臆病な兄と奇天烈集団 作:椿姫
WARNING!! WARNING!!
今回は廻寧がツッコミをするかもっ!?
廻寧side
「お兄ちゃーーーん!」
朝からドタドタと足音たてて俺の部屋に美葉が突貫してきた。俺は眠たい目を擦りながら反応する。
「んあ…どうした美葉?」
美葉を見ると目を輝かせていた。
「ねーねー!窓開けてみてよ!」
「窓?」
俺は美葉の言うままカーテンをどけて窓を開けるとそこには辺り一面銀世界。雪が積もっていたのだ。
「うわっ…雪積もったなぁ、もうそんな季節か」
「廻寧起きてる?…って起きてたわね」
「母さん?」
「悪いけど雪掻きして欲しいの。母さん手が離せなくて…」
「そっか、分かった」
俺は美葉を一回部屋から出して着替えて外に行った。
「うっわ寒!?」
「あ、お兄ちゃん」
そこには、寒さ対策万全の装備で雪かきしている美咲の姿が見えた。
「まさか美咲まで雪かきに駆り出されていたとはな…」
「仕方ないよお兄ちゃん…本来だったらお父さんがやることなんだからさ…」
「だったら父さんにやらせろよ…」
「お父さん今海外出張だからしばらく家を空けるって言ってたよ?」
「マジか…俺なんもきいてねーぞ?」
「まぁお兄ちゃんが引きこもってた時だったからねぇ…」
「俺の知らぬ間にそんなことあったんだな…」
そんなことを話しながら雪かきをすること数分・・・
「あぁ~疲れた」
「ふぅ…積もりすぎだよ」
俺と美咲はその場に座り込む。休日だったからよかったもののこれが平日だったら遅刻確定演出だぞこら。
「廻寧、美咲、2人ともお疲れ様。朝ごはん出来たわよ」
母さんが玄関から出てきて呼びかける。俺たちはそれに応えるように立ち上がり家に入って朝食を食べ終えコタツにはいる。さっきまでの疲れが嘘のように無くなっていく。コタツは人類が作り出した最高の宝具だ、異論は認めない。
「こんな日はこうやってみかんでも食べながらすごしたいねぇ~」
「おいおい美咲、そんなこと言ってるとこころから連絡きて、『こんなに雪が降ってるんだもの、雪合戦しましょうよリンネ―!美咲!』ってなるかもよ?」
「お兄ちゃんったら、さすがにこころもそんなこと言うわけない…と思いたい」
美咲はそういいながらみかんに手を伸ばし手に取り、皮をむく。その時俺の携帯が鳴った。
『……ゑ?』
俺と美咲は声を合わせて反応した。いやいやいやいや、まさかね?こころなわけねーよ。うん、絶対違う。どうせドM(雅臣)とかからだろう…そう思いながら渋々電話にでる。
「もしもs」
『リンネ―‼外見たかしらっ!?雪よ!雪が積もってるわよ‼』
開口一番、電話越しにこころのドでかい声が耳を直撃する。
「いきなりドでかい声で電話するなって!取り敢えず言一旦落ち着け」
『リンネ―、まだ慌てるような時間じゃないわ‼諦めたらそこで試合終了よ!』
「あ、安●先生…ってちげぇ!危うく脱線するかとおもったぞ!?ったく…電話してきたってことは俺と美咲になんか用があるんじゃないのか?」
『そうよ!そうだわ!ねえリンネ―、今家にいるのよね?』
「ああ、美咲も一緒だが…それがどうかしたのか?」
やっと本題に入れる…ぶっちゃけス●ムダンクのくだりはいらなかった気がする。まさか俺がノリツッコミすることになるとはな……
『いまからハロハピのメンバーを全員家に集めて雪合戦をするわ‼だからリンネ―も美咲も来て‼すでにはぐみも来てるわよっ!』
『お――い!こころん誰と話してるのー?』
電話越しに北沢の声がした。ってかこころからマジで電話が来るとは思ってなかった。
「見事にフラグ回収しちゃったねお兄ちゃん…どうするの?」
「ははは…マジでどうすっか?」
「お兄ちゃんもわかってると思うけどこころって言い出したらもう聞かなくなるところあるから…雪合戦しないともう収まらないかもよ?」
「俺より先に経験してるだけあって説得力あるなぁ…行くしかないか」
美咲も苦笑いしながら応える。俺はそれを確認して再びスマホに耳をあてる。
「了解。こころの家に行けばいいんだな?」
『ありがとリンネ―‼待ってるわ!…っあ!』
「どした?」
『言い忘れてたわ!美咲に「ミッシェルも呼んどいて」って伝えてほしいの!』
「え?だってミッシェルってみs」
『じゃあ待ってるわー‼』
「おいこころ…」
こころは一方的に電話を切ってしまった。ミッシェル呼べるわけないだろ…中の人=美咲なんだからなぁ。ってかこころはミッシェルと美咲が別の人間だって思ってるのか?
