オリ主で振り返る平成仮面ライダー一期(統合版)   作:ぐにょり

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30 位置について

決意表明の真意がどうあれ、敵が出てこない事にはゲゲルは開始できない。

新ゲゲルの標的をどうするかはまだ決めていないが、こと今回に限って言えば標的は大量発生したアントロードだ。

そして、肝心のムセギジャジャ候補であるジルの戦闘形態には大幅な制限が掛かっているようで、単独行動のアントロードに対して小まめに対応する事はできない。

もっとも、ここからアントロードは単独で超能力者狩りを行わないのであまり関係ないが。

 

しかし、それを知らないジル……グジルは、どこか落ち着かない様子で時計を見つめている。

意図的なものではないにしろ、標的に姿を隠されるのはゴのゲゲルの醍醐味とも言える障害だ。

これで燃えてこそ、とも思うのだが、残念な事に、グジルは知っての通りメにすら上がれずにズの二番手に甘んじていた。

それこそ、過去のゲゲルのおける数少ないルールである、時間制限にこそ気が向いてしまうのだろう。

 

「時間制限は無いぞ」

 

「気持ちの問題なんだよ」

 

そういうものか。

それならそれでいいのだが、問題が幾つかある。

その他のアギト、或いはギルス、もしくはG1やG3である。

アントロードの総数は恐らく問題ないが、この内のどれかがクイーンを殺してしまったのなら、形式的に俺はグジルにゲゲルの失敗を告げなければならない。

再挑戦ができない、という訳ではないが、先の決意表明からして、可能であればストレートでムセギジャジャとして正式なゲゲルへの参加権利を得たい筈だ。

 

時間制限は無い、と、ついさっき言ったが、これはあくまでも俺が主催するゲゲルのルール上では時間制限が無い、というだけの話で、実際は他の非参加者がクイーンを撃破した時点で詰むので、割と速攻を心がけなければいけない。

まず大前提として、こいつはアントロードをクイーン含めてあと31匹殺害しなければならない。

つまり、他の木っ端アントロードを一切無視してクイーンを殺しに行かなければならない。

が、同時にその他のアントロードがこの時点で30匹残っていなければこれも詰みだ。

実際、平アントロードが暴れている場所とクイーンの居所はかなり離れている。

 

難しい話だが、手がない訳ではない。

まず、クイーンはその性質上、恐らくアントロードを増産することが可能であると思われる。

これは別にそういう資料がある、という訳ではなく、先の戦いを観察して得た推論に過ぎない。

無数に居たアントロード、そのどれもが、殺害された後に魂を放出せずにそのまま消え失せたのだ。

 

恐らく、アントロード、フォルミカ・ペデスとフォルミカ・エクエスは、女王アリのモデルであるクイーン、フォルミカ・レギアの持つ超能力の一種なのだろう。

子を生み出し兵隊とする超能力。

生み出されたペデスとエクエスはアギト候補を地上で溺死させたりするが、レギアはそういった能力を見せず、本気を出して殺す場合に限り姿を見せるという。

アギトを相手にする場合はアギト候補を殺す超能力は使わず、肉弾戦で殺しに掛かる他のマラークと同じだ。

 

流石に、女王蟻を殺した時点で残りの蟻が一斉に死ぬ、という事は無いだろうが、女王蟻を殺した時点でもう兵隊の補充は望めない。

理想とする戦いは、兵隊の群れを殺しながら突き進み、最後にクイーンを殺す事。

そして、クイーンと兵隊のどちらにも最初から戦力が行き渡っていたなら、この作戦は破綻する。

勿論、この作戦云々はクイーンが兵隊とは基本別行動である事を知っていなければならない。

クイーンの存在に言及していたので、本能的に親玉が居ることは理解できているだろうが……。

この辺り、旧グロンギの一人プレイ用ゲゲルの癖が抜けきっていないのだろう。

早いもの勝ちの代えの利かない獲物や、同時にゲゲルを行う他のムセギジャジャや一般通過マラーク殺害アギトなどの存在を意識できていない。

 

口頭で指摘してやってもいい。

だが、気付きというのも大切だし、ここで指摘したとしても、クイーンと兵隊にそれぞれアギトとギルスが向かう事を阻止する手段をこいつは持たないだろう。

過保護、とも取られるかもしれないが、これは生き続ける限り延々と続く新ゲゲルの最初の一歩。

よーいどん! と、気持ちよく戦いを始める準備くらいは、運営の仕事の内だろう。

身贔屓?

