一般人の自称おっさん、アイドル助けたら生活が変わった? 作:Aりーす
今日はプライベート、というか休み。まぁ家でゆっくりしようかなって思ったわけなんです。
現在外に居ます。何でだろうねぇ…と聞かれたら答えてあげるが世の情け…んんっ、懐かしき少年の頃の記憶が蘇ってきた。今も放送してるけど。
「……どうしました…?」
「ん、懐かしいことを思い出しただけだよ、文香ちゃん」
会話を聞いてくれれば分かるだろうけど、今は文香ちゃんと一緒に外にいる。休みが重なってたのを知った文香ちゃんが誘ってくれたのだ。第三者から見れば親子なのかな、と思うと少し複雑…
彼氏と思われたら文香ちゃんに失礼だからねぇ、若い子が誰を好きになるとかに口を出すつもりはないけど、今の時代は年の差婚とかいうのもあるしねぇ…まぁそんな相手もいないんだけれども。
「…で、文香ちゃん、欲しいのは?」
「…あ、はい…見つかりました…」
今日買いに来たのは本だ。しかも最近アイドルの仕事が忙しく、買いに来る時間があまりなかったそうだ。まぁ要は荷物持ちって事かな?
「…あれ、思ったより少ないね?」
「……はい…今日は、これくらいでいいかな、と…」
「また買いにくるの?それなら今買っても…ほら、俺持つし」
「…大丈夫です。……今日は、せっかくの休みですから……それに…」
「それに?」
「……い、いえっ…な、なんでもありませんっ……お会計、行ってきます…!」
?顔が赤いように見えた気がするんだけど…やけに急ぎ足で会計の所まで行ったし…
ここにくる間、色んな本の話をされた。あまり本は読まないけど、かなり分かりやすい説明だった。聞き込んじゃったし、文香ちゃん楽しそうだったしねぇ…
仕事とかで会う時間がない子もいるしね。…あ、よく会うというか今まで会ったことがあってそれ以降もよく会うメンバーに、周子ちゃんが追加された。初めて会った時は水着の撮影だったらしい。
というか帰りも普通に露出が高い上に、何故か助手席に座られていた。隣を迂闊に見れなかったよ…
露骨に見るの避けてる、とばれてその後志希ちゃん並みに引っ付かれたけどね。ちなみに周子ちゃんともLINEを交換した。というか毎日アイドルとLINEしてる気がするや
頻度は少なくなったとは言え、文香ちゃんと幸子ちゃんとのLINEグループはずっと続いてるしね。俺が飛鳥は除いたとして、一番最初に知ったアイドルの子らだし…
「…お待たせしました……」
「お疲れ様…ってのもまた変な気はするねぇ。…これからどうするんだい?」
本の量は少ないけど、本ってのは重いからねぇ…とりあえず文香ちゃんが持ってる袋を持つ。それくらいの気配りはできるよ、おじさんでも
「あっ……ありがとう、ございます…」
「気にしないで?ほら、ここでもアイドルのサポートって事で」
「…ふふっ、はい。……えっと、ですね……」
若干言い淀んでいるようだ。…別に言いづらいことはないと思うんだけどねぇ…あ、女子の内情とか、服とかについては聞かれても答えられないけど。
「……その…少し、お時間を…いただけませんか…?」
「…今もこうしているんだから、別に聞く必要ないよ?せっかくの休み、なんだからねぇ、文香ちゃんが満足するまで付き合うさ。良いかな?」
「…は、はいっ…!」
現在は公園のベンチに座っている。あ、文香ちゃんがね?俺は今自販機で飲み物を買ってる。文香ちゃんの分も買おうとしてるんだけど…何が飲みたいのか分からないや。
…というより公園広いねぇ、ここら辺の公園とか来たことなかったから知らなかったや。自販機までが遠く感じるなんて…
とりあえず一回戻ることにした。……あ、すごい、ダメな景色が見えた。
「ねぇねぇ、君1人?」
「暇なら俺らと遊ばない?」
…夏の海、とかなら分かるけどさぁ…どうして白昼堂々とナンパを公園でするのかなぁ?自信があるのか、頭が弱いのか…あ、これは失礼になるね。
「……1人では…ないので…」
「えー!?どう見たってひとりじゃん!」
「……1人でも…遊びません、し……」
「かーっ!ガード固いねぇ!」
そりゃね、君らがナンパしようとしてる子は現役アイドルだからね。固くなかったらダメでしょ。
「つか、こんな所に1人で居させるとかさぁ、そいつってどーなん?俺らの方が数倍良いと思うよー?」
「……!!…………さ、い……」
「んー?小さくて聞こえなかったよー?彼氏への不満とか?」
「あははっ!良いね、ぶちまけちゃえば良いじゃんか!」
「…………ないで、ください……」
いや、彼氏じゃないってば。…まぁ1人でいさせた俺が悪いからねぇ…急がなきゃ。文香ちゃん、なんか雰囲気が違うし。まぁ不満なら不満で受け止めるけどねぇ…
そう思ってた俺の耳に聞こえてきたのは、思ってた事とは全く違う言葉だった。
「……何も知らないのに…蓮二さんを馬鹿にしないでください…!!」
「……は?」
「……貴方達がどんなに偉くても…蓮二さんを知らない人なんかに…!馬鹿に、されたくなんてない、です…!!」
……ほんと、良い子だよ。もし俺があと10年生まれるのが遅かったら告白してたりしたかもね、振られてるけど。…そんな冗談言ってる場合じゃないや。
「このッ…言ってくれんじゃん!!」
「優しくしてやってんのによッ!!」
文香ちゃんに手を上げようとしている方の男の手を後ろから掴む。…思ってるより力が入ってるらしい。掴んでる男がすごい痛そうにしてる。
「…蓮二、さん…!」
「なんだよテメェ!!」
「手を上げようとしたから止めたんだよ。女子に手を上げようとする奴らに、ナンパなんてできないと思うけどねぇ」
「この…ッ…!」
「…頭に血を登らせんな。若いのに暴力なんて振るったら…あー、説教じみるからやめよう」
「何が言いてえんだよッ!!」
「……俺はあまり頭が良くなくてな。はっきり言わせてもらうぞ?