「お兄ちゃん、こころなんか言ってたの?」
「…こころがミッシェルもよんで来いだとよ」
「いやいや、流石に無理だって」
「…だよな。でもこころに何て言うんだよ?」
「大丈夫、いつもみたく来れない言い分くらいは考えてるから」
「美咲は苦労してるんだな…大変だったな?」
「あたしだって苦労するよ…全くお兄ちゃんったら…」
「さて…あんまり待たせるわけにもいかねえし、行くか?」
「そうだね…はぁ」
俺と美咲は再び着替えてこころの家に向かうのだった。
花音side
~松原家~
『そういうわけだから花音もあたしの家に来て!雪合戦するわよ!』
「ふえぇ……こころちゃぁん…」
朝起きたらこころちゃんから着信がきて雪合戦をするってことらしい。
「わ、私はそういうのちょっと…」
『大丈夫!ハロハピのみんなでやるから問題ないわ!さっき薫も来たしリンネ―と美咲も来るわ‼』
そう言ってこころちゃんは半ば強引に電話を切っちゃった。もうこれって行くしかないのかなぁ…私はそう思いながらも服を着替えて準備をして家を出た。
「うううっ…寒いなぁ…」
手袋しててもこんなに寒いなんて…しかも周りはどこを見ても雪だらけ。
「私…こころちゃんの家にたどり着く前に遭難しないよね…?」
私はただでさえ方向音痴なのにこんなに雪が積もってると完全に迷子になっちゃうよぉ…
「…っあ!あれって」
私が見かけたのは廻寧くんと美咲ちゃんが2人で歩いているところだった。
「お、お~い!美咲ちゃ~ん、廻寧く~ん!」
廻寧side
「お、お~い!美咲ちゃ~ん、廻寧く~ん!」
こころの家に向かう途中、後ろから声をかけられる。振り返るとあわあわしながら走ってくる人影が見えた。ペールブルーの髪…あぁ、松原か。
「あ、花音さん。もしかしなくてもこころに呼ばれたんですね…」
「はぁはぁ…う、うん…」
「松原、お前も災難だな…」
俺がそういいながら松原の息が整うのを待つ。しばらくして落ち着いたから3人でこころの家に向かうこととなった。歩いていく最中、俺はふと思ったことを松原に問いかける。
「そういえば松原、聞きたいことがあったんだ」
「どうしたの廻寧くん?」
「松原って、どういう経緯でバンドに入ったんだ?」
「どうしたのお兄ちゃん?花音さんにそんなこと聞くなんて」
美咲がなぜそんな質問をしたのかと言わんばかりの表情で俺に聞いてくる。
「気になったんだ。松原って見た感じと性格を考えると内気で頼み事とか断れないようなやつで尚且つ、引っ込み思案に見えんだよ。こんなこといっちゃあ悪いが自分からバンドに参加したようには思わなくてな…」
「あはは…廻寧くんの言うとおりだね。そのとおりなんだ。私、スネアドラムを売りに行こうとしたときにこころちゃんに会ってそのままバンドをするってことになっちゃったんだ」
それを聞いて、その時にこころが松原を強引に誘って演奏させているのがもう目にみえた。美咲同様苦労してるんだなぁと思った。それ以外にどんなことがあったか松原と美咲に聞きながら歩いていくと、もうこころの家の門の前に来ていた。
「お待ちしておりました廻寧様、美咲様、花音様。こころ様がお待ちになっていますので中へ、どうぞ」
門の黒服の人に言われて、俺たちはこころの家の中にはいる。
「あっ‼リンネ―!美咲に花音も来たわね!」
入って一番、こころが俺たちのところに走ってくる。その後ろには北沢ともう一人、紫色の髪の人がいた。たしかあいつは、瀬田だったかな…?
