ツルギ「目覚めたのか?」
目覚めたパパラチアが起きた。
フォス「うわ!?」
パパラチア「ふわぁ〜・・・ん?うふふふ。おやおや、今回は随分派手だなぁ。」
ルチル「パパラチア・・・体調は?」
パパラチア「良いね!どのぐらい経った?」
ルチル「231年11ヶ月1日です。」
ランサ「そんな昔から眠ってたのか・・・?」
パパラチア「大幅な記録更新だ。」
ルチル「施術は30万30回・・・」
アルタ「そんなに・・・?」
パパラチア「な〜んと!」
ルチル「・・・全て私が無能なせいです・・・」
パパラチア「俺の運が無いからさ。」
ルチル「いいえ!あなたの不運を克服出来なければ、私の医術は何の意味もありません!!」
パパラチア「ふふふふ。ん?新入り?」
フォス「え?」
パパラチア「あ!何時も先生に引っ付いてる1番下のチビか!」
フォス「・・・・」
パパラチア「雰囲気変わったなぁ。」
フォス「色々あって・・・」
パパラチア「この腕合金か?俺みたいだぁ。可哀想に・・・」
そしてフォスを撫でる。
パパラチア「苦労したな。ん?そこの6人は?」
ツルギ「俺達は反月人の人間だ。」
パパラチア「反月人?」
ツルギ「単純に言えば月人の裏切り者で、宝石達と共に月人と戦う存在だ。俺はツルギ。」
ランサ「ランサだ。」
アルタ「アルタです。」
ツルギ「そしてこの3人は、俺達を助けてくれて、今は共に戦ってくれてる女神達だ。」
アテナ「アテナと申します。以後お見知り置きを。」
アルテミス「アルテミスだよ。宜しくね。」
アプロディーテー「私はアプロディーテー。」
パパラチア「へぇ〜、彼奴らの裏切り者とはねぇ。俺はパパラチア。宜しくな。」
ツルギ「ああ。宜しく。」
フォス「パパラチア・・・聴きたい事が・・・」
パパラチア「・・・ルチル、外出ても・・・」
しかしルチルは床に倒れてた。
アテナ「眠ってますね。超過労働で疲れています。」
パパラチア「そうか。」
ツルギ達は、パパラチアと共に外に出た。アテナ達は巡回へ向かった。
パパラチア「あ〜あ、良い季節だ!」
フォス「うん。」
ツルギ「そうだな。気持ちの良い天気だ。」
パパラチア「ちゃんと寝てるか?」
フォス「あんまり・・・」
パパラチア「先生の言う事聞いてるか?」
フォス「あまり・・・」
パパラチア「悪い子だな。」
フォス「多分?」
パパラチア「ふはははは!」
フォス「月人と話してみたい。」
ランサ「フォスフォフィライト?」
フォス「そして自分で本当の事を見極めたいと思ってる。それもやっぱり、悪い事かな?」
パパラチア「例えば、俺はルチルに俺のパズルを諦めてほしいと思ってる。」
アルタ「え?何故なんです?」
パパラチア「楽させてやりてぇんだ。」
ツルギ「パパラチア・・・」
パパラチア「でも、彼奴はどう受け取るだろうな?」
ツルギ「多分、否定するだろうな。」
パパラチア「そうかもな。清く正しい本当が、辺り一面を傷付け、全く予想外に変貌させるかも知れない。だから冷静に、慎重にな。」
フォス「うん。」
するとパパラチアがその場で倒れてしまった。
ツルギ「パパラチア?」
ランサ「稼働時間が経過したのか・・・」
アルタ「パパラチア・・・」
???「聞きたい事は聞けましたか?」
フォス「ん?」
後ろを見ると、ルチルが居た。
ツルギ「ルチル、起きたか。」
フォス「・・・天気の話しか聞けなかった・・・」
ルチル「そうですか・・・」
一方その頃ジルコンは怯えていた。
ジルコン「こ・・・光栄です!宜しくお願い致します!」
何故なら、ボルツと組む事になってしまったからだった。ボルツは挨拶もせずに歩く。ジルコンは怯えながら同行する。
一方ツルギとフォスは、青空を見上げていた。フォスはあの会話を思い出す。
フォス『僕は先生が何か隠事をしてる気がする。』
