IS〜蒼き鬼神ケンプファー〜   作:種電

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連邦ばかり、優遇すんなよ!
GP01とか、ズルいんだよ!
といわけで、ザメルはよ、ザメルはよ!


第六話 選択のない選択

ーーーおはようございます、第三世代 強襲型IS ケンプファー起動しました。

ーーー全身装甲の展開は良好。

ーーー敵ISを確認。

ーーーアメリカ製第二世代 ISアラクネと確認。

ーーー公式上、盗難機です

ーーー現在使用可能な武装は頭部バルカン砲及びレーザーサーベルのみです。

 

ーーー戦闘システム起動します。

 

コウの頭の中に、次々と容赦無く言葉が響く。その度に、頭が割れそうなぐらいとよくある表現をしたくなるほどの痛みが走る。

だが、この痛みに耐えなければ、敵は倒せないとわかっているコウは必死に痛みを誤魔化すために、自分を奮いたてる。

 

「ジーク・ジオン、ジーク・ジオン」

 

やはり、自分を奮いたてるときはジーク・ジオンと呟くのが一番効果あるなと自分の中のジオンへの忠誠心の深さに今は感謝していた。

 

 

 

カグラザカのタックルを喰らい、吹き飛んだISアラクネのパイロット『オータム』はコウ否ケンプファーを観察していた。先程の質問に対し、相手が返してきた言葉が本当かどうかを悩んでいた。

嘘だという可能性があるが、先程カグラザカをスキャンしたときは完全に男だとわかったし、声もISから聞こえてきた声は同一の物だとISで調べてわかった、カグラザカは間違いなく男で、目の前にいるISから聞こえた声は間違いなく、そのカグラザカの声だ。ISは女にしか、扱えない……なら、何故男であるカグラザカがISを動かせるのだ?

何故?

何故?

何故?

 

「……だーもー、めんどくせー!殺しゃあ、同じだ、同じ!」

 

オータムの性格は深く考えるのに向いていない。深く考えるのは恋人の『スコール』か『タナトス』、『エム』の役目だ。

自分は与えられた役目をこなせば、充分だとオータムは思った。

だが、そんなオータムでも今回の任務に疑問があった。何故、スコールは折角の新型ISを鹵獲せずに破壊しろと命令し、タナトスはカグラザカコウとかいう餓鬼が一緒に居るから、殺して来いと命令をしたのだろう?

それ以前に、何故タナトスはカグラザカがここに来て、さらにケンプファーの近くにいることを知っているのだろうと考えたが、やはり考えるのが、性格に合わないオータムはカグラザカを殺すために行動に出た。

 

「つーわけで、死ね!」

 

『意味がわからん』

 

再び、ケンプファーから男の声が聞こえたが、気にずにオータムはアラクネの自慢の八本の腕と自身の腕を合わせ、計十本でコウに襲いかかるが、コウはヒラリと躱す。オータムはマグレだと思い、再度攻撃をしかけるが、また躱されてしまう。オータムがいくら攻撃しても、ケンプファーはヒラリとヒラリと躱す。

 

『単純過ぎる』

 

「何⁉」

 

『攻撃が一々感情的だ、それでは次はここを攻撃しますよ。と相手に言っていると同意議だ』

 

「んだと⁉」

 

声を張り、反論にならない反論をするが、カグラザカにはそれが通じない、むしろ、自分では勝てないと何処かで感じ始めていた自分がいることに、オータムは焦っていた。

そんなオータムの心境に気づいているカグラザカはため息をつきながら、言う。

 

『あと、簡単な挑発に乗りすぎだ。それでは、本来の実力が発揮できんぞ……まぁ、本来の実力など、たかがしれてるが』

 

「⁉」

 

『貴様では、俺に勝てん……わかったか、三下?』

 

「死ねェェェェェ‼」

 

トコトン、バカにされ、頭にきたオータムは無茶苦茶にカグラザカに突撃する。だが、それを予測していたカグラザカはため息をつきながら、レーザーサーベルを二本手に取り、迫り来るオータムに備えた。

