人外と魔王が目指す世界最強   作:酢酸Biore

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書いてたら止まらない。

どうしてこうなった。だが後悔はしていない。


親友との再会

『・・・マ・・・・マス・・マスター!いい加減起きてください』

 

「知らない天井だ」

 

『そんな冗談が言えるなら大丈夫ですね』

 

ここは・・・「ハジメッ!」

 

俺は、ハジメと一緒に奈落に落ちたんだ。その後気を失って今に至るか。ラビ、俺はどのくらい眠っていた?

 

『約一時間半です』

 

そうか・・・そんなにも眠っていたのか。早くハジメと合流しないと何が起こるか分からない。ラビ、ここのルートは分かるか?

 

『YES、マスター。マップは予め作っております。このまま先に進めば、下の階層に辿りつきます』

 

さすがラビ、仕事が速い。それじゃあ、ハジメを探しに行くか。

 

しかし、あれだなー。洞窟の中なのに光があるってのもおかしいよな?

 

『緑光石と言う物です。この光石から発せられる魔力によって、光を放っているので洞窟内が明るく見えるようです』

 

へー、そんな便利な物があるんだな。

 

『マスター。奥に魔力反応ありです、魔物かもしれません。』

 

そう言って奥に進むと魔物がいた。見た目は狼の類だが、頭に角が二本生えており体には雷のような電気を纏っていた。

 

相手もこちらに気づいたようで、耳が張り裂けん程の咆哮を放ってきた。それが戦闘の合図のようで、魔物が電撃を纏って突進してきた。しかし、ナルミは焦るでもなく淡々と声を放つ。

 

「エルキドゥ、相手を拘束しろ」

 

ナルミがそう命令すると、ナルミの背後から金の紋章が現れ、ジャラジャラと音を立てながら鎖が有無も言わさず相手を縛り上げた。ナルミが王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)を使うにはラビのサポートが必須であった。ナルミ一人で使うと、出したい宝具がでずに別の宝具が出たりするのだ。それ以降、ラビのサポートで使いたい宝具を取り出すようになった。

 

「ラビ、貫け」

 

ラビは、命令されたように王の財宝から槍を選び、拘束されている魔物に何発か発射した。金の紋章から発射された槍は魔物の心臓めがけて一直線に貫いた。

 

戦闘が終わり貫かれた魔物をじっと見つめるナルミ。

 

『どうしました?マスター』

 

「いや、魔物って食えるのかなって」

 

そう、ナルミは奈落に落ちてから何も食べていない。腹がすくのも仕方のないことだ。そう言って魔物に近づき、王の財宝から小型のナイフを取り出し、肉を解体し始めた。

 

『マスター。この世界では、魔物を食べると死に至るようです。人間の中に魔物を取り込むと多大な魔力が内側で暴走し、魔力膨張が起こり破裂すると言うらしいです』

 

「マジか、さすがに魔物食って死ぬのは嫌だな。ラビ、どうにかできない?」

 

『仕方ありませんね。魔物をこちらで解析します。マスターが食べても死なない程度にします。ですが、魔物を食した場合激痛が襲います。それでもいいならできますよ』

 

「りょーかい、それでいいよ。それじゃあ解析頼むよ」

 

『既に完了しています。』

 

早いわ!まだ言ってから十秒も経ってないから!?

 

『マスターの事ですので、どうせ食べると思って解析しておきましたよ』

 

おお~!さすがラビ、優秀すぎる!

