オリ主で振り返る平成仮面ライダー一期(統合版)   作:ぐにょり

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88 いつもと変わらない帰り道、少しの寄り道

食料品や生活必需品が慎ましやかに収められたビニール袋を手に下げた轟雷が、ほう、と、息を吐く。

白く染まる自らの息を見ながら、少し先を歩く巧へと声をかけた。

 

「すみません、買い物に付き合わせてしまって」

 

「別に、もののついでだ」

 

振り向きもせずぶっきらぼうに返す巧に、轟雷は何を言い返すでも無く、薄っすらと微笑んだ。

生まれて一年も経っていない轟雷にとって、この世の多くは未知に溢れたものではあるが、世の中に比べて大体は把握している筈の自らの中に生じる未知はまた趣の異なる好奇心を与えていた。

それは、轟雷という名とこの身体を与えられ、あの喫茶店で働くようになってしばらくしてから起こり始めた幾つかの些細な動作不良。

意識して起こした行動でも無ければ、この身体が健全な状態を維持するために行う生理機能でもない。

誤差レベルの熱暴走、表情筋の誤作動、主機の過剰運転。

動作不良というにも規模的に些細で害の無いそれらは、姉であるアーキテクトのそれとほぼ同型の感情生成アルゴリズムと連動し、ささやかな楽しさ、嬉しさを与えてくれていた。

 

「すっかり遅くなってしまいました」

 

「あ? ……仕事終わりならこんなもんだろ?」

 

時計を確認しながらそう告げる巧の後ろ姿を前にして、次に言おうと決めていた言葉を口に。

……しようとして、僅かに言葉が詰まる。

大気中のフリーエネルギーや人間と同じ食物──動物の死骸から得たライフエナジーを燃料に動く主機が、平常運転から緩やかに出力を上げていく。

行き場のないエネルギーが体内に籠もり、僅かに体内温度を上げていく。

しかし、それも轟雷にとって、目の前の乾巧とともに居る中では、そう珍しい事でもなく。

無論、嫌と感じるものでもなかった。

だからこそ、つかえて出損ねた言葉を、改めて口にする。

 

「あの、もう、夜も遅いですし……家で、ご飯をご一緒しませんか?」

 

なんていう事のない、食事の誘い。

普段からお世話になっていて、その御礼で、夜も遅くて今からご飯を作るのは大変だろうから、家に送ってもらうついでに、ご飯もご一緒出来れば。

という、ただそれだけの話。

仕事が終わって、別々の、それぞれの時間になっても。

……一緒に居たい。

その程度の、小さな欲求。

 

「いいのか? なんか、わりぃな」

 

「いえ、いにゅいさんには、普段からお世話になっていますから」

 

「だから……」

 

対する巧はと言えば、出会って数ヶ月経っても治らないいにゅい呼びに反駁しようと振り向き、しかし、嬉しそうに自分を見上げてくる轟雷の様子を見て毒気を抜かれて口を噤んでしまう。

 

「?」

 

「……いや、いい。ありがとな」

 

巧が何かを言いかけながら振り向いた事に首を傾げる轟雷に、巧は聞こえない程度の溜息と共に感謝の言葉を投げた。

 

―――――――――――――――――――

 

送る、と言っても、巧も轟雷も職場までそれなりの距離がある。

自然、二人の移動はバイクによるものとなる。

轟雷に関しては、電車やバスなどを利用して職場に向かう事も不可能ではないのだが……。

これに関して、巧が職場で客からのセクハラへの無抵抗を注意するよりも以前、交路の監督の下で電車移動が可能か試した結果、痴漢に対して余りに無抵抗無反応過ぎて危険、という理由により免許証を取得しバイクを与えられる結果となっていた。

 

半ば並走するように走る二台のバイク。

どちらが先行する、という訳でも、ぴったり並ぶでもない。

後は少し走るだけで、轟雷の住むアパートに到着する。

買い物の為に寄り道したことを除けば、いつもと何ら変わらない帰り道。

 

