宝石の国 Jewel the Land   作:naogran

9 / 14
流氷に落ちたフォスを救出したツルギだったが、フォスの両腕が無くなってしまった。アンタークチサイトが海中に潜ってフォスの両腕を探す。

ツルギ「アンタークチサイト!気を付けろよ!」




海中では、海の底へ落ちて行くフォスの腕を掴もうとしたが、掴めなかった。すると流氷同士が激突し、その衝撃で下へ落ちて行く。

アンタークチサイト「くっ!」

流氷に掴んだが、別の流氷に激突して、アンタークチサイトの手が千切られてしまった。上昇する腕を追い掛けるアンタークチサイト。流氷に潰される寸前に回収した。無数の流氷が邪魔をするが、アンタークチサイトが華麗に掻い潜った。流氷を掻い潜って、再びフォスの両腕を探すが。

アンタークチサイト「無い・・・」

フォスの両腕が何処にも無かった。

アンタークチサイト「無い・・・無い・・・無い・・・!」




数分後、アンタークチサイトが顔を出した。

ツルギ「フォスの両腕は!?」

アンタークチサイト「何処にも無い・・・」

アテナ「え!?」

ツルギ「何だと!?」


第8章「アンタークチサイト」

その日の夜、両腕を失った事を金剛先生に報告しに行った。

 

アンタークチサイト「報告します。フォスフォフィライトの両腕を紛失しました。私のミスです。申し訳ありません・・・」

 

ツルギ「俺のミスでもある。すまない・・・」

 

フォス「どっ!?どどど・・・どう見ても僕の自業自得だから!」

 

絶句した金剛先生が鉛筆を落とした。

 

アンタークチサイト「隈なく捜索したつもりですが・・・・くっ・・・・やはりもう一度捜します!」

 

ツルギ「待て!俺も探す!」

 

2人が探しに行くが、金剛先生に止められた。

 

ツルギ「金剛さん?」

 

そしてそのままアンタークチサイトを抱擁した。

 

金剛先生「私の注意が足りなかったせいだ。」

 

アンタークチサイト「いえ・・・私が団体行動に不慣れで迂闊だからです。こんな失態初めてで・・・どうしたら・・・・!」

 

ツルギ「アンタークチサイト・・・」

 

フォス「あっ、僕はこんな失態初めてじゃないから気にすんなよ。」

 

アンタークチサイト「気にする!」

 

フォス「まあ・・・ほらアレだ、何とかなるよ足みたく。」

 

ツルギ「適当な事言うな。」

 

金剛先生「お前に適した素材が無い事は覚えているか?」

 

フォス「ん・・・あい・・・」

 

金剛先生「どうすれば良いか分かるか?」

 

フォス「さっぱり分かりませんお手上げです。海の何処かで僕の両手も揚がってる事でしょう。」

 

金剛先生「早い。」

 

フォス「さーっぱーりー分ーかーり・・・」

 

金剛先生「緒の浜を捜しなさい。」

 

フォス「え?」

 

ツルギ「緒の浜に?」

 

金剛先生「そうだ。」

 

フォス「・・・何処だっけ?」

 

アンタークチサイト「南西の浜だ。お前大分記憶無いじゃないか。」

 

ツルギ「両腕を失ったせいで、記憶が無くなってるな。」

 

金剛先生「緒の浜は、お前達が生まれた場所だ。」

 

フォス「生まれた場所・・・」

 

ツルギ「フォス達の生まれた場所・・・」

 

 

 

 

 

 

3人は緒の浜を目指す。

 

アテナ「雪が前より積もってますね。」

 

ツルギ「だがそろそろ雪解けの季節が来るかもな。」

 

フォスは頑張って歩くが、吹雪に当たって倒れた。

 

ツルギ「フォス?」

 

アテナ「フォスフォフィライト。」

 

フォスを起こす。

 

アテナ「大丈夫ですか?」

 

フォス「あ、ありがとう・・・」

 

アテナ「行きましょう?」

 

フォス「うん・・・」

 

背中を押してあげるアテナ。

 

 

 

 

 

 

そして数分後。

 

アンタークチサイト「ここだ。」

 

遂に緒の浜に到着した。そこには、巨大な山が聳え立っていた。

 

ツルギ「何だこの山は?」

 

アンタークチサイト「古代生物が海で朽ち無機物に変わり長くは数億年、地中を彷徨った後生まれる。」

 

すると山にピンク色の物体が出て来た。

 

フォス「あ。」

 

ツルギ「何だあれ?」

 

