オリ主で振り返る平成仮面ライダー一期(統合版)   作:ぐにょり

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38 動き出す闇

夕暮れ、半ば沈みかけた太陽が赤く染める運動場に、無数の異形が、異形の天使達が犇めき合う。

いずれも劣らぬ忠実なる神の下僕。

超常の力を用いて主の命を果たす忠臣達だ。

その姿はこの星のあらゆる生き物達のモデルであり、しかし、原生生物達が持たない、或いは忘れてしまった超常の力を振るう。

一度その拳を振るえば人は弾け飛び、彼らの振るう異能を防ぐ力を、大抵の人類は持ちえない。

古の時代において、武装した人類を一方的に虐殺して回った彼らは、現代に甦った今でも、間違いなく、その一体一体が超越者と言っても過言ではないだろう。

 

燃えている。

使命感に、という話ではなく。

極めて単純な話、物理的に。

神の使徒の肉体が燃焼している。

 

ごう、ごう、と、熱が生み出す気流が夕暮れの運動場を、自然公園の大気を乱し、炎の赤が夕日よりも赤く辺りを照らしている。

運動場に犇めく天使の群れ。

その中、ある一点から円を描く様に、徐々にその炎が広がっているのが見えるだろう。

もとより、単純に火を付けられた程度で動けなくなる程に()な器ではない。

燃え盛りながら、全身の筋肉を、神経を、内側から、外側から焼かれながら、天使達は各々の武器を構え、標的である黒いアギトへと躍りかかる。

その肉の器を焼かれながら、その一撃はどれもが超越者であるアギトの命を奪うには十分な威力を秘めているのだろう。

 

だが。

 

真っ先に動いたピラルクに似た天使の肉体が崩れ落ちる。

燃え尽きた炭の様に白く、その全身をひび割れさせ、地に落ちたその身体は最早爆発すらせず、風に吹かれ流されていく。

勢いよく距離を詰めた瞬間、その身を苛んでいた炎が激しく燃え上がり、(プラズマ)と化した肉体が残りの肉片を一瞬で灰にしたのだ。

その終わりは、彼ら天使の呪いを受けたオルフェノク達の死に様にも似て。

 

砕けた肉の器から零れ出た天使の魂はしばしその場に漂い、しかし、どこかに向かう事も出来ずに霧散していく。

黒いアギトと対峙する為に過剰に強化され、肉体の死に耐えきれなくなっていたのだ。

少なくとも並の天使、エルですら無いマラークにとって、この戦いは文字通りの決死戦。

しかし、その多くは、黒いアギトに触れる事すら出来ずに消滅していく。

 

炎に巻かれ、踊り狂うように死んでいくマラークの群れの中を、黒いアギトが悠々と、緩やかとすら言える足取りで進んでいる。

片手には大ぶりの両刃剣。

無手のままの手を、ぐるりと周囲に翳す。

それだけで辺りの炎は激しさを増し、無尽蔵とすら思える程にあふれるマラーク達が数を減らしていく。

命を賭して、決死の覚悟で立ち向かい、しかし、天使達は黒いアギトに触れる事すらできない。

如何なる作用か、吹き荒れる熱気に巻かれた天使の灰すら、黒いアギトの艶のない黒い装甲(はだ)に掛からない。

 

戦いですらない。

虐殺ですらない。

あえて表現するのであれば、()()

 

「どうした」

 

黒いアギトが、黒い戦士が、二十二号が問いかける。

焼け死に続けるマラーク達に、ではない。

 

「出てこないのか」

 

運動場を埋め尽くす、或いは、今なお増え続けているとしか見えないマラークの群れ。

それらは本来、二十二号に対してあまりにも無力だ。

ことここに至り、二十二号にとってマラークの脅威レベルは武装していない人間とそう大差ない。

モーフィングパワーの通りが良くない為に、広範囲に渡って一瞬でプラズマ化する事は難しいが、それも時間と距離が解決する問題でしかなく。

二十二号がマラークに対して向ける意識は、この場から逃げ去り無差別に人間を襲われでもすればことだ、という程度のものだ。

自らの命に危機を齎す敵は、この無数のマラークではない。

 

本命が居る。

 

ごう、ごう、と、マラーク達を薪木代わりに燃え盛る炎の立てる音ばかりが響く。

返事はない。

代わりに、とでも言う様に、炎に巻かれたクロウロードが空から襲いかかる。

今の二十二号にマラークが近づくのは完全に自殺行為に近い。

だが、最高速度で突撃すれば、燃え尽きるよりも早く二十二号に一太刀入れられると踏んだのか。

 

いや、違う。

 

二十二号が咄嗟に一歩踏み込み、片手に下げていた大剣の柄を両手で握り、迫るクロウロードを──その背後から迫る何かを受け流す様に頭上に掲げる。

クロウロードが嘗て二十二号で無いアギトにそうされた様に唐竹割りにされるよりも早く、燃え尽きかけたクロウロードが()()()()()、その残骸を突き破りながら一瞬前に二十二号が居た地点に、砲弾の如き勢いで何かが突き刺さる。