しかし。

この二台のバイクの主は、共に人間とは異なる存在である。

バイクでよそ見もしない安全運転をしている間であっても、バイクのエンジン音などにかき消される事も無く、外部の音を問題なく拾えるだけの聴力を備えていた。

東京も外れとなれば夜の人通りも少なく、騒音の類いも殆ど無い。

そんな中、二人の耳が微かに人間の悲鳴を拾う。

或いは、それは嬌声の類いであり、ただ夜中に路上で若者が集って騒いでいるだけかもしれない。

そうであればいい、と、確認する様に、しかし、昨年や一昨年の諸々の事件を知るが故に、僅かな警戒と共に、どちらともなく悲鳴の発生源へとバイクを走らせる。

 

斯くして、二人は悲鳴と思しき声の元へと辿り着く。

近くまで来てみれば、悲鳴と思しき声が恐怖と混乱の入り混じったそれであると分かるだろう。

それだけではない。

学校か何かだったのだろうその建物の前、校庭を見れば、灰色の怪物が倒れ伏す人の中を悠然と歩き、逃げようとする人を追い詰めている。

灰色の怪物の腕には爪、血が滴り、倒れ伏す人の背には服越しにも分かる程に血が滲んでいた。

 

「やめろ!」

 

駆け出したのは巧だった。

それは自分のもう一つの姿に似た怪物が人を襲う様を見てしまったが故か、或いは単純に人が傷つけられている様子を黙って見ている事ができない為か。

今まで隠していた化け物の姿を、親しいと言っていい後輩に見せる事になる、という躊躇いは無かった。

拒絶されたなら離れて行けばいい、という諦めか、もしかしたら、という期待か。

考えるよりも先に動いたというのが正解に最も近いだろう。

 

ウルフオルフェノクへと変じた巧の拳が、人間を──同窓会で集まっていた流星塾の面々を殺して回っていたスロースオルフェノクの腹部へと減り込む。

メリケンサック状の部位が突き刺さり、また、人間に何ができると気を抜いていた所にオリジナルオルフェノクである巧の拳を食らってしまった為か、スロースオルフェノクは防御らしい防御すらせず、半ば棒立ちのまま、内側から立ち上る青い炎に燃やされ、崩れ落ちて灰の山と化した。

 

「いにゅいさん!」

 

ててて、と、ウルフオルフェノクと化した巧に轟雷が駆け寄る。

殆ど同時に動き出しては居たが、狼がモデルと思しき巧の脚の方が早かったのだろう。

 

「なんだその格好」

 

自分の姿を恐れないのか、という言葉が引っ込む様な、轟雷の異様な姿。

短めのジャケットを羽織った、ロングスカートの大人しめの私服は消え失せ、身体のラインが殆ど丸出しのボディースーツに、申し訳程度の装甲が張り付いたコスプレの様な装い。

 

「いにゅいさんだって……わんちゃん、ですか?」

 

こてん、と、首を横に傾げる轟雷。

自らの姿に恐れないどころか犬扱いする轟雷の様子に、変化のない狼の顔の下、巧の心だけが僅かに笑う。

 

「ちげーよ」

 

そんな彼等のやり取りを見ながら、黒い長髪の少女がゆっくりと距離を取っていく。

後から来た少女と理性的なやり取りをしている事、距離を取っている事から恐慌こそしていないが、それが自分の友人達を殺して回ったものと同種である事が理解できているためだ。

助けに来たのかもしれない、良い怪物なのかもしれない、ただの仲間割れなのかもしれない。

などという考えは一切浮かばない。

ただ、彼女は決壊する寸前の理性で声を殺して隠れようとしているだけに過ぎない。

しかし、それが許される訳もない。

 

少女を含む、或いは足元の無数の死体を含む少年少女は、誰もがこの学校の様な場所、流星塾に集められた孤児たちだ。

何らかの事故事件の生き残りである彼等はオルフェノクの王の候補として集められたが、既に彼等にオルフェノク化の兆候が一切見られない、王になる見込みが無い事はスマートブレインには知れている。

また、昨年の東京襲撃の際にオルフェノクの王が現れた、という噂が実しやかに囁かれ始めた事もあり、彼等の存在意義は既に完全に失われていたと言っても良い。

だが、彼等がここまで育つのに必要だった経費というものもある。

スマートブレインは、その費用の支払いとして、彼等を『人間を使徒再生によらず人工的にオルフェノクに目覚めさせる実験』の被検体とする事を決定していた。

無論、それは現社長の指示で行われた事ではないが。

少なくとも、新人一人に任せる様な仕事ではなく。

──この場から目撃者を含め、誰一人として逃がさない為の保険は掛けられていた。

 

