オリ主で振り返る平成仮面ライダー一期(統合版)   作:ぐにょり

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199 あの時実はこんな事があったがやっぱり無かった事になった

イマジンの姿は契約する相手のイメージに依存する。

モモタロスだって元は普通の人間だった筈だし、実際にイマジンとしてどんな形を結ぶか、どんな能力を備えるかというのはかなり運任せになる。

 

しかしこれには幾つか例外がある。

まず、イマジンの存在を認識、理解している特殊な存在は意図して攻撃的で能力の高い個体を生み出せる可能性が高い。

これは現代でも猛士が自我の薄い雑霊や魂魄片を型に嵌めて動物型の式神、ディスクアニマルとして運用しているので難しい理屈ではない。

元のイマジンの素質が高かろうが低かろうが、強いイメージで作るほうが当たりを引く可能性は高くなる。

 

そして当然、デネブやこの世界におけるバットイマジンの事例を鑑みるに、最初から強い、強くなれる素質を持つイマジンの素である精神体をピックアップしておくことは可能な筈だ。

イマジンは過去に渡るために精神体になった未来人で、精神体とはすなわちオーラの塊である。

魂の規模、強度や練度が常人と異なる、例えばアギトや鬼、術師、自己の制御の為に精神修養を積んだ武術家等はこれにあたる。

強い自我があれば、魂に焼き付くような修練の果てに記憶を失った状態でも自分に最適なイメージを契約者の中から引き摺り出して纏う事も可能だろう。

 

貴重な枠だと思う。

何せカイが実際に未来から引っ張ってこれた魂はおおよそ三千体しかいない。

多いと思うだろうか。

だが、消滅した未来の人類総人口から考えたらスズメの涙だ。

選りすぐりではなく、運良く拾い上げた三千の戦力。

自分たちの世界を取り戻すための決死隊と言えば聞こえは良いが、その多くはまともに記憶も持たず、それ故に使命感も強く持てない寄せ集め。

 

だからこそ完全に裏切り敵側についてしまうイマジンも現れる。

数十億の中から拾い上げた三千、そこから更に数人の裏切り者。

カイがアナザーハナであるという可能性を考えればその未来は遠いものではない。

仮に六十億人くらいが当時の総人口としてイマジンは消滅未来世界の人類から二百万分の一。

その内、少なくとも現時点でモモタロス、ウラタロス、キンタロス、リュウタロス(仮離反)、ジーク、デネブが明確な離反者であるとして五百分の一。

仮にリュウタロスを抜いても六百分の一。

 

一見して少なかった裏切り者のイマジンも比率で見るととんでもない離反率である。

が、それを抜きにしたって電王の対峙するイマジンの数はとんでもなく少ない。

そりゃ自分が存在していたという記憶もないのなら使命感もクソもなく、本来ならタロス達の如く自分の欲求のままに行動し始める方が正しくもあるのかもしれないが。

 

だが実際は、イマジンの多くは我々が認識するよりも遥かに多くの割合でカイの下で使命を果たしている。

その使命とは勿論、現代桜井侑斗の追跡だ。

恐らく、多くのイマジンはそちらに力を注いでいるのだろう。

それは当たり前の話で、なんならデンライナー側のイマジン絡みの事件はその殆どが余録と言ってもいい。

 

何せ桜井侑斗側の対イマジンとの闘争、イマジンを騙すための策略などをまともにストーリーとして起こした場合二百話は必要になると公式から言われている。

桜井侑斗側の話では分岐点、分岐点の鍵、ゼロライナー入手の経緯、ゼロライナーに乗って戦っていた頃の話、ゼロノスシステム入手エピソード、デネブとの契約前後の話、ゼロライナーを失った桜井侑斗の時間移動、その他諸々。

時折チラチラとデンライナー組や過去桜井侑斗の目の前に現れたのはその合間を縫っての事で、しいて言うなら外伝作品に本編主人公がカメオ出演しているようなものだ。

 

そりゃあ、名前と行動がイマジン側で周知されてから電王そのものをピンポイントで狙うイマジンが出てくるまで時間がかかるというものだ。

カイ側からすればイマジン高レア確定ガチャチケットであるデネブが離反して契約し、時の運行に関係なく過去未来を行き来するゼロライナーに乗り、或いはゼロライナーから降りてなお何か暗躍を続ける、そんな自分達の未来に近付く為の鍵である(推測)現代桜井侑斗を追うのに注力するのは当然の話だ。

ぽっと出のデンライナーと電王なんていうサブライダーチームにかかずりあってる暇は無い。

 