いけませんか?

 

「じゃ、ちょっと出てくるから、二人は適当に時間つぶしてて」

 

立ち上がり、ドアノブを握り手を挙げる。

 

「カウントはどうすんだよ」

 

「しばらく動きはないから安心しろ」

 

「あと、そこ出口じゃなくてトイレだよ?」

 

「知ってる」

 

首をかしげる難波さんに頷きだけを返してトイレの中に籠もる。

トイレに足を踏み入れた時点でベルトは既に現れている。

別に、トイレに入ってすることは全て自分との戦いなのだ、などという話ではなく。

身体の全細胞が泡立ち、瞬く間に変身が完了。

北海道はJR函館駅のトイレに転移し、変身を解いて、モーフィングパワーで作った精巧な木野薫マスクを被り、適当なロングコートを作り出して羽織り、薄い手袋を装着。

最寄りの売店に何気なく立ち寄り、白い恋人を幾つか購入。

難波さんやジルと食べる用、そして、お土産用だ。

 

―――――――――――――――――――

 

東京都千代田区、警視庁本部庁舎。

自衛隊員である深海理沙に風谷真魚を誘拐された津上翔一は、知人である氷川誠を頼り、話を聞いた小沢は上層部へと話を持っていくが、当の深海理沙が関与を否定したというだけで、警察があっさりと引き下がってしまう。

様々な力関係の上に成り立った結果ではあるが、明らかに民間人が危険にさらされているにも関わらず手の打ちようも無い自分の無力さに、小沢は歯噛みする。

とはいえ、話を聞いてしまった以上、上層部越しに知らぬ存ぜぬを決め込まれたからといって、誘拐された未成年を見捨てる事はできない。

天才的頭脳を備える小沢澄子が警察官として仕事をしているのは、自分の知識を有効活用できる場が用意されているからというだけではない。

常人とはズレた感性を持ちながら、しかし、それでもなお人のために行動を起こせるだけの正義感があればこそ、彼女は限られた予算と設備しかない警察で強化装甲服の研究開発を行っているのだ。

 

では、この後にどうするのか。

幾つかの考えを巡らせる小沢の前に、見知った顔が現れた。

 

「小沢くん!」

 

五十半ば程の、逞しい体つきに見合った精悍な顔つきの男が笑顔で手を振っている。

 

「総監」

 

小沢は不意の邂逅に僅かに驚く。

が、場所が場所だ。

むしろ、ここ以外でこの男を見ることの方が稀だろう。

警視庁本部庁舎は、正しくこの男にとってのテリトリーなのだ。

だが、それを不快に思う事は勿論無い。

快男児という言葉がよく似合うこの警視庁トップに、ある種の尊敬の念すら抱いてすらいる。

そしてそんな相手だからこそ、調子はどうだという時候の挨拶の様な問いかけに対して、弱音が漏れてしまうのだろう。

 

自分は絶好調だ。

頓挫したG1システムは想定外の人材の出現によって息を吹き返し、G3システムもまたいくらかのトラブルを乗り越え、期待通りの戦果を出しつつある。

だが、それでもなお、自分が警察という組織の人間でしか無いのだ、という事を思い知らされる事は多くある。

今回もそうだ。

そんな思いを、

 

「思うようにならないこともあります」

 

そんな一言に込めてしまう。

上層部に掛け合ったとはいえ、警視総監にまで話が行っている訳でもない。

或いはここで事情を説明すれば、と、思わないでもないが……。

 

「だったら思うようにしてみると良い。眼の前の障害を物ともしないのが君の良いところだ。……しかし、そんな行動を見過ごす目の悪い所が俺の良いところだ。違うか?」

 

にやり、と、不敵に、いや、悪戯っぽく笑って見せる警視総監。

 

「ありがとうございます」

 