 

オータムは八本の機械の腕をめちゃくちゃに振り回し、カグラザカに攻撃するも、全て避けられ、一閃。

 

たった一閃である。

 

そのたった一回の一閃により。

 

「え?」

 

オータムのISアラクネの自慢の八本の腕は切り裂かれ、地面に落ちた。

 

「え?」

 

状況を理解出来てないオータムは、え?え?と繰り返すだけ、迫り来るケンプファーに気付かずに……。

 

『俺を相手にするには、貴様はまだ……』

 

ケンプファーが動きを止めたアラクネとすれ違う。

 

『未熟』

 

刹那、オータムのアラクネはケンプファーのレーザーサーベルに何度も切り裂かれ、エネルギーが一気にゼロになる。乗っているオータムは理解出来なかった、たった一閃で自慢の八本の腕は切り裂かれ、次は一瞬でアラクネのエネルギーがゼロにされた。

だが、頭で理解出来ていないオータムは、膝をつきながら、本能的に理解が出来たことがある……それは。

 

『……』

 

目の前にいるカグラザカとケンプファー(化け物)には勝てないと。

 

「ば、化け物……」

 

『クモ女の貴様には言われたくない』

 

カグラザカは笑った。

オータムはその笑いに恐怖した、全身装甲のケンプファーではパイロットの顔は確認できないはずなのに、オータムはカグラザカの笑いに恐怖した。

 

 

 

 

 

 

 

呆気ない物だとコウは思った。

自分達を襲ってきたISは、実力者だと理解したときは胸が踊った。久々の強敵だ、楽しまなければと楽しみにしていたが、結果はため息モノだ。どうやら、ここ数十年平和な世界で生きてきて、自分の感覚が鈍ったようだ、全然強くなかった。さすがに生身で勝てるかはわからないが、今は同じISという力を手に入れ、同じ土台に座っていたのだ。

だから、楽しめると思ったが期待はずれだったとコウは呆れ、暇だと思った。この調子だと外で暴れている無人ドローンなぞ、暇つぶしにもならないし、エネルギーの無駄だと思った。

 

「はぁ、つまんね」

 

だが、このISは中々の高性能な機体だとコウはわかったが、これを主力にして、量産するか?と聞かれたら、ノーだ。

こんなのを量産するなら、まだグフBタイプを量産して、後悔したほうがまだマシだと思いながら、コウは気だるそうに背伸びをした。

 

コウがISを起動し、アラクネとの戦闘に勝利するまで三分もかからなかった。まだ起動したてで、ISの操作などに慣れていないのに、オータムというこの世界からしたら、かなりの実力者を三分もかからずにISド素人のコウは圧勝した。

 

だが、これはコウとオータムの経験の差である。

神楽坂 幸は神楽坂 幸である前は、コウ・カグラザカであり、その前は神楽坂 孝であった。

孝の時代は、幼稚園の頃から幼馴染の無駄なモテッぷりから発生する修羅場に巻き込まれ、怪我をしながらも修羅場を一時的に止めることができるようになった。

次に小学生時代は幼稚園の悪夢から逃げるために努力したが、世界はいつでも幼馴染の味方で、孝はまた修羅場に巻き込まれ、大怪我をした。それが原因で引きこもりになったが、毎日毎日、熱血漫画よろしくな励ましにきた幼馴染のせいで、周りに脅されながら、また修羅場に巻き込まれた。

次に修羅場のせいで中学になると死にかけ、高校では修羅場のせいで数少ない友人が死んだ。

大学時代は、マフィアやヤクザなどの面倒事を引き連れ、幼馴染はやってきて、解決したのはカグラザカだった。また、その度に周りからの幼馴染への好感度を上昇し、新たなフラグを立て、修羅場になり、死にかける。

そして、ある日幼馴染に肉盾にされ、死ぬ。孝が最後に見たのは、自分を殺した女を説得し、イチャイチャする幼馴染の姿だった。

 