轟音。

衝撃で巻き上げられた土塊が背後のマラーク達を吹き飛ばし、生きる松明の無い空白地帯が広がった。

クレーターの中に身を低く潜み、油断なく緑色の瞳を二十二号に向ける乱入者。

獅子に似た頭部、黄金の陣羽織を羽織るそれは、紛れもなく高位の天使、マラーク達の上位種であるエルの一、地のエル。

だが、

 

「何の冗談だ」

 

二十二号の困惑の声の先。

地のエルの姿は、嘗ての記憶のそれとは掛け離れていた。

筋肉質な肉体はそのままに、その肌はレザースーツでも着たように滑らかに黒く染まり。

獅子に似た頭部は、その鬣が寄り合い捻じれながら二本の黄金の角へと変異していた。

緑の瞳は肥大化し、光を乱反射する複眼へと変貌している。

 

「冗談ではない」

 

背後からの声。

振り向かず、大剣を大盾へ変異させ、頭上から降り注ぐ風を纏う矢を受け、払う。

盾を貫きかねない矢の勢いを殺すために受け流した二十二号の眼前に足裏が迫る。

拳を振り上げ叩きつけ、衝撃を殺すためか大げさに吹き飛ぶ襲撃者が、炎を打ち消す竜巻と共に緩やかに着地する。

 

赤い瞳を持つ鳥に似た頭部。

民族衣装にも見える全身から生える白い羽。

赤い狩装束にも見える鎧を身に纏うそれが風のエルである事は明白だろう。

だが、こちらも先の地のエルと同じく、白い羽の下に、より洗練された黒い肌の手足を持ち、鳥に似た頭部の嘴、そして羽角が伸び、まるで二本の角の如く天を突いている。

 

「間違いは、正されなければならない」

 

ぽつ、ぽつ、と、空から雨が降り始める。

一滴、二滴、そして。

空が閉ざされる。

ざぁ、ざぁ、と、曇天から雨が。

炎に巻かれていたマラーク達の火が消える。

身体を蝕んでいた炎が消え、灰に変じた肉が流れ落ち、次々に崩れていく。

 

瀕死の、しかし、死んでいない、燃えていないマラークが路を開ける。

神官のそれに似た青い装束を纏うのは正しく水のエルだ。

だが、目深に被った嘗ての鯨に似た頭部を模したであろうフードを持ち上げた下には。

 

「今、間違いを犯そうとも、全ての間違いを正す為に」

 

水色の巨大な複眼。

海洋生物の触覚にも見える二本の大角。

それぞれに嘗ての名残はある。

だが。

その顔は、姿は。

 

()()()

 

地のアギト。

風のアギト。

水のアギト。

最早そうとしか呼べない姿に変貌した三体のエルが、二十二号を三方から取り囲む。

 

「そうか……そうだな。正さなければならない」

 

砕け、修復された拳を確かめるように握り直し、片手に下げていた盾を投げ捨てる。

呼応するように、肩から、肘から、踵から、鋭い刃が生え。

どくん、と、黒い装甲に走る血管の如きエネルギーラインが脈動する。

背に負う外套にも孔雀の羽根にも似た黄金の装飾が、風に逆らいながら、ぶわりとはためく。

黄金に輝く瞳。

火が消え、街灯も無く、星明りも月明かりも届かない闇の中でも煌々と輝いていたその瞳が、ふ、と、暗くなる。

 

「間違いを犯そうとも」

 

暗く、黒く、夜の森の中の洞穴の如き、どこまでも落ちていくような漆黒の瞳。

 

お前達(間違い)を」

 

虚な瞳の奥に、幽かな、しかし、確かな光がある。

黄金、陽光の、稲妻の金。

そして、血の、炎の赤。

 

殺さなければ(正さなければ)

 

ぼっ、と、鈍い破裂音がまず四つ。

二十二号、そして三体のエル──アギト。

弓を構えた風のアギトが背後に跳び、それを追う様に二十二号が駆け出し、先回りするように地のアギトが立ちふさがり、水のアギトが二十二号の背後を狙う。

 

風のアギトが素早く弓を引き絞り矢を放つ。

風を引き裂く音すら無く、いや、正しく風の方から矢を避け矢を後押しするその一射は音もなく音より早く立ち塞がる地のアギトの脇を擦り抜け二十二号の顔面を狙う。

弓の名を憐憫のカマサ。

放たれる矢は光そのものであり貫かれた被害者は跡形も残らずに消滅する。

無論、それはアギトや同格のエルに対して完全に適用されるわけではないが、貫かれればタダでは済まない。

 

対する二十二号は避ける動きすら無い。

いやさ、むしろ矢に向けて更に加速すらしている。

仄暗い複眼の間に矢が突き刺さり、二十二号の頭部が陶器の様に砕け散った。

 

