一般人の自称おっさん、アイドル助けたら生活が変わった?   作:Aりーす

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心から始まる甘々砂糖

 

 

今日も仕事頑張っていきましょー、なーんて言ってるけどすでに一個仕事をしてきた所です。

 

フレちゃんこと宮本フレデリカちゃんの送り迎えしてました。あ、俺がフレちゃんって呼んでるわけじゃないからねぇ?

 

まぁ呼んでみてよ!とは言われるけど…それはさすがに高レベルすぎるよねぇ…

 

まぁとりあえず、仕事を一つ終わらせ…迎えはあるけども一旦終わり、事務所に戻る。確か事務所には楓ちゃんと…さらっと輝子ちゃんもいたかな?後はちひろさんも。

 

2人とも今日はオフ…らしいが、輝子ちゃんはキノコの世話、楓ちゃんは午後から仕事ですでに事務所に来てた。プロ意識って奴かねぇ…

 

とは言え俺も今日はそこまで仕事はない。実際フレデリカちゃんの送り迎えと多少の事務作業をすれば何もない。

 

楓ちゃんに飲みに誘われたけど…んー、どうしようかねぇ、明日別に休みではないからやんわり断ってはおいたけど…

 

…あれ?事務所に誰か知らない人がいる…気がする。なんか知らない声…いや、どっかで聞いたことある声ではあるんだけどねぇ…

 

「飲みにいきませんか?」

 

「はぁとを誘ってるの?いいぞ☆」

 

「あ、私も良いですか?今日は早めに上がれるんですよ〜」

 

「全然大丈夫ですよ〜、心さんも今日は早めですか?」

 

「はぁとって呼べ☆今日は午後から暇だぞ〜」

 

「後は蓮二さんだけですかねぇ…?」

 

「ですね〜、さっき誘ったらやんわり断られちゃいました…」

 

「れん、じ…?…まさか…いや、そんな訳ないか…」

 

「心さん?どうしましたか?」

 

「だからはぁとだって言ってるだろ☆知り合いに名前が似てたってだけだぞ」

 

……見た目にいろいろ変化はあるとは言え、完全にアレじゃん。俺の知り合いとかそういうレベルじゃないぞ、多分。

 

「あ、お帰りなさい蓮二さん」

 

「………ふぇ……?」

 

「まさかこんな所で会うとか、思ってもなかったんだがねぇ…」

 

「なっ、な、な、なっ…!?」

 

「よぉ、心。お前の高校の卒業式以来か?あんま変わってねぇと思ってたが…意外に変わってんな」

 

「れ、れ、れ…蓮先輩…!?」

 

「……え?つ、ついていけてないんですけど…」

 

「今は…はぁとか?ま、あの時から呼び方は特に言われてないけどねぇ、俺には」

 

「…べ、別に先輩に強要する気はないですよっ」

 

「…そうかい。あ、こいつ…佐藤心は俺が高校の時に知り合ったんですよ。一応アイドルになったってことくらいは知ってたけどねぇ…」

 

「…つ、つまり高校の先輩後輩同士って事ですか?」

 

「いや、俺がOBって事で高校に行った時に初めて会ったんですよ。心が高1の時には俺は卒業してましたし…」

 

「まさか蓮先輩が…アイドルの事務所にいるなんて思いませんよっ」

 

「…口調が違うじゃないですか、口調が」

 

「先輩には色々助けてもらったんだぞ☆…な、なんか失礼じゃん」

 

「別に俺は気にしないがねぇ…ま、話しやすい方でいいぞ。久しぶりに後輩に会うなんて思ってなかったからねぇ…」

 

高校の時…あの時も自分をはぁとって言ってたって訳じゃなかった。しばらく俺がOBとして顔出してる時期があった一応生徒会の手伝いしてた時期もあったしな。高2の時だけだが…

 

その時偶々会ったのが佐藤心。実際それまでいなかったレベルの後輩の知り合いってことになるんだろう。意外に話があったとかではなく、本当によく出会ったから話したというだけなのだが。

 

てか名前だけ見ると俺は心(こころ)かと思っていたのだ。だから話し始めた時も名前を呼ぶなんてことはしなかったが、心の中ではずっと佐藤心(こころ)だと思ってた。

 

今は心(しん)と呼んではいるが…呼び始めた時も正直何回か間違えたしねぇ…あの時から記憶力はなかった説が…

 

 

 

 

 

 

「…フヒヒ……つ、ついていけなかったぞ…」

 

「…まぁねぇ、さっきまで飲みの話とかしてたしねぇ。まだ未成年には早いって」

 

「…そ、それでわざわざこっちに来た…のか…?」

 

「ほら、あそこ完全に大人の話モードだからねぇ。しかも女子同士の大人ってのはまた話が違うもんさ」

 

「…そ、そういうもんか…?」

 

「そうなんだぞ☆ちゃんとはぁとも大人だからな☆」

 

「うふふ…心さんは誰か呼んだりしないんですか?暇な人とか知ってません?」

 