「………調子に乗んな、クソガキ」
自分でも想像しないほど、低い声が出た。…俺らしくないな、会社だと話して解決、なんてのばかりだったのに…ま、この子は大切だからね。文香ちゃん以外も、みんな。
「勝手なガキの言い分に、女子を巻き込むんじゃねぇよ。別に俺は、彼氏とかでも何でもないが…良い気分がするわけねぇだろ?」
「……っ…!」
「とっとと帰れ。ナンパをどこでしようが何も言わねぇ…だが、手を上げようとするんじゃねぇよ。男としても、人としてもダメになるだけだろうが」
「……うっせぇよ、おっさんが説教垂れんな」
「どーせいつかはおっさんになるんだ。年上の言う事は聞いとけ」
悪態をつきながら2人は公園から出て行った。…やれやれ、俺らしくないけど…ま、手を上げられなくて良かったや。
「…大丈夫?文香ちゃん。…ごめんね、怖い思いさせて」
「…大丈夫、です……信じて、ましたから…」
「…嬉しいね。そう言ってくれるなんて、さ」
「……私も、つい…蓮二さんが…馬鹿にされて…」
「…まぁ、良いよ。わざわざ気にしなくても良いしね。…あ、彼氏って所だけは引っかかったかな?彼氏とか、そういうのじゃないし」
10歳くらいは離れてるし。…飛鳥はそれ以上離れてるけどね。完全に彼氏とか言われたら終わりだよねぇ…法律で裁かれちゃう。
楓さんとかは近いけど…女子の年齢について詳しく言及するもんじゃないよねぇ。…まぁ話す時に普通にみんな教えてくれたけどね。周子ちゃんは冗談で彼氏募集してまーす、なんて言ってたけど。アイドルが平然と言う事ではないよねぇ…
志希ちゃんは普通に蓮二クン募集中♪と言い、飛鳥にはパパ以外いないよ?とはっきり言われた。信頼されてるのは嬉しいんだけど…君ら2人はどこか危ないよ。実験されそうだし、本当に養われそうだし。
「…………むぅ……」
…あれ?なんで文香ちゃんはどこか不機嫌なんだろうか?何か怒らせるようなことでも言った?
「………蓮二さんにとって……私って、どんな存在なんですか……?」
「…いきなり変な事聞くねぇ…大切な子だよ。文香ちゃんが変わらない限りは、ずっとそうだと思うよ?」
「………そ、そう、ですか…」
…若干引かれちゃったかなぁ?また顔赤くしちゃってるし…怒って顔赤くしてるって事なのかねぇ…
「あ、みんなもだけどね。幸子ちゃんも楓ちゃんも志希ちゃんも周子ちゃんもちひろさんも、みんな」
「…………そうですか……」
あれ、目に見えて不機嫌になったような気がするぞ???
「………行きましょう…蓮二さん」
「…なんか怒ってないかい?」
「……気のせいですっ…!……今は、それで我慢します…」
「……?何か言った?」
「…なんでもないですっ…!」
この後、しばらくは機嫌取りの時間になった事は言うまでもない事だろう。
誰か!誰か作者にパッションで良さげな子を教えてください!キュートとクールしかいない!これから出る予定の子もクールとキュートしかいない!パッションがいなくなる!!_:(´ཀ`」 ∠):
あと、くれる方はお手数ですがメッセージでください…感想だと運営対応されちゃうみたいです…
最近デレステは速度9になりました。どうでもいい報告ですね