オリ主で振り返る平成仮面ライダー一期(統合版) 作:ぐにょり
歴史改変の影響を受けないという能力は必ずしもプラスに働くわけではない。
自らの存在した歴史が消滅した例を出すのは極端な話で、そこまで行かずとも人間関係ががらりと変化してしまった場合、改変前の記憶しか持たないというのであれば周囲と合わせるのも難しいだろう。
当然、歴史改変、記憶を主に扱う電王本編でもこの状況は提示されている。
あの場では歴史改変が起きてどう人間関係が変化しているかを解説してくれる便利な相手が居たためにその場を乗り切ることができたが、そうでないなら周囲の人間全員に月島さんが挟まれた一護のようになってしまうところだ。
そういう観点から考えれば、特異点というのは特異体質でこそあれ超人という訳でもないし進化した人類という訳でもない。
極端な話だが時間的連続性に対する疾患でしかない、という見方もある。
世界、歴史が新しい形にアップデートされても特異点だけはその更新に対応できないのだ。
歴史改変の度にまったく別の世界に放り込まれる、それはさながら
実のところを言えば、自力で特異点と近い状態に自らを変化させた人間に心当たりがある。
神崎士郎だ。
彼はタイムベントによる歴史改変を繰り返す中、未来の自分で過去の自分への上書きを繰り返していた。
ここで言う未来の自分とは未来の記憶である。
当然の話ではあるが、タイムベントで時間を巻き戻した場合、本来なら積み重ねた記憶も無かったことになり、何事もなければ巻き戻す前と概ね同じ歴史が繰り返される。
そこでタイムベント使用者(この場合はオーディンの肉体ではなく、その操縦者である神崎士郎を指す)の記憶をバックアップし巻き戻し後の自分に上書きした。
精神のみの上書きなのは、肉体まで上書きしてしまうと、タイムベントの度に自らの肉体が老いてしまい、やり直しに回数制限が発生してしまう為、この様な形式に至ったのだろう。
肉体の崩壊はその副作用、或いは、記憶容量が脳細胞という枠に限定される生身の肉体に限界を見いだした結果、自ら捨てた、という可能性もあったか。
俺が彼から引きずり出したのは才能を振り絞って作り上げた技術だけで彼の歴史改変の歩みではないので、彼の心が粉々に砕け散った今では真相は闇の中だが……。
ともあれ、神崎士郎式の解決法は偏に身体に悪いという事だけは確かだ。
何しろ、延々自らに歴史改変を重ね続ける訳だから、何処かで決定的に辻褄が合わなくなる。
彼が自ら肉体を捨てたのかどうかはともかく、あのままループを繰り返していたら遠からず精神にも変調が重なり、最初の目的すら見失い、神崎士郎は神崎士郎ですら無くなっていただろう。
また、自発的でないタイムベント、歴史の書き換えには対応出来ないので、対歴史改変としては不十分。
歴史改変で書き換わる存在は歴史改変に弱い。
電王ですら特異点を変身者にしない場合究極の歴史改変ビームで消滅させられてしまう。
だが、ただ歴史改変を受け付けないだけでは、歴史改変を受けた自分以外の歴史から乖離し、世界から取り残されてしまう。
これを解決する方法なんてものは……もちろん存在する。
平行世界に存在する自分の記憶と同期すれば良いのである。
そんな事が可能なのか、と問われると難しい。
この世界には電王が居てデンライナーがある。
そうするとこの世界において正しい歴史が運行されている間、その他の可能性世界は並列して存在するわけではなく、単純に存在していない事になる。
平行世界が存在可能なのであればイマジンによる歴史改変侵略は起こり得ない為だ。
平行世界の記憶にアクセスできるかと問われれば、アクセス先が存在しないのであれば不可能であると答えるしか無い。
が、しかし。
話を電王世界ではなく仮面ライダー世界にまで広げて考えた場合はまた事情が変わってくる。
キバまでの作品において平行世界への言及は無い(映画時空は視聴者に見せられたもしもの世界であり作中には欠片も存在しない可能性だってある)が、ディケイドでは露骨にこれを題材にしてくるし、その後の平成二期などではTV版主人公が映画版という平行世界に迷い込む、という形の話が平気で出てくる。
門矢士は無数のライダー世界を渡っているがこの世界にもやってくるかはわからない。存在すら確実ではない。
が、これだけ節操無くライダー世界が連結されている世界、まさかあの出たがりだけがお行儀良く引っ込んでいるとは思えない。
そうなるとこの世界のゴルゴムとかも大ショッカーの傘下に入るのか?