そう、陶器を割るが如く、その砕けた頭部の破片が散らばる。

中身がない。

外見、薄い外殻のみを残し中身が消え失せたのだ。

瞬間移動である。

本体は既に風のアギトの背後を取っていた。

限界まで引き絞られた腕。

手には直刀。

渾身の突き。

 

心臓、胴のど真ん中を狙った一撃が風のアギトの肩を抉る。

二十二号の迎撃を優先し飛ぶ事も跳ぶ事も間に合わなかった風のアギトの足元の地面を地のアギトが崩し、水のアギトが降り注ぐ雨で緩い泥にし、風のアギトを落としたのだ。

 

一人敵を減らす事に失敗し、直刀での突きを振り抜いたままの二十二号に襲いかかるのは、振り向き様に薙ぎ払われる地のアギトの直刀。

敬虔のカンダの名を持つ長剣はただ切れ味が、威力が高いだけの剣。

その威力は最低でもシャイニングカリバーを打ち砕く程。

禁じられた進化の力を使った今、どれほどの切れ味か知る者は居ない。

 

直刀で受ける。

が、さしたる抵抗も無く刀身を切り裂かれ。

手を切り裂き腕の半ばまで刃が減り込み、止まる。

切れ味の問題ではない。

密度の上昇した二十二号の筋肉に挟まれ、そして、回復する二十二号の腕の細胞に抑え込まれ刃が進まない。

白刃取りだ。

 

敬虔のカンダを、それを持つ地のアギトを抑え込む二十二号。

だが、地のアギトの背後から戦斧、怨念のバルディッシュが肩越しに二十二号に振り下ろされる。

狙いは脳天。

腕で抑え込んだ剣が、或いは泥濘んだ地面に沈みながら下半身を抱きしめ足止めする風のアギトが、逃走を妨害する。

転移は不可能だ。

非接触状態であればまだしも、並のアギトであればグランドフォームからシャイニングフォームへの進化に相当する程に変貌を遂げたエルアギト二体に接触されたままであれば、正常に転移する事は不可能に近い。

 

ばづん、と、鈍い切断音。

剣に貫かれながら抑えていた腕が肩口から自切され、アメーバの如く変形し敬虔のカンダを覆い、柄を握る手にまで迫る。

そして、切り落とされ鞘の如く変異した腕が、そして風のアギトに下半身を拘束されている二十二号の全身が光り輝き──

 

音が消える。

日も沈み空が雲に覆われ雨が降り頻る運動場が突如として光に包まれる。

自爆。

 

超感覚を持つ三体のエルアギトだからこそ、何が起きたかを瞬時に理解できた。

だが、それから逃れる程の時間は無い。

二十二号の自爆に巻き込まれ、吹き飛ばされ、しかし、不思議にもダメージは少ない。

爆発の衝撃と比べ明らかに熱量も低い。

いや、意図的にそうしたのだろう。

 

「驚いた」

 

ざ、と、捲れたグラウンドの地面を擦る音。

二十二号だ。

全身の装甲と切除した腕だけを爆発物に変えて瞬時に点火、爆発の衝撃で拘束を解いてしまった風のアギトから逃れ、やや離れた位置に転移しなおしていたのである。

 

だが、やはりダメージがあるようには見えない。

爆発した筈の装甲も、切り落とした腕も、傷一つ、汚れ一つ無い。

当然だろう。

腕の一本、全身の何の変哲もない装甲。

その程度、複雑極まりない脳を修復するのに比べれば造作もない。

だからこそ、ンは究極と呼ばれるのだ。

 

ばき、と、二十二号の装甲が鳴る。

葉脈の様なエネルギーラインが割れ、亀裂から輝く赤が露出する。

腕を振る動きに合わせ赤からは炎が揺らめき、熱気が辺りを包む。

 

じゃら、と、背部の装飾が揺れる。

風にも重力にも逆らい、その先端に殺意を宿す。

伸びているのは目の錯覚ではあるまい

 

「良い連携だと思う」

 

一歩、二十二号が踏み出す。

雨に濡れやや泥濘んでいた足場が、二十二号を中心にドミノ倒しの様に固まっていく。

足元を見下ろし、踏み心地を確かめる様につま先で数度叩き、視線を上げる。

 

「全部見せていけ」

 

―――――――――――――――――――

 

雨の降る中、赤い二輪が走る。

二輪──マシントルネイダーに跨るのはジル、そしてグジルの変じる使徒再生アギト調整体だ。

人格を、否、魂を二つ抱えるが故に起きた変身体の機能不全は既に新造され装着したベルトの機能により改善され、アギトとして不足のない能力を備えている。

だが、そんなジルが状況に気がつく事ができたのは、家から離れた位置にある行きつけの運動場から爆発音がしてからの事だ。

それまでは直感に響く事もなく、爆発音によって意識を向け、初めて無数のマラークの反応に気がつく事ができた。

アギトへと変異した口腔に舌打ちをする部位が残っていれば、グジルは自分の呑気さに舌打ちをしていただろう。

 

