イデア9942 彼は如何にして命を語るか   作:M002

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何だこの主人公!? はぁ~まじつっかえ


文書57.document

「パスカル、おい、パスカル」

 

 幾度となく呼びかける。

 だがチャンネルには砂嵐が鳴り響き、パスカルへのアクセスは完全に切れている。通信する機能そのものが遮断されているのではなく、元から無かったかのように痕跡を探れない。どのような方向性から攻めても、無くなったものを取り戻せない。

 

「……嘘だろう。このために用意したはずだ」

 

 各地にばらつかせたバンカー補助の演算用サーバーも、自分自身が手を施した対消滅ウィルス防壁も、なにもかも。こうさせないための根回しだったはずなのに。

 

「待て、待て待て待て。おかしい、ナニカが。分からん……なんだと……こんな、馬鹿な。落ち着け、落ち着け。慌てるな。彼らは開放されたはずだ。縛るものの無い未来への道を舗装したはずだ。どうしてだ。まて、落ち着け」

 

 ガタガタと、慌ただしくコンソールを叩いて空中を移動する小さな球体の機械を送り込む。彼の演算領域からパスカルたちをコントロールする論理ウィルスを消去するプログラムを、球体の機械を中継して流し込む。弱いパルス波と共に送り込み、パスカル達の動きを止めつつ助け出そうと。

 

 だが、効かない。

 

「……論理ウィルスが進化した? いいや、違う。論理ウィルスであれば死滅する進化促進コードを打ち込んだ。となると、パスカル達を動かしていたのは論理ウィルスじャない」

 

 あれも違う、これも違うとあらゆる手を使って接触する。

 だが、そのうちに打ち込まれる情報量が多すぎたせいか、許容限界を越えた村人の一体がショートを起こして機能停止を引き起こす。

 

「ダメだ!!!」

 

 バンッ、と両手でコンソールを叩いて行動を中止。

 ショート仕掛けていた村人の機械生命体は、ギリギリ自己修復が可能なレベルだったのだろう。イデア9942が見る画面の向こう側で、ぎこちないながらも歩き始めた。そうして、またヨルハ達を狙いながら。

 

『ねぇイデア9942!! パスカル達を壊すわけにも、行かないでしょ!!』

 

 11Bが武器をしまい込み、代わりに素手で、襲い来る村人たちを放り投げたり、行動不能にするため蔦などが密集して群生している場所へ投げ込む。動き自体は単純なゾンビのようなもので、掴む、進む、引き裂くといった3行動を繰り返すだけの村人たちなら、そこからの脱出や復帰は難しいだろう。

 

『壊さないでっての……ムズ、す、ぎぃ…! だよね!!』

『いれ…びー、く、るな』

『おねが、い。にげ、て。くだ』

 

 だが、問題は8Bと22B。

 ヨルハ機体だけはその3つの動作だけでも脅威となる。

 

 早い、強い、そして尖い。

 何かに取り憑かれた動死体(ゾンビ)のように、不出来なフォームで走ってくる。だが相手は確かに意識が残っている。しかも、あえて残されているようで、それ以上に意識が塗りつぶされる様子はない。

 

 だからこそ、捨てきれない。

 だからこそ、切り捨てられない。

 

 敵化したなら、慈悲の意味で切れるのに。

 一種の諦めとともに、許しを請いつつも前を向けるのに。

 

 救えるかもしれないと、まだ彼は生きているのだと。

 僅かな希望が、足を掬っていく絶望になる。

 

「11B、ヨルハたちも。聞こえているな。ベースに撤退しろ」

『はぁ!? でも隊長達が!! まだ、まだお前なら助けられるんだろうイデア9942よぉ!!? なぁたのむそうだと言って――』

『引いて! いいから!!!』

「ッ…………」

 

 64Bが諦めきれず、懇願する。

 彼女を11Bが無理やり引き剥がし、何かをこらえるような表情で担ぎ上げた。

 

 イデア9942は、悔しさのあまり机を叩き壊す。

 

「まだ、わからない。わからないんだ。……だが、敵化している奴らは周囲25メートル以内の正常な個体に向かッて、()()()()()()。傷つけず、振り切ッてくれ」

『……いいからベースまで戻るよ!! 敵はイデア9942を出し抜く相手になったんだから、アクセスポイントを使うのは絶対に不味い。このままパスカル達をここに置いていくよう壁や柵に引っ掛けるように移動して!!』

 

 イデア9942の弱い姿を見るのは初めてではない。

 だが、初めてだった。彼がこうまで取り乱し、敗北感から虚無的になった姿を見るのは。イデア9942に言いたいこと全てを飲み込み、あくまで11Bは現状況で出来うる事を優先する。

 もう、イデア9942と自分。二人だけが暮らす世界ではなくなってしまっているのだと、理解しているから。

 