コウ・カグラザカの時代は、学生時代はそれに楽しく、スペースノイドの自由のために軍隊に入隊し、様々な戦果をあげ、階級を少尉から中佐まで、一年で一気にあがった。だが、それだけのことをしてきたのだ、コウ・カグラザカという男は。

 

故にオータムが人殺しを始めて、何年目になるかわからないが、戦争や修羅場を馬鹿みたいにくぐり抜け、生き残って、最後はその修羅場で死んだ彼には及ばない。

そして、何よりも数が違う。殺してきた人数も敵として出会い、戦ってきたエースの数もそれを殺した数も……オータムとコウの間にあるのは、オータムが何十年かけても埋めることが出来ないほどの経験の差があるからだ。だが、オータムとコウの差には他にもあるが、オータムもコウ自身もそれだけは今は知らない。

 

「さて、シャル達を手伝いに行くかね、暇だし」

 

はっきり言って、こんな場所でただ立っているのは味気ないし、面白くもない。第一、先程倒した奴の仲間が、さっきからこちらをガン見してるし、戦いたくないし、さすがにIS二連戦は嫌ですわー。

そんなのア戦でガンダムタイプ二機同時相手にしたときに、色々と腹一杯になったわ。

まぁ、地上に降りたら、アレックスが襲ってきたときは驚いたな〜、殺したけど。IS二連戦が嫌なので、さっさと背中を向けて、この場を去ろうとしたとき、後ろで何かが動く気配がした。

 

『待ちやがれ……』

 

「……はぁ」

 

振り向くと、やはりというか、やめてくれと思った。

アラクネが立ち上がっていた。しかも、銃を向けて。

 

「んだよ?」

 

『まだ、まだ、終わってねぇ』

 

「エネルギー残量ゼロだろ?終わりだ、終わり」

 

『うっせぇ、まだ俺が生きてる‼』

 

「⁉……ハッ」

 

面白い。

 

「お前、名は?」

 

『オータムだ』

 

「オータムか……お前、いい女だな」

 

『……はぁ⁉』

 

中々のガッツだ、シャルやラウラ、ばっちゃ以外にこの世にここまでガッツがある女は見たことがない。皆、ISというブランドに縋り付き、寄り添い、自分が偉いと酔狂している馬鹿女ばかりだと思ったが、これは、この世の女を見直すべきか?

 

『ななななな、何言ってんだよ、お前⁉』

 

「何って、素直な感想だが?」

 

『はぁ⁉意味わかんね、意味わかんね‼』

 

ブンブンと手に持った銃を振り回すオータム……どうしたんだ、コイツ?

 

『(う、産まれて始めて、い、いい女だなって言われた!)と、とにかく、俺はまだ負けてねぇからな、わかったか⁉』

 

ビシリッと銃を持っていない片方の手の指でコウを指差すオータム。それを見て、コウは少し苦笑しながら、構えた。

 

「そーかい、なら……貴様を倒そう」

 

コウは構え、オータムに近付こうとした瞬間、コウの頭上から数本のレーザーがコウ目掛け、降り注ごうとしたが、これを予想していたコウは全てのレーザーを避け、後方に下がる。すると、オータムとコウの間に見たことがないISが急降下してきた。

 

『エム⁉』

 

『撤退』

 

エムと呼ばれたIS……少女はコウに向かって、何かを投げると投げられた何かは、空中で炸裂し、眩い光を放つ。

 

「うお、眩し!」

 

閃光手榴弾だ。空中で炸裂したのは閃光手榴弾だったようで、光が収まる頃にはオータムとエムと呼ばれた少女はコウの前にはいなかった。

 

「……はぁ、助かった」

 

先程来たエムと呼ばれた少女が乗っているISは明らかに射撃戦に特化したISだった。ただでさえ、飛ぶことが出来ないというデメリットに加え、ケンプファーには現在マトモな射撃が可能な兵器がまったくない。