シャドームーンがブラックサンと一緒にマックスハートしてるこの世界で?
などと混乱してしまうが……。
そもそもの大前提を覆すような話になるが。
仮面ライダー電王の世界では平行世界は存在できない、という言説は間違いではないか、という説もある。
何しろ仮面ライダー電王は作品としてとんでもなく使い勝手が良い、役者が売れたからオリジナルキャストを呼べないというライダー特有の問題があまりなく、取り敢えず声優四人呼べればどうにでもなってしまう。
なので、電王世界はとんでもなく気軽に他世界と接続される。
なんなら次元の壁を越えてクレヨンしんちゃんの世界にすら接続されてしまう。
別に下ネタに嫌悪感はそれほど無いが、あの世界はギャグだからどうにか攻略できた、みたいな相手が結構居るので接続されて欲しくない。
クレしん世界に接続されると変則的な方法でゲゲゲの鬼太郎世界に、鬼太郎世界に接続されると妖怪ウォッチ世界まで見えてくるので本当に勘弁して欲しい。
閑話休題。
ともかく、電王世界は平行世界の存在が許された他ライダー世界へと接続され、そこでは平行世界が存在している。
クロスオーバー作品が各作品の設定すり合わせに苦労する中、電王は堂々たるものだ。
なにせクロスオーバーするタイミングでは未来からの侵略者云々は一応の解決をみており、基本的に野上良太郎も登場しない。
平行世界、分岐世界みたいな話にもあまり関わらないので蒸し返される事もそうそう無い。
そもそもの話として、電王世界で消えた歴史というものは、本当に消えているのか。
何しろこの物語の主観は特異点である野上良太郎にある。
彼は基本的に歴史改変についていけず、ベースの世界線の記憶しか持たない。
が、歴史改変により切り替わった世界で彼の周囲の人々は変わらず彼に接する。
つまり、切り替わった先の世界でも、その世界線で生まれ育ち、特異点として電王に変身して戦っていた野上良太郎が存在しなければ周囲の人間やイマジンとの関係について説明がつかない。
特異点があらゆる歴史改変に影響されず一つの世界の記憶を基準にして存在するというのなら、ベース世界線以外では特異点はその世界を守るために行動せず、元の世界に戻ろう、元の世界に戻そうという行動を取るはずだ。
デネブが他のタロスと共に野上良太郎と契約してイマジンと戦っていた、という世界線があるのなら、最初からその世界をベース世界線として存在していた特異点野上良太郎が存在しなければ周囲の反応はもっと違うものになっている筈だ。
もっと言うのであれば。
歴史改変による世界の奪い合いが存在すると仮定するならば。
歴史改変の影響を受けない存在同士が相争う形でなければおかしい。
イマジン世界がこの世界の近似値であるというのなら、最低でも敵側にはイマジン世界の創世王、ブラックサン、シャドームーンが居るはずだ。
そしてその三人が居るなら事はもっと大事になっているし、あんな死兵の使い方もする必要がない。
無論、この世界の自分との睨み合いになり下手に動けていない、という可能性もあるが……。
歴史は書き換えられていたのか。
正しい歴史以外は本当に存在できないのか。
この戦いは本当に、それぞれの世界をかけた戦争なのか。
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ところで。
俺はおのぼりさんとしてポレポレにカレーを食いに行ったり、噂のサバ味噌を食べにビストロサルに行ったり、装備の融通の為に甘味処たちばなに立ち寄ったりする。
カフェマルダムールにはマイカップを常駐させているし、レストランアギトにもこっそり飯を食いに行ったこともある。
そんな俺が滅多に立ち寄らない、好んで立ち寄りたくないと思って避けているのが喫茶店ミルクディッパーだ。