戦っている。

かつてない規模の敵だ。

兄であれば、王であれば、コウジであれば、万が一という事も無いだろう。

木っ端天使程度であれば、文字通りいくら集まっても薙ぎ払える。

王の力は絶対だ。

ンとはそういうものだ。

ンと戦えるのはンと等しいものだけ。

 

だが。

駆け出していた。

ママさんの投げ渡したバイクの鍵と雨合羽を受け取り、家の玄関を開け放ちながら変身し、バイクに飛び乗り塀を飛び越え、走る。

ジルとグジルの、そのどちらもが胸騒ぎを覚えていた。

 

進行方向に見える自然公園、運動場の上には煙が立ち込めている。

近づけば近づく程に聞こえてくるのは、日常の舞台には相応しくない異音。

肉を打つ打撃音、金属同士を打ち合わせる音、硬いものが擦れ合う擦過音。

つまりは戦いの音、戦場の音だ。

 

ンを相手に戦う事ができる相手が、あの爆発音が響いてから戦い続けている。

手助け出来る相手だろうか。

だが、仕留めきれていないというのなら、一手くらいにはなるだろう。

理屈というよりも、何かをしたい、という思いの方が強いかもしれない。

 

「旅行の間、お預け食ってんだ」

 

『あっあお、あおう!』

 

破壊の爪痕よりも、焼けたアスファルトや木々、雨に流されつつある灰の残る道路を走り抜け、運動場に突入する。

以前に戦った時より強そうに見える交路の変身体と、それを取り囲もうと戦いながら動き回る三つの人影。

異様だ、強そうにも見えない、なぜ殺せていない。

そう思うのと、アクセルを全開にするのは同時。

前輪を浮かしたまま、青い人影に突撃する。

理由は単純、一番避けなさそうだからだ。

そして、マシントルネイダーを念波により遠隔で操作しながら、背後に跳ぶ。

グジルアギトが腰から弩を引き抜き、空中で引き金を絞る。

グジルの操作だ。

 

『あああんお!』

 

照準の先が乗り捨て突撃させたマシントルネイダーである事。

受け止められるより先に爆発させるつもりだと気付いたジルがグジルにしか聞こえない声で叫ぶ。

あ、と、心の中で間抜けな声を上げたグジルが一瞬で開き直る。

帰ったらめっちゃ謝るか、コウジに直して貰おう。

直ったら誤魔化そう。

電磁加速された封印エネルギー付き特殊金属弾が突き刺さり、想定よりも派手に爆発し粉々になったバイクを見て、グジルは頭の片隅で可愛く謝るかリント独自の謝罪姿勢で平身低頭するか、ジルに選択を任せた。

 

―――――――――――――――――――

 

「遅かったな」

 

「急いできたんだよ」

 

片腕同士を合わせるように構える二十二号とジルアギト。

二十二号の腕に分厚い籠手が、ジルアギトの手の中には形のある炎が構えられる。

 

「こいつら強い?」

 

「お前よりは」

 

「じゃあジルなら?」

 

「似たようなもんだ」

 

『うんいんうう?』

 

「使いこなせてないだろうが」

 

確かに、この場でジルが肉体の操縦権を取り戻しグジルに仮の肉体を与えれば数的不利は消えるだろう。

そしてそれは実質の勝利だ。

連携を潰して二十二号と一対一の状況を作らせてしまえば確殺は難しくない。

だが、ジルとグジルは未だ肉体の完全同時制御を成し遂げていないのだ。

片方が全力で肉体を動かすとなれば、どちらかは大まかな動きしかできなくなる。

脳の容量の問題だ。

人間の肉体は通常ならば二つの肉体を同時に操るようにはできていない。

グジルが乗る肉体を簡易化すれば多少は融通が利くが、格上を相手に足止めをするとなればそんなハンデを背負った状態では難しい。

 

「それに」

 

三体のエルアギトと対峙したまま、二十二号が首を動かさずにその上空に意識を向ける。

暗闇の中、その一点だけが青空であるかの如き青い装甲。

空中でぐるりと回転しながらその身体が赤く染まる。

手には身の丈ほどもあろうかという鎚頭を持つ戦鎚。

しなる程の速度で振りかぶられたそれが、地のアギトに、或いはその向こうの地面に叩きつけるように振り下ろされる。

円錐状の面を振り下ろされた地のアギトが気付けたのは直撃の寸前。

転げるように避ける三体を追いかけるように振り下ろし地面に盛大にめりこんだ戦鎚から何かを生成しようとする乱入者、難波ギルス。

 

「こっち!」

 

再び走り出すより早く二十二号が呼び掛け、返事をするよりも早くそちらに駆け寄る難波ギルス。

 

「ごめん交路くん、貰ったバイク壊れちゃった」

 

「全然」

 

「お詫びとして」

 

じゃき、と、腕から新たに生えてきたギルスフィーラーを引き伸ばし、引き千切りモーフィングパワーを流し込む。

滑るような橙の六尺棒。

構えが様になっているのは夏の特訓の成果か。

 

「一体は任されるよ」

 