「廻くん先ぱーい!みーくん!かのちゃん先ぱーい!」
北沢がものすごい勢いで来るので俺は咄嗟に避けると北沢は勢い余って雪の中にズボッと入ってしまう。
「ぶはっ!みんななんで避けたのー!」
「あのねはぐみ…よけなきゃ怪我するからね?」
「あはは…はぐみちゃんはしゃいでるね」
「うんっ!だってみんなで雪合戦するんだよ!ワクワクするよ!こんなことならかーくんやあーちゃんも連れてくればよかったよ!」
「いやいや流石に多くなっちゃうって……」
北沢は松原と美咲達と楽しそうに話してる。俺がそれを見てると瀬田が俺の方に来る。…ってかなんで俺は瀬田が平気なんだ?あ、そうか。女だけど見た目男っぽいからか?美咲から聞いた話だと"王子様"って呼ばれてるんだっけか?まぁそんな顔してるからな。最初こころたちのライブ観てた時男なんじゃないかと思ったくらいだから俺。
「やぁ、こうして君と話すのは初めてなのかな?私は瀬田 薫だ。よろしく、麗しき姫の騎士(ナイト)よ」
「……は?な、ナイト?」
お前は何を言っているんだ。と言うか麗しき姫ってこころの事か?前から思ったけどこころが作ったこのハロー、ハッピーワールド!だっけか?変わったヤツが多いな。
「リンネー!薫!早く来て!こっちよー!」
「ほら、姫が待ちかねているよ?早くそばに行ってやるんだ」
「……瀬田も変わったヤツだな、と言うかお前も雪合戦するんだろ?」
「勿論だよ」
俺と瀬田はこころについて行き雪合戦をする場所に案内される。
「……なんだこりゃ」
案内されたのは、雪合戦のために作られたような場所だった。雪や氷で作りたと思われる壁がいくつもあったしこころと北沢は何やら腕と腰のあたりになにか装着して決めポーズしてるし。
「こころ、その装備みたいなやつはなんだ?」
「廻寧様、それについては私たちから説明しましょう」
突然後ろから黒服の奴らに話しかけられる。
「うおあっ!?いつからいたんだよアンタら!心臓にわりーよ!」
「申し訳ありません。こころ様と北沢様が装着しているのは雪合戦をするために弦巻家が開発した雪玉自動生成機と雪玉補填機です。雪を入れれば雪玉をすぐに生成して投げることができます。他にも雪玉バズーカと雪玉キャノンもありますのでめいいっぱい楽しめます」
「アンタら今雪合戦の概念壊したよな?バズーカって……もはや遊びじゃなくなるだろそれ」
俺が呆れた顔でそう言うと黒服の一人が前に出てきた。
「それは、雪合戦と言うにはあまりにも進化しすぎていた。生成機、補填機、バズーカ、キャノン砲。これはもう遊びではない、戦争だ」
「何ベ●セルク風の喋り口調で誤魔化そうとしてんだ」
俺がまたもやツッコミをいれてしまう。何?俺ってツッコミ担当にでもなったの?嫌なんだけど。めんどくさいしそう言うのは美咲が向いてるだろうが。はぁ……外に出るようになってからは変わったことが多くなったもんだ。そう思ってると黒服が集まってごにょごにょしていた。
「おい黒服、なに話してんだ?」
「失礼しました。廻寧様には雪合戦専用ではありますが、お召し物を用意させてもらっています」
そう言って黒服が持ってきたのは某FANTASYで見たことあるようなもの、と言うよりも…
「そういう問題じゃねぇから!●ルセルクからFFにすり変わっただけだろ!?」
「興味無いね」
そう言って黒服がまた出てきたのだがクラウ●の格好をしていた。おまけにしっかり後ろにバスターソードも付けてた。
