オリ主で振り返る平成仮面ライダー一期(統合版)   作:ぐにょり

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161 満ちる力

オロチが目覚める。

などと、もったいぶって口にした小暮さんだが、具体的に何が起きてどういう対策をすれば良いか、というのはわかっていないらしい。

だので、鬼全体の力の底上げだけではなく、鍛えに鍛えた精鋭を更に強化する必要があるのではないか、という事でスペシャルカスタムを行ったのだとか。

 

俺の知るオロチ現象がそのまま起きるのだと考えても、特別なアームドセイバーが必要、という理屈は通る、と、思う。

オロチ現象を鎮めるためには大地に直接音撃を叩き込み、狂った地脈、地の龍、龍脈的なものの流れそのものを清めて正常化しなければならない。

これを鎮める音撃こそ太鼓のそれであり、演奏の最中には周囲に無数の魔化魍が発生する。

演奏者を複数の鬼などの戦力で護衛するか、演奏者が単独であったならば演奏者自身がなるべく演奏を止めずに自衛できるだけの力が必要になってくる。

これに対し、鬼の声そのものを増幅して音撃として広域拡散可能なアームドセイバーは大いに貢献した。

 

したのだが……。

俺がこの世に生まれ落ち、この世界で生きていて、そしてこの世界にも無数の命がそれぞれの思惑を持って生きている事を知っているからこそ言いたくはないのだが。

あの場面でアームドセイバーを持つ最大戦力である響鬼さんが本部の命令を無視して一人でオロチ現象を鎮めに向かった事に関しては作劇上の都合、という以上の意味はないのではないだろうか。

まっとうな社会人として、或いは組織人として考えるのであれば、清めの音を大地に叩き込む役目を任せられた相手に太鼓の技術を叩き込んだのであれば、彼の腕と覚悟を信じて、彼の演奏を全身全霊を以って守り抜く、というのがスジだし、本来の響鬼さんはそういう選択ができる人間だったように思う。

アームドセイバーがオロチ現象の中で輝いたのは、あの世界における響鬼さんが何故か後輩を信じ切る事ができずに後輩二人を置き去りに一人でオロチ現象をどうにかしようと先走り、その無茶を成り立たせる為にうまく使われたから、としか言いようがない。

あれをやったのが主人公格で無ければ、或いはちゃんと話の尺があれば、一人で先走った響鬼さんは力尽き、アームドセイバーはブッキーか轟鬼さんに託されるまであったのではないだろうか。

 

ぶっちゃけた話をすると。

演奏する人護衛する人をはっきりと分けられるなら、対オロチ現象に関してはそれほどアームドセイバーも必要にならないのではないか、とすら思う。

そりゃあ、迫る無数の驚異に対抗するために鬼の戦力を底上げする、という目的で見ると単位時間ごとに清められる魔化魍の数が格段に増えるアームドセイバーの全国配備はありがたいにも程がある。

だが、既に猛士には現代版の鬼の鎧が存在するのだ。

俺が納品しているUギアだの劒冑だのではない。

純正の鬼の鎧だ。

当然、鬼がこれを着る事も可能だし、なんならこれを着たまま変身することだって可能だろう。

演奏者にも護衛にもこれを配布してしまえばそれで済む。

 

オロチ現象の正確な対処法がわかっていないので、とりあえず可能な限り鬼の強化をする。

というのはわかるのだ。

だが、現場に武器を供給する側の人間に伝わる程にオロチ現象の発生が確実視されている状態でまだ具体的な方針を打ち立てられていない、というのは、何なのだろう。

現場に近い支部単位ならばともかく、組織を統括する立場にある本部ですら魔化魍システムの重要な部分を本気で失伝している、なんて事がありえるのだろうか。

 

そんな疑問を抱いた俺は、独自の調査を開始した。

虱潰しに、というわけではない。

オロチ現象とそれを鎮める儀式に纏わる調査となれば、調べる範囲は限られてくる。

幸いにして、地図との照らし合わせ、超越感覚、更にアクガタ発展の中で磨き上げた気の制御技術の合せ技により、地脈のおおよその位置を調べる事は難しいことではない。

人間の、というか生き物の身体には気が巡っている。

水面に浮かぶ波紋を元に音の発生源を探知するが如く、より大きく激しい流れの気脈を探せば良い。

 