ぶん、と、両手で槍の如く構えた六尺棒の切っ先を地のアギトへ。

 

「じゃあ、あたしはあっちだな」

 

炎が小さく、そして、手に籠もる熱を増やしながら、視線の先は風のアギト。

 

「ああ」

 

二十二号が、交路が感慨深げにため息を吐く。

──頼れる相手を作れ、か。

 

「片付けてしまおう」

 

心持ち、軽くなった心を表す様な軽い口調で告げると同時、それを口火にするように、その場の六つの人影が同時に動き出した。

 

―――――――――――――――――――

 

組み合わせとして見れば、二十二号達にとっては悪くない形になったと言えるだろう。

まず、一番に戦闘経験が少ない難波ギルス。

搦め手も出来ず、ただ身体的スペックの高さを学びたての正しい技術に乗せて相手に叩き込む事しかできない。

三人の中ではある意味最も純粋な戦士。

嘗てのグロンギで言えば、その在り方はゴ集団最強の戦士に近い。

だが、それは地のアギト──地のエルの進化体と相対する上でとても有利に働く。

 

「うりゃあ、えいっ! とりゃあー!」

 

気合を入れているつもりの間の抜けた叫び声と共に放たれるのは棍を使ってのシンプルな突きと払い、薙ぎの組み合わせ。

ぼっ、ぼっ、と、一撃一撃が空気の壁を突き破り、かするだけでしびれを伴う程の威力が込められた渾身の連撃。

しかし、それで重心が崩れる事もなく、どっしりと腰を落とした姿勢でジリジリと距離を測りながら、牽制も兼ねた攻撃を繰り返す。

派手さは無い。

派手に動き回りながら戦おうと思えばそれもできるだろう。

だが、それをしない。

本能で、純粋な力の差で勝てない相手である事を察しているのだ。

 

例えば、剣の切り合いになれば一瞬で剣を巻き上げられるか、剣ごと斬られる。

相手の得物が如何にも良く切れそうな剣である事を見てそう判断したのか。

仮に誰かに問われれば、彼女は首をかしげるだろう。

 

言ってしまえば、彼女は教えられた通りに戦っているに過ぎない。

魔石の齎す優れた脳機能を生かしていないとも言えるが……。

 

「わぁっ!?」

 

難波ギルスの構える棍が半ばから切り払われる。

剣を巻き上げて飛ばそうとした矢先、カウンター気味に切り落とされたのだ。

返す刃が首に跳ぶ。

 

「このぉ!」

 

だが、退かない。

棍の長さは半減している。

短い棍棒、バトンの様になったそれが剣を側面から叩き、かち上げる。

ほぼ端と端を持つような姿勢の難波ギルスが、棍棒の長さを無視するように、棍棒をぐるりと一回転させ、剣を逸らす動きの延長で掬い上げるように振り上げる。

届くはずがない。

が、地のアギトの鼻先、頭部に残る獅子の装飾に微かにかする。

棍が細く、鋭くなっているのが見て取れるだろうか。

切り落とされ、剣を弾いた直後、円運動で地のアギトから見て棍がほぼ点になるタイミングで、モーフィングパワーにより太さを犠牲に長さを一瞬で取り戻したのである。

そして、

 

「戻って!」

 

彼女の声に、いや、意思に呼応し、切り落とされ、モーフィングパワーの切れたギルスフィーラーの切れ端が蛇の様に地のアギトの足元を擦り抜け、難波ギルスの棍の先端に絡みつく。

ぐずぐずと溶け合う様に棍に混ざり合い、棍の表面が奇妙に脈動するのを気にした風も無く、袈裟懸けに振り下ろす。

棍と鞭の間の様な感触の打撃が地のエルの腕に当たる。

それでダメージが入る訳でも武器を取り落とす訳でもない。

だが、一瞬、攻撃に入るのが遅れる。

一歩、単純過ぎる攻勢に後ずさる。

死にはしない。

だが、背を向け無視するには危険だ。

避け、防ぎ、受け流しているからこそ負けることの無い相手だ。

 

今の難波ギルスの単純スペックでは地のアギトどころか、その進化前である地のエルに対してすら手も足も出ないだろう。

──赤心少林拳が無ければ。

──義経師範による防御術の指導が無ければ。

──二十二号との格上との戦いを想定した組手が無ければ。

だが、それら全ては、難波ギルスの糧となった。

 

難波ギルスにこの敵を倒す事はできない。

だが、足止めに徹するのであれば。

難波ギルスは、エルの進化系ですら、釘付けにできる。

 

―――――――――――――――――――

 

身体能力で言えば難波ギルスに大きく遅れを取り、技術面では二十二号に劣り、しかし、それでもグジルアギトは戦士としての一日の長があると言っていい。

無論、それはただの心構えの話であり、より多くの技術を積み重ねているという話ではない。

グジルアギトはバランス型だ。

力と技を兼ね備えた、と言えば聞こえは良いが、ただの器用貧乏とも表現できてしまう。

三体のエルアギトと比べるべくもない凡百と言っていい。

だがそれは、グジルが戦士として劣等であるという話ではない。

 

