一般人の自称おっさん、アイドル助けたら生活が変わった? 作:Aりーす
最近思う事がある。アイドルの子ら…うん、知り合ってる子らからの友好度っていうか好感度が高くないかなって思ってきたんだ。
文香ちゃんは…まぁ好意的に接してくれる理由は無いわけではないとは思うんだけど…あ、ついでに飛鳥も別ね。飛鳥とは接してる歴が違うからねぇ…
志希ちゃんや周子ちゃん、楓ちゃんや幸子ちゃん辺りが最近スキンシップが…あ、最初の2人は元々スキンシップが多めだったんだけどさ。
ソファーで座った状態でうたた寝してたら楓ちゃんは毎回膝枕してくれてるし、幸子ちゃんは一緒に隣で寝てるし…
そしてもう1人、本当最近知り合ったフレデリカちゃん。自由人な性格に外国人…いや、ハーフだったかな。まぁ外国人との血が混ざってるからなのかは分からないけど…スキンシップが激しい。
…まぁ嬉しく無いわけではない。好意的に接されてるってのは分かる。俺は鈍感ではないし…まぁみんなlikeの感情を向けてくれてるんだろうなぁって思うと、うん、すごい嬉しい。
というより最近の若い子って歳が離れてても、普通に接してくれるんだねぇ…なんかテレビとかだとよく見るんだよね、お父さんと話をしない娘とかさ。
まぁそれが普通、とは言いたくはないよねぇ。嫌われて嬉しい人なんてフィクションくらいにしかいないと思うし。…結婚どころか彼女もいない独身男性が何を言ってるんだろうね…
「……どうしましたか…?何か、考え事ですか…?」
「もしかして悩み事だったりするんですか?ボクや文香さんが聞いてあげますよ?」
「んー…悩み事って訳じゃないよ。ただねぇ、ほら、意外にここの仕事上手くやれてるなぁって。少なくとも嫌われてるようには感じないし…」
「当たり前ですよね!お兄さんを嫌ってる人なんていませんよ!」
「うん、そこは分かってはいるんだけど…なんかさ、スキンシップ激しくない?文香ちゃんも幸子ちゃんもだけど」
「…そう、ですか…?」
「別に普通だと思いますけど…?」
「このそこまで広くないソファーに、わざわざ俺を挟むように座ってる時点でなんか普通には思えないんだけど…」
だいたいソファーに座れば隣に誰かが座る。暇だなって思ったら大体LINEで話す…あ、これは別に良いことか。
「…普通ですよ…?蓮二さんが…今まで…こういうことをしてなかった、だけだと……」
「…まぁ確かに、今まで女子との絡みなんて無かったけどねぇ…」
「そうですよ!それにカワイイボクや文香さん、他の方にたくさん接されて嬉しく無いんです…?」
「…そこ言われたらねぇ、嬉しくない訳ないじゃないか。今だって両手に花、とか言う奴だし、みんな可愛いし」
「……さ、さらっと言うんですね…」
「…ん?何が?別に可愛いことは悪いことじゃないと思うけど…」
「…無意識、ですね……」
「まぁだから、嬉しくない訳ではないんだけど…近すぎてアイドルの活動に支障が出たりしないかってのが心配なんだよねぇ…」
好意は受け取って損なんて1つもない…と思うし。ただこの子らはアイドルだし、スキャンダルとか簡単に起こる時代でもある訳だしねぇ…
「…別に気にしませんよ。……それで、仲良くなれない方が、いやです…」
「…嬉しいねぇ、そう言ってくれるならさ。…折角可愛いんだし、俺だって仲良くしたいねぇ」
「今より、ですか?お兄さん」
「俺さ、あまり自分から近寄ったりはしないんだよね。昔は近寄った事があったんだけどねぇ…色恋沙汰に興味はあったしね」
「…今は、ないんですか…?」
「ない、って言ったら嘘になるよ。てか、恋とかそういうのではないけど、君らみたいに可愛い子らと一緒にいるなら尚更さ。ほら、一応戸籍上男だし?」
「…ふふっ、蓮二さん、らしいですね……」
「お兄さんって…肝心な所でダメになっちゃうタイプじゃないですかー?ちょっと恥ずかしがってるあたりとか!」
「は、恥ずかしいって思うのバレてんの…!?」
「顔、赤いですよ…?…可愛らしいです…」
「……そういう事言わんでくれ、本当に恥ずかしくなるからさ…スキンシップだってアイドルとか、体裁とかよりも恥ずかしいんだって…おじさん恥ずかしいのダメだからさ…」
「む、話すときはちゃんと目を見て話してください!真っ赤なお顔を見せてください!」
「…幸子ちゃんは意地悪だよ、俺拗ねちゃうよ」
「ふふふっ、拗ねたら慰めてあげます!ボクの可愛さでね♪」
「…じゃあ私も…慰めてあげますから。…意地悪しても良いですか…?」
「おじさんをからかうのはやめてくれー…本当、最近小悪魔って言葉が似合うようになってきたよね」
