修羅場?
ハヤテside
早速ですが今僕は二人の女性に挟まれて両手に花状態です ははっ、羨ましいですか?
「それに隣の綺麗な人は一体・・・?」
「ねえハヤテ。私にもこの娘が誰なのか教えてもらえる?」
ゴゴゴゴゴゴゴ
ダレカタスケテー!
(圧がすごい!?陽乃様からの圧がぱないの!ってレベルでぱないです!?)錯乱
何故かわからないけど陽乃様から謎のプレッシャーによって僕の冷や汗が止まりません!
(落ち着け、まずは二人にしっかりと紹介しないと。何事もまずは自己紹介からって言いますしね!)
はーっ ふーっ
僕は呼吸を整え
(行きます!)
「陽乃様、彼女は西沢歩さんと言って僕のクラスメイトだった人です。あと後ろの方々もそうです」
「ふーん」ジロッ
「「ひっ!」」
陽乃様が西沢さんにがん飛ばしてます 西沢さんもビビってます 怖いです ガクブル
「に、西沢さん。この方は雪ノ下陽乃様と言って僕のご主人様です」
「へー・・・はあっ!?ご主人様!?どういう意味なの!?まさかハヤテ君そういう趣味・・・」
「ち、違いますよ!実はですね・・・」
僕はクリスマス・イヴから今までの事を説明します
「それで、今ハヤテ君は執事をしているからあの人がご主人様ってことだったんだ」
「そういうことです」
無事僕が従者プレイが好きなドM野郎ではないことを説明できました
ついでに近況報告もしました
しかし、僕は失念していましたこの場にはもう一人いることを・・・
「そろそろ、終わったかしらハヤテ」
底冷えするような声が聞こえてきます
「私を放っておいて、女の子とイチャイチャして」
「い、いや、イチャイチャは・・・」
「ん?」
「いえ、何でもありません!ごめんなさい!」
「で、彼女は何なの?」
「え?先ほども言ったとおり西沢歩さんと言って」
「そうじゃない。その、歩ちゃんは、ハヤテと、どういう、関係なの?」ニコッ
笑顔が怖い!
「た、ただの元クラスメイトです」
「本当に?」
「は、はい」
「ふーん。で、ハヤテはこう言ってるけど、歩ちゃん的にはどうなのかな?」
「クラスメイトですけど・・・」
「けど?」
「一応、告白した人とフッた人、です」
爆弾が投げ込まれた
「へー、それで、どっちがどっち?」
「私が告白した人です」
「なるほど、なるほど。それなのにハヤテはただの元クラスメイトだったって言うのね」
陽乃様が僕を見ます っていうか睨んできます
「告白してきた人をただのクラスメイト呼ばわりはひどいんじゃないかな?」
「うぐっ、申し訳ございません・・・」
確かにそれはあまりに薄情だったかもしれません
「で、それはいつの出来事で、どういった経緯なの?」
「実は・・・」
さて、ここでようやく読者の方々にもわかるようにご説明いたします
実は僕冬休みに転校の手続きをするために前の高校に行った時に偶然クラスメイトに出会って女の子に告白されました(3話参照)
その時の女の子が何を隠そうこの西沢さんだったのです
「ということがあったんです」
「なるほどね。ハヤテ、今日の勉強の課題倍ね」
「何で!?」
理不尽です
「さて、改めてこんにちは。私は雪ノ下陽乃。ハヤテのご主人様よ」
「こ、こんにちは。西沢歩です。よろしくお願いします」
「うん、よろしくね」
僕が今夜の課題の量を想像していたらいつの間にか二人は仲良く挨拶を済ましていました
「ふふっ」
「あ、あはは・・・」
何でしょうこの空気・・・
「そう、"私のハヤテ"が前の学校でも随分とお世話になったようね」
「い、いえ、そんな・・・」
「で、ハヤテは前の学校でどんな感じだったの?やっぱりモテてたの?」
「え、えっとそうですね・・・」
「ふーん、やっぱりそうなんだ。ハヤテはカッコいいもんねー」
全然仲良くなかったー!?ていうか西沢さんめっちゃ気圧されてる!美人オーラに圧倒されてるー!