歴史改変対策以外で電王絡みの人物と関わり合いになりたくないというのがある。
店主が作りたい店の雰囲気の方向性は良いと思うが、ところどころの客が騒がしくリラックスできない。
店主主観ではオシャレ喫茶くらいの気持ちなのだろうが、体感田舎の居酒屋感すらある。
それを店主が頓着しない(精神的な問題でできる状態に無い)為に改善もしないとなれば、好き好んで入店しようとは思えない。
イマジン対策もデンライナーに依らず基本的には独自で行っているのでデンライナーにすら滅多に立ち寄らない。
まぁこれは、野上良太郎と契約したイマジンが俺に対して警戒心を隠し切れていない、リラックス状態で居られないので、遠慮している部分はある。
ノリが良くないと勝てないタイプであれば、わざわざ不調にする必要もない。
一応連絡手段はある。
野上良太郎に携帯の電話番号を教えてあるので、何かあれば連絡が付く。
電王絡みで変なガジェットを連絡用に用意すると余計なものが混線しかねないのでこれが一番堅実だ。
「なるほど、ゼロライナーと桜井侑斗ね」
「オーナーに聞いてもはぐらかされるので……」
何処か申し訳なさそうに告げる野上良太郎。
さして関わりのない相手に相談を持ちかけることに対する引け目だろう。
が、相談を電話で済まさず、場所に喫茶壽を指定する強かさを持ち合わせているのは流石平成ライダー最強の精神力との呼び声高い男。
ハナは俺に近寄りたがらず、当然俺のテリトリーと言っていい喫茶壽に立ち寄りたがらず、甘味処たちばな等の猛士の拠点と同じくある種の結界を張っている為にいきなりイマジンと入れ替わられるということも無い。
ちゃちゃを入れられず、オーナーにはぐらかされる事無く話をするにはもってこいという訳だ。
ここなら話の途中にワイバーンが襲いかかってきても、赤心寺にもある備え付けの迎撃装置で血霞にできる。
「先に結論から言うけど、あの桜井侑斗は敵ではないから、そこは安心して良い」
野上良太郎からすると消えた姉の婚約者を騙る怪しい男だが、その役目は予備戦力であり、目眩ましであり、囮であり、同時に自らの痕跡を消すための消しゴムのような物だ。
こいつがゼロノスカードを使い切らずにイマジンを根絶できればそれに越したことは無いが、そうでなかったとしても分岐点を探す追手への目眩ましにはなる。
「ということは」
「野上愛理の婚約者、その過去、それは間違い無い。この時代だとそれを確認するのは難しいが」
難しい、というだけで完全に不可能という訳では無い。
不可能ではないのだけど、それをやったところでこいつが多少納得するかどうか、というだけなのでやらないが。
まぁ、三十路辺りで仕事もしてて婚約者も居る男と、その男の成人もしていない頃を並べて人格が違う!なんてのはナンセンスな話だ。
しかも未来の自分に力を託されて訳もわからず事情を全て知らされることも無く戦っているというのだから、その上で人当たりまで良くしろというのは余りにも要求が多すぎる。
……そもそもの話として、消えた時間を走っていたゼロライナーというのも、やっぱり電王世界は平行世界が存在しうるだろこれ、という話の根拠になってくるのだが、どちらにせよカイとその一味は撃滅しなければならないので、それはひとまず置いておこう。
「日頃からストレスの多い生活をしている所にああいう輩が入り込んでくるのは嫌かもしれんけど、彼も彼なりに頑張ってるから、悪く思わんであげてくれとは言わんが、変なこと言ったら舌打ちして無視するくらいで済ませてあげて欲しい。嫌なら良いけど、たぶん殴って追い返すくらいなら見直されるまであるし」
普段の振る舞いが妙にナヨナヨしててアクティブ暴力に不慣れなだけで、実は戦士適性は結構あるのだから、それを知らせれば普通に頼りにしてきそうではある。
「しっ、しませんよ、そんなこと」
ふるふると手を振り否定する野上良太郎。