ゆっくりと逃げる少女の前に立ちふさがる、巨大な双角を持つ怪人。

スマートブレインの擁する最強の手札、ラッキークローバーの長、ドラゴンオルフェノク。

 

低い、呼気とそう変わらない音量の唸り声を上げながら、少女へと歩み寄る。

絶望の表情を浮かべた少女は、いやいやと首を振りながら、ゆっくりと後ずさろうとして、視線が低くなっている事に気づく。

恐怖で足腰が立たなくなってしまったのだ。

ちょろ、しょろろろろ、と、水の漏れる音、湯気、独特な臭いにも気付けない程に、或いは本能的に逃走を諦めてしまう程の恐怖が少女の心を支配し、そんな少女に向けて、ドラゴンオルフェノクが腕を振り上げ──

 

「させません!」

 

コスプレの様な姿をした──ミラーワールドのライダーシステムを応用した瞬間装着式の装甲服を身に纏った轟雷が、いつの間にか両手に一丁づつ構えていた砲──フリースタイルバズーカをドラゴンオルフェノクへと向け、躊躇いなく引き金を引く。

火薬式でない、電磁加速式のレールから放たれた特殊金属製の砲弾が、速度による空気摩擦で赤熱しながら飛翔する。

ドラゴンオルフェノクが避ければ、或いは跳弾でもすれば、周囲の死体はバラバラになり、或いは助けようとした少女も粉々になるかもしれない。

 

だが、それは杞憂に終わる。

ドラゴンオルフェノクの胴体に直撃した砲弾は、その身体を僅かに後ろに後退させるのみで、跳弾する事も、無論、身体を貫く事もなく、無害化された。

ドラゴンオルフェノクの特殊能力、灰化の力だ。

本人のコンディションや精神状態、対象の頑丈さ諸々の条件で多少の違いはあれど、おおよその物体を灰にしてしまう。

それは、人型の身体を持ちながら、変身状態においては高位のミラーモンスターにも匹敵する身体能力を発揮する轟雷の眼でも確かに確認できた。

だが、

 

「こっちです!」

 

脚部後方に折りたたまれていた無限軌道を展開し、滑るように横移動をしながら、ドラゴンオルフェノクへと左右のバズーカで交互に絶え間なく砲撃を繰り返す。

今の轟雷の装備で、ドラゴンオルフェノクを倒すことは出来ない。

だが、後ろに押し出す事はできるし──そんな事をされたなら、鬱陶しくて、先ずはそちらから潰したくなるものだろう。

少女がその場からまともに動けないのを見て取った轟雷はこの瞬間、自らを囮に時間を稼ぐ事に決めたのだ。

 

無論、死ぬつもりは無い。

重厚な見た目、バズーカが着弾しても後ずさるだけで済んでいる以上、明らかに重量はあり、足取りから見ても速度を出せるとは思えない。

あの少女が逃げ出せるだけの時間を稼げば、後は巧と共に逃げ出せば良い。

逃げ切れないとなれば、申し訳のない話ではあるが、ドクター──交路に頼んでどうにかして貰えばいい。

 

勝算は無い代わりに、死ぬほどの事でもない。

その程度に考えて──轟雷の視界が僅かに高くなる。

それも一瞬。

次の瞬間には視界が地面近くにまで下がり、遅れてくる様に、今まで感じたことのない様な痛みが走る。

目の前には、同じく崩れ落ちた、自分の下半身。

半ば程が灰になっており、背後からざり、と、砂を踏む音が響く。

 

上下に泣き別れた轟雷の身体の後ろで、不思議そうにその身体を引き裂いた爪を見つめるのは、先と比べてスリムな、まるで全身鎧を脱ぎ捨ててライダースーツに着替えたような姿に変わった、ドラゴンオルフェノク龍人態。

 

「──轟雷っ! てめぇ!」

 

目の前で轟雷の身体を真っ二つにされた怒りから、ウルフオルフェノクがドラゴンオルフェノクへと殴り掛かり──背後から掬い上げるようにして殴り飛ばされる。

オルフェノクの灰色の身体を、更に白い灰として撒き散らしながら、ウルフオルフェノクの身体は巧の姿に戻りながら、勢いよく木へと激突した。

だが、それは単純に変身が解けただけではない。

オルフェノク態で負った傷は生々しく身体に刻まれ、背中からは灰ではなく血がどくどくと流れ落ちている。

 