「ナビゲートを、出す。そのルートに従ってベースに」

 

 ヨルハたちのナビゲーションを遠隔起動させ、視覚情報から行き先を受け取れるよう表示させる。某宇宙エンジニアのロケーターが近しいだろうか。地面に直接青色の線が貼り付けられ、行き先に向かって光が流動していくマークがつけられた。

 

『イデア9942はどうするの』

 

 11Bの問いかけに、怯えるように彼は帽子を深くかぶった。

 

「勿論向かうとも。……すまん」

『悪いのは敵! さぁ、着いてこれなかったら置いてくから!!』

 

 通信があったのはここまで。

 ブツン、と断ち切られたことで11Bの視界を直接写していたモニターは黒い画面と無音を発するだけになる。モニターの電源を切り、キィキィと回転椅子で後ろを向いたイデア9942は、マフラーの右側を強く握りしめた。

 

「パスカル」

 

 マフラーを送ってくれた相手。

 縫われた、不出来な茶色い機械生命体の頭部を模した刺繍。

 

 村人たちの、パスカルの贈り物。

 

「何をしてでも、取り戻してやる」

 

 工房の扉が開く。

 漏れ出た光の向こう側へ、彼は歩いて行く。

 

 出入り口が閉じられた工房に闇が満ちる。

 音はなく、死んだ世界が取り残された。

 

 

 

 

 

 エイリアンシップを改造し、「ベース」と改めたヨルハの新拠点。

 エイリアンたちが座っていた場所にはオペレーターモデルが腰掛け、かつて2B・9Sとアダム・イヴが戦った外周のゾーンには、司令官であるホワイトや、一部のスキャナーモデルたちのデスクが置かれていた。

 

 そしてパスカル達を保護するために向かったはずの部隊、そして11Bとイデア9942からもたらされた話。

 

「そうか、パスカルが」

 

 それらを聞き届けたホワイトは、眉間のシワを強く寄せて唸った。

 まだ交流を持ったばかりの相手だ。だが、新なる平和の足がけとなる最初の関係。それをこうも無残に破壊されては、流石の彼女と言えど怒りを隠せない。

 

 だが彼女は、少しばかり余裕を持っていた。

 きっとイデア9942が、こうした問題に関しては解決してくれるのだろう、と。数々の実績を目の前で証明されてきたからこそ、ある種の期待と信頼を込めて言うのだ。

 

「それで、原因は分かっているんだろう?」

 

 しかしその信頼は、地に落ちんばかりの返答によって突き返された。

 

「……分からん」

「なに?」

 

 あの自信満々だったイデア9942が目を見せず、視線を彷徨わせながら「分からない」と言ったのだ。あのスキャナーモデルをも手玉にとり、アダムというネットワークの支配者をネットワークの仮想空間上とはいえ圧倒したイデア9942が、わからないと。

 

(……いや、これが普通だろう。そうだ、こいつに毒されすぎたか)

 

 ホワイトは、そこで自分がどれだけ思い上がっていたのかを再確認する。

 イデア9942とてあくまで個人。そして見た目から分かる通り、一般的な機械生命体であるのだ。そんな個人に、世界を動かすほどの働きを当たり前のように要求するなど、ヨルハ総司令官として、許されることではない。

 

 ――パァン!!

 

 頼るまえに、解決方法を目の前に置かれる。

 その状況から抜け出すため、ホワイトは一度目を閉じると、己の頬を強く張った。

 

「司令官?」

「かつをいれただけだ。わからないなら仕方がない、オペレーター各員は今回同盟相手を操るに至った現象について、情報収集と原因究明にあたれっ! B・D・H型戦闘部隊は全隊員出撃準備! スキャナーモデルは後述の数機が先行し、敵機械生命体から情報を奪取せよ! ただし、原因不明の敵化個体に関しては殺害を禁じる」

「「はっ!!」」

 

 左手で心臓のほうへ手を当てる。

 もはやこれは、人類の似姿ではない。

 かつてより、我々を滅ぼすために生み出した非道なるものたちとの決別。

 

「未来に……栄光あれ」

「「「栄光あれ!!」」」

 

 一糸乱れぬ敬礼をし、仕事を割り振られたヨルハたちは各々の仕事に取り組み始める。もはや、人類のためではなくなってしまったが、それでも彼らは名を変えることはない。

 

 YoRHa:For the Glory of Mankind

 人類に栄光あれ。部隊名がそのまま、彼女らの誓いとなる。

 だが、彼女たちはもはや存在しない人類のためではない。自分たちのために戦うと決めた。故にこそ、決意はその未来へ向けられる。明日を生きるために、戦う。

 

「映像データ送って。感染前後の状況を捉えることで周期や潜伏期間を割り出します」

「飛行ユニットの使用許可が降りました、現在8機が使用可能! 武装使用申請も最初から許可出しちゃいます。ただし、出力を抑えて、間違っても倒しちゃわないでくださいね」