最善は野上良太郎と桜井侑斗がちゃんと友情を育んで共闘してくれるルートに進む事なのだが、正直な事を言えば桜井侑斗とそれが変身するゼロノスに関してはタイミングによっては
桜井侑斗が消滅した世界線ではゼロライナーの姿が確認できないが、ゼロライナーは桜井侑斗と紐付けされた存在ではないので探せば見つける事は不可能ではない。
というか、桜井侑斗の人間関係が消滅するだけで戦力としての桜井侑斗は継続するしな。
カイからすれば分岐点の鍵を探すゲームかもしれないが、俺からすればうろちょろしてる親玉を殺せば勝ちのゲゲルなのだ。
囮が役目を果たして餌に喰らいついてくれるならそれはそれで早期決着が狙えて良い。
しかも桜井侑斗は囮の囮、二重の罠を張っているのだから、それを有効活用してやる事こそ本懐なのではないだろうか。
そういう意味で言えば、カードを使い切る前にイマジンに殺されない程度の戦闘力を与える事の出来るデネブとゼロノスシステム、それに応えられる過去桜井侑斗というのは現代桜井侑斗にとって非常に都合の良いコンビだ。
個人的な努力目標の関係で桜井侑斗にはもう少しだけ消滅も死亡も避けていて欲しいので、これは俺にとっても良い人選であると思う。
「彼が怪しい、のもそうなんですけど……ちょっと、こう、危機感が足りない、というか」
「あぁ、そういう」
現代桜井侑斗の年齢は正確にはお出しされていないが三十絡みであると公式は言っている。
そして現代にゼロノスとしてやってきている過去桜井侑斗の年齢は19歳。
1993年時点で学年不明の高校生で16から18歳くらい。
現代にやってきた彼はおおよそ10年前の人間という事になる。
たまごっちやせがた三四郎と共に成人を迎えんとしていたような人間であるというのはともかく、彼は西暦にして2000年よりも前の人間なのだ。
現代で活動することを考えて多少の情報収集はしているだろうが、彼はリアルタイムで2000年以降の諸々の事件を体験していない。
殺人儀式やら新人類粛清やら動死体の組織的暗躍やら人喰い怪物大量発生やら通り魔的不死生物やら妖怪大発生からの全国同時多発火山噴火やら害虫駆除やらを経由していないからか、桜井侑斗の危機意識は現代人からすると引くほど低い、という話らしい。
俺が発見した徘徊中の過去桜井侑斗も野宿姿だったのでそこら辺は電王しか居ない世界と変化はないのだろう。
当然だがこの時代、野宿のハードルは東京タワーよりも高く上がっている。
基本的に生きてる人間は大体何らかの災害に遭っている。
グロンギの殺人儀式のニュースを知らぬものは居ない。
テオスやマラークの被害こそ限定的ながら大襲撃や巨人の殴り合いは都市伝説化している。
マッドアークやその被害者だったものを見たという人間は珍しくもない。
空を覆う暗雲、暗雲を照らし天を貫く炎の龍、人を喰らう溶岩化した魔化魍、騒ぎに乗じた野良オルフェノク、見たこと無い人を探す方が難しい。
今野宿なんて真似をしているのは余程腕に自信のある戦士か自殺志願者か馬鹿だけだ。
因みにこの三種に共通する特徴として何らかの武器はほとんど全員が所持している。
戦士は自衛の為、自殺志願者は直前で怖くなった時に自害する為、馬鹿は自衛するつもりでこれらを持つ。
なお、一部の警察所属アギトなどは修行の一環として野宿を定期的に行ったりするらしい。
超越感覚が研ぎ澄まされるのだとか。
「変身できる回数に制限がある、って。だから」
「補充の宛があるんじゃないか?」
なんなら追加カードは使い切るとこまで含めて作戦のうちなわけで。
電王本編では残り枚数が強い縛りになっていたが、後の客演を見る限り、時間を掛ければ追加補充も可能であると見て良い。
残り枚数がどうこうという話は直近で戦わなければいけない相手が次々と出てくる状況だから問題にされていたようなものだ(桜井侑斗の記憶にまつわる諸々の葛藤はひとまず無視しておくとして)。