後半になってようやく顔を出すイマジンの首魁であるカイがそれまでどこで何をしていたかと言えば桜井侑斗の方に引っ付いていたのだろう。

だからこそ、電王の強化が一通り終わった様な段階でようやく野良の契約者ガチャで作ったイマジンではない、手持ちの強いイマジンを持ち出してきた訳だ。

カイ視点、ハナの未来を消した時点で分岐点が恐らく東京周辺に居るところまでは掴めて、桜井侑斗を捕まえれば標的が確定するという中で、適当にばら撒いたノーマルレアなイマジンをちょいちょい消して回ってるだけの小物に過ぎなかったのだろう。

 

それはともかく、本来のイマジンという怪人グループは当たり外れが大きく、狙って強い個体を製造できない欠点があった。

カイが一斉契約を行っても大体はそれなりの強さのイマジンにしかなれない。

まぁそれでも雑に火力は高かったりするのだが……。

しかし、この世界においては例外が存在する。

デネブなどの元から強いイマジンになる期待値が高いチケットではない、言わばこの世界だからこそ引けるピックアップガチャ。

強いモチーフを引きやすく、大規模な改変を狙いやすい時代に飛べる優れもの。

 

そう。

大規模襲撃被害者ガチャだ。

 

基本的にイマジンのデザインモチーフは契約者の記憶の中に存在する物語に依存するが、本編外では契約者が強くイメージする存在をモチーフにしたイマジンが複数存在する。

過去数度に渡る大規模襲撃で何らかの被害に遭った人間は当然ながらその被害を与えてきた存在に強いトラウマを持つ場合が多い。

更に大規模襲撃で後遺症の残る人間は願いを叶える存在に出会えば藁にも縋る気持ちで願いを伝えるし、その願いの叶え方が多少ズレていても妥協してしまえる程に心が弱っている。

 

そして当然、そんな被害者達のイメージする時間は様々な大規模襲撃。

災害ではなく襲撃だ。

去年なんかは起きそうで起きなかった扱いになったアレである。

それでも二年くらいに一度は大規模破壊と殺戮が起きている訳だからして、俺の知らないイマジンと契約者なんてものは数え切れない程度には存在してしまうのである。

 

そう、遡ること2001年、年も開けたばかりの1月20日のこと。

長野県は九郎ヶ岳で俺がダグバと戦っていた時のことである。

誰も知るところではないが、東京ではこんな事があった。

あったというか、無かったことになったというか。

そんな話だ。

 

 

―――――――――――――――――――

 

 

年の始めの東京都内23区に跋扈する白い未確認、その総数大凡40。

警察組織の知るところの数がこれである。

統制も取らず暴れ回る、殺人ゲームという形式すら無視するかのように無秩序に殺戮を繰り広げる怪人の群れ。

東京都という土地の広さに対してこの数は後の世からすれば少なく見えるだろうか。

 

だがしかし、対する警察組織もまた未熟な時期であった事は言うまでも無い。

更に、群れることも連携することも無い未確認、グロンギの移動位置を逐一確認する事は逆に難しい。

そしてその40体は同じところに留まって殺人を続ける訳ではなく、一通りその場の人間を殺した後は新たな獲物を求めて動き回る。

 

今日までのグロンギと異なり同時多発的に暴れ回る事で情報は錯綜。

後の世のそれと異なり建築物の破壊などを伴わない無差別連続儀式殺人は、現行犯の目撃者が居ない限りは起こった後、逃げ惑う中で殺されたと思しき死体の山から発覚する。

広い都内から()()()()4()0()()()の動く殺人地点を見つけ、追い詰めなければならない。

 

40体のグロンギは確かに少ない。

しかし、範囲に比較してみれば少ないが故に、その全てを捕捉する事が難しい。

更に対策班の初動は、これまでの未確認の行動パターンを知るが故にこそ遅れた。

グロンギの頂点が暴れ回るよりその被害が遥かに少ない、などというのは、別の世界を知るものでなければ知る由もない事実だ。

結果として、黄泉帰ったグロンギ達はそれなりのスコアを叩き出してから警察と、クウガと、或いはその他の戦士達と遭遇する。

 

たった40そこらのグロンギオルフェノク。

だが、この日の東京を俯瞰する者が居れば気付くだろう。

実際にはその倍、実に80もの白い身体を持つ異形が存在する事を。

 

そう。

この日の襲撃で家族を失ったもの、大切な人との別離を経験したもの、消えない傷を負ったもの、財産を失ったもの。

強い後悔の記憶を辿り、脳裏に焼き付いた白い怪物の姿を模った異形が紛れる。

 