シンシャ『月人との関係か?・・・暗黙の内にそれがどのような間違いでも先生を信じると決めた訳だ。』
フォス『・・・君も?』
シンシャ『俺は審判中だ。お前達はどうする?』
その日の夜。ジルコンは怯えたままだった。
ジルコン「お・・・お疲れ様でした!!」
しかしボルツは何も言う事なく学校の方へ歩いた。ジルコンはそのまま倒れた。
ジルコン「ひ、一言も話してくれなかった・・・なななな、何が・・・いけなかったんでしょう・・・はっ!(嫌われてる・・・?)」
その頃ツルギとフォスは学校の階段に座った。
ツルギ「今日も来なかったな・・・」
フォス「今日も・・・」
ジルコン「ダメでした・・・」
フォス「うお!?」
隣にジルコンが座ってた。
ツルギ「じ、ジルコン?」
フォス「居たの?」
ジルコン「居ました・・・助けて下さい!」
フォス「うわ、何か怖い!やだ!」
ジルコン「そこを何とか!」
フォス「やだ!」
ジルコン「何とかああああ!!」
フォス「怖いーーーー!!」
押し寄せて来るジルコンから逃げる。ツルギがジルコンの前に立つ。
ツルギ「ジルコン、何があったのか話してくれ。」
ジルコン「つ、ツルギ・・・」
事情を聞く事に。
フォス「え?ボルツが話してくれない?」
ツルギ「お前ボルツと組む事になったのか。」
フォス「元々喋る方では・・・」
ジルコン「僕から話し掛けるのは失礼だと思って・・・多分、前のパートナーの君が優秀過ぎて、僕では力不足なんです・・・」
フォス「いやいやいや・・・」
ジルコン「君の事、歳は1番近いけど、ずっと幼い年下の子供と思ってたのに・・・あっと言う間に追い越されてしまいました・・・」
ツルギ「ジルコン。」
ジルコン「僕は何をしていたのでしょう・・・なので。」
フォス「ん?」
ジルコン「なので僕も・・・腕か足を無くしてみようかなっと・・・」
フォス「あら、この子ノイローゼだわ。」
ツルギ「ジルコン、それはダメだ。よく聞けよ?ボルツは無駄な事が嫌いで合理的だから、気に入らない事があったら話してくれる。だからジルコン、自身を持てば彼奴と何れ馴染める。」
ジルコン「ツルギ・・・ありがとうございます。フォスは昔から自身だけはあったみたいですが。」
フォス「おぉ、やな言い方だね。」
ジルコン「何時かこうなるかと言う予感はあったのですか?」
フォス「まさか!・・・根拠無く、明るい頃に甘えられた頃が不思議で・・・羨ましいよ・・・」
翌朝、ジルコンとボルツが外に居た。
ジルコン『甘えられた、昔の自分が・・・羨ましい・・・』
後ろ姿がイエローダイヤモンドに似てきた。するとボルツが。
ボルツ「お前の弱点は、イエローダイヤモンドだ。彼奴を失う恐れで何時も緊張してる。守りの事しか考えず、十二分に力を発揮した事が無い。僕にその心配も、思入れも不要だ。まずは思うままにやってみろ。話はそれからだ。」
その頃イエローダイヤモンドは、医務室へ向かってた。
イエローダイヤモンド「ルチル!パパラチア、動いたって!?」
ルチル「一瞬でした。」
イエローダイヤモンド「なぁんだ、昔話したかったのに・・・」
ルチル「耄碌同士が寄り合って?」
するとイエローダイヤモンドが笑顔を見せて、ルチルを追い掛ける。
イエローダイヤモンド「ルチルーーーーー!!!」
途中でツルギとランサとアルタを通り過ぎた。
ツルギ「ん?何だ?」
ランサ「イエローダイヤモンドにルチル?」
アルタ「何かあったのでしょうか?」
柱の後ろに隠れてるルチルを見て怒る。
ルチル「暇そうですね・・・」
イエローダイヤモンド「さっきボルツにジルコンを預けて来た!」
ルチル「ああ、例のボルツのパートナー総当たり企画ですか?寂しいでしょう?」
イエローダイヤモンド「まさかぁ。ジルコンとボルツ・・・俺は相性良いと思うんだ。」