 

「それじゃあ、久しぶりの肉をいただこうかな」

 

ナルミは王の財宝から、火が出せる宝具を取り出し魔物の肉を炙っていく。すこし経って肉が焼ける。焼けた肉を躊躇い無くかぶりつく。その瞬間、ラビが言っていた激痛が走った。しかし、ナルミは激痛が伴う中、新しく焼き終わった肉をまた、食べていく。

 

「ふう、食った食った。不味かったけど腹は満たせた」

 

『マスター。魔物を取り込んだ影響で相手の能力を奪える見たいです。結果、魔物の能力が使えるみたいです。マスターが奪った能力に関しては、私では関与できないみたいです。ですので、頑張って使いこなしてくださいね』

 

「なんのスキルかな?確か、雷だったから同じのかな?」

 

『マスター、忘れていませんか?ステータスプレートと言う便利な物で確認できますよ』

 

「そういえばそうだった。・・・ステータスオープン」

 

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神城 成海  17歳 男 レベル:4

 

天職:逸脱者

 

筋力:error

体力:error

耐性:error

敏捷:error

魔力:error

魔耐:error

 

技能:聖書・聖典(ラビエル)王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)・纏雷・魔力操作

 

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「纏雷と魔力操作か、一応確認しとくか。・・・・纏雷」

 

ナルミの周囲にスパーク上の雷が漂っていた。このスパークは使用者の意思で動かせるみたいで、攻撃、防御にも役に立つだろう。

 

「・・・よし。ハジメを探しますか」

 

そう言って、纏雷を発動し高速で移動し、その場を去る。

 

時折、休憩をはさみながら、魔物を狩り、食事と睡眠を取っていた。ナルミとハジメが奈落に落ちてから、もうすぐ一ヶ月経つ。

 

ハジメなら下に向かってると思い、どんどん階層を進んでいき、ラビの話では既に五十階層は進んでいるみたいだ。

 

ステータスもさらに上がり、おそらくこの階層ならどんな魔物にも勝てるぐらいには強かった。

 

「そろそろ次の階層だな。できるだけ早く合流したいけど、こればっかしはどうもできないな」

 

そんな事を考えながら次の階層に向かっていた。

 

その時ラビが、

 

『今までに無いほどの魔力を持った相手がこちらに向かってきます!』

 

ラビが少し、焦ったような声で告げる。

 

ナルミは、ラビが言っていた方角に体を向け何時でも宝具を放てるように用意する。相手は魔物かもしれないし、人間かもしれない。どちらにしろ警戒する必要があるので構える。

 

徐々に足音が鮮明に聞こえてくる。

 

その人物が、目の前に現れ、ナルミは紋章から放てるようにセットされた槍を向ける。

 

そして、驚愕した。目の前に現れたのは一緒に落ちて行った、親友のハジメだった。

 

髪は白くなり、左腕は肘から先がなく、筋肉や骨格も、ナルミが知っているハジメと違っていたが、目だけはあのハジメだった。

 

「ハジメッ!!」

 

「な・・ナルミ?・・・ナルミなのか!?」

 

ハジメは俺だと認識したら、手に持っていた銃をおろして、抱きついてきた。

 

「ナルミ!良かった・・ほんとに、良かった。・・・俺のせいで・・ナルミが死んだんじゃないかって」

 

ハジメは、涙を流しながら謝ってくる。

 

「ハジメが無事なら俺は大丈夫だ。それに、俺はお前と肩を並べて戦えたことが嬉しいんだよ。だから、気にするな」

 

「ナルミ聞いてくれ。俺は元の世界に帰りたい。その為なら何だってする。それで、ナルミも一緒に帰らないか?ナルミと一緒ならできない事は無いと思うんだ!」

 

「そっか・・・なら、俺もハジメと一緒に行くことにするわ」

 

今後の方針を決めて、俺達は元の世界に戻ることに決めた。二人は気づいていないが、この時点で世界最強の人外者と世界最強の魔王のタッグが生まれ、それはちょっとした脅威となっているのを二人は知らなかった。

 




やっと、ハジメとの再会です

「ハジメとの再会までが長い!」

「ナルミ、こいつだれ?」

「作者様(笑)らしいぞ」

「作者様(笑)か、よろしくな」

いや、なんか馬鹿にされているように感じるんだけど、気のせいだよね?

「気のせいだぞ、作者様(笑)」

「そうだな、気のせいだな。作者様(笑)」

いやいや馬鹿にしかして無いじゃん!!

「「それじゃ、次回にてまた会おう!」」

無視しないでください!あ、それでは、次回でお会いしましょう
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