グロンギオルフェノクイマジン。

彼等の行動は迅速だ。

契約者の身体から零れ落ちた砂から身体を作り、その場を一目散に離れながらの散発的な破壊行動。

その範囲がグロンギオルフェノクのそれと重なることは無い。

分岐点は間違いなくこの難事を逃れている。

故にこそ本来無事な人間に被害を齎す。

 

契約者の身の安全を顧みるものは居ない。

少なくとも契約者は本来この難事を乗り越える運命にある。

そして、妨害者も本当に命を奪うことは無い筈だという割り切り。

或いは──

 

「決死隊のつもりか?」

 

一体のイマジンの背後に立った白いフードの鬼が、両手に構えた音撃棒を振るう。

声を聞いたイマジンが素早く前に転げるように躱し、左右から頭を押し潰す様に振るわれた音撃棒がかち合う。

かぁん、という衝撃音。

打撃を躱した筈のイマジンの視界がぶれ、転倒。

実体を持ったが故の弱点。

清めの音を用いた周波衝勁により脳を揺らされる。

ほんの一行動分の妨害。

 

「臨技」

 

かち合った左右の音撃棒。

構えたままの両腕を上下に開く。

音撃棒と腕を骨組みに闘気、臨気で肉付けされた巨大な顎がイマジンの肉体を捉え噛み砕いた。

 

「鰐鮫」

 

砕かれたイマジンの肉体がイメージの暴走を始めると同時、その体積を減らしていく。

赤心少林拳黒沼流奥義『梔子』が崩し、赤心少林拳黒沼流アクガタ奥義『鰐鮫』。

清めの音の変形である周波衝勁による物質破壊、霊体に対する清めによる無害化、そして()()()()()()()()()までをワンセットにした人類敵対種族抹殺術の一つである。

アクガタの中では鰐の形意拳と融合した型の一種として数えられるが、死後復活するタイプの敵に有効である為に広く習得が勧められている技でもある。

 

噛み砕かれたイマジンが消滅すると同時、鬼の身体から激しい臨気が溢れる。

食い殺されたイマジンの魂魄が最後に放った霊的断末魔だ。

自然界で稀に発見される所謂地縛霊とされるものは死に際に発せられた強い感情の爆発が残す影とされる。

が、臨獣殿の拳士はこれを自らの臨気と同化することで短期的な出力上昇に転化する。

感情の発生元である魂魄が砕けている関係で長持ちはしないが……。

 

フードの鬼の姿が掻き消えた。

諸々の武術における縮地法と呼ばれる技だが、そのあまりの出力に人の目に映らない程の速さを実現している。

無論、この時代のカメラとて同じ事。

フードの鬼の姿をこの時代の何者も捕らえることはできない。

 

暴れ回る、いや、暴れ回ろうとするイマジンの尽くが通りすがりに動きの出鼻を挫かれる。

関節に、末端に、目に。

動作の起こりになる部位に、痛みを耐えきれない部位に細かな鬼石を打ち込まれている。

鬼の手には音撃棒の代わりに黄金の刃先を備えた横笛型の音撃管。

 

「音撃射・雷雪廻風」

 

音撃というよりも鬼幻術に近いそれは、マーカーとしての鬼石を軸に旋風を起こし、その中を稲妻と氷雪で満たす。

執拗な足止め。

動きの鈍るイマジンを超加速した巨大な臨気の顎が次々と噛み砕き、噛み砕かれ飲み干される度にそのサイクルは加速していく。

勝負ではない、戦闘でもない。

その有り様はまさに処理というのが正しい。

 

ものの数分。

40にもなるイマジン達は、この時代に見合わない火力を振るう間もなく、明確にこの時代の勢力に認識されるよりも速く、燃料として、使い捨てられた。

 

未だ、街では虐殺が続いている。

何の変哲もないグロンギオルフェノクだが、市民を殺すには十分であり、警察の武器は神経断裂弾以外に無い。

今日この日、多くの命が奪われる。

或いはこの時代に無い力がここにあればどうか。

 

そんな()()()を考えることすら無く、フードの鬼は人気のない建物の中に消えていく。

歴史改変を修復する必要すら無い。

ただ、この日にはグロンギによる虐殺だけが、そしてグロンギの再びの死だけがあった。

 

―――――――――――――――――――

 

怪人というのは総じて防御性能と比較したら基本的には攻撃性能が高い。

具体的数値で示されているわけではないが作中描写を考えた場合、大規模破壊が起こせる怪人でも大規模破壊の出来ないライダーによる必殺技で死ぬ為である。

逆に考えて、ライダーは相手が大規模破壊攻撃が可能な場合でもある程度は攻撃を耐える事ができる。

 