「ここか」

 

──なぅ

 

懐に入れたニーくんの返事に立ち止まる。

人里離れた山の中……、というか、人が寄り付かない濃厚な山林の中。

むせ返るほどに、或いはある程度の感受性を持った生物であれば無意識に遠ざかりたくなる程に強いパワースポットを発見した。

耐性が無ければ、吹き上がる強すぎる生命力に当てられて体内の気流が乱され前後不覚、嘔吐、失禁などの症状が出てもおかしくはない。

 

懐からニーくんを取り出し、首根っこを掴んで顔だけスポットの中に押し込む。

一見して虚空に猫を掲げただけに見えるかもしれないが、スポットに押し込まれた首から上だけが戦闘細胞へと瞬時に変異を果たした。

霊的視覚で見れば激しい気流……穢になっていない超自然エネルギーの濃密さにより、ニーくんの顔がぐにゃぐにゃと歪んで見えるだろう。

次いで、腰のホルダーからアームドセイバーの待機形態である短刀を引き抜き。

ニーくんの首の上からぶすりと突き刺す。

 

──ろろろろ……

 

喉を鳴らす音から限りなく濁りを除去した様な鳴き声がニーくんの口からと言わず全身から放たれ、歪んでいた首から上が消失。

異音を発するニーくんを掲げたまま前進。

ニーくんの全身、それを持つ俺の手、腕、そして身体までもが消えていく。

人が立ち入る事もできないパワースポット。

生命の安全が確保されていない隔離された空間へと入り込む。

 

ニーくんには全国に放ったニャンニャンアーミー達から結界破りや結界潜りのデータが蓄積されている。

そのデータをフィードバックして搭載された、隔離空間へのアクセス機能だ。

本来ならばニーくんを先導させるだけで可能なのだが、アームドセイバーでニーくんの生態機能を増幅させなければ侵入すらできない程にこの場所は厳重に隔離されている。

 

鬱蒼とした森の中とは打って変わって開けた場所。

枯れかけた背の高い、しかし成人男性が埋もれない程度の草がびっしりと生えた、見晴らしの良い、海すら遠くに見える空間。

異界だ。

人を食らう魔化魍としての異界ではない、ただ術によってのみ作り出された純粋な異世界。

森の中にある一定の空間を隔離するのではなく、濃厚なパワースポットを元に作り出されたゲートを介して移動する、ミラーワールドのそれと似た隣合わせの世界。

 

──うぅわぉん

 

むず痒そうに唸り声を上げるニーくんを離すと、刺さったアームドセイバーをそのままに身をくねらせ、したたたっ、と枯れた草むらの中を駆けていく。

てててて、と、並の猫と同程度の音量の偽装足音を立てながら一直線に走り寄るのは、円筒形の古びた巨石。

円筒、と言うと小型に思えるかもしれない。

だが、それは見た目には短い円柱、さもなければ台座の様にも見えるだろう。

或いは、物理的には内部に空間が存在していない為に円筒というのは誤りでもある。

 

だがそれは円筒だ。

蓋のされた円筒。

今にも内側から蓋を押し上げんばかりに、大地のエネルギー、気脈、光酒、龍脈の迸りを内部に充満させた破裂寸前のバルブ。

ニーくんが駆け上がって登ったその表面には古い鬼文字でこう書かれている。

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直訳だがだいたいこんな文言。

 

「これで何件目だこれ」

 

──ナ、ナ

 

かしかしと後ろ足で頭部から生えた柄を掻きながら、ニーくんは短い鳴き声でにべもなくそう答えた。

 

―――――――――――――――――――

 

何故動いているかわからないが、それが動いていないと問題があるので、動いている状態をどうにかこうにか維持する。

何故それが動かないといけないかもわからないが、今現在がうまいこと回っているのでとりあえず維持しておく。

 