ツルギ「お前それ、内心寂しそうに思えるな。」
イエローダイヤモンド「ツルギ、ランサ、アルタ。」
ランサ「そう言えばジルコンは今ボルツと組んでたな。」
アルタ「イエローダイヤモンド、寂しいですか?」
イエローダイヤモンド「いや、ジルコンとボルツが相性良いと俺は思ってる。」
ツルギ「さっきルチルが耄碌って聞こえたけど、言われるの嫌なのか?」
イエローダイヤモンド「うっ!」
また耄碌と言われ、ツルギを追い掛ける。
イエローダイヤモンド「ツルギーーーーー!!!」
ツルギ「待ってくれ!悪かった!」
その後月人の資料を持って仕事をする。
ツルギ「イエローダイヤモンド、さっきは悪かった。言い過ぎた。」
イエローダイヤモンド「俺の方こそごめんな。ついムキになっちゃって。」
ランサ「ん?ジルコンにボルツ?」
イエローダイヤモンド「ん?」
アルタ「あ、本当ですね。」
外にはジルコンとボルツが居た。
ボルツ「剣の持ち方が硬い!」
ジルコン「は、はい!」
剣の持ち方を教えてもらってる。するとジルコンがイエローダイヤモンドと目が合い、イエローダイヤモンドがジルコンに笑顔を見せた。
その日の夕方。眠ってるパパラチアに話す。
イエローダイヤモンド「ボルツとジルコンが組むよう、先生に話してみる。ボルツなら安心だろ?俺みたくヘマして、相手を失う事もない。・・・悪くない選択だと言ってくれよ。長い事考え過ぎて疲れてるんだ。・・・なぁ、お前の横で寝て良い?なんちゃって。」
その後仕事に戻った。
その後ツルギとフォスは、アレキサンドライトとイエローダイヤモンドを発見した。
フォス「アレキー。今忙しい?」
アレキサンドライト「ちょっとね。図書室の資料の虫干し。」
ツルギ「そうか。」
アレキサンドライト「急ぎ?」
フォス「月人について勉強し直したいんだ。」
ツルギ「出来るだけ詳しくで良い。教えてくれるか?」
アレキサンドライト「う〜ん・・・」
すると持ってる資料を真上に投げた。
アレキサンドライト「ねぇ、何から知りたい!?ねぇ何から!?」
イエローダイヤモンド「バカ!大事な教科書の原本が!」
ツルギ「よっと!」
舞ってる資料を全てキャッチする。その中の1枚をフォスがキャッチした。
フォス「地層構造その1・・・全く覚えてない!先生に教えてもらったはず・・・海岸の侵食速度について・・・雲の形状変化と気圧変化・・・(マズイのでは?習った事で、思い出せる事は・・・)」
彼は、昔を思い出した。
金剛先生『大分言葉がしっかりしてきたので、今日から授業を始める。』
フォス『はい!』
金剛先生『まずはこの星の成り立ちから。』
???『見えた?』
すると声が聞こえた方を見ると、まだ幼い宝石達がフォスを見ていた。
幼い宝石達『可愛いー!』
金剛先生『こら。』
幼い宝石達『うわあああ!』
ヘリオドール『先生、その子は戦うんですか?』
金剛先生『まだ分からないが、優しい子だ。』
彼はあの頃を懐かしく思えた。
ツルギ「フォス?」
その日の夜、資料を全部集め終えてアレキサンドライトの元へ向かった。
フォス「アレキー、全部集めたよー・・・?」
そこに金剛先生の服を着てるアレキサンドライトが待っていた。
ツルギ「アレキサンドライト?それ金剛先生の真似か?」
アレキサンドライト「第1問!109年前の5月2日に出現した月人の型を答えよ。正式名称で。」
フォス「分かるか!」
ツルギ「何故クイズ形式?」
アレキサンドライト「楽しく学んでもらおうと思って。」
ツルギ「ちゃんとやれよ。」
アレキサンドライト「ふむ・・・んじゃこれ。」
大量の資料を渡した。
アレキサンドライト「後日テストするから。」
フォス「テスト・・・悍ましい響きだねぇ・・・」
アレキサンドライト「テストはクイズ形式です。」