さもありなんという話で、大規模破壊攻撃が可能な連中は大体その攻撃が必要な使命を帯びていたりするもので、相手の反撃を考慮した構造ではないのだ。

散々言われている、意外と軍隊なら怪人を殺せる問題はこれに起因する。

イマジンなんぞはこれに当たり、過去改変が成ればイマジンそのものは生き残る必要が無いので防御性能はまぁまぁくらいのものだ。

妙に頑丈なのは自分の攻撃の反動に耐えられる構造を持っているためでしかない。

 

平成ライダーが生き残りながら怪人を殺せるのは大凡明確に怪人のアンチシステムとして設計されている為だ。

怪人の攻撃に耐えられるだけの耐久と、怪人をギリ殺せるだけの火力を備える。

過剰火力が少ないのは周辺被害を考えてのものでもある。

 

また、怪人、ライダー共に抱える問題点に戦闘中の索敵能力の低さ、不意打ちに対する耐性の無さがある。

戦闘中に第三者から横槍を入れられた時に初撃をどうしても食らって吹き飛んでしまうアレだ。

作中描写の都合が現実として現れているこの世界においてこれにも理由が存在する。

 

怪人、人類敵対種族は何らかの理由で人間を殺す事が目的であり、基本的には特定個人や特定範囲を定めて先制攻撃を旨とする。

物理的な視界ではなく、精神的な視界が肉食獣のそれと同じ狭く遠くを見る思考で獲物を見つける。

ライダーはこれを探し出し撃滅する事を目的とするため、レーダー機能などで遠くに出現した敵を発見する機能があったりする。

しかし、基本的に戦闘中に意識外から飛んでくる攻撃に対する対策はシステムとして搭載されていない。

耳や目が強化されている場合もあるが、反射神経などはカバーされていなかったりするし、戦闘中は大体目の前の敵に集中してセンサー類のチェックも疎かになる。

機械的に、或いは感覚的に存在を検知できても咄嗟には対応ができないのである。

 

つまり、不意打ちへの対抗策は純然たる慣れが必要になってくる。

広く周囲に気を向け続けなければならない。

そして、そんな経験を積んで戦場に出れる者は少ない。

不意打ちの一撃、最初の一撃が致命のそれであった場合、多くの者はなす術無く死んでしまうのだ。

これが広範囲攻撃を行わずに密かに事を収められたからくりである。

 

しかし40体。

結構な数のイマジンだ。

大体1年戦ったライダーはこれくらいの敵を殺す事になる。

が、その程度の数でしかない。

イマジンの母数は3000。

 

3000分の40だ。

微妙な数と言える。

ふと思い立って使い捨てるくらいはして良い数に思える。

 

あの場に電王は来られなかった。

野上良太郎が契約者やイマジンやらを発見できなかったパターンだ。

つまり、俺が殺して食った連中は静かに冷静に契約を果たせるだけの脳味噌があった事になる。

無意味に使い捨てる様な駒だろうか。

 

時間稼ぎ、足止め、或いはどの時代にもこれくらい送られている?

基本的に、こういう集中的な運用は終盤まで無い。

そして終盤にそれが起きたのはカイの精神が不安定であった為だろう。

過去がなく人格が不安定な状態で目的を果たせないというストレスを蓄積し続けた結果、カイはストレスを爆発させてやけくそみたいな行動を取り始める。

というより、初登場から程なくしてそうなる。

 

気が早くない?とか、我慢弱いとか、そういう訳では無い。

時間移動者の主観的時間経過は通常時間から観測する人間のそれとは大きく異なる。

カイはあらゆる時間を逃げ回る桜井侑斗を延々追いかけ追い詰め、イマジンをけしかけては逃げられるを繰り返してきている。

カイは存在が不安定な状態で延々ゴールの見えない鬼ごっこをし続けているのだ。

 

そこに、散発的にしか契約を行わないイマジン達、幹部クラスと見初めたイマジンの離反、契約成立したイマジン達の撃破。

そりゃ、精神は余計に不安定になるというものだ。

 

だから、カイがふと思い立ってイマジンを特定ジャンルの人間に大量にけしかけて契約させる可能性は無いでは無い。

探すのはカイの特殊能力を用いなくても、少し調べ物の才能があれば簡単だ。

なんなら適当な傷病者にイマジンをけしかけておけば最終的に同じ時間で無数のイマジンが偶然バッティングする事もありえる。

 