深海理沙は誘拐の件を知らぬ存ぜぬで通した。

だが、見て見ぬふり、知らないふりができるのは何も自衛隊の特権、という訳でもない。

少なくとも、この上司は部下の暴走を見なかった事にできる程度の器は当然の如く備えている。

それに小沢が頼もしさを覚えていると、付き添っていた津上翔一が前に出た。

 

「そうそう、行くときはやっぱ行かなくちゃ! ですよね?」

 

怖いもの知らず、というより、警察組織の人間ではないからこその振る舞いだ。

警視総監が如何に好漢であろうとも、その立場故に共感したとしてもここまで気安く振る舞う事はできないだろう。

……が、警視総監の表情が引き締まる。

まるで、何かを見定めるような視線を翔一に向け、歩み寄る。

真剣な表情で目を見つめ近づいてくる警視総監に、翔一が僅かに後ずさり距離を取ろうとすれば、その両肩に力強く手が置かれた。

 

「それでいい。今の俺にできない事を君たちがやってくれ。……いいな?」

 

確認する様に問われた言葉に、翔一はただ笑顔で返す。

朗らかな、一歩間違えればまるで何も考えていなさそうな明るい笑顔。

そこに何を感じたのか、警視総監は表情を緩め、再びその肩を叩き、──振り向く。

 

「君も、手伝ってくれるのだろう?」

 

虚空に問いかける。

その場の誰もが首を傾げると、誰も居ないはずの空間から、緩やかに手を叩く音が響く。

 

「──流石は警視総監殿」

 

ばぢ、と、虚空に放電現象を伴う黒煙が湧き出し、その中から一つの影が姿を表した。

金で縁取られた艶のない黒の装甲。

冠の如き六本角を頂く頭部には、薄く輝く金の複眼。

 

「一線から退いてなお、といった所ですか」

 

「貴方……!」

 

「二十二号!」

 

単純に小沢と翔一が驚き、氷川がとっさに腰に手をやりながら小沢や翔一、自衛隊から逃げてきた子供たちを庇う。

一触即発。

そんな空気の中、警視総監は不敵に笑い、その笑みの先に居る二十二号は肩を竦めて見せた。

 

「警戒されすぎでは?」

 

「自業自得というものさ。気にもしないだろう、君は」

 

僅かにある距離を、一歩、二歩と歩き、警視総監は二十二号の肩を叩くと、顔を寄せて小声で呟いた。

 

「本郷さんは日本には居ないよ」

 

「そのようで。……少し、期待していたのですが」

 

「伝言はある。『頼れる人を作れ』だそうだ」

 

「耳が痛い話です」

 

溜息の様に吐き出された二十二号の返答に笑みを深め、掴んでいた肩を二度、ぽんぽんと叩きながら歩き、後ろ手に手を振りながら去っていく。

後に残るのは、警戒態勢の氷川、困惑気味の翔一と子供たち、面白くなさそうな小沢と、それに向かい合う二十二号。

 

「知り合い?」

 

「いえ、知らない人です」

 

「そう。それで、ここに現れた目的は? その手に下げたものが関係しているのかしら」

 

そこで、初めてその場の人間の視線が二十二号の手元に集まる。

異形の戦士という言葉が相応しい二十二号には、まるで似つかわしくない、まるで土産物でも入っているかの様な紙袋。

両手に幾つも握られたそれを持ち上げ、

 

「共闘を提案したいのです。……まずは、心ばかりの品ですが」

 

感情の読めない仮面越しに、丁寧にお土産を差し出した。

 

―――――――――――――――――――

 

本郷猛居ないじゃん!

V3の設計図もらえるかもって思ったから警察の本丸に出向いたのに!

……などという感想を心に思い浮かべる事ができたのは、実際フルスペック本郷猛戦闘経験蓄積済み経年劣化パーツ交換及びバージョンアップ済み、みたいなのが少なくとも日本に居ない事を知れたからなのは言うまでもない。

逆に、日本にそういう物体が存在したとしてマラークにもグロンギにも対応していなかったら何の陰謀かと疑うレベルだったのだが。

 

あの警視総監は恐らく影武者だろう。

体内に機械部品は一切存在していなかったが、あれもまた常人ではない。

……居てもおかしくはないのだろう。

改造人間本郷猛のシンパというのが。

或いは単純に、過去に共闘していた戦士である可能性だってある。

 