これは別に珍しいことではない。

地球環境を維持しようとか、自然を守ろう、とかいうのもこれだ。

人間が食べることのできる動植物が繁栄する為に必要な餌となる生き物やその材料となる物質が豊富に存在し、基本的には人間が呼吸をしたり生きていくのに問題がない程度の気候である。

多少の動植物の絶滅くらい問題ないだろう。

そう考えて滅ぼした生き物がある種の環境を維持するのに一役買っていた、なんてことはよくある話だ。

 

物語ジャンルとして存在するパーティー追放モノで、お前はこのパーティーで雑用しかやってないだろ!出て行け!みたいな話がある。

実際は雑用どころかそのパーティの要と言っても良い重要な役割を担っていて後悔する、連れ戻そうにももう遅い、みたいな話が大半ではあるのだが。

これが純粋に雑用だけやっていた人員だったとしても問題がある。

一人に押し付けられていた雑用を他のメンバーで補っていく必要があるためだ。

それを避けるために新たに雑用の為の人員を雇う、なんていう本末転倒な話もあるが、じゃあ別に最初のメンバーを追放する必要はないのでは? という話になってしまう。

まあ、追放モノに関しては、追放される側が追放される前に自己アピールをしない、あるいは自己アピールしてまで残りたいと思える程にパーティの空気やら人間関係やら含む環境がよろしくない、という問題もあるのだが……。

 

実際、人間が生きていく上で環境全てを俯瞰して全ての相互作用を理解しろ、というのは難しい話だ。

人類に身近な生き物ですらその繁殖や生育に関して詳しくわかっていないものは多く存在する。

特定範囲の肉食獣を絶滅させたら、その捕食対象が食われなくなり増える、くらいの事は想定してもいいかもしれないが、人間がその肉食獣の被害にあっていたなら環境全体への影響がどうとも言っていられない。

前述の追放モノにしても、実は追放される側が極端なスケコマシでパーティ内部の同性異性問わず食い散らかす寸前、人間関係が拗れて事故る寸前なので切り捨てるしか無かった、とかなら同情の余地もあるが……。

どっちにしても、一定範囲の環境を構成していた要素を一つ抜いたなら、理由はどうあれ変化は現れてしまう。

 

どこに問題があったのか。

大前提となる文明発生の背景にすら違いがあるのだから、元からこうなる事は既定路線だった、という可能性はある。

少なくとも、現組織にはっきりとしたオロチ発生時の記録が残されていないのであれば、少なくとも戦後から今まででオロチは発生していなかったという事になる。

戦後から今までに何が起きた?

昭和から、いや1972年から今までだけで考えてもどれだけの悪の組織が生まれ、どれだけの被害を出してきただろうか。

それは別にショッカーに限った話ではない。

少なくともガイファードの存在を確認できた以上、犯罪組織クラウンの暗躍はあったと見て良い。

そしてそれだけが例外という訳でもあるまい。

 

或いは、それらの組織が原因というわけではなく、むしろ人間の悪意の矛先、穢の発散の為に存在していた、という可能性すらある。

龍脈のようなものがあり、魔化魍も発生する。

しかし、それ以前の問題としてこの世界は成り立ちからして大きく異なる。

鬼としての修行を経ること無く、人間は様々な種類の異形へと変貌を遂げる可能性がある世界なのだ。

それを見越して、穢を結実させない為の仕組みは複数存在したと考えたほうが自然ですらある。

 

俺の目に、現状とても清めの音を演奏するに適切ではないようにしか見えないあの古い音撃設備、あれはあの状態が正常なのかもしれない。

というか、複数ある時点で俺の知識にあるものと完全に同一であるわけがない。

無数にああいう設備が存在し、その時々で使用可能な設備を用いてオロチ現象を収めていく、という形になるのだろう。

形ある建築物の中に収めておくのでなく結界の中に隠しているのも、表側の文明の変化に巻き込まれない為であると考えれば不思議な話ではない。

猛士側にあの設備の記録がないとしても、俺の知る流れと同じ様にその時に使えるオロチ現象鎮静に使える箇所の結界を解除して誘導すれば良いだけの話だ。

 