「それは、FFと呼ぶにはあまりにも進化しすぎていた。3とか4とか、それくらいのファンタジーが好きでした。あ、でもノクテ●スとか●イトニングの世代も良いと思いますよ私は」
「何の話!?」
「ク●ウドの格好って今の時期寒いですね…」
「だったら着るなよ……」
息を切らしながらツッコミをする。何?今日俺ってツッコミ要員になったのか?ってかこんなに声出したの久々だぞ?…帰りにのど飴買って帰ろう。
「リンネー!ルール説明するから来てくれるかしらー!」
「今行くから待ってろ」
こころに言われて俺は走っていく。黒服の奴らのせいで頭痛くなりそうだったからさっさとこころ達の方に向かい、ルールを聞かされる。2人1組でペアになって一番雪玉を当てたチームの優勝だとの事。そしてペアはくじ引きで決めた。
「まさかこころと同じペアになるとはな…」
「え、えぇ!よろしくねリンネー!」
「ペアなったからには勝ちてぇよな?」
「勿論よ!狙うは1位よ!」
「美咲とペアか…これもまた一つの運命」
「あーはいはい、そーですね。頑張りましょー薫さん」
「つれないなぁ…」
「(………お兄ちゃんには負けたくない)」
「かのちゃん先輩!はぐみ達もがんばろー!」
「う、うん。頑張ろうねはぐみちゃん」
「よーし!なんか燃えてきたぁ!」
「あ、あはは…」
こうしてチームも決まり、北沢とこころ以外のメンバーは補填機やらをセットする。しっかしこれよく出来てるなぁ……雪を入れておけば自動的に生成して投げたり打ったり出来るって…
「これ作るのにいくらかかったんだよ…」
「6人分合わせて360万円くらいよ?結構経費安いでしょ?」
そう言ってこころが説明する。
「いや庶民には手ぇ届かねぇからな?」
『それではこれより雪合戦を始めます。制限時間は2時間限りとなりますが楽しんでいってください』
黒服のアナウンスが響く。そろそろか…。
『では……スタート!!』
俺は開始の合図とともに瀬田に向かって雪玉を発射する。
「おらっ!喰らえ!」
「甘い!」
瀬田も雪玉を発射して相殺する。
「美咲っ!今だっ!」
「りょーかいでーす」
いつの間にか回り込んでいた美咲が俺に向かって雪玉を投げる。
「うわっ!?美咲!?いつの間にっ!?やべぇ雪玉が当たる………なーんてな」
「えっ?」
俺は美咲が撃ってきた雪玉を手で払い除ける。
「そ、そんなのアリ?」
「誰も『手で払い除けてはいけません』ってルール、言ってないだろ?」
「た、確かにそうだけど……うわっ!?」
俺は油断してる美咲に軽く雪玉を当てる。美咲はムクっとふくれていたがすぐに俺に当てる。
「スキだらけだz……あだっ!?」
「……お兄ちゃんのばか」
「1回ずつ当ててるからおあいこだろーが!?」
「……お兄ちゃんには負けないからね」
「それはこっちのセリフだってーの」
「よそ見してていいのかなー?」
後ろから声を掛けられて俺は振り向くと雪玉を当てられる。しかも顔に。
「スキだらけだよー廻くん先輩!」
「…………」
「り、廻くん先輩?」
「………ぁ」
「えっ?何?」
「……野郎おぉぉぉぉおぶっころしてやらァァ!」
俺は北沢に向かってありったけの雪玉を発射する。が、北沢はそれを軽々と避ける。
「わわっ!り、廻くん先輩っ!?う、うわあっ!?」
「あぁっ、クソっ!チョロチョロすんじゃねぇ!さっさと全弾当たれよゴラァ!!」
