那珂ちゃん解体奮闘記   作:トマボ

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評価ありがとうございます!
相変わらず駄文ですがご容赦を。

那珂ちゃん(が)奮闘記の提督とは違うのでよろしくです。
思いつきの一発ネタですので。



提督バージョン

 

 

ウチの鎮守府の最高戦力は誰か、と問われれば間違いなく軽巡那珂ちゃんだと答えよう。

 

何故か?

 

 

それは、那珂ちゃんしかいないからである。

 

 

 

建造すると必ずと言っていいほど那珂ちゃんが出てくる。

大型建造を回しても何故か那珂ちゃんになる。一度妖精さんに酒(ワイロ)を渡して頼み込んだ。資材は惜しまない。

 

だからどうかお願い申し上げます。那珂ちゃんが99人ってどうすればいいのですか!

 

このままではまともに編成すらできへんがな!

 

日替わりで那珂ちゃん4人ずつ変えるしかないじゃないか!

 

 

もちろん、原因などわからない。鎮守府自体にも特に曰くつきのものなどなかった。

 

 

つまりは、俺のせいである。

 

 

 

いや、なんで?

 

 

 

 

___________________

 

 

 

 

 

ありったけの資材をかき集めた。那珂ちゃん達にも土下座した。

那珂ちゃん99(ナイナイ)のライブに付きっきりでサイリウムを振ったりもした。

 

 

「頼むぜ!妖精さん! 建造開始!」

 

 

その結果、24分、1時間半、4時間、8時間。

 

泣いて喜んだ。戦艦でも空母でも嬉しかった。駆逐艦もプラスすればやっと編成で悩むことができる。

 

 

私財もはたいて母港を拡張した。

 

 

 

そして、出て来たのは那珂ちゃんだった。

 

 

頭が真っ白になったが、機械の故障で表示が狂っていたそうだ。

 

 

カミハシンダ。酒を渡した妖精さん達は真面目な本部の大淀さん率いる艦娘と妖精さん達にしばかれ、しばしの別れとなった。

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

「元気だしなよー提督さん。」

 

「そうだよ!落ち込んでても良いことないよ。歌って踊ろう!」

 

 

執務室で項垂れていると那珂ちゃんが2人入って来た。ちなみに、今日の建造も那珂ちゃんだった。

 

 

「そうだなぁ…那珂ちゃんAと那珂ちゃんB。」

 

 

「「アルファベットで呼ばないで!!!」」

 

 

「はいはい。提督も那珂ちゃん達も喧嘩しないでください。」

 

 

 

と、書類仕事を手伝ってくれているのも那珂ちゃん…ではなく、眼鏡が似合う大淀さんである。

彼女はウチの鎮守府所属ではなく、大本営や他の鎮守府からのサポートに来てくれている艦娘の一人だ。

 

 

 

何故か那珂ちゃんしか建造できず、那珂ちゃんしかドロップしないという俺と鎮守府の意味不明な現状に対して、大本営の返答はこうであった。

 

 

''他からもサポ回すからそのまま頑張れ。''

 

 

 

いや、無理です。

 

 

 

 

噂が広まったおかげで、優しい提督達や艦娘達の有志により、サポートは増えたが、生暖かい目や同情の念ばかりもらう羽目になった。

 

 

 

 

 

 

 

「なあ、那珂ちゃん's.。俺なんかやらかした?」

 

「えー。提督さんと会ったの建造された時だよ。」

 

「だよなぁ…。大淀さん、なぜなんでしょう?」

 

「わ、私に聞かれましても。」

 

 

大本営も原因は分からず、しかし提督としての素質を持った人間もなかなか現れず、俺の続投が決まっていた。

 

 

「しっつれーしまーす。」

「那珂ちゃん現場入りまーす!」

「提督元気ー?」

 

 

わらわらと入ってくる那珂ちゃん's。

 

 

妖精さん曰く、特に恋愛感情のようなものは無いが、何故か懐かれているらしい。

 

 

 

 

だからといって那珂ちゃんしか建造できんのは何故なのか。

 

 

100人近い姉妹全員とほぼ毎日会話するようなものである。

 

 

そのため、 日々増える那珂ちゃんには、近代化改修に回ってもらい、それすら終わってしまうと、解体しかない訳であるが、

 

 

「私は!本日をもってアイドルを卒業します!」

 

その度に卒業式?引退宣言?のライブをしたりする謎の慣習が彼女達の常識になりつつあった。

 

 

解体というのは艤装を外して人として生きるか、そのまま眠りにつくか、うっすらと消えたりする。

 

それは、本人の意思で選べるし、特に悲しいような感じはないらしい。引退すれば援助も出る。(ホワイトアピール)

 

 

 

 

 

特に、俺は那珂ちゃんに不満があるわけではない。軽巡としての性能は高く、意識は上昇志向。アイドルとしても可愛い。歌もうまい。

 

 

 

だがしかし。

 

 

俺は、毎日のように騒音(ライブ)を聞いていられるほどのファンではなかった。

 

 

 

 

 

「「「「キャハッ☆艦隊のアイドルー。那珂ちゃんだよー!!!」」」

 

 

「「「那珂ちゃん今日も可愛いぃーー!!」」」

 

 

「「「おっはよーございまーす⤴︎!!」」」

 

 

 

毎日こんなハイテンションに囲まれてみろ?

 

 

 

 

 

「うるせええええええええええ!!!」

 

 

 

「「「プロデューサー。怒っちゃ だ め だ ゾ!」」」

 

 

 

 

「たーすけてー!◯内Pーー!!!」

 

 

 

 

 

___最悪なガチャを1万倍酷くしたような感じですー。諦め無ければいつか他の子にも会えますよー(笑笑)

 

 

 

_______ですからほら、課金(浪費)しましょう?

 

 

 

 

妖精さんの甘い誘惑とともに、おれは今日も工廠へ赴く。

 

 

果たして、那珂ちゃん以外を引くことはできるのか!

 

 

提督の奮闘は続く

(続かない)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




那珂ちゃん(以外でない提督の)奮闘記。

適当な補足。
提督に転生した自覚は無いが、元艦これユーザー。
那珂ちゃんの解体最速ラップとかしてたら那珂ちゃんファンの妖精さんの反撃に会う。

気の毒に思った提督達は大体事情を察した転生組。他ではそんなこと起きてないので割と楽しんで見てる。大概はいい連中だけ。でなければ、妖精さんにそもそも弾かれる。





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