ウルトラマン戦記   作:ブレード

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第33話 侵略

チャバハール秘密基地から出航した鉄竜騎兵団。向かう先はヘリック共和国本土、数十隻のドラグーンネストとブリガンテがそれぞれ各4分して、バンダ・アチェ、チッタゴン、マノクリア、鹿児島へ上陸をし始める。

 

 

移動中

東シナ海

ドラグーンネスト

鉄竜騎兵団員1「諜報員から宇宙で大爆発を確認しました。」

 

 

部下の報告を受け取ったヴォルフは、そのまま黙ってゆっくりマイクを取り、鉄竜騎兵団全員に出撃命令を出す。

 

 

ヴォルフ「全軍出撃、これより旧ゼネバス領の同士たちと連携しつつ、共和国残存部隊を撃滅せよ。最終目的地は、共和国首都・・・・東京だ!!」

 

 

ついにバンダ・アチェ、チッタゴン、マカッサル、鹿児島に鉄竜騎兵団が各地に上陸をし、ドラグーンネスト、ブリガンテから次々と機体が発進し、バーサークフューラー、ストライクダガー、ジンクス、ジェノザウラー、ダークロプスゼロ、ギャラクトロン・・・・。最新鋭のダークスパイナー、シュトゥルムフューラー、ヤクトフューラー、ガンギャラド、キラードーム、ライガーゼロイクス、ジークドーベル、ジェノブレイカー、105ダガー、ジンクスⅡが混じっている。

 

 

バンダ・アチェ

海岸

ヘリック共和国兵1「うわああああー!!」

 

 

バンダ・アチェに上陸した鉄竜騎兵団のディマンティスの集団がゴルドスに襲いかかり、多数で大型機を攻撃し、破壊した。ストライクダガーの集団がビームサーベルでゴジュラスを一斉に斬撃し、さらに海上から現れたシンカー部隊がリニアガンタンク部隊を空爆した。

 

 

ヘリック共和国兵2「やられてたまるか!!」

 

 

空中からレイノス部隊が地上にいるディマンティス、ストライクダガーの集団に空爆を行うが、空からジンクスとグレイヴクアマが現れて、レイノス部隊に近接戦で持ち込み、ジンクスがGNビームサーベル、グレイヴクアマが羽のソードウィングで切り裂いた。

 

 

チッタゴン

要塞外辺

鉄竜騎兵団団員1「祖国復活のために!!」

 

 

ゼネバス復活を夢見て来た若きゼネバス人らごと鉄竜騎兵団、今ここで果たす時が訪れ、ヘリック共和国本土に上陸をし、各地で展開をした。チッタゴンに上陸をし、ネーピードーに進軍する鉄竜騎兵団からはヤクトフューラー、ランチャー105ダガー、バスターダガー、ジンクスⅡキャノンがヘリック共和国の要塞を一斉砲撃し、要塞にダメージを与え、その直後にジェノザウラー、レブラプター、ディロフォース部隊が突撃して要塞を陥落させた。

 

 

ジャワ海

ヘリック共和国兵3「こんな事があり得るか!!」

 

 

ジャワ海では、鉄竜騎兵団との海戦を繰り広げるヘリック共和国軍の艦隊。海中からはウオディックがソニックブラスターでハンマーヘッド、ヘリック共和国の水上艦に放ち、そうしたらマッカーチスの集団が一斉に襲撃し、最後にディープフォビドゥンがトライデントで破壊した。

 

 

マカッサル

鉄竜騎兵団団員2「ゼネバスのために!!」

 

 

ゼネバス復活を目指す鉄竜騎兵団の団員らは次々とヘリック共和国軍の部隊を追い詰めていき、各地を侵攻していった。マカッサルでは、最新鋭のダークスパイナーが背ビレのジャミングウェーブを発生させて、ヘリック共和国軍のゾイドに浴びせて、突如ヘリック共和国軍のゾイドのコントロールが効かなくなり、操られて味方同士攻撃し始めた。その隙を突いてジェノブレイカーとジンクスⅡソードとソード105ダガーが、ダークスパイナーのジャミングウェーブでコントロールを失った共和国軍のゾイドを強襲していった。

 

 

ヘリック共和国兵4「何だよ、おい・・・・。」

 

 

鉄竜騎兵団の圧倒的な強さを前に全く歯が立たず次々とやられていくヘリック共和国軍本土守備隊。ブルネイダルサラームでは、

 

 

ブルネイダルサラーム

ヘリック共和国兵5「あっ、あああ・・・・。」

 

 

既にレギオノイドγとダークロプスゼロとギャラクトロンとザバットによる無人機部隊によってブルネイダルサラームは制圧され、大半の守備隊がロボット怪獣によってあっという間に壊滅されてしまい、為すすべもなかった。鹿児島では激しい戦闘が繰り広げられていた。ヘリック共和国軍の最新鋭のスナイプマスター、ガンブラスターを中心としたゾイドが進軍する鉄竜騎兵団の機体を相手に戦っていた。

 

 

鹿児島

ヴォルフ「・・・・。」

 

 

高速形態のシュトゥルムフューラーを操縦するヴォルフは一斉射撃してくるガンブラスターの攻撃をアクティブシールドで防御し、シールド内からエクスブレイカーを出して、ガンブラスターを切り裂き、拡散荷電粒子砲でスナイプマスター部隊を蹴散らした。さらにシュトゥルムブースターで加速しながら、ゴジュラス部隊に突撃してエクスブレイカーで切り裂いていった。

 

 

アクア「行くぞ、お前ら!!」

 

 