さすがのコウも空中に飛ばれ、遠距離からバンバンと撃たれたら、負ける……勝てないわけでないが。というか、さっきのアラクネも空中から攻撃とかされていたら、ヤバかっただろうな。

 

「ま、とりあえず勝ったな」

 

エムとオータムがいなくなり、周りから感じる敵意や殺意などはなくなった。それに安心したせいなのか、初めてのISを動かしたせいなのか、戦ったせいなのかはわからないが、コウの視界は徐々に暗くなってきた。

 

『神楽坂顧問!』

 

『コウ!』

 

視界がブラックアウトしかけているコウの視界には、コウ達を心配してきたシャルとラウラの二人だった。

 

『ケンプファーが起動している⁉』

 

本来なら起動していないはずの新型のケンプファーが起動していることにラウラとシャルは驚いたが、二人はいつでも戦えるように構えただが……。

 

『待って、様子が……』

 

シャルが言い終わる前に、ケンプファーは崩れるかのように前に倒れそうになる。シャルは慌てて、それを受け止める。それと同時にISも解除され、パイロットが露わになる。

 

『コ、コウ?』

 

『な、何故?』

 

二人は驚愕した。

ケンプファーから現れたのは、友人である男の神楽坂 幸だったからだ。

 

 

 

この後、日本の自衛隊や各国の日本駐屯部隊が出撃、暴走している無人ドローンを全て破壊。

周りへの被害は酷いものだったが、死者は運良く出なかった。だが、重軽傷を負った人や店舗を破壊された人などが多数出たため、IS博覧会は中止なり、また新福岡ドームは破損箇所が多かったため、そのまま破棄されることなった。

この事件は後に『博覧会暴走事件』と呼ばれた……だが、この事件で、所属不明の二機のISについての記事はまったくなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー日本 群馬県 某所ー

 

『オータムが負けた?』

 

「えぇ」

 

群馬県にある某所の廃ビル内に、廃ビルとは思えないほどに整えられた部屋で、まだ幼さがある少女が画面に写しさだれた女性と会話をしていた。

 

『で、オータムは?』

 

「部屋の中で布団に包まってる」

 

『ショックでも受けたのかしら?』

 

「よくはわからないけど、話を聞くたびに顔を真っ赤にして逃げる」

 

『はぁ?』

 

女性は首を傾げた。何故、顔を真っ赤にするのか?それほど、悔しかったのか?と考えたが、オータムの性格上、それはありえなかった。

 

『まぁ、とにかく帰ってきて』

 

「了解」

 

少女はそういうと通信を切り、帰るために仲間のオータムのところに向かおうとする。その途中、オータムが洗面台の鏡と睨めっこをしているのを見つけた……よく見ると普段彼女が使わないはずの化粧道具を鎮座していた。

そして、オータムはその化粧道具を使い、珍しく化粧をしていた。

 

「オータム」

 

「……うわぁぁだぁぁ、いつから、エム、そこにいたぁぁぁぁ!」

 

オータムは慌てて、化粧道具などをかたずけようとしたが、人間慌てているときほど、何事もうまくいかないもので、化粧道具の何個かを床に落としてしまい、オータムはそれを慌てて、拾う。

 

「帰ってこいって」

 

だが、エムは特に気にせず、オータムに用件を告げ、さっさと自分の身支度を整えるために部屋に戻った。

 

「その反応は傷つくんだが……」

 

エムの特に気にしなかった態度に若干傷つきながら、オータムは化粧道具を片付けた。

まったく、自分らしくないことをした……と思いながら、何故化粧なんてしたのだろうと考えた。

 

ーーーいい女だな。

 

「ーーーッ!」

 

あの台詞を思い出し、顔が真っ赤になったオータムは逃げるかのように洗面台を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

ーある基地ー

 

「オータムが負けたね〜」

 

ある基地の通信室で椅子に座った金髪の女性が頭を悩ましていた。先程仲間からの連絡を受け、その中に信じ難い話があった。

何せ、オータムは自分達の組織の中でも、かなりの実力者だ。その彼女が負けたのだ……ISを動かした男に。

 