或いは、ここに存在したのが巧だけなら、轟雷も居ない、ウルフオルフェノクだけであれば、こうはならなかったかもしれない。

事情を知らない同族のやることと、軽く小突く程度で見逃されたかもしれない。

だが、オルフェノク側も馬鹿ではない。

警察にオルフェノクに対抗できる戦力が揃いつつあり、或いは出処不明の戦士が往来し、社員の行方不明も多発している現在、オルフェノクではない何かとつるんでいるオルフェノクに対して、手加減をしろ、などという指示を下す筈も無い。

 

ウルフオルフェノク、乾巧は死ぬ。

巨大な鈍い刃物で、数メートル吹き飛ぶ勢いで切りつけられて、生きていける筈も無い。

持って数分、いや、それほどの時間があるかどうか。

そして、此処に適切な処置が行える者は居ない。

行おうとするものも。

 

だが。

 

「い、にゅい、さん……」

 

ここに、一人。

変身すら解け、ミラーモンスターと機械のモザイクと言っていいFAGの強靭な生命力で、上半身だけになりながら辛うじて息を繋いでいた轟雷が、震える腕で、倒れ伏し、意識を失い、今まさに命すら失おうとしている巧の側へと這い寄る。

無論、轟雷とてこの状態の巧の命を救う事はできない。

基本的な現代日本の常識だけをインストールされ、基本的な道徳などを教えられた程度の轟雷には、万全な状態であったとしても応急手当が限度だろう。

まして、今の轟雷は万全どころか機能停止寸前。

或いはアクティブになっているすべての機能をカットし、『死んだふり』をすれば、この場を生きながらえる可能性もあるかもしれないが……。

 

この場に、乾巧を治療できる者は誰も居ない。

だが。

 

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轟雷に限らず、全てのFAGは自己メンテナンスの為に、自らに搭載されている機能も、武装も、何で構成されているかも、把握し、理解している。

それは手塚海之と共にあるアーキテクトも、乾巧と共にある轟雷も、或いは新たに身体を与えられたマテリア姉妹であっても変わりはしない。

当然、力の中枢とも言えるアギトの力に如何なる由来があるか、どの様な事ができるか、詳らかにされている。

その力が、短命の宿命を持つオルフェノクを、アギトに変える事で救う事ができる事も。

 

「いにゅい、さん」

 

吹き飛ばされる過程で、バズーカを持ったままであった為に指すらへし折れた手で、優しく、意識を失った巧の髪を撫でる。

ぼう、と、轟雷の半ばから絶たれた身体から淡い光が立ち上り、ゆっくりと、巧の身体へと吸い込まれていく。

……アギトの力に、治癒を促す効果は無い。

これも主である小春交路から聞いて知り得ている。

だが、オルフェノクとアギトであれば、もしかすれば、アギトの方が生き残る可能性は高くなるかもしれない。

オルフェノクからアギトに変わる過程で、肉体の損傷が修復される、という可能性もあるかもしれない。

かもしれない、かもしれない、かもしれない。

自らの命を賭してできるのは、そこまで。

できるのは、奇跡にすがるような延命だけ。

 

だから。

 

『いにゅいさんを助けてあげてください』

 

体内の通信機から、最後のメッセージを送信する。

機械部分に依らない、あらゆる機能が緩やかに停止していく。

現状のFAGに、アギトの力に依らず機能を維持するだけの科学力は使用されていない。

人と変わらぬ生理現象も、心の動きも、未だ奇跡を用いなければ完全には再現できない。

それは、轟雷の中に芽生え始めていた感情すら例外ではない。

 

「あ」

 

巧の髪に触れていた手が、落ちる。

腕を上げておく力すら失いつつあるのか。

落ちる瞬間、掠める様に、指先が巧の唇に触れた。

感覚さえ消えかけていた指先が熱を持つように、アギトの火を失い停止した主機が僅かに鼓動を刻み──

 

「えへへ……」

 

最期の最期。

自らに起きていた不具合──いや。

芽生えかけていた感情を自覚し。

はにかむように笑いながら、倒れ伏す巧の傍らで、静かに機能を停止した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




切りの良いところで切ったから短め

書いてて心が傷む、という気持ちと、積み上げたフラグをバシバシ回収していくのは楽しいという気持ちは、何の矛盾もなく両立可能なのは、みんなしっての通りだよね!