フォス「兎に角クイズがしたいんだね・・・」
その後。
フォス「問題です。過去出現した旧式五閃型の内、12番目に少ない器の型は?」
アレキサンドライト「つつ・・・違う・・・歪六流線星形高台型・・・」
フォス「正解。流石は・・・」
アレキサンドライト「あんたこそ、そんな先月分の未統計でランキング入れ替わるか替わらないかの渋い所つくとは・・・」
ツルギ「ある意味凄えな。」
フォス「何だかスラスラ入って来るんだ。アレキ先生。」
アレキサンドライト「そう・・・先生嬉しい・・・」
フォス「アレキ先生は。」
アレキサンドライト「んー?」
フォス「先生は、月人と会話する事は可能だと思う?」
アレキサンドライト「月人の原画については解明されてないわ・・・何せ接触時間が極端に少なくて情報が無いの・・・」
ツルギ「そうだろうな。対面してすぐ戦うからな。」
フォス「アレキは、月人が好きなの?」
アレキサンドライト「いえ・・・研究は体質克服の為と、もう1つ、フォスが生まれる少し前、私からクリソベリルを奪った・・・」
ツルギ「クリソベリル?」
アレキサンドライト「だから月人の事を毎日考えて、新鮮な憎しみを忘れない為よ・・・」
夜明け前、ツルギとフォスが外を歩く。
フォス「新鮮な、かぁ・・・」
ツルギ「アレキサンドライトも、辛い過去を持ってるんだな・・・」
するとその時。
ツルギ・フォス「っ!?」
空に黒点が出現した。
ツルギ「月人!」
フォス「っ!」
その頃ランサとアルタが、月人の気配を察知した。
ランサ「この気配は・・・」
アルタ「月人!」
同じ頃アテナ達も。
アテナ「月人?」
アルテミス「現れたの?」
アプロディーテー「急ぎましょう。」
遂に月人が姿を現した。ツルギがジュエルブレードを握る。しかしフォスは。
フォス「剣忘れた!」
ツルギ「何!?」
すると月人達が矢を射る。
ツルギ「はぁっ!」
ジュエルブレードで砕き、フォスは合金で防いだ。
ツルギ「はっ!」
フォス「っ!」
ツルギが大ジャンプして、フォスが合金で上昇して、月人の船に乗った。
フォス「っ!」
右手を伸ばして、月人の1人を掴んだ。他の月人達が矢を射るが、ツルギがジュエルブレードで月人達を霧散させた。フォスはこの隙に合金で自分と月人を閉じ込めた。
合金の中。
フォス「僕の・・・僕の言っている事が分かるか!?」
すると月人の目に眼球が出て来た。
月人「フッ。」
フォス「ふ?」
すると合金が船から落ちた。
ツルギ「フォス!!」
するとそこに見覚えのある影が見えた。
シンシャだった。
フォス「シンシャ!」
ツルギ「シンシャ!?」
シンシャは毒で月人達を溶かした。ツルギは間一髪脱出出来た。
ツルギ「フォス!」
一方フォスは月人の首を絞めたままだった。
フォス「っ!!」
ツルギ「彼奴、月人と話すつもりか?」
するとシンシャ走った。
フォス「シンシャ!まっ!」
ツルギ「よせ!シンシャ!」
しかしシンシャは待たずに、毒で月人を溶かした。
ツルギ「あ、彼奴・・・!」
シンシャ「またお前か!剣も持たずに。」
そこにランサ達が駆け付けた。
ランサ「シンシャ?」
フォス「・・・ありがとう。助かったよ。」
しかしシンシャは何も言わずに去って行った。
フォス「あ、・・・新しい仕事・・・」
ツルギ「フォス?」
そして朝。ツルギとフォスは学校に居た。フォスは合金を使って、シンシャの形を生成した。
その日の夜。シンシャは虚の岬に居た。
シンシャ「仕事・・・」
彼は仕事へ向かった。フォスが残して行ったバインダーを一瞥する。一瞥した後、崖を登る。すると。
シンシャ「っ?」
目の前にツルギ達とフォスが待っていた。
ツルギ「待ってたぞ。シンシャ。」
するとシンシャは一目散に走り去った。
フォス「あ、ちょっと!」
