす。巻き上がる爆煙が周囲を包み戦況が判らない───

 

《ミラクルフルーツアームズ》!

《フェイスオン奇跡》!

 

《ドラゴンフルーツアームズ》!

《龍神・降臨》!

 

「「……ッ!」」ザザザァーッ!!

 

と、そんな中で早苗とシェンは基本形態にアームズチェンジし爆発から逃れた。そして爆煙が晴れると早苗とシェンは三度対峙する。

 

早苗「あの、物は相談なんですが次で決着にしませんか?このまま続けると多分歯止めが効かないんで」

 

シェン「それは同感ね。私も帰ったら家事があるし、これ以上疲れたらやりたくなくなっちゃうわ」

 

笑顔ながらも息は切れ切れで装甲が所々傷付いている二人は意見が一致しドライバーに手を掛ける。そして早苗は二回、シェンは一回ブレードを叩いた。

 

《セイヤッ》!×2

《ミラクルフルーツオーレ》!

 

《セイアッ》!

《ドラゴンフルーツスカッシュ》!

 

早苗「祓斬『お祓い御免』!」ダッ

 

シェン「『龍撃一刀』!」ダッ

 

祓セイバーとドラゴセイバーを構え再度駆け出す早苗とシェン。互いの武器にはエネルギーが覆われ、あらゆるものを切り裂かんばかりの威圧感を放つ。そんな武器同士が二人が近付くと同時にぶつかった。

 

ズドガアアアアアンッ!!

 

何度目かだが今迄で一番大きな爆発が起きる。その爆風はヘルへイムの森全体を揺るがしインベス達の中では後に最大と記憶に刻まれる衝突音が響き渡った───

 

 

 

 

 

それから暫く経ち、いつもの静寂を取り戻した森の中で変身を解いた早苗と夕心は互いに向き合った。

 

夕心「結局引き分けに終わるなんてね……予定としては私が年上として負かせて決着だったのに」

 

早苗「でもこの方が収まりが良くて悪くないんじゃないですか?双方嫌にならない気分で別れられますし」

 

苦笑いを浮かべ会う二人。会話から判る様に先の勝負は引き分けとなりディケイドロックシードは最初に手に入れた早苗が貰うと言う事で幕を閉じた。その結果は夕心にとって少し不本意だった様だが満足気な表情でもある。

 

夕心「それじゃ私は帰るわね?今日は疲れたけど中々楽しかったわ♪」

 

早苗「はい、いつか御縁があったら幻想郷に来てくださいね♪」

 

手を振り森の向こうへと消えていく夕心。その後ろ姿を見届けた後、早苗もカゴを背負い近くに停めたコスモスの花のエンブレムを付けたロックビークル『コスモストライカー』に跨がり幻想郷へと戻っていった。

そうしてインベスすら敬遠して誰も居なくなったその場の木陰から居ない筈の少女が顔を出した。少女はビークルに乗った早苗の消えた方向に目を向けて僅かに微笑む。

 

???「……あれが将来、悪の幻想歌(ダークファンタジア)と争う事になる内の一人か。良い商売相手になると私的には嬉しいわね♪」

 

背中に蝙蝠の様な翼を片方生やして姿はフランドール・スカーレットに良く似たその少女はそう呟く。そしてキャスターの付いたトランクを引いて彼女らとは別の方向へ消えていった───




Dr.クロさん、如何でしたか?キャラを把握してないんでモデルである『イカ娘』の千鶴と母親らしいキャラを混ぜたんですが……後ちゃんとロックシードを扱えてなくてスミマセン。早苗のも合わせたらどうしても矢継ぎ早に変えまくらないと全部出せなくて(汗)気に入らなければシェンのお披露目話だと思ってくださいm(_ _)m

そして唐突なノニフルーツロックシードの登場。本当アドリブで考え付くな俺の作品は……(汗)ちなみにノニフルーツとはバラエティー番組で良く罰ゲーム時に飲む苦いジュースの原材料で健康に良い果実らしいです。

更に異界変で登場予定の新キャラも姿だけ登場。東方二次創作キャラと言えば想像が着きますかね?第二章の終盤で登場するのでお楽しみに!

では皆さん、良いお年を!来年から異界変の執筆に専念できそうです♪
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