「ふっふっふー、廻くん先輩の雪玉が止まって見えるよ♪」
「あああぁ!うぜぇ!!」
「リンネー!お、落ち着いて!」
「あ!こころん!スキありっ!」
北沢は俺の後ろにいるこころに向かって雪玉を発射する。が、俺はとっさに反応する。
「うおらぁっ!」
再び俺は雪玉を手で掻き消す。
「えええぇっ!?なんでなんでー!?」
「こころ!大丈夫かっ!?」
「あ、ありがと…/////」
「どうした?顔赤いぞ?」
「へっ?な、何でもないわっ!えぇい!」
「ぶわっふ。なんて俺にぶつけるんだよ……」
「ご、ごめんなさいリンネー!」
「ったく…」
それから雪合戦は過酷を極めた。松原がキャノン砲の使い方がわからないのに使い出して止めるのに必死になったりとまぁ色々あった。全部説明すると世紀末にしかならない。悪いが割愛させてもらおう。そして雪合戦の時間は終わりに近づく。
『雪合戦終了になりました』
こんなに雪合戦でガチになったのなんて久々だぞ…やべぇ、めっちゃ喉渇く。早く帰って休みたい。他の奴らもみんなクタクタになってるし。
『一番雪玉を当てたのは廻寧様とこころ様のチームです』
マジか……なんだかんだで当ててたのか。
「リンネー!あたし達が優勝かしら!?」
「そうみたいだな…あー、疲れた」
こころが俺の方に歩いて寄ってくる。が、雪で足を滑らせた。
「ひゃあっ!?」
「こ、こころっ!」
勢い余って俺はこころと一緒にその場に倒れてしまう。幸い雪だったから怪我とかはなかった。
「痛た……だ、大丈夫かこころ?」
「あ、あたしは大丈……あ/////」
「どうした?」
俺が聞くとこころと顔が近い。今ほかの人が見たらこころが俺を押し倒している絵面だろう。今まさにそんな状況にあっている。
「おいこころ?また顔赤くなってるぞ?大丈夫か?熱でもあるんじゃねーのか?」
俺はこころの額に手を当てる。なんだ、熱はないみたいだな、だったら良かった。
「ん?おーいこころ?返事しろー」
こころは顔から湯気が立つんじゃないかってくらい紅潮していた。そしてそのまま俺の方に覆いかぶさった。
「どわっ!?お、おいっ!どうしたんだよ?」
こころは何故か放心状態になってた。そこに美咲がやって来る。
「お兄ちゃんってこういう時ホント鈍感だよね?」
「は?何がだよ?」
「……まずはこころを起こそうよ」
「あ、あぁ…そうだな」
そのあとはこころを黒服に任せて、俺達は家に帰ることになった。
「…なぁ、美咲」
「なに?」
「いや、さ、あんなに楽しかったの久々だなーって」
俺が美咲にそう言うと美咲はちょっとだけ頬を赤くしてた。
「…そうだね、それとさ」
「?」
美咲は俺の顔を見ながら喋る。
「お兄ちゃんが楽しそうにしててあたしは嬉しかったな」
「……」
「?どうしたの?」
俺は無言で美咲の頭に手を置いて優しく撫でた。
「お、お兄ちゃんっ!?」
「あ、悪りぃ。なんか撫でたくなった」
何それ、と言われながら俺達は帰路を歩いていった。………にしても、
(こころの奴、ホントに大丈夫なのか?何度も顔紅くして…まぁ、熱はなかったからいいけど)
ま、明日とかにはきっといつもみたくなってるだろ。
書いてて楽しくなりプレビューしたら、予想以上にカオスでした。
それと近い内にRoseliaの小説の方も更新するかと思います。
今日から冬休みだと思うと気が抜けちゃいそうです……