ドラグーンネストから発進したガンギャラドとグレイヴクアマとエール105ダガーとジンクスⅡの空中部隊が陸地にいるヘリック共和国軍の部隊を空襲した。ミラージュコロイドで姿を隠して行動するメガレオンが対空攻撃でグレイヴクアマとエール105ダガーを撃ち落として、大活躍を見せたが、敵の数が多く、優勢には至らず戦局は変わらず、さらにガンギャラドにその反応を確認されて地上に降下して破壊された。鹿児島から一気に大阪へ侵攻する鉄竜騎兵団。

 

 

大阪

ヘリック共和国部隊長1「奴らを首都に行かせるな!!」

 

 

大阪へ進軍する鉄竜騎兵団を止めるためスナイプマスター部隊が尻尾のロングレンジスナイパーライフルで一斉狙撃するが、前衛に立つキラードームの頑丈な装甲を前に全く効かず、キラードームのジャイアントグラブからガトリング砲で撃ち抜かれ、やられてしまった。大阪も制圧され、徐々に追い詰められていくヘリック共和国防衛隊。そして鉄竜騎兵団は東へと進み、東京へ進行する。たった4日でヘリック共和国本土各地を制圧した鉄竜騎兵団。すでにヘリック共和国の戦力はなく、彼らに残されたのは降伏か死のどちらかだった。首都東京へ進行し始めた鉄竜騎兵団は、次々と東京守備隊を蹴散らしていった。とある基地では、大統領ルイーズを脱出するためにある新型SSゾイドのセイバリオンに乗せようとした。

 

 

東京

首都防衛基地

格納庫

パリス「大統領、脱出の手筈が整えました。」

 

 

大統領に声をかける1人の兵士、セイバリオンのパイロットを務める事になったパリスだ。

 

 

ルイーズ「こんな大変な状況で申し訳ないわ。」

 

パリス「いえ。」

 

ルイーズ「ロブにこれを渡してもらいたい。」

 

 

ルイーズは息子のハーマンに渡すため、パリスに金属ケースを手渡した。そしてルイーズを乗せたセイバリオンを操縦するパリスが発信し、セイバリオンを脱出させるために残った守備隊が最後の力を振り絞って鉄竜騎兵団に挑んだ。現れた守備隊にダークスパイナーとシュトゥルムフューラーとガンギャラドが攻撃し、1機足らず撃破した。

 

 

パリス「!!」

 

 

仲間が次々とやられていく姿を見るパリスは、自分と大統領を守るために犠牲になったと彼らのために振り向くわけにはいかないとこのまま突き進んだ。東京から脱出したパリスのセイバリオンは、早速で福島へと進んだ。セイバリオンにルイーズが乗っていることを知った鉄竜騎兵団は、ライガーゼロイクスを中心とした追撃部隊を向かわせ、福島に移動中のセイバリオンを追跡した。

 

 

福島

移動中

パリス「くっ!!」

 

 

ミラージュコロイドで身を隠して姿を現したライガーゼロイクスとジークドーベルとセイバータイガーとガンタイガーが迫りつつ、窮地に陥ろうとした。そんな状況でもパリスは冷静になり、セイバリオンにあるハイフリークエンシブレードを左右頬部に1本、頭頂部に1本をそれぞれ展開し、右前脚のレーザークローで来るライガーゼロイクスをかわし、3本のブレードがライガーゼロイクスの右脚を破壊、そして胴体を真っ二つにし、破壊した。そして後脚のスモークチャージーを展開し、追撃部隊を振り切り、そのまま走りながら脱出に成功した稚内まで到着したパリスはその異変に気づき、セイバリオンの腹部に付けられた隠し部屋のハッチが開いていた。損傷の跡はなく、激闘の中、アクシデントで開いたのか内部から開けられたのか判然とせず、その中にルイーズの姿がそこにいなかった。出撃前にルイーズから託された金属ケースを開けてみたら、中には3枚のディスク。

 

 

稚内

パリス「あっ。」

 

 

セイバリオンのコクピットで3枚のディスクを入れて再生し、1枚はゾイドとガンダムの設計図らしきものだったが、暗号化されているらしく詳しくは読めない。次の1枚は、ハーマン個人に宛てたと思われるメッセージ。「政治を嫌って私の元を離れた貴方には無用な心配でしょうが」という前置きの後、最後まで一軍人としてネオゼネバスと戦ってほしいと告げていた。パリスは知る由もないが、そこには歴史の悲劇を終わらせたいとの想いがあった。己の血脈を知らない息子には、指導者の道を歩んでほしくなかったのだ。最後の1枚は、すべての地球の人々に宛てたメッセージだった。「この敗北が終わりではありません。これが、新たな戦いの始まりなのです」と。

 

 

パリス「大統領。」

 

 

優しく、力強い言葉で語られるルイーズの地球の人々のメッセージはそれが遺言のようで悲しくて、パリスは流れ落ちる涙を止めることができなかった。そして東京を制圧した鉄竜騎兵団、ヴォルフはネオゼネバス帝国を建国し、ヘリック共和国本土を征服した後に地球各地も完全制服をし、地球各地の国家、組織、機関、企業、団体など全て解体し、ネオゼネバス帝国による全統一が行われ、さらに宇宙のプラントまでもネオゼネバス帝国に支配され、プラントも解体され、実質ネオゼネバス帝国の一国制となり、コズミックの世界はネオゼネバス帝国の支配下となった。ネオゼネバス帝国の支配下に対し、生き残った者達は他世界へ移り、戦力を立て直す、またコズミックイラの世界に残って抵抗戦を行ったりした。彼らの戦いはまだ終わらない。

 

 

次回 34話へ続く

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