その物体は、地面に落ちた。落ちた物体は融けてしまった。

 

ツルギ「融けた?」

 

アンタークチサイト「我々になるのは極稀で、殆どがそのようになり損なう。」

 

ツルギ「失敗なのか。」

 

アンタークチサイト「そう言った知識も含め、先生から教育を受け、仲間の一員として仕事を授かり、今に至る。と言う事は覚えているか?」

 

フォス「うん・・・所々。」

 

アンタークチサイト「そうか。」

 

するとアンタークチサイトがノコギリを力強く振った。

 

フォス「うわっ!」

 

雪が飛ばされた。そして雪の下には、無数の金と白金が落ちてあった。

 

ツルギ「金と・・・」

 

アテナ「白金ですね。」

 

アンタークチサイト「金と白金ばかり・・・ダメだな。」

 

フォス「ダメ?」

 

アンタークチサイト「金も白金も非常に柔らかく変形しやすい。何より・・・重過ぎる。使えない。」

 

ツルギ「・・・確かに重いな。確かに使えなさそうだ。」

 

フォス「そっかあ・・・折角生まれたのにね。」

 

アテナ「優しいのですね。フォスフォフィライト。」

 

 

 

 

金をフォスの左腕に繋げた。

 

アンタークチサイト「仮留めした。」

 

フォス「うん、うん。」

 

アンタークチサイト「離すぞ。」

 

フォス「あもっ!」

 

離した瞬間、重さに耐えれなかった。

 

アンタークチサイト「だろうな。しかし拒絶反応はない。インクルージョンが気に入る可能性がある。問題は重さか。中を空洞にするとか・・・ん?」

 

すると空が晴れた。

 

ツルギ「空が晴れたか。」

 

アンタークチサイト「一旦外そう。戻る。」

 

アテナ「フォスフォフィライト?」

 

ツルギ「どうしたアテナ?」

 

フォスを見ると、繋げていた金が触手のように動き始めていた。

 

ツルギ「ふ、フォス!?」

 

フォス「あっ、取れない・・・かも。」

 

アテナ「インクルージョンが金に宿った可能性が・・・」

 

 

 

 

すると上空に黒点が出現した。

 

 

 

 

ツルギ「あれは!」

 

アテナ「月人・・・現れましたね。」

 

ジュエルブレードを握るツルギ。フォスは金に包まれていた。

 

 

 

 

その光景を、謎の影達が遠くから見ていた。

 

 

 

 

 

 

フォス「な・・・何か包んでない?包まれてない!?」

 

アンタークチサイト「お・・・・おい。」

 

フォス「ちょっと!僕どうなってる?アンタークちん!何これどう言う意味!?」

 

アンタークチサイト「い、いや・・・」

 

ツルギ「アンタークチサイト!避けろ!」

 

アンタークチサイト「っ!?」

 

ツルギの声を聞いたアンタークチサイトが避けた。間一髪、矢を避け切れた。

 

アンタークチサイト「すまないツルギ。」

 

ツルギ「行くぞ。」

 

アンタークチサイト「ああ。」

 

ツルギ「アテナ、フォスを頼む。」

 

アテナ「は、はい。」

 

フォス「ごめん・・・」

 

アンタークチサイト「助かってから言え。」

 

ツルギとアンタークチサイトが走り出す。

 

 

 

 

 

 

その頃学校では、金剛先生は急いでた。

 

金剛先生「急に晴れるとは・・・緒の浜は遠い。急がねば。」

 

しかし外では別の月人達が待ち構えていた。その月人達は金剛先生に向かって頭を下げ、手を伸ばした。

 

 

 

 

 

 

その頃ツルギとアンタークチサイトは、月人と対峙していた。

 

ツルギ「はぁっ!」

 

ジュエルブレードを投げて、月人達を霧散させた。

 

そしてツルギとアンタークチサイトが月人達に向かってジャンプした。月人達が矢を射るが、2人がジュエルブレードとノコギリで払い退ける。

 

 

 

 

 

 

その頃学校では、金剛先生が月人達の前で立ち止まっていた。

 

金剛先生「足止めする気か?」

 

月人達は、金剛先生を引っ張ろうとした。

 

金剛先生「何度来ようとも・・・」

 

左手から小さな光の粒を生成した。

 

金剛先生「無駄だ!!」

 

そして光の粒を放ち、月人達に攻撃した。

 

 

 

 

 

 

その頃ツルギとアンタークチサイトは、月人達を霧散させていた。

 