そこまで言わずとも、基本的にデネブが護衛についてるから戦力的には問題ないんだろうし、デンライナーと違ってゼロライナーは諸々の制約を無視して運用できるからなぁ。
寝てる所はデネブに見張らせて、何事かあればゼロライナーで轢き殺せば大概の野良敵対種族は死ぬ。
星を観ながら眠りたいというロマンチシズムもあるだろうが、下手にゼロライナーが呼べない室内で眠るよりも余程安全だ。
流石に野宿できない天気の時はゼロライナー内部で寝るだろうし。
「アレもそこまで考えなしでも、危機感が無い訳でもないから、心配は無用だと思うよ」
確かに彼は2000年以降の事件を経験していない。
が、別にそれ以前の地球が平和だったかと言えばそうでもなく、時代を考えれば普通に虐殺も都市破壊も起きていた時代だ。
なんなら桜井侑斗は東京で母と暮らしていたが母の死をきっかけに田舎に移住したという過去を持つ。
移住時の正確な年齢は良くわからないが、タイミング的にクライシス帝国が本格的に侵攻してきてバリバリに東京が被害を受けていた時期で、この世界でどうだったか不明だがその前年にはゴルゴムが派手にやらかしていた時期でもある。
桜井侑斗も怪人被害で親を亡くしている可能性が普通にあるのだ。
その上で小学生の身で劇場版の鬼を名乗る謎の集団とのバトルに巻き込まれておねショタをしたりもする。
現代桜井侑斗が過去桜井侑斗を頼るわけだ。
この運命力とバイタリティ、切り札は自分だけと言い切っても良いレベルだと思う。
この時代に連続で事件が起きているだけで、多少時代をずらしても普通に怪人による被害は出ていた。
まぁ、2000年までに10年くらいのブランクが空いたお陰で一般市民は結構平和ボケをかましていたのだけれど。
そういう話を抜きにして考えても、表向きの平和の裏ではスマートブレインが人間狩りをしていたし、魔化魍は普通に人を食っていたのだから、現代人でないから平和ボケをしている!危機感が無い!というのは怪人災害擦れした現代人の強い思い込みとしか言いようがない。
「そう、ですか……」
「俺もそっちに合流はできないけど、今後も相談とかあればジュースくらいは奢るし。あ、そうだ、これもあげよう」
「これって」
「奈良県吉野市土産のお守り。霊験あらたかで実際効果がある」
「あ、ありがとうございます?」
「どういたしまして」
そうして、俺の経営する店で出したドリンクを何の警戒もなく飲み干した野上良太郎は、暫く後に何処ともなく消失する謎のお守りを手にして店を後にしたのであった。
素直な良い子なので最初の劇場版とかになったら助けに行ってやろう。
俺は親切な男だからな。
毎話毎話に間が空くので毎話リハビリ回になる
☆平行世界四方山
改変後の世界の人間やらその他人格ある存在の振る舞いを見ると明らかに歴史の書きかえじゃなくて分岐してないと説明付かないとかそういう話
いやデネブが良太郎と契約した世界線は仮のものだから、みたいな言い訳もできないことはないんだけど
そもそもの話として歴史改変やら特異点やらのルールを話すデンライナー側が語り手として信用ならないので
カイからすると自分の過去やら世界やらをかけた戦いのつもりだったのかもしれないけど
実はもっとスケールの小さい卑近な話に落とし込まれてしまうのではないか?という話
というか、そうでないと現時点から未来の地点で分岐する世界だった場合平行世界のゴルゴムトップチームが激突する限界バトル叩きつけて(世界が)傷ついたっていんじゃない?
となるので世界側が困る
歴史改変の影響を受けない、というルールと平行世界は存在する、というルールを混ぜると大変な事になるね、という話
平行世界は存在できない、という事にしなければいけなかった?