考えてもみれば、だ。

現在は海外に散り散りになっているであろう仮面の戦士達にしたって、元を正せば日本で活動していたのだ。

そして、日本には彼らより、或いは彼らを作り出した悪の組織よりも余程古くから活動している民間組織がある。

そこの、鍛え抜いた果てに鬼に変じた音撃戦士たちが、当時の仮面の戦士達と力を合わせていたと考えるのは不自然な事ではない。

絶対数は少ないが、彼らは頑張ればあの時代の怪人相手でも戦えるだけのポテンシャルがある。

戦闘能力こそあれど、修理すれば良い訳でもなく、強力な再生能力があるわけでもない以上、整形して顔を似せる事もできる。

そして、裏の世界の人間、それもとびきり深い場所に居る連中にとって、本郷猛が警察組織の上層部に居座っているというのは良い牽制になる。

逆に、海外で活動している本物の居所を知られにくくする事も出来る。

良い事ずくめだ。

俺がまんまと騙されてしまったという点を除けば。

 

「それで」

 

「はぁい?」

 

「本当にチャンスが来るんでしょうね」

 

「来ますよ。説明しますか?」

 

「聞いてあげるわ」

 

わぁありがたい、かの天才がご傾聴下さるって。

……実際、会話を試みてくれるだけありがたい。

尾室さんなんかトレーラーの隅っこで真っ青になりながらこっち見てて、話かけてくる気配まったく無いし。

氷川さんは何か考え込んでいるようだし。

津上翔一も超能力者の子供らも俺が言い付けたお使いに行っているし。

 

「風谷真魚さんが誘拐されたのは、彼女の強い超能力が理由でしょう。なら、彼らは間違いなくそれを使わせます。説得にせよ、機械装置による強制発動にせよ」

 

「そうね。あそこまでG4に拘っているのだし、()()も作っている以上、最終的に超能力者との連携は視野に入れているでしょう」

 

「ただ、彼女の予知能力は実戦投入するには些か発動までに時間が掛かるし断片的過ぎる。何らかの技術での増幅は必須。開発中で使える状態に無い、というのなら、まだ穏便……騒ぎにならない流れで捕まえたでしょう。でも、即座に誘拐を強行した」

 

「当てがある、って事ね。でも、直ぐに実験を開始するかしら」

 

「実験ができる段階で何かしらの理由でそれを延期にする程度の堪え性があるなら、あんな欠陥装備を最高の兵器扱いはしません」

 

「耳が痛いわ」

 

「G1やG3やG3-Xは良い装備だと思いますよ。G3マイルドもね。もう少し発展させたら量産してくれると嬉しいです」

 

「ありがとう。……意外と理性的なのね」

 

「この場で暴力的になる理由もありませんので」

 

ううむ。

なんと穏やかでスムーズな話し合いだろうか。

こちらの言いたいことも即座に汲んでくれるし。

文明人、かくあるべしと言ったところか。

警視庁の誇る天才は伊達ではないのだと実感した。

そんな事を考えていると、お土産として買ってきた白い恋人を小沢さんが一つ差し出してきてくれた。

受け取り、袋を空け、クラッシャーをがしゃりと開き、中に放り込む。

……おいちい!

口元を可動させた時に尾室さんがびくりと身体を震わせたけど、そんなのは些細な事だ。

 

「話を戻しますが、あの施設の中で、二十四時間以内に間違いなく風谷真魚さんは超能力を使わされます。そこが狙い目です」

 

「狙い目?」

 

「マラーク……アンノウンはアギトになりうる人物を殺して回っているのは周知の事実ですが」

 

「初耳よ」

 

「(俺の中では)周知の事実ですが」

 

「……いいわ、続けて」

 

「アギトになりうる人物とは、広義での超能力者を指します」

 

「……」

 

「連中は普段は候補者を見分けられませんが、強力な超能力の発動は感知可能です。何しろ連中も人間で言う超能力を使いますからね」

 

「実戦投入が可能なレベルまで増幅された超能力が強制的に発動されれば……」

 

「あの施設は、先日のアリのアンノウンに攻め込まれます。アンノウンが出現したとなれば、天下のG3ユニットの出番、というわけです」

 