ツルギ「はあああああ!!」

 

ジュエルブレードを天に掲げて、光の刃を放った。

 

アンタークチサイトはノコギリに乗って、サーフィンのように滑る。そして、大ジャンプして巨大な月人を踏んで再びジャンプして、巨大月人の後ろに回ってノコギリを振った。巨大月人の上半身を霧散させたが。

 

アンタークチサイト「ん?」

 

着地した。そこにツルギが来た。

 

ツルギ「アンタークチサイト、どうした?」

 

アンタークチサイト「霧散しない?」

 

巨大月人の断面に穴があった。

 

ツルギ「あの穴は?」

 

アンタークチサイト「・・・アレキのレポートにあった新型か。フォスとアテナは月人には気付かれてないようだ。」

 

 

 

 

その頃アテナは、魔法でフォスを守っている。

 

 

 

 

するとアンタークチサイトの腕に罅が入った。

 

アンタークチサイト「っ!」

 

ツルギ「どうした?」

 

アンタークチサイト「いや、腕が。」

 

ツルギ「っ!そうか、お前は冬の宝石だから日光に弱いんだ。」

 

 

 

 

 

 

その頃金剛先生は、月人が放った霧で拘束されていた。

 

金剛先生「成る程・・・目新しい罠だ。ゾクゾクはするが、私には届かない。」

 

両手を合わせて光を生成する。

 

 

 

 

 

 

その頃ツルギとアンタークチサイトは。

 

アンタークチサイト「ん?」

 

ツルギ「あれは?」

 

学校の方角を見ると、学校から光が出ていた。

 

アンタークチサイト「何だ・・・?学校の方から・・・?」

 

すると残ってる1体の月人が矢を射る。

 

 

 

 

 

 

アンタークチサイト「っ!?」

 

 

 

 

 

 

その矢は、アンタークチサイトの腕に直撃した。腕は飛ばされ、巨大月人の穴から出現した物体に引っ掛けられ、穴の中へ引っ張られてしまった。

 

ツルギ「アンタークチサイト!!」

 

アンタークチサイト「返せ・・・返せ!!先生の事を忘れたら、どうしてくれる!!!!」

 

激怒して走り出した。

 

ツルギ「止めろ!!怒りに呑まれるな!!」

 

アンタークチサイト「うぉぉぉぉぉぉ!!!」

 

物体はアンタークチサイトのノコギリを捕まえた。

 

アンタークチサイト「っ!?」

 

ノコギリを離す。するとノコギリが爆発した。爆風で飛ばされたが、体勢を立て直して、再び走り出した。

 

ツルギ「アンタークチサイト!無茶だ!止めろ!」

 

物体は、アンタークチサイトを拘束した。

 

ツルギ「くそっ!!」

 

立ち上がってアンタークチサイトの方へ走る。

 

ツルギ「アンタークチサイト!!!!!」

 

ジュエルブレードを振り下ろして、拘束してる物体の紐を切る。

 

アンタークチサイト「ツルギ!」

 

ツルギ「そのまま下がれ!止まるなよ!」

 

ジュエルブレードで何度も切って、アンタークチサイトが力を振り絞って後ろに下がる。しかし罅が徐々に増幅していく。

 

 

 

 

アテナ「ツルギ!アンタークチサイト!」

 

 

 

 

アンタークチサイト「うおおおおおおおおおお!!!」

 

力を振り絞って、巨大月人の上半身を引き離した。すると。

 

ツルギ「な!?」

 

引き離したと同時に爆発した。

 

 

 

 

 

 

爆発した跡には、ボロボロになったツルギと、罅だらけのアンタークチサイトが居た。

 

ツルギ「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・彼奴ら・・・爆弾を仕込んでたのか・・・」

 

アンタークチサイト「まあ及第点・・・と言った所か・・・」

 

ツルギ「アンタークチサイト・・・大丈夫か・・・?」

 

アンタークチサイト「ああ、新型を退けた・・・先生も褒めて下さる。あ、でも勝手に戦ったからお仕置きされてしまうかも。どうしよう・・・」

 

アテナ「ツルギ!アンタークチサイト!」

 

ツルギ「っ・・・?」

 

アテナの方を見ると、フォスが金色の立体にされていた。

 

ツルギ「何だ・・・?あの立体は・・・?」

 

アンタークチサイト「うわぁ・・・」

 

 

 

 

ツルギ「アテナ・・・フォスは?」

 

アテナ「この中に居ます。私の魔法でも開放出来ないようにされています。」

 