「何回言えば分かるんだ☆ナナ先輩に聞いてみる…?」

 

「あ、良いですねー。それだと小さな居酒屋にしないといけませんね〜」

 

「アイドル年齢上17のはずなんだけどねぇ…飲みに連れて行っていいのか…」

 

「蓮二さん、偉い人は言いました。バレなきゃ犯罪じゃないと」

 

「楓ちゃん、それ偉い人の言葉じゃないからねぇ?…まぁ17ではないはずなんだけど、体裁的な問題とか」

 

「でも菜々さんって偶に飲みに行きますよ?大体どなたか同伴ですけど」

 

「メルヘンでも誤魔化せないものはあると思うんだけどねぇ…」

 

「フヒヒ……ば、ばれなきゃ……」

 

「机の下をキノコ栽培場にしてるのはバレてるから…あ、今日は飲みは遠慮しておきます」

 

「えー…蓮先輩行かないんですかぁ…」

 

「お金が…って訳じゃないけどねぇ、今日はやめておこうかなって。猫になられても…ふふっ」

 

「も、もうっ!私でも怒りますよ!」

 

「フヒヒ……わ、私も見たぞ…」

 

「ふぇっ!?ど、どういう事ですか輝子ちゃん!!」

 

「ゆ、揺らさないでー……」

 

「あの時昼から飲んでましたしねぇ…8時くらいにここに帰って来ましたし。そしたら輝子ちゃんと幸子ちゃんがいましたよ。幸子ちゃんはすれ違いで帰りましたけどねぇ…」

 

あの時さらっと「羨ましいです!今度はカワイイボクをお姫様抱っこしてくださいね!」って言われたのは割愛しておく。

 

「……輝子ちゃんの記憶を抹消しましょう…」

 

「…ば、ばいおれんすだぞ……」

 

「…輝子ちゃんもまぁ、あったしねぇ、色々」

 

「…フヒヒ…急に、抱きつかれたからな……びっくりとかじゃ、すまなかったぞ……」

 

「飲む量、自重しましょうかねぇ…」

 

楓ちゃんは顔を隠すように手で覆いながらボソッとこぼす。簡単に量は減らせないんだよねぇ、お酒とかは。タバコとかもやめるのは大変だしねぇ…

 

「やめておいた方がいいぞ☆絶対反動が来るからな、経験談だぞ☆」

 

「…私も我慢しようと思ったらつい開けたりしてるんですよねぇ…」

 

「…フヒヒ……キノコの世話と、同じか……」

 

「なんだろ、肯定も否定もしきれない感じは…まぁ飲まない方が良いとは思うけどねぇ…仕事が大変になればってのはあると思いますけど…」

 

最近話しながらなんだけど、輝子ちゃんは俺の机の下にいるからなんだけど、飛鳥を超えるんじゃないかってくらい撫でてる気がする。手がちょうど良い場所にあるし、アホ毛が偶に手をくすぐるんだよねぇ…

 

今も撫でながら話してるし。輝子ちゃんも輝子ちゃんで撫でてなかったら違和感感じるらしいし…おかしいな、キノコの話とかしてたらいつの間にかよくやるようになっちゃった。

 

「…ま、飲みすぎないようにね?楓ちゃんはこれから仕事ですよね?送りはいります?」

 

「今日は近いので大丈夫ですよ?それにフレデリカちゃんの迎えもそろそろでしょう?」

 

「まぁそうなんですけどねぇ…そう言う事なら大丈夫ですかね。…んじゃ、そろそろ行きます。楓ちゃんは仕事頑張ってねぇ、ちひろさんもだけど」

 

「ふふっ、了解しました」

 

「蓮二さんにお仕事残してあげましょうか〜?」

 

「笑顔で怖い事言わないでください…輝子ちゃんは…まぁ帰って来てからもいるか。…ま、お前も頑張れよ、応援してるからな、心(こころ)」

 

「…!…はぁとか心(しん)って言ってる…なんか懐かしいですね、このやり取り」

 

「ははっ、久しぶりだからな。ま、お硬くなるなよ?いつまで経ってもお前は俺の後輩なんだからなー?」

 

「…ふふっ、なら見てろよ☆最後まではぁとの事を、な☆」

 

「ははっ、それでこそ佐藤心だよ。それじゃ行ってきまーす」

 

事務所から出て、フレデリカちゃんを迎えに行くために車を出す。…懐かしい顔に会うってのはここまで嬉しい事なんだねぇ…キャラは別にして、だけど。

 

車を出す瞬間、スマホが震える。しばらく来なかった奴からのLINEだ。…ったく、どうしようもない後輩だよねぇ…

 

 

 

 

 

 

 

 

Heart☆:今度は飲みに行きましょうね?2人だけでもいいんだぞ☆

 

 

 

 




オリジナル感満載ですね…シュガハは恒常と2周年アニバーサリーと2人持ってます。なんか、こういうガチの先輩の前とかだとシュガハにはならなそうなイメージが何となくあったからこうなりました。でも可愛いよね(*´ω`)
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