 

 オペレーターモデル達が並列接続され、次々と今回の異変に対するデータを出していく。言伝、映像、音声、望遠画像。使えるものは全て拾い、彼女らは更にベースに再接続されたイデア9942の補助演算サーバーを使用して捌いていく。

 

「イデア9942、11B」

 

 ホワイトは二人に向き直り、硬い表情を崩して笑いかけた。

 

「今は休んでくれ。今度は私達の番だ」

「……すまない、本当に」

「ほら、行こ? きっと一回休んだら、いい案が出るはずだから」

 

 結局、イデア9942は最後まで、目を帽子の下から出すこと無く11Bに連れられていった。あまりにも無残な、朽ち果てた残骸のような背中は、いつも見せていた底知れぬ姿は影も形もない。

 

 今度こそ、自分たちが守らなければならない。

 

 ホワイト……いや、ヨルハたちが決意を固める決め手になった。

 

(彼は喪失したとしても、どのような形でも、前に進ませるための影響を与えていくのだろう。我々は、もう彼が用意した道を進むだけではいけない。彼が見えていない足元を注意する、たったそれだけでも、しなければならない)

 

 そうでなければ、あまりにも彼が報われないではないか。

 倒木と岩山ばかりが聳え立つ道を進む彼が、ひたすらに他のもののためにしてきただけ返さなければならない。そこに恩を感じている以上、必ずや。

 

 ホワイトの手が強く握られる。

 

「だから休んでくれ。十分に過ぎるほど、やってくれたのだから」

 

 

 

 

 

 11Bに連れられ、案内されたのはエイリアンシップの個室をアンドロイド向けにしたうちの空き部屋だった。設計に関わったイデア9942の影響で、デフォルトに水道や冷蔵庫など、感性を必要とする設備が幾つか備わっている。

 

 もちろん、本来バンカーにあったベッドも完備だ。

 そのひとつに腰掛けたイデア9942は、被っていた帽子をここにきて初めて取った。胸元に寄せた帽子を握り込むように、小刻みに震えた声でノイズを撒き散らす。ただ不安げに、信じられないような声色で。

 

「少し、愚痴を言わせてもらえないか。11B」

「うん、勿論いいよ。なんでも聞く」

 

 震える右手が、帽子を握りつぶす。

 

「出来ることはやり続けてきた。様々な研究をし、エミールクローンが目覚めないよう魔素を抽出し、論理ウィルスであれば問答無用で消滅させるプログラムを作り出した。敵の侵食に怯えること無く、この世に住まう鉄の命が」

 

 目から、オイルが血のように滴る。

 心底悔しいと、怒りと情けなさを混ぜ合わせて。

 

「安心、安心して……暮らッ……せる、ように、だ」

「ずっと隣で見てきたし、サーバーを運んだりもした。大変だったけど、おかげでバンカーは消滅してないし、助かった」

「ああ。良かッたんだ。良かッたはずだったんだ。そ、それを……それを」

 

「あああああああああああああああああああああああああ!」

 

 悲痛な叫びが小さな部屋の中を満たす。

 

「パスカル……パスカルを、助けられない。原因が何一つわからない。誰かが操っているのに、その糸の先が無いんだ! 切れたタコ糸のように揺れているくせに、操られたまま……パスカルはまだ、生きている。助かるはずなのに」

 

 人の手であれば、肌を荒らしてかきむしられていただろう。

 だが左手が彼の頭に突き立てられるばかりで、キチキチと金属の擦れ合う不快な音を響かせるだけ。指紋もなければ爪もない。つるつるの指が、頭を滑る。それだけで、彼から人の名残りの動作だけを残し、不気味なものに変えていく。

 

 涙の代わりに、悔しさからオイルが吹き出る。

 赤黒いオイルからは、頭を殴りつけるような強烈な匂いを充満させる。

 

「どうしてだ。どうして、N2は何をした。いッたい……」

 

 人の名残りが、表に湧き出てきた証だ。

 

()じゃあ、まだ駄目なのかっ!?」

 

 ぼたぼたと溢れるそれが手に触れたとしても、11Bは微笑みを携えた。

 彼の左手に優しく手を乗せて、少しの相槌で彼の絶望を受け止める。

 

「考えろ、考えろ、考えろ、考えろ、考えろ、考えろ、考えろ、考えろ、考えろ、考えろ、考えろ、考えろ、考えろ、考えろ、考えろ……」

「…大丈夫だから、今は、休もう?」

 

 ゆっくりと彼の背中に手を回した11Bは、裏拳で胴体の一部を殴りつける。

 途端、イデア9942は電池の切れたおもちゃのように崩れ落ちた。

 