基本的に、一つの惑星の中に存在するエネルギーというのは形を変えながら循環するものであり、派手に増減するようにはできていない。

風力発電やら水力発電にしたところで、本来なら地球上の大気を撹拌する風のエネルギーや水が高きから低きに流れる力を電力に変換しているので、目に見える変化が遅いから気付きにくいだけで必ず他の部分に影響は現れる。

逆に、大きな異変に見えてもそれは、一時的な変化に過ぎない。

川の氾濫は雨量の変化などによって流れる水の量が増えているというだけで川自体を破壊するようなものではありえない。

最低でも千年以上は運用されている魔化魍システムが、都合よくこの時代にいきなり破綻するような事は起きようがないのだ。

 

例えば。

龍脈に直接的な破壊現象に変化するような攻撃的モーフィングパワーを流し込まれたり。

世界中の人間がある日を境に突如として無限に進化し続けるアギトへの覚醒を遂げ始めて地球を循環するエネルギーの総量が爆上がりしたり。

隣接する鏡の世界に異世界から無限のエネルギーを汲み取るエンジンとアギトの力を搭載した謎の機械生物が大量配備され始めて膨大なエネルギーを内包した異界としてほぼ常時接続状態にあったり。

世界中の生き物の集合無意識を束ねて統率していたシステムが突如として謎の赤いやつに破壊されたり。

そういうアホみたいな出来事が数年以内に同時多発的に起きでもしない限り、魔化魍大量発生とそれを生み出す大地に対する清めの音の儀式を行うだけで全てはうまいこと丸く収まるだろう。

 

「あ、母さん? ちょっと豪華客船での世界一周クルーズのチケットが貰えるかもって話があるんだけど、父さんに仕事休んでもらってさ、偶にはぱーって旅行にでも行ってこない? 無理? めっちゃいい船らしいよプールとかカジノとかついてて! たぶんバニーガールとかも居るから父さんも乗り気にできると思うし飯も美味いんじゃないかなって思うんだけどどうかな、駄目? ……あー、ハワイの方にはいかないやつだね、たぶん。うん、うん……考えといてね! できるだけ早くね!」

 

がちゃり、と、受話器を落とす。

海外に繋がる海とか船もまずいと言えばまずいが、世界をゴルゴムが牛耳っている、という最低保証のお陰で、万が一億が一の時の一時的緊急避難先としての選択肢が生まれたのは大きい。

バトルファイトに首を突っ込んで良かったと思える一番の要素はゴルゴムかゴルゴムの後釜かはわからんがそれの支配システムを何者かが受け継いでくれているのを確認できたことだな。

日本程に治安が安定しているかはともかく、無数の悪の組織が切磋琢磨して一般人が家畜同然の暮らしをしている、みたいな最悪の場合を想定しなくて済むし。

 

「あ、父さんと母さんに個人認証付きの変身アイテム作らんと」

 

現状で作れる生存性最高のものとなると、アギトの力マシマシのライダーズギアかつ契約システムで強化してラウズシステムを完全内蔵式で搭載して。

で、奪われたり荷物を預けてても直ぐに手元に呼べるように魂を入れて自律するように、あとクロックアップ機能も。

とりあえず家に常備していた材料を変化させて器を作りアギトの力を流し込み、鏡の中に手を入れて必要な契約モンスターを呼び寄せる。

 

「契約モンスターはデススティンガー一択」

 

ちょっと都市部で使うものではないから来るまでに時間がかかるか……。

 

「オメーは父さんと母さんを何と戦わせるつもりなんだよ」

 

「いや、あれには水中活動能力も地中穿孔能力も与えてるから、最悪客船から降りて適当な地下に生活空間を作って貰って生き延びてもらう事もできる」

 

「このくにほろぶの?」

 

「どうかな……創世王のお気に入りの土地があるからそこと周辺だけ残る、くらいの想定はありかもしれんけど、今度ばかりは分が悪いかもな」

 

交互に問うてくるグジルとジルに返事をしながらベルトを完成させる。

急ごしらえだが、これで最悪を想定しても父さんと母さんは生き残れるだろう。

使わないに越したことはないが……。

とりあえず、乗り込んだ豪華客船で父さん母さん以外が全員上級アンデッドとか上の上のオリジナルオルフェノクとか強めのワームとかでもなんとかなるだろう。

なんなら父さんは仕事で装甲服は扱い慣れてるだろうし、母さんも元々は古くて使いにくいイクサシステムで戦っていたりしたんだ、使い熟してくれる事を祈ろう。

 