ツルギ「お前の魔法でも無理か・・・」

 

アンタークチサイト「お前変わったな。」

 

フォス「違う違う中に居ます。」

 

立体の中には、フォスが居た。

 

アンタークチサイト「一体、インクルージョンは気に入ったのか気に入らないのか・・・」

 

フォス「動けなーい出してくれー。」

 

するとアンタークチサイトが立体の穴を掴んで引っ張る。

 

フォス「なっ!?乱暴ね!もう少し優しくして!」

 

アンタークチサイト「我慢しろ。こっちは罅だらけでギリギリなんだ。」

 

フォス「だっ・・・危ない!当たる・・・僕に当たるって!ああー!今掠った絶対今掠った!」

 

アンタークチサイト「五月蝿いなあ・・・」

 

フォス「だっ!良いから、もう少し優しく・・・」

 

アンタークチサイト「このままで居たくないんだろ?」

 

フォス「そりゃそうだけど!・・・でも、無事で何より・・・」

 

 

 

 

 

 

すると、アンタークチサイトが砕かれた。

 

 

 

 

 

 

ツルギ「アンタークチサイト!!」

 

フォス「あ・・・アンタ・・・!」

 

アテナ「アンタークチサイト!!」

 

アンタークチサイト「先生が寂しくないように冬を・・・頼む・・・」

 

ツルギ「そうはいくかよ!お前を失ったら、他の皆が悲しむだろ!!」

 

すると別の月人達が現れた。フォスは金色の物体に取り込まれてる。

 

ツルギ「くっ・・・!」

 

アテナ「ツルギ!そんな体で戦ったら・・・!」

 

ツルギ「構わない!アテナ、アンタークチサイトの回収を頼む!」

 

アテナ「で、でも・・・」

 

ツルギ「早く!」

 

アテナ「・・・はい!」

 

ジュエルブレードを握る。

 

ツルギ「アンタークチサイトを、お前達に渡す訳にはいかねえ!」

 

月人に立ち向かうツルギ。アテナがアンタークチサイトを回収する。

 

フォス(どうして・・・どうして新しい手動いてくれないの?)

 

別の月人達がアンタークチサイトを回収してるアテナに攻撃する。

 

アテナ「っ!」

 

フォス(僕の手なら戦うんだ・・・お願い僕の・・・)

 

アンタークチサイト『先生が寂しくないように冬を・・・頼む。』

 

ツルギ「くそっ・・・!!」

 

攻撃されたアテナが怯み、アンタークチサイトが奪われてしまった。

 

アテナ「アンタークチサイト!」

 

 

 

 

 

 

フォス「さっさとしろよクズ!!」

 

 

 

 

 

 

突然フォスの叫び声が響き渡った。

 

ツルギ「っ!?」

 

アテナ「え!?」

 

金色の立体が物体に変貌した。月人達が矢を射るが、金色の物体には無効化。

 

 

 

 

遂にフォスが、金色の物体を自分の物にした。そして彼の怒りは頂点に達した。

 

 

 

 

ツルギ「フォス・・・!?」

 

フォス「重い・・・立てな・・・い!」

 

すると金色の物体が伸びた。そしてフォスの罅から金色の物体が溢れ出た。そして力を振り絞って立ち上がる。月人達の矢を高速で避けて全速力で走り出した。

 

ツルギ「フォス!」

 

大ジャンプして、アンタークチサイトが使ってた剣を振るが、月人達の矢を受けて落ちた。しかし金色の物体がフォスを受け止めた。

 

フォス「雑魚はいい!追う!!」

 

アテナ「フォスフォフィライト!」

 

フォス(新しい強い手だ。諦めないし、無理をする勇気だってあるよ。なのにどうして・・・どうして遠退くの!?)

 

月人達は徐々に遠ざかっていく。

 

フォス「あああああああああ!!!」

 

剣を力一杯投げるが、届かなかった。

 

ツルギ「なっ!?」

 

金色の物体はバラバラになって、フォスが落ちていく。

 

 

 

 

 

 

その頃月人達は、アンタークチサイトを見て喜んでた。しかしそこに、謎の人物達が居た。その人物達は、宝石のように輝く武器を握った。

 

 

 

 

 

 

そして地上では。

 

ツルギ「フォス・・・!!」

 

アテナ「フォスフォフィライト・・・!!」

 

絶句したフォスが落ちていく。しかし。

 

 

 

 

 

 

そこに駆け付けた金剛先生がフォスを受け止めた。

 