「気づかないお兄さんも悪いと思いますよ?だって、スキンシップ沢山されないと、好意的に接されてるってわからない…っていうか避けてるじゃないですかー」
「…なんでそんなに俺のことを分かってるんだか…」
「私も、幸子さんも…他の皆さんも知ってますよ…」
…俺より俺の事を知ってそうだねぇ…飛鳥並みになってそうだよ、本当。
「…ま、それでも俺からスキンシップはできないからねぇ。…でも、スキンシップにどうのこうのは言うのをやめるよ。あ、限度が過ぎない限りね?」
「…ふふん!お兄さんらしいですね!でも、そこが良いから沢山接されてるんですよね!」
「……だから、これからもよろしくお願いしますね。…スキンシップは、していきますけど…」
「文香ちゃん、見た目に反してスキンシップ気付かないうちにしてるもんねぇ…」
「…だって、他の方はしてますし……私も見習おうかと…」
「見習う所を間違えてる気しかしないねぇ…少しくらい俺からも歩み寄ってみるよ、仕事とかじゃなくて、もっと仲良くできるように、ね?」
「…望む所です!まぁ、お兄さんは攻められたらすぐ負けちゃいますけどね♪」
「…厳しいねぇ、もっと優しくしてくれたって良いんだよ?」
「…優しいですよ、私達……ふふっ…」
…スキンシップに何も言わないって言ったけどさぁ、言った瞬間により距離が近づくとは思ってなかったよ…まぁ、ちひろさんに感謝しないとねぇ…
ちひろさんに言われたからねぇ、蓮二さん最近みんなと少し距離置いてません?って。…スキンシップを避けてたつもりだったけど、そう言われたら痛い。
…それに、アイドル以前に女の子を傷つけるなんて馬鹿かクズのやる事さ。…あー、キザなこと言った、似合わないっての。
「蓮二さん…?」
「…何も言わないとは言ったけど限度を考えてね、近い近い、顔が近いから」
「えー!?まだまだですよ♪他の人はもっと近いでしょ?」
「…うん、そこは否定できない。何一つ否定はできないね…」
「それに、顔をずっと赤くしたくないでしょー?ほら、ボク達で練習しましょっ?ぎゅっ!って」
「い、いや、流石にそれは…」
「……練習ですから。…気にしなくても良いんです、よ…?」
「…そう、いうものなのかな…?」
「そういうものですよ!……お兄さんちょろいですね…」
「え?何か言った?」
「何も言ってませんよ♪ほら、ボク達2人ともですからねっ!ちゃんとやるまで解放してあげませんから!」
「スキンシップの…練習です……」
…恐ろしく恥ずかしい。ここまで俺ってヘタレなのかって思うくらい、心臓もばくばくしてる。
「…はぁ…後で訴えたりとかやめてねー?」
「…ふふっ、冗談でもしませんよ…」
まずは文香ちゃんを抱きしめる。…すごい良い匂いがする、自分からだと、より距離が近く感じてしまう。…目の前にいる子はアイドルなんだけどねぇ…それを抱きしめるって仕事でも無いよ…
10秒もせず離れ、早く終わって欲しい一心で幸子ちゃんも抱きしめる。文香ちゃんより小さいから、優しく飛鳥と同じように抱きしめる。…やっぱり良い匂いがするし、やわ…んんっ、これ以上は変態になっちゃうねぇ…
「…こ、これで勘弁してね。流石に俺にこれ以上は無理だからっ……」
顔が赤いのが分かる。それを見て幸子ちゃんや文香ちゃんはおかしそうに笑う。2人とも顔を赤くしながら、だけど。
「ふふっ、今日は満足しました♪でも、今度は自分でボク達のスキンシップとかに答えてくださいねっ!…次はー、もっと大変なことになっちゃいますよ♪」
「…楽しそうにいわないでくれ…俺は精神的疲労がやばいからさ…」
「ふふふっ……」
…距離を無意識のうちに置く、それが少しみんなを不安にさせていたのもちひろさんから聞いた。嫌われてる、とか思ったと相談されてもいたらしい。
だから、その反動なのかもしれない。いつも以上に距離が近いのは。…まぁ、悪いのは俺だしねぇ…それに、ここまでlikeの感情を向けられてるのに、それを無下にしたく無いし。
…仕事、楽しく感じてきたね…まぁもっと楽しく感じてきた。だから、もっと楽しくしてたい、そう、心から思った。
次回から少しパッション回!なんか出すの意識しないとクールだらけの作品になったりしそうだから…(´・ω・)ついでに主人公のおじさんのプロフィール(少し)を…
相沢(あいさわ)蓮二(れんじ)29歳 今年で30歳
誕生日 11月25日 血液型 O型 身長 179cm 体重 69kg
まぁこんな感じですかね?アイマスの小説がどの方のでもランキングに入ってるの見ると嬉しくなります(*´ω`)もっと広まって欲しいですね(にわかが言うな)