あらすじ「そして集会所の下位ランクでキークエストのアオアシラ討伐を受注し、見事ロウとの連携でクエスト成功へと導いたのだった。」
マオ「よしっ!」グッ
♪OP♪
~マクリナ村 集会所 受付前~
ロウ「おい……なんでそんな滅茶苦茶疲れた顔してんだよ?」スタスタ
マオ「大丈夫です……ちょっと目眩がしただけですから。」スタスタ
ロウ「たかだか下位のキークエスト1つ終わらせたぐらいで疲れてたら、この先体がいくらあってもたんねぇぞ?さっきのアオアシラ討伐の勢いは何処へ行っちまったんだ?」スタスタ
マオ「あれはその雰囲気に流されたと言いますか、必死だったと言いますか……。」スタスタ
ロウ「ほーん。そういやマオ、お前狩技使ってアオアシラを狩ったよな?確か…… 昇竜撃とかなんとか言ったっけ?俺は片手剣使った事ねぇがすげぇ攻撃だったな。」スタスタ
マオ「あ、あれが狩技だったんですか。何となくロウさんの真似してやってみたら出た感じなんですけど……ハンター教本で読んでみても良く解らなかったから、ずっと放置してたんですよ。」スタスタ
ロウ「あのなぁ、読んでも実施しなきゃ意味ねーだろ!ったく、マオはそういう所いい加減だな……。」スタスタ
マオ「だって一人で読んでも解らないものは解らないんですから、仕方ないじゃないですか。あ、ロウさんもさっきのクエストで狩技使ってましたよね?えっと……技の名前は……。」スタスタ
ロウ「桜花気刃斬な?俺は元から太刀だから、いつもあれ使ってて使いどころは何となく解ってるんだ。それに俺のスタイルにもピッタリだしな。」
マオ「スタイル……?」キョトン
ロウ「お前……まさかスタイルも知らないって言うんじゃないだろうな?」(汗)
マオ「?……知りませんけど?」
ロウ「狩技知っててスタイル知らんのか……はぁ。しゃあねぇ、飯を食いに行くがてらそれの説明もしてやるよ。」スタスタ
~マクリナ村 集会所 食堂~
ロウ「……って事だ。」モグモグ
マオ「ふむふむ……つまり自分に合うスタイルと言うものを選択して、それに合わせて狩技を選ぶと言うことでふか。」モグモグ
ロウ「まぁそういう事だ。と言うことはさっきの狩りでマオが昇竜撃使ったのは、故意ではなくたまたまだったって事になるのか?」モグモグ
マオ「そういう事になりますね。」モグモグ
ロウ「やれやれ……そういや1つ気になったんだが、集会所に戻って来てから誰にも会ってねぇな。ここの食堂にも俺達以外誰もいねぇし……。」モグモグ
マオ「そういえばそうですね……何かあったんでしょうか?」モグモグ
銅羅娘「あれぇ?あなた達知らないんですかぁ?今マクリナ村の方でぇ、何だか獣人族の子供が来てるみたいなんですよぉ。」
マオ「獣人族?」モグモグ
ロウ「この大陸にあるホロラ村って所に、獣人族って奴等が住んでるんだ。俺もクエスト依頼で何回か行ったことはあるが……また何でこんな遠いマクリナ村にその子供が?」モグモグ
銅羅娘「さぁ……私もそこまで詳しい話は聞いていないのでぇ。丁度集会所に居たハンターさん達もぉ、その子供の件で様子を見に行ってるみたいですねぇ。」
ロウ「なるほどねぇ……まぁ大方珍しいもの見たさで行ってる奴ばっかだろうな。どうするマオ、俺達も様子見に行ってm」
バッ マオ「是非行きましょう!!」←可愛い物好き
ロウ「……だろうと思った。」f(^_^;
~マクリナ村 中央広場~
ザワザワ ヘンナヤツダナー ザワザワ コイツモモンスターカ イヤジュウジンコラシイゼ? ザワザワ ナンデコンナトコニインダロナ ザワザワ エイユウノドウゾウヲミテタヨナ ザワザワ
マオ「うわぁ……やっぱり人だかりが凄いことになってますね。」
ロウ「みたいだな。」
???「だぁーかぁーらぁぁ!!僕はママを探しに来たんだって言ってんだろうがぁ!」
ロウ「おっ……あの広場で怒鳴り散らしてる奴が、その獣人族の子供みたいだな。」スタスタ
マオ「あっ、村長さんだ!村長さーん!」タッタッタ
村長「ん?おぉ、マオではないか。集会所の方へ行っておったのか?」
マオ「はい。この騒ぎはもしかして……。」
村長「うむ、どうやらマオも知っておるようじゃな?例のホロラ村から来た子供じゃ。先程からその子に詳しい話を聞こうとは思っとるんじゃが、ママを探しに来たの一点張りで話を聞こうともしないのじゃ。」
マオ「ママですか……?」
ロウ「なるほどな……大方この近辺で迷子になって、そのママとやらの情報集めでマクリナ村にやって来たってとこか。」
村長「おお、誰かと思えばロウではないか。いつこっちに来たんじゃ?」
ロウ「つい2日程前にね……相変わらず元気にしてるみたいだな村長。」