ツルギ「金剛さん・・・!」

 

フォス「アンタークは・・・僕の身代わりになりました・・・」

 

金剛先生「ああ・・・私のせいだ・・・」

 

 

 

 

すると上空に一つの爆発が起こった。

 

ツルギ「っ!?」

 

金剛先生「っ・・・!?」

 

すると爆発した位置から、4つの光が降って来た。

 

アテナ「あれは・・・?」

 

ツルギ「月人か・・・!?」

 

ジュエルブレードを握る。

 

その光は、ツルギ達の前に着地した。全員が構える。

 

ツルギ「・・・!!」

 

霧が晴れると・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

月人に奪われたアンタークチサイトの欠片達があった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ツルギ「あれって・・・」

 

アテナ「アンタークチサイトの・・・!?」

 

???「取り返してやったぞ。」

 

 

 

 

 

 

そこに、謎の4人の人物も居た。

 

 

 

 

 

 

ツルギ「あんた達は・・・?」

 

アテナ「ランサ・・・!アルタ・・・!アルテミス・・・!アプロディーテー・・・!」

 

アルテミス「アテナ、大丈夫だった?」

 

アプロディーテー「随分と派手にやられたもんだな。」

 

アルタ「あなたがフォスフォフィライトさんですね?話は聞いています。大丈夫です。アンタークチサイトは無事です。」

 

フォス「あ・・・アンターク・・・」

 

ツルギ「あんた達が・・・アンタークチサイトを・・・?」

 

ランサ「そうだ。」

 

金剛先生「アンタークチサイト・・・」

 

 

 

 

 

 

その後学校に戻る。ツルギはアテナの魔法で治療されてる。フォスはアンタークチサイトの欠片を見てる。

 

フォス「アンターク・・・良かった・・・」

 

金剛先生「アンタークチサイトを助けてくれた事を・・・感謝する・・・」

 

アルテミス「気にしないで。私達もあの子が攫われるのが嫌だったしね。」

 

アプロディーテー「そう言う事だ。」

 

ツルギ「アテナ、あの2人は・・・」

 

アテナ「はい。愛と美を司る女神「アプロディーテー」と、狩猟を司る女神「アルテミス」です。」

 

ツルギ「そうか・・・あんた達は?」

 

ランサ「俺はランサ。」

 

アルタ「私はアルタです。」

 

ランサ「俺とアルタは兄妹で、お前と同じ反月人だ。」

 

ツルギ「反月人!?」

 

ランサ「そうだ。俺達は6年前、反旗を翻してこの地上へ逃げた。そこでアルテミスとアプロディーテーに出会って、宝石の力で今の姿に変えてくれた。」

 

アルタ「私達はこの国に来る前は、宝石の武器で修行を積み重ねて来ました。」

 

ツルギ「宝石の武器?」

 

ランサ「ジュエルスピアと、ジュエルアローだ。」

 

宝石の槍「ジュエルスピア」と、宝石の弓矢「ジュエルアロー」を見せた。

 

 

 

 

 

 

その日の夜。

 

ツルギ「金剛さん。」

 

金剛先生「ツルギ。」

 

ツルギ「俺から提案があるんだが。」

 

金剛先生「提案?」

 

 

 

 

 

 

ツルギ「アンタークチサイトを、休ませてあげたらどうだ?」

 

 

 

 

 

 

金剛先生「休ませる?」

 

ツルギ「ああ。彼奴は十分にやってくれた。それに、俺は彼奴を失う光景を見たくないんだ。来年以降の冬の作業は俺がやる。だから・・・」

 

金剛先生「・・・分かった。」

 

ツルギ「ありがとう。」

 

攫われたアンタークチサイトだったが、そこに現れた反月人のランサとアルタ、そして女神のアルテミスとアプロディーテーに救われたのだった。

 

「END」




         キャスト

       ツルギ:岸洋祐

フォスフォフィライト:黒沢ともよ

 アンタークチサイト:伊瀬茉莉也

      金剛先生:中田譲治
       アテナ;川澄綾子

       ランサ:山本涼介
       アルタ:富田美憂
     アルテミス:田口宏子
  アプロディーテー:丹下桜



ツルギ「月人に連れ去られたアンタークチサイトだったが、反月人のランサとアルタ、そして女神のアルテミスとアプロディーテーによって救われた。冬眠してた他の宝石達が目覚め、そしてフォスに新たな力が身に付いた・・・」

次回「春」

作者「と言う訳で、アンタークチサイトを救出と言う展開にしました。」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。