MH外伝(ハンター物語)   作:サクトン

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あらすじ「彼女の名前はマオ、今年14歳になったまだまだ新米のモンスターハンターだ。以前集会所の野良ハンターであるロウと共にGMに会い、集会所のハンター登録を済ませた。」

あらすじ「そして集会所の下位ランクでキークエストのアオアシラ討伐を受注し、見事ロウとの連携でクエスト成功へと導いたのだった。」


マオ「よしっ!」グッ


♪OP♪


狩6 獣人族の子 登場

    ~マクリナ村 集会所 受付前~

 

 

ロウ「おい……なんでそんな滅茶苦茶疲れた顔してんだよ?」スタスタ

 

マオ「大丈夫です……ちょっと目眩がしただけですから。」スタスタ

 

ロウ「たかだか下位のキークエスト1つ終わらせたぐらいで疲れてたら、この先体がいくらあってもたんねぇぞ?さっきのアオアシラ討伐の勢いは何処へ行っちまったんだ?」スタスタ

 

マオ「あれはその雰囲気に流されたと言いますか、必死だったと言いますか……。」スタスタ

 

ロウ「ほーん。そういやマオ、お前狩技使ってアオアシラを狩ったよな?確か…… 昇竜撃とかなんとか言ったっけ?俺は片手剣使った事ねぇがすげぇ攻撃だったな。」スタスタ

 

マオ「あ、あれが狩技だったんですか。何となくロウさんの真似してやってみたら出た感じなんですけど……ハンター教本で読んでみても良く解らなかったから、ずっと放置してたんですよ。」スタスタ

 

ロウ「あのなぁ、読んでも実施しなきゃ意味ねーだろ!ったく、マオはそういう所いい加減だな……。」スタスタ

 

マオ「だって一人で読んでも解らないものは解らないんですから、仕方ないじゃないですか。あ、ロウさんもさっきのクエストで狩技使ってましたよね?えっと……技の名前は……。」スタスタ

 

ロウ「桜花気刃斬な?俺は元から太刀だから、いつもあれ使ってて使いどころは何となく解ってるんだ。それに俺のスタイルにもピッタリだしな。」

 

マオ「スタイル……?」キョトン

 

ロウ「お前……まさかスタイルも知らないって言うんじゃないだろうな?」(汗)

 

マオ「?……知りませんけど?」 

 

ロウ「狩技知っててスタイル知らんのか……はぁ。しゃあねぇ、飯を食いに行くがてらそれの説明もしてやるよ。」スタスタ

 

 

    ~マクリナ村 集会所 食堂~

 

 

ロウ「……って事だ。」モグモグ

 

マオ「ふむふむ……つまり自分に合うスタイルと言うものを選択して、それに合わせて狩技を選ぶと言うことでふか。」モグモグ

 

ロウ「まぁそういう事だ。と言うことはさっきの狩りでマオが昇竜撃使ったのは、故意ではなくたまたまだったって事になるのか?」モグモグ

 

マオ「そういう事になりますね。」モグモグ

 

ロウ「やれやれ……そういや1つ気になったんだが、集会所に戻って来てから誰にも会ってねぇな。ここの食堂にも俺達以外誰もいねぇし……。」モグモグ

 

マオ「そういえばそうですね……何かあったんでしょうか?」モグモグ

 

銅羅娘「あれぇ?あなた達知らないんですかぁ?今マクリナ村の方でぇ、何だか獣人族の子供が来てるみたいなんですよぉ。」

 

マオ「獣人族?」モグモグ

 

ロウ「この大陸にあるホロラ村って所に、獣人族って奴等が住んでるんだ。俺もクエスト依頼で何回か行ったことはあるが……また何でこんな遠いマクリナ村にその子供が?」モグモグ

 

銅羅娘「さぁ……私もそこまで詳しい話は聞いていないのでぇ。丁度集会所に居たハンターさん達もぉ、その子供の件で様子を見に行ってるみたいですねぇ。」

 

ロウ「なるほどねぇ……まぁ大方珍しいもの見たさで行ってる奴ばっかだろうな。どうするマオ、俺達も様子見に行ってm」

 

バッ マオ「是非行きましょう!!」←可愛い物好き

 

ロウ「……だろうと思った。」f(^_^;

 

 

    ~マクリナ村 中央広場~

 

 

ザワザワ  ヘンナヤツダナー ザワザワ  コイツモモンスターカ イヤジュウジンコラシイゼ? ザワザワ  ナンデコンナトコニインダロナ ザワザワ エイユウノドウゾウヲミテタヨナ ザワザワ

 

 

マオ「うわぁ……やっぱり人だかりが凄いことになってますね。」

 

ロウ「みたいだな。」

 

???「だぁーかぁーらぁぁ!!僕はママを探しに来たんだって言ってんだろうがぁ!」

 

ロウ「おっ……あの広場で怒鳴り散らしてる奴が、その獣人族の子供みたいだな。」スタスタ

 

マオ「あっ、村長さんだ!村長さーん!」タッタッタ

 

村長「ん?おぉ、マオではないか。集会所の方へ行っておったのか?」

 

マオ「はい。この騒ぎはもしかして……。」

 

村長「うむ、どうやらマオも知っておるようじゃな?例のホロラ村から来た子供じゃ。先程からその子に詳しい話を聞こうとは思っとるんじゃが、ママを探しに来たの一点張りで話を聞こうともしないのじゃ。」

 

マオ「ママですか……?」

 

ロウ「なるほどな……大方この近辺で迷子になって、そのママとやらの情報集めでマクリナ村にやって来たってとこか。」

 