ツルギ「待てよシンシャ!」
ランサ「追うぞ!」
アルタ「はい!」
全員がシンシャを追う。シンシャは全速力で逃げる。
フォス「シンシャ!何で逃げる!?」
シンシャ「果てしなく嫌な予感がするからだ!!」
フォス「そ・・・そんな事!」
シンシャ「捕まえようとしてるだろ!!」
フォス「そんな事!」
そして崖まで追い詰めた。
ランサ「追い詰めたぞシンシャ。」
フォス「見付けたんだ。見付けたんだ。君の仕事を。正確に言えば、君としか出来ない仕事だ。手伝ってほしいんだ。」
シンシャ「っ・・・!」
それを聞いたシンシャが言葉を失った。
シンシャ「・・・楽しいは?」
フォス「え?」
シンシャ「楽しいはどうした・・・?」
フォス「・・・」
シンシャ「楽しいが抜けてる!」
アテナ「楽しい・・・?」
シンシャ「夜の見回りより、ずっと楽しくて・・・キミにしか出来ない仕事を、僕が必ず見付けてみせるから・・・」
ツルギ「あの時の言葉を覚えてたのか?」
するとシンシャの頬が赤くなった。
シンシャ「お前・・・そう言ったろ・・・?」
フォス「・・・た、楽しいは無理だ。全然無理だ・・・楽しい要素はゼロだ・・・ごめん・・・」
ツルギ「シンシャ、俺達と一緒に金剛さんと月人との関係を暴く仕事を手伝うのは無理か?」
シンシャ「楽しく無さ過ぎる!!」
ツルギ「そうだろうな・・・」
アルテミス「シンシャ・・・」
フォス「キミにどうすると言われて、まず、本当の事を知ろうと探った。疑い始めれば、先生の全てが怪しく見えて、1人では正しく景色が見えてるかももう分からないんだ。・・・何時も傍で、キミの審判を聞かせてほしい。」
シンシャ「・・・その先は。」
フォス「え?」
シンシャ「もし先生が許せないと分かったら、お前達はどうするつもりだ?」
フォス「・・・」
アルタ「私達は・・・」
シンシャ「そこでつまる程度の考えしかないなら、協力は出来ない。」
フォス「・・・やはり・・・やはり、キミは酷く慎重で賢い。だから絶対、僕達には、キミが必要だ!また来る。」
ツルギ「じゃあな。」
ランサ「何れ来る。」
アルタ「おやすみなさい。」
ツルギ達が去って行く。
アテナ「良いのですか?」
ツルギ「ああ。また考え直せば良い。」
アプロディーテー「やはりダメだったわね・・・」
ランサ「そうだな。けど彼奴の気持ちも少しずつ理解出来た気がする。」
アルテミス「シンシャ可哀想・・・」
アルタ「大丈夫ですよアルテミス。」
フォス「息のようなあれは言葉なのか、目に色が付いたのは何の反応だったのか、何もはっきりしなかった・・・何でか、会えばすぐ解決出来ると思ってたけど、道程は長そうだ。見極めようち近付く程、分からない事が増えていく。だからこそ絶対。」
シンシャ「夜から出たい・・・無理だ・・・信じてない・・・ただ・・・」
「組むだけなら別に・・・」
翌朝の学校。医務室でルチルが仕事をしてる。
一方アレキサンドライトは。
アレキサンドライト「歪六流線星形高台型・・・」
寝言を言ってた。
一方レッドベリルは、新作の制服をアメシストに試着させてた。
レッドベリル「よぉし!サイズも丁度良い!どう?僕の最新作だよ!」
アメシスト33「よく似合ってるよ84。」
アメシスト84「君もよく似合ってるよ33。」
お互いをぶつけ合う。
オブシディアン「ねぇ、この新しい剣持って持って!その服にきっとぴったり!」
一方ダイヤモンドは、しろのレプリカを撫でていた。
ダイヤモンド「よしよ〜し。うふふ。・・・」
一方ジルコンとボルツは外に居た。
ジルコン「来ませんね。」
ボルツ「無駄口を叩くな。」
ジルコン「は、はい!」
ボルツ「お前は相変わらず剣の持ち方が堅い!」
ジルコン「あ、はい!(甘えられた・・・昔の自分・・・)」
一方ベニトアイトとネプチュナイトは。