「あそこに居る連中は死ぬわよ」

 

「でしょうね。それで、その事を説明しますか? あちらの返答なんて予知するまでも無くわかりますよ。『こちらにはG4がある』ってね」

 

「そうね。言ってみただけだから安心しなさい。でもね、まだ説明がつかない部分があるわ。……説明が必要?」

 

「ご指導頂けると助かります」

 

「貴方が力を貸すメリットが無い。何が目的?」

 

警視総監になった本郷猛が居るからV3の設計図欲しかったんだよ。

というのもあるが。

結局、理由はただ一つのところに集約される。

 

「ただのゲゲルですよ」

 

人間を標的にする訳でもない。

あなた方が気にする必要は、一切無い。

そう伝えると、今度は何かを思いつめていたらしい氷川さんが顔を上げた。

 

「貴方は……貴方は、去年の未確認関連事件で、多くの戦いを繰り広げて来ました」

 

「それはごだ……四号さんの話でしょう。自分が殺した未確認なんて両手で数えられる程度しか居ませんよ」

 

「だとしても、あなたは戦い抜いた。我々と連携をするでもなく、しかし、奴らの様に民間人を殺す事も無く。時には守りすらして」

 

「手短にどうぞ」

 

「貴方は、何を背負って戦っていたんですか。僕の知り合いは、死を背負って戦っ」

 

「あ、もう結構です。G4の可動用内部骨格と自立用筋肉さんの話でしょう? 語るに及びませんし比較されるのも心底不愉快ですので」

 

困惑気味な氷川さん。

だが、何を戸惑うのだろう。

あれと比較されるなど不名誉極まる。

それは勿論、万年人手不足の自衛隊が、装着員として推定で一月と勤められずに人員を一人損耗する上に並のアンノウン相手なら普通に苦戦するであろう程度の性能しか無い不出来な欠陥品を使おうという馬鹿さ愚劣さにもあるが。

戦いの中で、ではなく、勝ち負け関係なく訪れる死を受け入れる思想にこそある。

 

「生きていたいから戦うんです。抗うんです。美味しいご飯を食べて、美しい芸術を楽しんで、友達と遊んで。平和に生きるために、平和を乱す奴を殺すんです。死ぬかもしれない戦いに挑むのは、安全に生きて人生を謳歌する為なんです。氷川さん」

 

じ、と、何故か呆気に取られている氷川さんの顔を見つめる。

 

「生きる楽しみを放棄した、心臓が動いているだけの死体の言葉なぞ、腐乱死体から出るガスの臭いと変わりありません。生きている、生きていたいと思う貴方が少しでも共感できないと思うなら、間違いなくそれが正解です。ここは、生きている人間の世界なのですから」

 

 

 

 

 

 





☆死ぬのは怖いので死地に挑んで死を振りまいて死を繰り返し死を乗り越えて、ここに生の歓びを唱えマン
別名G4システム関係者とは絶対に相容れないマン
そもそも一度の戦闘で死なないし、装着してない状態だと普通に生活できているんだからG4って性能弄らなくても運用を工夫すれば普通に使えるだろという疑問がある
七人一組くらいで運用して、一回出撃したら一週間療養と治療に専念ってすればいいじゃん
七十人くらいでG4ユニットを十セット運用すれば連携もできて良し
なおそこまでするならG3Xを七十人に七十着用意した方が絶対効率よく戦える説
深海理沙って極度にアタマが悪いけど親の権力とかであの地位にねじ込まれたとかじゃなければ絶対変な価値観の宗教にハマってるよねって
生きる意志戦う意志を見せる相手にはめっちゃ寛容なのでグジルのゲゲルは成功しやすい様に調整してくれる
木野薫マスクは口元を風邪用マスクとかで覆ってるから普通に怪しまれずに買い物ができるぞ!
ルパンの最新シリーズで3Dプリンタで変装用マスク使ってたのちょっとおおってなりました
サントラ買っちゃいましたよもう、ほんとに良い……サンバ・テンペラードのアレンジ入ってなかったけどな! 次のシリーズも気長に待とう
白い恋人は普段の活動地域をごまかす為のもの
白い恋人はご当地お菓子の中で5本の指が入るくらい好き
一番好きなのはあれですよ
黄色いふわふわの生地に包まれて、黄色いクリームが入った、全国的にも有名なあれ……
そう、萩の月だね!
ハーメルンには置いてない過去作でもちょっとだけ活躍した萩の月だね!
活躍はしてないね
あと東京ばな奈ではない
でも東京ばな奈も好き
鳩サブレーも好き
クラッシャー開いて物を食べれるかは知らないがここでは出来るのだ
肉体の変化もモーフィングパワーによるものなんだから、消化器官を残しておくかとか復活させるかとかは極めれば任意になるのではないかなと
そもそも普段から舌とかそのへん残ってるなら相手を食いちぎった時にいちいち大変なので普段はなくなってるんじゃないかなぁ
戦う理由とか背負ったものとかに対する返答が嘘ではないし後ろ暗いところも無いけどちょっと極端かなとは思うけど極端に走らない人間はそもそもベルト盗掘して密かに巻いて戦ったりしない
次回、大暴れ!
しない!
ラの仕事があるでな
戦わないって事は説明してない
本郷猛が居ないのでV3の設計図もらえなかったのと伝説の存在に会えなかったのもちょっと悲しいン人公なのでした