☆乾巧=ウルフオルフェノク
気にかけていた後輩とこれから飯を食べるところだったが、うっかり人助けなんてしようもんだからさぁ大変
パリピの悲鳴だと思って無視してればよかったのにねぇ
自分の真の姿?を見た後輩がそれを一切恐れないでいてくれた事に安堵したのも束の間、眼の前でその後輩が自分と同じ化け物に真っ二つにされる姿を見て激高
そのままオルフェノクの裏切り者として割と殺すつもりの一撃を食らってほぼ死ぬ
(夕日の差し込む部屋で神妙な顔でチェロを弾く様な気分)
アギトの力がIN!
起きたら腕の中で轟雷ちゃんが息絶えてるよ

☆私は、いにゅいさんの事が────
無事機能停止
え、死んだんじゃないかって?
死んだんじゃないのぉ~?
死んだ、死んだんじゃ、死んだんじゃないのぉ~?
まぁ所詮半ば無機物の試作品よ
機械が壊れたのを死ぬと君は言うのかい?(イノセントな瞳)
ただの物が死ぬところまで行くようなこれ以上ないほど面白い話は一年くらいかけないと無理じゃないですかね
今生の希望……それは、全て、打ち砕かれねばならぬ……
絶望の底に落ちた時……人は、真の希望で
己を、救う事ができる……!
(カメラ目線を繰り返しながら)
ちなみに変身形態は原作のFAG轟雷の肌色部分を黒い厚手のボディースーツで覆った様な姿
見た目はただのコスプレだけど普通のミラワライダーーくらいの戦闘力は確実に保証されている
頭部の装備があんまりにもあんまりなので、頭部のみSOLホーネットのメットを装備する事も可能だが、デザインの兼ね合いで轟雷はあまり装備しない

☆ワンパン(される)マン
なまけものの方
べつにこいつよこさなくても適当なオルフェノク適当に同窓会に放り込めば良かったのでは?
と思ったけどもしかすれば耐久力クソ過ぎてこういう仕事しかできなかったのかもしれない

☆ワンパンマン(今回だけ)
ドラゴンの方
ステもスキルも引き継ぎの変なのが居なかったので無双
イレギュラーが無ければ普通に強豪怪人なんだよ
デスガロンが同時期に東京に居たぁ?
先に死んでるし、実際戦っても灰化と加速で楽勝楽勝!
みたいな戦力判断を本人がするかは不明
なお

☆今、こんな奴が地形も建物も無視して時速1000キロ近い速度で流星塾跡地目掛けて疾走してるらしいっすよ


【挿絵表示】


ナナス様より頂きました!ありがとうございます!
実際ぐにょりもまさか描いていただけるとは思ってもみなかった疑似ライダー陽炎です!
各部パーツがロードインパルスから引っ張られつつ狼っぽいモチーフなのもいいですね!
ていうかデザインラインが明らかに正規品じゃない違法改造品っぽくてめっちゃ好みです
なおこんなイカした見た目な上に三年分3シリーズ分の経験値持ちですが、助けを求められたのが大体手遅れになった後なのでこの後ようやく現着します
マモレナカッタ……
実は守るつもりもあんまり無かったのかもしれない
だってこの見た目で正義の戦士は無理でしょ(いい意味で)
少なくとも流星塾の連中を助ける理由は無い


そういう訳で次回は流星塾同窓会後編です
バトル展開があると書いてて楽しい感出ますね
愁嘆場というか、死に別れ展開も楽しいものです
最終バトルの直前にヒロインが主人公に告白して振られた挙げ句にラスボスにレイプされてそれでも再び主人公に会いたいが為に生き足掻いた結果ちょっとした事故で絶望して発狂して笑い泣きしながら形見となった拳銃で自殺するシーンの次に書いてて楽しいです
こっちの展開はやろうと思えばサブキャラカップルでみじかめに気軽に書けるという点ではよりお買い得感もありますね
そんな訳で次回、疑似ライダー陽炎怒りのドラゴンオルフェノク生解体を、気を長くしてお待ち下さい

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