「戦わねーの?」

 

不満そうなグジル。

去年は対ブラックダミーで敗戦を喫しただけあって、今年になにかビッグマッチがほしいのかもしれない。

 

「殺せる相手が出てこないかもしれん」

 

基本的に、勝ち負けはともかく、これまでの敵はわかりやすく倒したり殺したりする事ができる相手だった。

今年も基本的にはそうだし、猛士が現状を正しく理解した上で十全に対策を取っているのであれば何事もなく収まる筈だ。

単純な魔化魍の大量発生であれば。

だが、そのシステムが、魔化魍を作り出して鬼に倒させるというシステムが破綻した場合。

何が起こるかはわかったものではない。

 

「でてきたらたたかう?」

 

首を傾げるジル。

戦わず、守らず、身内を逃がす、という消極性はジルにとっては珍しく映ったのかもしれない。

生まれてきてからこのかた、一般常識を教える場以外では戦う姿勢ばかり見せていたからな。

だがまぁ誤解でしかない。

 

「出てこなくても戦うんだよ。引きずり出してでもな」

 

対ダグバ。

対テオス。

対おでん。

対なり損ないども。

対創世王。

 

こう毎年想定外の事が起きれば、流石に俺も学習する。

対策を打っておけば、事態はそれを軽く上回る形で訪れる。

間違いなく魔化魍の大量発生などというわかりやすく殴りやすい事態にはならないだろう。

だが、これまでと違う点もある。

対魔化魍において、仮に破綻しつつあるとしても、それと戦う為のリングは拵えられている、という事だ。

 

先人は偉大だ。

穢を魔化魍に変換して鬼に清めさせて正常なエネルギーに還元する、というシステムは非常に偉大だ。

地震や台風を事前に小分けにして殴り飛ばして大人しくさせるようなもの、と言えば、その偉大さがわかるだろう。

それを先人たちは少なくとも千年以上前には構築して運用していたのだ。

これに習わない手はない。

 

「今までにない大きな戦いになる。お前らにも手伝ってもらうぞ」

 

 

 

 

 

 

 






☆明日夢くんとか京介くんとかまわりばっかり言われるけどやっぱりところどころ首をひねる響鬼の途中から
本編でも言ったけど響鬼さんが唐突に後輩を信用しなさすぎ問題
え、今までなんかちょっとお茶目とか情けないところを見せつつも人生の先輩っぽく色々言ってきたのに響鬼さんそれは無いんじゃないですか……?
鬼ってなんなら鬼に変身できない自衛能力も怪しいサポーターとか連れて魔化魍退治に赴いたりするのに死ぬかもしれないから任せていた筈の役目を横から手入れてどころか共同作業する二人の鬼を置き去りに作業始めるとかどうしたの響鬼さん
何なら京介のキャラはああいうひねくれ者って事で済むけど前半で散々正確描写されたキャラがああなるのはうーん

☆想定通りに行くのかオロチ現象
吉野は全てをお見通し……というわけでない限り今回のオロチはイレギュラーなものになります
まさか吉野も謎の地脈活性化に未確認事件が関わってたり人類の発する穢とかの総量がアギト化の影響でまずいことになってるとか吉野も未確認の超巨大な異界が穢ではないけど外部からエネルギーを取り込みながら内部でエネルギーを増幅させ続けてたりとかを想定はできまい……
なんだか特定個人が原因の現象が多い気がするって?
最終的に響鬼編はそこらへんをしらばっくれつつ責任をどうにか取ろうとする話になります
終盤の響鬼さんと同じく誰かに行動指針を話したりしない方向でいきますが