相性の話をするのであれば、グジルアギトはベターな相手を選んだ。

風を司るエルロードの進化体。

あからさまに風を操る訳ではないが、その行動全てに密かに風の後押しを受けている。

風の化身なのか、或いは風を操る能力を与えられているだけなのか。

だが、この戦場の風は必ずしも風のアギトの味方をしない。

 

音もなく風のアギトがグジルアギトの懐に踏み込む。

弓は片手に、指と指の間に矢を挟み込みフック気味に殴りつける。

使用武器と戦闘距離が異なるのは問題ではない。

そもそもがマラークにしろエルロードにしろ、使用する武器は()()に使うものであり、同格の外敵を相手に戦うに当たってまともな運用を通す事の難しさを知っている。

それこそ先の二十二号との戦いにせよ、或いは過去の人間との戦争にせよ、スペックの差を笠に着る戦いは足元を救われやすい。

 

剣や戦斧を与えられた水や地と異なり、応用の難しい弓矢という武器。

或いは、使わない、という選択も十分にあり得る。

弓矢はエルロードにとっての力の一部、自らの半身。

故に、武器を顕現せずに殴り掛かる事で弓矢を使うのと同等程度の殺傷力を発揮できるのは自明の理だ。

弓で殴れば当然、弓に込められた力が破壊力となる。

疑う余地はない。

 

弓と矢を握り込んでの拳打は工夫、小細工の一つに過ぎない。

一挙手一投足が風を司るエルロードとしての、その進化体としての真髄。

動作に追随する風は引き裂く音を鳴らさず空気抵抗を生まず、拳の先に生まれる圧縮空気のレンズは遠近感を狂わせる。

 

だが、それは風のアギトがこの空間の風を支配しきれているという仮定が成り立った場合の話だ。

 

拳に挟んだ矢が空を切る。

狙いが外れた、いや、避けられたのだと自覚するより早く、エルロードの名残である全身の羽毛がジリジリと焼ける感覚が迫る。

雨に、泥に塗れた羽がチリチリと焦げ始めた。

原因は目の前の真紅の戦士だろう。

 

異様な熱気を放つ、いや、明らかな高温に陽炎が浮かんでいる真紅の戦士。

その熱量が、そして、ベルトから吹き出す蒸気が、風のエルロードであった風のアギトの力を狂わせている。

──或いは、過度な進化を行ったが為に、元の能力が変異してしまっているのか。

 

そのどちらが原因か、或いはどちらもか。

それを知らず、気にせず、グジルアギトは悠々と両手を広げ、それぞれ半円を描くように上下に手のひらを構える。

天地上下の構え。

全身から放たれる熱気を遥かに上回る熱量を両手に込めている為か、攻撃の始点となるであろう両手が揺らいで見え、動きの始まりを捕らえられない。

 

だが、それであれば近づく必要もない。

鈍器と暗器として使用していた弓と矢を構え直し、矢を放てばいい。

──それこそが罠であると理解できる。

両手の熱量に目を取られがちだが、ベルトから常に放出される風が、弓を構えようとした瞬間から明らかな変化を見せている。

 

どちらが有利、という話ではなく。

どちらが先に動いても、相打ちにしかならない。

そして、身命を賭して使命を果たさなければならないのだとしても。

神から与えられた命を無駄にはできない。

死ぬと分かっている選択肢を選ぶ事ができない。

使命感と信仰、崇拝が、この場に完全な膠着状態を作り上げた。

 

―――――――――――――――――――

 

電光。

その言葉が決して大げさではない速度で二十二号が水のアギトの脇を通り過ぎる度、血とも水とも取れぬ何かが飛沫く。

一度、二度、いや、一瞬の内にそれが何度行われたのかを数えることが出来る者はこの場に居ない。

それは手刀か、拳か。

捌ききれている訳ではない。

水になる事で無効化できる筈の打撃が、着々と水のアギトの身体を崩していく。

 

元より対等な戦いでは無かった。

三対一で互角という状況すら、二十二号が持ちうる能力の全てを尽くして殺しに来なかったからこそ生まれた膠着だったのだ。

今のこの攻防とも言えぬ蹂躙もそうだ。

エルロードがアギトになる。

彼の知識の中には無い現象だった。

だからこそ、何が起きるか、何が出来るか、何を仕掛けてくるかわからないからこそ、一歩引いた状態で戦っていた。

攻撃を仕掛ける中でも常に撤退が出来る程度の余裕を持っていた。

今ですら、圧倒できている、という状況に疑問を感じ、僅かにも足を止めるのを嫌い、鉋で削るように殺している。

 

だが……。

ここに至って、元水のエルロード、水のアギトに打つ手は無い。

アギトは、火のエルの力の継承者達は無限に進化する力を持つ。

そしてそれは水のエルを始めとしたエルロードも同じである。

つまり、ある程度以上の進化を望むのであれば、より長い時間と試練が無ければならない。

 