「何者かしらね、タナトス」

 

「おや、気付いてたのかい、スコール」

 

スコールと呼ばれた女性が座っている椅子の後ろから、中性的な女性がニコニコと笑いながら歩いてきた。

 

「気付くわよ」

 

「オールドタイプのくせにかい?」

 

「何度も言ってるけど、そのオールドタイプと言うのはやめなさい」

 

「嫌だね、君達はオールドタイプで、僕はニュータイプだから」

 

タナトスはニコニコと笑いながら、スコールの近くにある椅子に適当に座った。スコールはタナトスを睨んだが、タナトスはニコニコと笑っている。

 

「……で、そのニュータイプの貴女はカグラザカという少年が何者か知っているの?」

 

「ふふふ、もちろん、彼もニュータイプだ。だから、オールドタイプのオータムごときが勝てるわけがない」

 

「そう」

 

正直な話だ、この男女が嫌いであるスコールはまったくとは言わないが、タナトスにいい感情を抱いていない。いつも、他者を見下し、他者を貶す……だが、彼女にはそれが出来るほどの実力がある。

はっきり言ってしまえば、この組織で最強だ。

 

ーーーニュータイプ。

彼女がニュータイプだから、オールドタイプである自分達に負けるはずがないのだと笑いながら、言う。意味がわからないし、気に食わないだが、彼女の力はこの組織には必要だった。

 

「聞いていいかしら?」

 

「ん?」

 

「彼は何者?」

 

彼女は嬉しそうに笑いながら言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーー彼は僕を殺してくれる愛しい愛しい鬼神様だよ。

 

 

 

 

 

 

スコールは本気で彼女がアタマがイッている人間だと思った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー博覧会暴走事件から三日後、ドイツ国営中央病院 VIP病室ー

 

「知らない天井だ」

 

「知っていたら、驚きだ」

 

ん?と声がしたほうに首を向けるとラウラが腕を組んで、コウを見ていた。

だが、ラウラが着ている服は博覧会で会ったときと、まったく違う服だが、コウは特に興味を示さず、疑問に思ったことをラウラに聞いた。

 

「……ここどこ?」

 

「ドイツの病院だ」

 

「ドイツ……だと⁉」

 

何でドイツにいるんだ、ハーケンなのハーケンクロイツなの?とコウの頭の中は最高潮に混乱していた。

 

「簡単な話だ

一、お前がISを動かした。

二、それがドイツ製だった。

三、正確にはドイツのジオニック社とフランスのデュノア社の共同開発機体だ。

四、お前は男。動かせるはずがない。

五、なら研究しようぜ!

六、後はお前次第。

以上だ」

 

「うん、俺が絶体絶命都市並みに絶対絶命の危機だとわかった」

 

下手をしたら、死亡。

運が良くて、モルモット。

……ろくな未来が待っていない、これが絶望か。

 

「故にお前には二つの選択が選べる。一、我々と来るか?二、モルモットになるか?だ」

 

「どっちも大差がない件について」

 

「大差はあるぞ?人道的か非人道的かだ」

 

「わーお、人生の先が真っ黒黒助だ」

 

どうあがいても、モルモット。

 

「で、どうする、コウ?」

 

「よろしくお願い申し上げます。」

 

コウは色々と諦めることが必要だと察した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ーーーようこそ、ISの世界へ世界初の男性パイロット」

 

ラウラはニヤリと笑いながら言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「かっこつけんのはいいんだが、口元ヨダレだらけだぞ」

 

「なに⁉」




次回予告

男は理解した。
世の中はツラいと。
男は理解した。
女所帯はツラいと。
男は理解した。
ISという兵器が人を歪めていると。
男は理解した。
年頃の娘はエロいと。

次回、IS〜蒼き鬼神ケンプファー〜
第七話 この学園、地獄なり。

君は我慢することができるか?
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