マオ「村長さん、ロウさんと知り合いなんですか?」
村長「うむ。」
ロウ「俺がこの村に来た際に村長がクエスト依頼をしててな……それで俺が引き受けた時からの仲だよ。」
マオ「そうだったんですか……。ちなみに村長さんはその時、何のクエスト依頼を出してたんですか?」
村長「んーなんじゃったかな……随分昔の事じゃったから忘れてもうたわい。」
ロウ「まぁ他愛もない依頼だ。マオ、お前には関係のないことだよ。」
マオ「そうは言ったって……村長さんは滅多な事でクエスト依頼なんかしませんし、この流れからして凄く気になるじゃないですか。」
ロウ「そんなもん知らん。」
マオ「うぅ……。」
???「ママに会わせろぉぉぉ!!!」
ロウ「……そんなくだらん事より、ホロラ村の子供の様子を見に行った方が良いんじゃないのか?お前その為にこっちに来たんだろ?」
マオ「あっ……そういえばそうでした。じゃあすみませんが村長さん、失礼します!」タッタッタ
村長「うむ。」
ロウ「じゃあ村長、俺も失礼します。」スッ
村長「解った。」
ロウ「あ、村長。村長が出したクエスト内容……まだアイツには話していません。」
村長「……そうか。まぁその方が良いじゃろう……※10年前にこの村を襲ったモンスターを討伐してくれと言う依頼※など、あの子にとってはトラウマものじゃろうしな。」
ロウ「……やはり※あの子が英雄の子※でしたか……顔と名前ですぐ解りましたよ。」
村長「あぁ……じゃからワシがずっとあの子を支えてきたのじゃ。あの時の償いをかねて、な。」
ロウ「そんな……あれは村長のせいじゃありませんよ!俺があいつの両親を守れなかったのが悪いんです。」
村長「ロウよ、決してお前のせいではない。ワシももうもう少し若ければ、ハンターとなりあのような惨劇にはならんかった筈じゃ……悲しいものだな、ワシもハンターをやっていた頃は敵無しじゃったのに、歳にはもがいても足掻いてもどうしようもない。」
ロウ「村長……。」
村長「ロウ……これからマオの事、宜しく頼んだぞ。」
ロウ「はい……。」
ザワザワ ガヤガヤ ザワザワ ガヤガヤ ザワザワ
???「お前らどけよっ!僕は見世物じゃねーんだよ!!」
ティガ装備ハンター「だからといって、お前を一人にすることはできないんだよ。」
ジン装備ハンター「君、パパとママはどうしたの?一人かい?」
???「うるせーなぁ!僕はママを探しに来たっていってんだろ!いい加減にどけよっ!」
ゼクス装備ハンター「そうは言ってもね!ホロラ村から来たからって、君を一人にするわけには行かないの!何度言ったら解るのよ!」
???「うっせーよブス!!お前になんか言ってねぇっつーの!」
ピキッ ゼクス装備ハンター「ブッ……ブスですってぇ!?このっ……!」
???「おっ、殴るのかよ?別にホントの事言ったまでだろーが!」
ボソッ ガンキン装備ハンター「まぁ確かにこいつはブスだな……。」
ナルガ装備ハンター「まぁね。いつも討伐クエで1乙するし……。」
クワッ ゼクス装備ハンター「聞こえてるわよそこぉっ!!」
???「ふふーんだ!ざまぁみろ!」
ザワザワ ガヤガヤ ザワザワ ガヤガヤ ザワザワ
マオ「あ、すみません……通してください。」スッ
???「ん……?」チラッ
ヒョコ マオ「……」(あの真ん中にいる子が、ホロラ村から来た獣人族の子供かな……?)
???「あっ!ママ!!」バッ
マオ「え……?」
ドサッ マオ「痛っ!」
???「ママ!ママ!会いたかったよママァ!!」スリスリ
マオ「え……え……?」( ゚д゚)ポカーン
全員「エェェェェェェェェェェェー!!?」
~マクリナ村 中央広場~
受付嬢「いやーマオさん助かりましたよー。集会所にいらしてたハンターさん達が一気に村に集まって来たもんですから、さすがの私でもどうする事が出来なかったもんでー。」
マオ「は、はぁ……。」
受付嬢「それにしても……。」チラッ
???「ママ!ママ!」スリスリ
受付嬢「マオさんが、その子のお母さんだったなんてねぇー?」ニヤニヤ
マオ「違いますからっ!!どう考えても違いますから!!私まだ14歳だし結婚とかしてませんし、ましてや子供もいませんからぁっ!?」
受付嬢「でも他のハンターさん達は、色々納得されたようで帰られましたし……俗に言う結果オーライって奴じゃないですか?」
マオ「いやいや……現にこの子が私の足にしがみついて離れませんし、全然結果オーライしてませんからね!?」
???「ママー!」スリスリ
これで6話は終わりになります。
中途半端で区切ってしまって申し訳ありません。すいません許してください!何でもしますから!
ここまで見ていただき、ありがとうございましたぁ!