☆突如として父親を襲うオーバーテクノロジーの塊
疑似デッキに毛が生えた様な装備をこれと一緒にしてはいけない
まぁでも妖怪変化と戦う謎の組織とのつながりがあることだけは知ってるから、そういう裏の組織にはこういうものが流通していてそれでああいうものと戦っているのだろう……
みたいな納得をしてくれる
判断基準の一つに大量発生して絶対に車を追い抜いて殺しに来る上に車に乗ってないと視認すらできないとかいうバグがある為、自分の知らないところで戦うなんか常に協力して戦う事ができない連中に対する信頼が厚い
常日頃から特定条件を満たさないと視認できない車より早く走る大量発生する特定の攻撃でしか殺せないタイプの敵と戦っている人たちの装備はすごいな……
シンプルな誤解
不思議なものを不思議だな、で済ませてしまう、恐らく精神構造がシンプルなタイプ
主人公にしたらトラブルに思い悩むんでなくとりあえず信念通りに動いてみるタイプなので複雑な事情を抱えているヒロインとか居たらその実直さとかで知らず落としちゃうタイプ
たぶんその精神性を変な形で子供は引き継いでしまった

☆あらー会社作ったって言うけど儲かってるのね、せっかくの親孝行だからお言葉に甘えちゃおうかしら、くらいの感覚でとりあえずチケットだけは受け取るつもりのママン
でも、そのチケットってちゃんと期日通り使えるの?
チケットはあっても船が無い、出れない、なんてなったら払い戻しとかどうなるのかしら
まぁ頑張ってみなさい
お母さん見てるからね
くらいの人
知っての通り死にかけの女の子を拾うし息子が手作りバイクで遠出しても巻藁粉砕しても後輩に手出ししててもノータッチだしで結構奔放な上に放任主義
割りと決定的な事になるまで手出しをしない辺り筋金入り

☆戦えないかもしれない事に不満を抱くグジルと戦わないという選択肢を不思議がるジル
グジルも描写は無いけど去年に逃げるしか無い最終決戦とかしてたからどっかでリベンジマッチして汚名返上したかったというのがずっとあった感じ
地味に鍛えてたんじゃないかなと思う
ジルに関しては一般常識と並行して見続けてたのが戦い続ける姿勢なので初手で身内を逃がすムーブに関してはそういうのもあるのか……みたいになる
なおこの二人は今回の事態で想定する最悪を引いてもまあ死なないだろう、という判定で戦いに引き込まれた
残り二人はもう主人公的に身内だけど戦う人判定なので……
殺すと死んでしまう方には何らかの保護がつけられるが、なんなら主人公より死なない率高い方は別口で頼み事までされるし頼ってもらえた事を喜んだりする
その辺の描写は恐らく次回あるかないか


☆仮面ライダーギーツ
コラボカップ麺来るでしょ絶対
紅白狐はともかく狸を緑色にしておいてコラボ狙ってないは無理だよ……
バトルロイヤルものではあるけど明確にこれまでのものとは異なるというか、よりゲーム感が強い作り
ゲームモチーフはエグゼイドががっつり名作だからそこと比べられるのでどうなるか
というか、当時はバトロワの映画とかで殺し合いのイメージあったけど、今の子のバトロワイメージはあーいうのなんだよなって納得した
多分最初にバトルフィールドにバラバラに落とされて武器やらアーマーを現地で拾って、みたいな形になるんやろうなぁってのはわかりやすいよね、最初の首以外ほぼ無地ボディアーマーで
まさかバトロワに関するイメージで世代を感じさせられるとは思わなかった
視聴者目線主人公と俺様超人系主人公の並びはカブトを意識してかそれとも見てる側が意識し過ぎか
今のところ俺様系っていうよりはチャラ系でより浮世に近いから天道っぽさは感じられないから差別化はできてる様に見えるが
まぁ始まったばっかのものにあれこれ言っても仕方ないからじっくり見守っていこうね
でもベルトのギミックだけは文句なしの百点だと思う
オッ、ナイスデザイン


そういう訳で毎年恒例終末がやってくる頃です
もう終わりだよこの国
と、言い続けて何年になるか
この世界でもたぶん毎年そう言われ続けてるし騒動の中心近くでは本心からそれを口にする人も多いんやろなぁ
それでもどうにかこうにか戦う事になるワンパな展開を許容できる、という方は、次回も気長にお待ち下さい
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