エルロードにそれは無かった。

アギトになった瞬間、神に仕え続ける未来は途絶え。

超越者であるが故に乗り越えなければならない試練も無く。

ただ、二十二号を警戒させる事しかできない。

 

仮に、エルロードに他者に敬意を表するという情動があれば、二十二号にこそその心を向けただろう。

あれはアギトだ。

アギトに連なるものが、あそこまでの領域に至ってしまうには、どれだけの苦難が、どれだけの苦悩が必要になるのか、と。

 

ず、と、二十二号の手刀が水のアギトの胴体を、人間で言う心の臓がある箇所を貫く。

だが、その手刀が貫いたのは心臓などではない。

もっともっと、水のアギトが、エルロードが、最も傷つけられてはいけない、魂とでも言うべき部位。

 

「お、おぉ」

 

呻く。

それは恐怖か、憎しみか。

水のアギトの身体が光り輝く。

最早テオスの元に戻り新たな肉体を賜る事も不可能だろう。

死ぬ。

天使にとって、エルロードにとって最も遠い位置にある結末。

それを、憎き、恐るべき、神に背きし、()()()()アギトによって与えられる。

なんという屈辱。

なんという恥辱。

そして────なんという幸福だろう。

 

自分という未知を倒し、殺し、死という既知に変えた事で。

このアギトは、今、間違いなく、この瞬間に。

()()()()()()()()

 

「────あ」

 

顔は見えない。

いや、顔を見たとしてアギトの顔から感情を読み取る事はできない。

だが、それでいい。

何かを見る必要も確認する必要も無い。

 

主命は果たされたのだ。

 

―――――――――――――――――――

 

水のアギトの魂を握りつぶした二十二号。

その下腹部から、光り輝く刃が飛び出している。

 

エネルギーラインから溢れる赤い光が消える。

二十二号が身体を見下ろせば、刃は下腹部に斜めに、恐らく背中から斜め下に突き入れられて。

 

「──、────」

 

声にならない声。

震える二十二号の背後、栗色の長髪を風に靡かせる、黒衣の青年。

その青年が伸ばした手から、長大な光の刃が伸びている。

 

「て、おす」

 

絞り出す様な二十二号の声。

その声に応えるように、青年の頬を水滴が伝う。

 

「もう、お休みなさい。その運命は、人の子が背負うべきではない」

 

二十二号の黒い身体が何かに抵抗する様にブレる。

しかし、身体を貫く光が光量を増すと、まるで水槽に垂らされた1滴の墨汁の様に、あっけなく、その姿を溶かし、消してしまった。

 

「さようなら、混沌の子よ」

 

風に流される様な小さな呟きを残し、青年もまた掻き消える。

その姿を確認し、対峙中だった地のアギトと風のアギトもまた忽然とその姿を消して。

 

「え……」

 

後に残されたのは。

戦闘の爪痕が刻まれた運動場内部に、呆気に取られた様に立ち尽くす、二人の戦士のみ。

 

「交路、くん?」

 

震える声の問いかけに、応える者は居ない。

焼けた施設や木々、マラークの燃えカスが出す煙が立ち上る、暗い夜。

遠くから近づくサイレンの音だけが、虚しく空に響き渡った。

 

 

 

 

 

 




王大人「死亡確認!」(六年十ヶ月くらいぶり二度目)
やっぱり悪魔は神の裁きで滅びるんやなっていう最新話でした

☆調子こいてたら死んだマヌケマン(いくえふめい)
エルロードがアギトもどきになってたのは内心びっくり
何か種と仕掛けと隠し玉があると思って確殺せずに様子見していたのが運の尽き
何事もなく殺せてほっとした所をアギト劇場版ラストのまなちゃんの予知みたいな謎の光でデッドエンドフフフ
健気系ヒロインが居るなら一度は目の前で主人公をぶっ殺しておかないといけないよねというお約束
どうするどうなる
続きは次回!
もしくは次次回!

☆マラークの方々(故)
貴方は私のサーブに触れる事すらできない!
みたいな感じで滅ぶ
とりあえず居るだけ集められてなんか足らないなって部分は増やされた
まぁテオスにとって塵芥みたいなものなので滅んだ分は補充すればよし
犠牲にはカウントされないかんね!
あんしん!