☆デンライナー側が避けるスポット
東京各所にある主人公徘徊スポットは鬼門
故郷を滅ぼした歩く核兵器を量産した半分仇みたいな相手な上に妙にデンライナーの事情に詳しいのに敵か味方かわからん上に暴力で上回る相手なので近寄りたくないハナさん
なんでかよく思い出せないけど苦手意識が強いタロス達
(同じイマジンでも完全敵側の連中は絶対戦わないといけない相手なので逆に覚悟が決まる)
対して野上良太郎は一時期不幸よけの為にヘキサギア導入を野上愛理が検討していた時期があり、その関係でパンフレット経由で微妙に主人公の社会的立場を知っているので地味に信頼がある
それは権力!とまではいかなくても現代社会だと社会的地位が保障されているというのは信用ロールで強い
☆危機感の有無を心配される桜井侑斗
超絶余計なお世話
時系列的に既に劇場版で謎勢力とのバトルもおねショタも経験済み
そう考えるとこいつ原体験におねショタがあるから年下婚約者が年上になるのはある意味運命だったのかもしれない
タイミングが噛み合ってたと考えると小学生時代にゴルゴムとクライシス帝国の侵攻を体験してるので劇場版抜きにしても中々の経験値
そんな経験値持ちでも精神的に追い詰められて余裕がない振る舞いをしてしまうのがゼロノスというシステムなんですね
必死に戦ってるこいつが囮の囮の目眩ましでしかないとは夢にも思うまい
それはともかく未来で野上愛理とくっついて子供作るみたいな話がある割にポンポン年食った姿で後の作品に客演するのてあれは結局慰めの一種だったのかもしれない
☆健康にいいし美味しいドリンク
飲んだその夜は永眠するかの如くストンと意識が落ちて、目が覚めた時には妙に身体に力が漲ってるしよく見るとなんかお前紫色のオーラとか出てない?
知らない人に出された飲食物を警戒無く食うのは良くないよね
☆知らぬ間に消えてる霊験あらたかなお守り
吉野に出入りしながら作った自作のお守り
持ってる内に密かに体内にワープしてビーコンの役目を果たす
野上良太郎は良いやつなので何かに巻き込まれて凄い過去に拉致られたりした時の事を鑑みればこれくらいの首輪は必要なのだ
☆そういえば野上良太郎の戦闘経験値
イマジン側が慎重に仕事を進めたいとい気持ちと契約内容が必ずしも重なるとは限らないのでそういうのとやり合った結果普通にそれなり
誘拐系の話とか復讐系の話はどうにも穏やかで密やかにするのは難しいのでそういう連中が狩られる
変わり種ではタイムカプセルを探す願いで着ぐるみを着たイマジンが金属探知機で地道にカプセルを探していたところを見つかったりもしている
願いの叶え方を選べるのは戦略的に凄いんだけど相手が願い事を言うまでどんな願い事かわからないというのは割と避け得ない致命的な欠陥なのだ
更新に間が空くとその間に色々話したかった事とかを語れなくてさみしいという気持ちもある
アポカリプスホテルみたいな名作オリジナルアニメにまた出会えたら良いな、とか
アニメタイアップでデビューした作中キャラのVの人とかが主題歌繋がりで有名Vとコラボ配信してその回だけ再生数の桁が違って頑張れ……!という思いとでも放送終わったら配信も尻すぼみになるんやろ?という疑念が浮かぶ話とか
そういう諸々を置き去りにたぶん次回は劇場版に気軽に乱入する所謂技術強奪回になります
文化が未成熟なタイプの世界に行って現代文化をひけらかしてソレオレとかコレオレするのとか、楽しいよね?
つまり人間は遺伝子レベルで他者から物や功績を奪う事に快感を得る回路を脳に備えた生き物なのだ!(ZNDMN)
でもそれをすると本来それを発表する予定だった人間の運命も狂うし新作も発表されなくなるのだ……
だから世に出ず死蔵されていた技術を奪って人に隠れてコソコソ使うのが人道的なのだ!
オーツ麦
法の外で動くタイプの誘拐強盗犯はそれが人間であっても人知れず殺して闇に葬っても良い、そうガンダムも言っている
ライダーに変身した時点でそいつは兵器だから罪悪感とか覚えなくて良いから……(宇宙人なりの気遣い)
みたいな倫理観でもよろしければ、次回も気長にお待ち下さい