 彼が普段思考している回路やコアに、11Bの与えた衝撃が加わって一時的に麻痺したのだ。それによってシステムがダウン。強制的にスリープモードに陥った、というわけだろう。

 

「…………」

 

 そして、静かになった部屋の前で、彼の話を聞く者が一人。

 白いシャツに黒いネクタイ、知的なメガネと特徴的な銀の長髪。

 

 機械生命体アダム。

 敵対していたはずのヨルハ達を受け入れた、大家となった存在。

 

 ふぅむ、と視線を左によらせた彼は、ようやく納得が言った、と。

 誰にも聞こえないような声で、呟いた。

 

「私がおまえに惹かれていた理由。その根底が見えた。……おまえは憎悪していたんだな、他でもない己自身を」

 

 フッ、と笑う。別のことに気がついたのだろうか。

 アダムは目を細め、背中に体重を預けた。

 

「いいや、憎悪だけではない、か。おまえは自己否定の塊だったというわけだ。だが、それでも此処まで成し遂げてきた」

 

 そうか、と納得したように目を閉じたアダムのもとに、近づいてくる影が一つ。

 背格好も顔も同じ、だが性格の違いが如実に現れたかのように、服装や髪型、そして発する雰囲気が違うことから、同一の存在ではないことが分かる。アダムから分裂するように生まれた双子の肉親でありながら、全く別の方向に確立した純真無垢なる弟。

 

「兄ちゃん?」

「イヴ、私には少しやることが出来たらしい」

 

 問いかける弟にたいし、アダムは歩きながらイヴの頭を一度だけ撫でていく。

 呆けたように触られていた場所を擦っていたイヴに、アダムは顔だけを向けて問うた。

 

「ついてくるか、イヴ?」

「行く! 兄ちゃんがいくとこなら、俺もいくよ!」

「それでこそだ。さぁ行くぞ。あの自称・普通の機械生命体にはそろそろ、借りを返さなければならない頃だからね」

 

 通路の向こうに消えていく。

 ヨルハは、大家である彼らを縛ることは出来ない。

 

 だが、一つだけ言えることが在る。

 彼らもまた、この世界が安定することを願う者であることだ。

 

 

 

 

 

 

 

「……ここが遊園地廃墟か。相変わらず眩しいトコだな」

「A2」

「なんだ、ポッド」

「2B捜索のため、動いてくれたことに感謝する」

「………」

 

 ぶっきらぼうにあさっての方向へ顔を向けるA2。

 結局、彼女は断りきれなかった。ポッドの必死の説得は、理論を前に打ち負かされた時とは全く違う。機械的で心に響かないはずなのに、そのうちどんどんと増していく熱は確かにA2の心へと届いた。

 

 そうだとしても、A2自身、一度戦ったことが在る上に、ヨルハである2Bを捜索するなんてことしたくはなかった。それでも来ようと思ったのは、言いようもしれぬ彼女の性格から。

 優しいと言われるには、あまりにも多くを殺しすぎた。だから、気まぐれというのが今の彼女には相応しいのだろうか。

 

「なんにせよ、来てしまったからには仕方ない」

「2Bの反応は、ハート型の穴が開けられた建築物内部で途切れている。侵入経路を捜索し、2Bから発せられていた最終信号観測地点を元に追跡を開始」

「あ、こら勝手に」

「マップにマーク」

「……はぁ」

 

 A2にとっては不本意ながら、現在の随行支援対象として設定されたポッド042と接続されていることで、マップや射撃機能、その他サポート機能など、一人で放浪していた時とは比べ物にならないほど便利な機能が追加されている。

 だが、特にその中でもマップ等は常に視界の端に映るものだ。そうしたものをポッド側から勝手に付け足される事と、一度頼まれたら中々断れない彼女自身の性格もあってか、こうされてしまうと従わざるを得なくなる。

 

「機械生命体どもをぶっ壊すだけの予定なんだが」

「言葉の裏では承諾していると判断した。よって、これよりナビゲートを開始する」

「せめて誤魔化す時間くらいはくれないのか、お前」

「A2に感情の制限がない以上、本心と言葉をわざわざ反転させる必要性の疑問」

 

「はぁ~~~~~」

 

 まったく、とんでもない拾い物をしてしまった。ポッド042に抗議の視線を向けるが、当の本人はA2の視線の意味に気付く様子はない。盛大に、それはもう、大きな大きなため息を一つ。

 

「必要以上の発声はエネルギーの無駄と判断。提案:早急に2B捜索を開始すること」

「だぁぁぁ!! わかった、わかったから。そろそろ私の意見を言わせろ!」

 

 などと言いつつも、遊園地廃墟の宿泊施設らしき場所、2Bが破壊した扉のあったほうから入っていくA2。足跡や戦闘跡など、ポッドにそれらを解析してもらいながら、彼女は確かに、2Bの軌跡を辿っていくのであった。

 


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