村長「おお、誰かと思えばロウではないか。いつこっちに来たんじゃ?」

 

ロウ「つい2日程前にね……相変わらず元気にしてるみたいだな村長。」

 

マオ「村長さん、ロウさんと知り合いなんですか?」

 

村長「うむ。」

 

ロウ「俺がこの村に来た際に村長がクエスト依頼をしててな……それで俺が引き受けた時からの仲だよ。」

 

マオ「そうだったんですか……。ちなみに村長さんはその時、何のクエスト依頼を出してたんですか?」

 

村長「んーなんじゃったかな……随分昔の事じゃったから忘れてもうたわい。」

 

ロウ「まぁ他愛もない依頼だ。マオ、お前には関係のないことだよ。」

 

マオ「そうは言ったって……村長さんは滅多な事でクエスト依頼なんかしませんし、この流れからして凄く気になるじゃないですか。」

 

ロウ「そんなもん知らん。」

 

マオ「うぅ……。」

 

???「ママに会わせろぉぉぉ!!!」

 

ロウ「……そんなくだらん事より、ホロラ村の子供の様子を見に行った方が良いんじゃないのか?お前その為にこっちに来たんだろ?」

 

マオ「あっ……そういえばそうでした。じゃあすみませんが村長さん、失礼します!」タッタッタ

 

村長「うむ。」

 

ロウ「じゃあ村長、俺も失礼します。」スッ

 

村長「解った。」

 

ロウ「あ、村長。村長が出したクエスト内容……まだアイツには話していません。」

 

村長「……そうか。まぁその方が良いじゃろう……※10年前にこの村を襲ったモンスターを討伐してくれと言う依頼※など、あの子にとってはトラウマものじゃろうしな。」

 

ロウ「……やはり※あの子が英雄の子※でしたか……顔と名前ですぐ解りましたよ。」

 

村長「あぁ……じゃからワシがずっとあの子を支えてきたのじゃ。あの時の償いをかねて、な。」

 

ロウ「そんな……あれは村長のせいじゃありませんよ!俺があいつの両親を守れなかったのが悪いんです。」

 

村長「ロウよ、決してお前のせいではない。ワシももうもう少し若ければ、ハンターとなりあのような惨劇にはならんかった筈じゃ……悲しいものだな、ワシもハンターをやっていた頃は敵無しじゃったのに、歳にはもがいても足掻いてもどうしようもない。」

 

ロウ「村長……。」

 

村長「ロウ……これからマオの事、宜しく頼んだぞ。」

 

ロウ「はい……。」

 

 

ザワザワ ガヤガヤ ザワザワ ガヤガヤ ザワザワ

 

 

???「お前らどけよっ!僕は見世物じゃねーんだよ!!」

 

ティガ装備ハンター「だからといって、お前を一人にすることはできないんだよ。」

 

ジン装備ハンター「君、パパとママはどうしたの?一人かい?」

 

???「うるせーなぁ!僕はママを探しに来たっていってんだろ!いい加減にどけよっ!」

 

ゼクス装備ハンター「そうは言ってもね!ホロラ村から来たからって、君を一人にするわけには行かないの!何度言ったら解るのよ!」

 

???「うっせーよブス!!お前になんか言ってねぇっつーの!」

 

ピキッ ゼクス装備ハンター「ブッ……ブスですってぇ!?このっ……!」

 

???「おっ、殴るのかよ?別にホントの事言ったまでだろーが!」

 

ボソッ ガンキン装備ハンター「まぁ確かにこいつはブスだな……。」

 

ナルガ装備ハンター「まぁね。いつも討伐クエで1乙するし……。」

 

クワッ ゼクス装備ハンター「聞こえてるわよそこぉっ!!」

 

???「ふふーんだ!ざまぁみろ!」

 

ザワザワ ガヤガヤ ザワザワ ガヤガヤ ザワザワ

 

マオ「あ、すみません……通してください。」スッ

 

???「ん……?」チラッ

 

ヒョコ マオ「……」(あの真ん中にいる子が、ホロラ村から来た獣人族の子供かな……?)

 

???「あっ!ママ!!」バッ

 

マオ「え……?」

 

ドサッ マオ「痛っ!」

 

???「ママ!ママ!会いたかったよママァ!!」スリスリ

 

マオ「え……え……?」( ゚д゚)ポカーン

 

 

全員「エェェェェェェェェェェェー!!?」

 

 

     ~マクリナ村 中央広場~

 

 

受付嬢「いやーマオさん助かりましたよー。集会所にいらしてたハンターさん達が一気に村に集まって来たもんですから、さすがの私でもどうする事が出来なかったもんでー。」

 

マオ「は、はぁ……。」

 

受付嬢「それにしても……。」チラッ

 

???「ママ!ママ!」スリスリ

 

受付嬢「マオさんが、その子のお母さんだったなんてねぇー?」ニヤニヤ

 

マオ「違いますからっ!!どう考えても違いますから!!私まだ14歳だし結婚とかしてませんし、ましてや子供もいませんからぁっ!?」

 

受付嬢「でも他のハンターさん達は、色々納得されたようで帰られましたし……俗に言う結果オーライって奴じゃないですか?」

 

マオ「いやいや……現にこの子が私の足にしがみついて離れませんし、全然結果オーライしてませんからね!?」

 

???「ママー!」スリスリ




これで6話は終わりになります。

中途半端で区切ってしまって申し訳ありません。すいません許してください!何でもしますから!

ここまで見ていただき、ありがとうございましたぁ!
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