俺の記憶の中に、大規模襲撃でイマジンらしき存在やら、俺の知らない戦力が紛れている場面は無かった。

だが、それはこうしてその時代相応の姿で乱入し、記録に残らない内に殲滅してしまえば辻褄を合わせられてしまう。

そしてデンライナー組はイマジンの匂いを感じたり感じなかったりするので当てにならない。

 

ひとまず現代に戻り、野上愛理周辺を確認しながら、少し前の時代の大規模襲撃を虱潰しにしていこう。

イマジンが減り続ければカイも流石に焦るだろうし、焦って雑に前に出て来てくれなければ、こちらとしても捕まえようが無い。

もう……もう早く陽動に気付け。

時間移動者相手のかくれんぼとか割に合わんのだ!

桜井侑斗が分岐点なら過去の桜井侑斗を戦力化するわけ無いだろ!

現代桜井侑斗にばかり目がいって過去桜井侑斗への注意が疎かになるの本当に良くないぞ!

早く野上愛理を殺しに来い、カイ!

そしたら殺しに行けるから!

 

 

 

 

 




そういややってなかった基本に立ち返る時間遡行回

☆イマジンガチャ
実は大襲撃に合わせると対応できる戦士も集ってるので野良マッチングで即死する可能性がありそれほど有効な手ではない
チケットが必要な時間移動者を足止めするのに有効
良太郎達は察知できなかったが、察知できたとして行くとまぁまぁ危険なので主人公が処理するしかない
戦闘ではなく処理の範疇から抜け出せないくらいのガチャ
40連回して星4が何体か、くらいの打率
本来なら有情な排出率

☆グロンギオルフェノクイマジン
イマジンは描写だけ拾うと破壊規模が雑兵でもゴくらいあるのでこの時代の現地民に任せると普通に事故るくらいには強いはず
一年目に出てくるとリセ案件だけど八年目だと考えるとまぁ……
因みに過去怪人モチーフのイマジンはメタ的には再生怪人扱いになるのでこいつらは今年の大襲撃枠には含まれない
過去番組のスーツ流用でテレビ本編でなくステージとかに出てくるタイプ

☆2001年東京大襲撃
後の識者に言わせるところの最初の大虐殺
そこまでのグロンギが単独で暴れ回っていたところを同時多発的に殺し回ったので後の記録にはこれがメインで取り上げられる
未来からの侵略者があった事をこの時知るものは殆ど居ない
なおこの時の東京に何故かゴルゴムの怪人残党達が集められていた事を知る者は更に少ない

☆殺怪人技
基本的に黒沼流に各種象形拳が組み合わされて臨気で増幅されている
この世界の臨獣殿においては変身後の姿ではなく得意技に含まれるモチーフの多さで異名が決まる向きがある
今回披露した技は基本的にクロコダイル拳に含まれるが、技の基礎は同じである為に各種モチーフに変形する形で多くの臨獣殿拳士が習得
また、臨獣殿首魁が習得している鬼の技も組み込まれている為、臨獣殿拳士はいかにもこれはアクガタ独自の技ですが?という顔で鬼幻術や鬼闘術、清めの音を使う
殺怪人技としてのアレンジが強い為魔化魍を清めるには不向き

☆カイはなんでこんな真似を……!
知らん
実のところ3000も鉄砲玉いるんだから出し惜しみする意味が無い為かなり雑にイマジンを大量に契約させている
原作ほど出し惜しみしない理由はあるが重要な話でもない
こいつ原作見返すと最後らへんに出て来て囮に気付くのも偶然だしその後も真の分岐点と見込んだ相手が違うと切れ散らかしたりで行動と精神が安定しない
安定しないから使いにくいんだけど、こいつの出自と状態考えたらよくもまぁ色々考えながらも動けてるなと感心するところなので安易に責めることは出来ない
過去桜井侑斗が未来桜井侑斗を庇わない場面を見るまで延々未来桜井侑斗を追い続けるのだけど話の都合でそのイベントは起きたものとするしかない
というか、原作の状態を見るにあの時点で時間稼ぎは十分に成功していたのでなんか介入する必要も無い
頑張ってたとは思うけど、生存競争なんてそんなもんなのでな

締めようと思えば締められるけど締めるかどうか迷うのが電王のストーリー
そういう話はなんやかんや終わってしまうのだ
原作に絡まないのは元からそういう話だけど今回もそんなんだった
そろそろラストなので原作の乱戦に無理やり合流するかも
それでもよろしければ次回も気長にお待ち下さい
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