ベニトアイト・ネプチュナイト「せっせっほ。」
じゃんけんをしていた。チョキとパーでネプチュナイトが勝った。
ベニトアイト「あーーー!!今度は負けたーーー!!」
ネプチュナイト「・・・勝った。」
一方ジェードとユークレースは。
ユークレース「議長、今日もお疲れ様。」
ジェード「ありがとうユークレース。」
ユークレース「先生に会議の報告を。」
ジェード「いや、後で良い。先程瞑想に入られた。ん?」
すると目の前を見て驚いた。金剛先生が起きていた。
ジェード「あれー?」
ユークレース「先生?」
一方アテナとアルテミスとアプロディーテーは、外を巡回していた。
アテナ「今日も良い天気ですね。」
アルテミス「本当ね〜。こんな日は日向ぼっこでもしたいよ〜。」
アプロディーテー「でも月人達が来るのも要注意よ。」
一方草原では、モルガナイトとゴーシェナイトとベニトアイトとネプチュナイトが走ってた。
モルガ「っと、そうだ。フォス!居るんだろ?フォス!」
草原にはフォスも居た。彼は青空を見上げていた。
モルガ「先生が呼んでる!」
フォス「うん。」
ゴーシェ「モルガー!」
モルガ「ゴーシェ。」
ゴーシェ「南に四つ輪の黒点が出たよ!小さいけど先生に報告に行くぞ!」
学校。
昔のフォス『バッチリ!可愛い!美人!』
そんな昔の自分を素通りするフォス。
フォス(根拠無く明るい予感に甘えらてたのが不思議で・・・)
そして金剛先生に会いに行った。
フォス「失礼します。(あの頃の自分が、羨ましい。)先生、お呼びですか?」
金剛先生「ああ。」
パパラチア『だから冷静に、慎重にな。』
フォス(慎重に。)
金剛先生「フォスフォフィライト。」
一方ツルギとランサとアルタは、モルガとゴーシェと共に月人達と戦っていた。
ツルギ「うおおおおおお!!!」
ジュエルブレードを振り下ろす。
ランサ「はぁっ!!」
ジュエルスピアを振り回しす。
アルタ「はっ!」
ジュエルアローを引いて、光の矢を射る。
複数の月人達が霧散された。
モルガ「残りは奴らか。」
ゴーシェ「ツルギ、お願い。」
ツルギ「ああ。行くぞ。ランサ、アルタ。」
ランサ「ああ。」
アルタ「はい。」
3人が宝石の武器を天に掲げて光を集める。
ツルギ「喰らえ!!!」
ランサ「おりゃああ!!」
アルタ「とどめです!!」
光の刃、光の槍、光の矢を一斉に放つ。月人達が全て霧散させた。
ゴーシェ「これで終わったね。」
モルガ「今回も助かったぜ。」
ランサ「ああ。けど彼奴らもかなりしつこくなってきてるな。」
アルタ「そうですね。まだまだ油断は禁物です。」
ツルギ「彼奴らを倒して、皆の仇を取る。」
彼らの戦いは、これからも続く。
「THE END」
キャスト
ツルギ:岸洋祐
ランサ:山本涼介
アルタ:富田美憂
フォスフォフィライト:黒沢ともよ
シンシャ:小松未可子
ダイヤモンド:茅野愛衣
ボルツ:佐倉綾音
モルガナイト:田村睦心
ゴーシェナイト:早見沙織
ルチル:内山夕実
ジェード:高垣彩陽
レッドベリル:内田真礼
アメシスト:伊藤かな恵
ベニトアイト:小澤亜李
ジルコン:茜屋日海夏
イエローダイヤモンド:皆川純子
ユークレース:能登麻美子
アレキサンドライト:釘宮理恵
ネプチュナイト:種崎敦美
オブシディアン:広橋涼
ヘリオドール:M・A・O
パパラチア:朴璐美
金剛先生:中田譲治
アテナ;川澄綾子
アルテミス:田口宏子
アプロディーテー:丹下桜
ツルギ「シンシャに提案した仕事は、金剛さんの正体を突き止める仕事だった。しかしシンシャは楽しいが無いと不満を抱えたが、組むだけなら良いと言った。俺達人間と女神、そして彼ら宝石達の戦いはこれからも続く・・・」
次回「裏切り三姉妹」
作者「今回で最終回ですが、2期が欲しいです。」