ぶらちん! ブラック鎮守府は今日も真っ黒 作:ジャック・ザ・リッパー
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荷物の整理をした後、俺は現在の状況に頭を抱えていた。着任して初めて出会った艦娘が、まさかの深海棲艦化した雷だったのだ。電もその状況が飲み込めていないまま雷に連れられて艦娘用の宿舎に行ってしまった。
すると、何故か机の上にお茶が乗せられていた。可笑しな事に、この部屋には俺と俺の後に立つデカブリストしか居ない。なのにお茶が目の前に出されたのだ。
お茶を手を取ると机の向こう側からウサギの耳のようなリボンが見えた。このウサギの耳のようなリボン、見覚えがある。確か島風だ。お茶を入れてくれた事に感謝しながら飲むと、机の向こう側にいる島風が立ち上がった。
そして、俺はお茶を吹いた。吹いたお茶が目の前の島風に頭から浴びせられた。
「......うわぁ、きちゃない。」
「なっ、なっ、何て格好をしているんだ!?島風!」
島風は、全裸だった。俺の見える範囲は、上から下まで殆ど全て肌色なのである。女性として成長途中の未成熟な身体が俺の理性をゴリゴリ削ってきた。
後に居たデカブリストが、困った声で説明してくる。
「彼女は島風だ。見ての通り、露出狂を患ったことにより猥褻物陳列罪でここに着任してきたんだ。本人は露出が趣味ではなく、スピードを追い求めた結果が全裸になることに繋がったらしい。実際に全ての鎮守府の島風よりも一番早いからこちらも困っているんだ。」
「正直、ここから出て私と同じ島風達にこの事を伝えたい。」
確かに、この島風は普通の鎮守府には居られない。露出をし続ける限りはここに居るしかないだろう。
「島風、頼むから服を着てくれ。」
「やだ、遅くなっちゃうもん。」
「ならせめて、大事なところを隠してくれ。目の毒だ。」
俺が顔を背けると、島風は一瞬で背けた方向に移動してくる。さっきより近いので、本当に危ない!島風は、わからないという表情で近付いてくる。
「大事なところ?何処?提督、教えて。」
「デカブリスト、何とかしてください。」
「無理だ。彼女は、この鎮守府の中で一番早いんだ。捕まえられるわけがないだろ。20分したら戻ってくるから終わったら換気だけはしておいてくれ。」
「ちょっと待て!何か勘違いしてないか!?」
「勘違いもなにも、提督のモノがこれでもかと自己主張しているのに何を勘違いしていると言うんだ?」
「......oh」
デカブリストは、俺と島風を残して出ていってしまった。俺は、大切なものを失わぬように必死に説得してなんとか鎮守府内ではサラシとふんどしを来てもらう約束を取り付けた。引き換えに、可能な範囲で何でもいうことを聞くと言ってしまった事に恐怖を隠しきれない。
その後は、引き継ぎも終わり食堂に向かった。食堂に着くと電と雷が仲良く食事をしていた。だが、もう一人二人と一緒に食事をしていた。二人よりも背が高く、長い黒髪に整った顔立ち、スタイルもパーフェクトな完璧美人がいた。正直な話、その女性に恋心に近い何かを持ってしまった。
食事を取りに行くと、間宮さんではなくまさかの見知った人がいた。重巡洋艦の足柄さんだった。足柄さんは笑顔で俺に料理を渡してくれた。......可笑しい、あの飢えた狼と言われている筈の足柄さんから、幸せオーラが出ているのだ。後でデカブリストにでも聞こう。
電達は楽しそうだったので、邪魔にならないようにデカブリストと離れた席に座って食事をとることにした。そして、デカブリストに質問する。
「ここの料理って、間宮さんが作っているんじゃないのか?」
「間宮さんがこんな鎮守府に居る筈がないだろ?居たとしてもきっと飯マズだ。ここでは足柄さんがバイトで作ってくれている。」
「バイト?艦娘は副業禁止だろ?」
「あの人は、とっくの昔に引退している。あの人は凄い人だぞ。十八の頃に結婚して子供を産み、今では彼女の娘さんが14歳で足柄をしてくれている。まともな人材が居てくれて助かっているよ。」
「......ハアァァァァァ!?」
どうやらここは、色々と可笑しい艦娘しか存在しないようだ。
実は、この艦これ作品書くか、洗脳能力を持った主人公のバトル物を書く予定だった。
結果として艦これ作品を書いている。