☆ゲゲル再開待機中ヒロインちゃん
そわそわしかしてない
次回大暴れするのはこっち

☆警視総監
にせ本郷猛さん
機械改造はされてない
でも只者でもない
めっちゃ鍛えている
楽器も弾けるぞ!
焚き火の前でギター弾いてそうとは思う、くっそ似合うだろうなとも
実際は魔化魍にギターの尻ぶっ刺して演奏していたのかもしれない

☆音撃戦士を擁する民間組織
普通に考えて昭和の悪の組織と密かに戦っていない訳がないよね……

☆小沢さん
なんか波長が合う
たぶんなんとなく尊敬の念とかが伝わったんじゃないかな
超能力者を組み合わせようって発想は多分G4じゃなくて封印していた別のモデルに組み込む予定で設計図を引いていたんだと思われる

☆氷川さん
二十二号の戦闘VTRを見てちゃんと評価してるマン
あ、ここ明らかに斬れる場面で民間人を気にして助けてる!
っていうのをちゃんと拾ってくれたりしている
不器用だがいい人
変な事を吹き込まれた
でも芯がある人だから大丈夫なのだ

☆オムロン
ひえっ、二十二号だ
口すごい、ガチャってなった(ジョバー)
一般人代表
でもアンノウンにボコボコにされつつも氷川さんの為にバッテリーを付け替えてくれたりする良い人でもある
誰にでも使えるマイルド使いでもあるけど、あの勇気を一般人の誰もが持っている訳ではないのでこいつも勇敢な警官の一人なのだ
実際はジョバってない
だってこいつジョバらせても嬉しくないもん……

☆ショーイチクンと恵まれし子供たちとか
居ても話すことが無いのでASHRの兄貴へのメッセンジャーになる
次回以降も出番は無いぞ

そしていただいたナナス様よりのイラストです!
毎度ありがとうございます!


【挿絵表示】



【挿絵表示】


装甲越しでもわかるほどでかい……
あと色合いがこう、熱された金属感あっていいですね
そろそろ融けて死にそう感というか
角は放熱器官でもあったはずなので、多分赤くなってる方は活動限界直前、みたいに見えるというか


準備回
というか書いてたら戦闘入る前に微妙な長さになったので一旦投稿
次回は戦闘回
戦闘するのは確か
でもどう戦闘するかはこれから考えるのでどうなるかは不明なのです
生きることを素晴らしいと思いたい……
っていうセリフを言うフラグをぶっ潰してしまったごめんね
でも生きるのが素晴らしいのは主人公的に当たり前なので
グジルのゲゲルの標的にも含まれていないので、予知能力を付与されたまぁまぁ強い強化装甲服へのメタ戦略でボコボコにしちゃったり単純に押しつぶしたり延々足止めして負荷で死ぬ様を安全圏から眺めたりするかもだけどごめんね
そんなSSでも良いよっていう寛大な心があったりなかったりするのであれば
次回も気長にお待ち下さい

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