☆水のエル、風のエル、地のエル改め、エルアギト
とある主命を果たすために進化の形を歪められる
元のこいつらが本当に無限に進化するかは不明だし、進化したとしてもアギトに収斂進化するわけでもない
ぶっちゃけ特殊な能力を新たに取得した訳でもない
それぞれ頑張ればシャイニングフォームと相打ちできる?
ライダー補正までカウントされると普通に雑に殺されるかなって程度
三体で力を合わせればンと互角に戦えるのだ!
みたいな話ではない
問答無用でぶっ殺すつもりで来られたら他のマラークと大差ない死に方をした
水のエルロードさんは大殊勲もの
二十二号が気を抜く瞬間を作るという主命は果たされたのだ

☆テオスさん
心の狭さを勘定に入れずに純粋な存在としての格だけ見れば未だにライダーのボスキャラの中では最上位に位置する超越存在かと思われる
神への祈りが聞こえるとかではなく、基本的に悩める、苦難を抱える人々の声が聞こえたりする
全能ではないが万能
本物の津上翔一が最初のアギトを殺したから云々は、たぶん本人の意識とかには関わらず、自死するほど追い詰められた雪菜さんを唯一説得なりなんなりで助けられる立場にありながらそれをしなかった、できなかったから、言っちゃうと「お前がどう思ってるかは知らんがお前が殺したようなもんだからお前の手柄な」という扱いであると思われる
結構真の津上に言いくるめられてる場面が見受けられるけど、言いくるめられているというより、人間の可能性をそれでも信じていたとか解釈すればいいんじゃないかなとは思うけど結構無理がある気がしてきた
実はスーパーナチュラルの天使達の如きステゴロACTIONをさせる予定もあったけど、流石にね……
その場合謎の光を刺された二十二号は顔の穴という穴から光を吹き出しながら消える感じになったのでボツ
今回は流石にシリアスなので
人の心を覗けるけど全ての人の心を一々チェックしている訳ではない
でも誰の心もチェックしていない訳ではないししようと思えばできる
二十二号への感情は哀れみ
今作において初めて主人公を完全な戦闘不能状態にした

☆グジルアギト
決闘で見せた分身は脳容量の関係で片方の動作が元のジルより劣るくらいの動きになるので乱戦向きではない
片方が逆タイフーンで踏ん張るだけ、みたいな状況ならもう片方が格闘戦をこなせる
実はもうお風呂に一人で入れるくらいには身体が動くけど一人でお風呂に入っても出来ないことを二人で入る事でできるししたい
安心してくれ、お風呂に一緒の入る描写は初期と同じだが、お風呂の水面は泡ぶくぶくで水面下は見えないし変な上下動とかグラインドがある気がするがここは全年齢のSSを書く場所なので具体的な描写はないのだ
実は喋らないジルと喋れるグジルの二重人格みたいにしたのは行為中に唐突にジルからグジルに入れ替わって、AV見てる最中にイヤホンが盛大に引っこ抜けて家中に響き渡る嬌声、みたいな状況を作るためではない
健全なSSなのだと信じてくれると信じてる
そういうわけでちょっと気が緩んでいた
流石にバイク破壊の言い訳を考えるほど余裕のある精神状態じゃない

☆手作りバイクを譲渡されてた難波ギルス
すっごい堅実な赤心少林拳黒沼流の闘士
グジルと同じく二十二号の自爆音で気付いたが、帰り道の途中だったために走って向かうか家に戻ってからバイクで向かうかで迷ってちょっと遅れる
修学旅行でかなり楽しい思い出が出来た直後なので、もうこのタイミングで想い人の死に様を見せつけてやるしかないと思った
反省はしていないしもうちょっと絶望描写やりたい
でもグジルとの関係が良好なのでハイライト消えた目でフラフラしたりしたら引っ叩かれてしっかりしろとか叫ばれて即座に正気を取り戻しそう
もうちょい不安定にさせておけばよかったかなと思う
あとそういうグダグダで文字数をかさ増しできるかと言うとアギト編の残り話数から考えてどうかなって
どうするかは未定だしどうなるかの予定も無い



ここまで純粋な戦闘回は久しぶり
どっちかっていうとヒロインのかわいいを楽しむSSと化していたけど、実はこのSS戦闘描写もがんばったりする仮面ライダー系SSなんです
なので頑張りましたが上手く書けているかは未だにわからない
需要があるかもわからない
でも書きたいものと書けるものしか書けないのだから書いてみました

今年やりのこした事
CONVERGE KAMEN RIDERのダグバとアルティメットクウガ買って目を黒く塗って白いクリスマスケーキの上に乗っけてクウガ編最終回のキャラデコケーキだー、とかやろうかと思ったけど思いついたのがクリスマスケーキ食い終わってからなので諦めた
もうバラ売りはしてないから通販でセットのやつ買うしかないのもちょっと躊躇う
なんでガチャ引く時は諭吉をあっさり生贄にできるのに五千円もしないおもちゃに躊躇うんだろうなあと不思議に思う

来年やること
もう一個のSSもできれば続きを書く
まずアギト編終わらせる
できればこのSSも続ける
グリッドマンのDVDかブルーレイ買う
あとスイッチ買ってシノビリフレで遊び倒す
ついでにスマブラも
そしていい加減積みプラの山を崩す(努力目標)

来年やるべきことが今年もできたであろう事ばかりなのは見ていて少し情けない
アギト編は頑張れば今年中に終わったのではないだろうか
でもSSは趣味なので頑張るというのは少し違うというか
気ままに書くのが結局は一番なのだ
そんな気まぐれで怠惰なSSではありますが、それでもよろしければ、次回の投稿を気長にお待ち下さい


それではみなさん、良いお年を
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