西沢さんの顔が強張ってますよ!僕には見えます!
西沢さんの後ろの普通のハムスターと陽乃様の後ろにいる九つの狐の尻尾を持つ和風美人が!ていうかその和風美人陽乃様と同じ顔してるし!
「あ、あの陽乃様、そこまでにしてあげて欲しいというか、もう西沢さんのライフが0というか・・・」
まだ、いろいろ何か話していますが止めに入ります
西沢さんが泣きそうです ていうか目の端にキラリとしたものがあります・・・
「ハヤテがそこまでいうなら仕方ないなー」
「ありがとうございます」
「じゃあ、ハヤテにも後でゆっっっくり話を聞かせてもらうから」
「・・・あい」
この後のことを考えたら返事が翼の生えた猫みたいになってしまいました
「じゃあ、帰ろうか。またね、歩ちゃん」
「それでは西沢さんまた今度」
僕は気持ち急ぎ気味でこの場を二人で退散しようとしました
しかし・・・
「・・・せんから・・・」
「ん?」
「絶対に負けませんから!」
何とあの陽乃様に西沢さんが食って掛かりました
「へぇ・・・」
陽乃様が目を細めて西沢さんを睨みます
「っ!?そ、そんな風に見てきてもこ、怖くありません!」
しかし、西沢さんも負けていません
「ふーん、歩ちゃんの思いは本物なんだ。それなら・・・」
そして、突然陽乃様が僕の腕を抱え込みました
「ちょ、陽乃様!?」
さすがに恥ずかしいです!? あとなんか柔らかい!?
「もう、とっくにハヤテは私のものだから。絶対にあげないし、手放しもしない」
「あの、陽乃様、う、腕をっ!?」
「それでも、なお挑むのなら
潰すよ
・・・覚悟しなさい」
「は、陽乃様?」
今まで聞いたことのない声が陽乃様から出てきました
「さて、本当に行こうか♪」
「は、はい・・・」
この日僕は陽乃様の心の奥底を見たような気分でした
(あと、そろそろ腕を離して欲しいです・・・)
__________
歩side
今日は仲のいい友達とお花見に来た、西沢歩です! どこにでもいる普通の女子高生です!
友達からは「西沢の個性って普通が個性だよな」って言われるくらいです 普通でもいいじゃない!
そしてお花見も終わり、帰ろうとした時なんとハヤテ君に会ったのです!
(あれから、全然会えなかったけどようやく会えた!)
「あー!ハヤテ君!こんなところでどうしたの!?」
私はあの時の告白を思い出すと少し悲しくなるし、ハヤテ君も気にすると思っていつもより元気な声を掛けます
しかし、気づいてしまったのです ハヤテ君の隣にいる美人さんがいることに
「それに隣の綺麗な人は一体・・・?」
(やっぱり彼女さんなのかな?なのかな!?)
けれどもどうやら違うようでした なんでも途方に暮れたハヤテ君を助けて執事として雇っている人らしいです
近況報告も少しするとハヤテ君は雪ノ下さんに呼ばれた
(何を話してるのかな?)
そして話は私とハヤテ君のことへと変わりました
(やっぱりハヤテ君にとって私はただのクラスメイトなんだね)
「ふーん。で、ハヤテはこう言ってるけど、歩ちゃん的にはどうなのかな?」
いきなり雪ノ下?さんが私に話を振ってきた
「クラスメイトですけど・・・」
「けど?」
「一応、告白した人とフッた人、です」
そう答えると
「私が告白した人です」
「なるほど、なるほど。それなのにハヤテはただの元クラスメイトだったって言うのね」
「告白してきた人をただのクラスメイト呼ばわりはひどいんじゃないかな?」
「うぐっ、申し訳ございません・・・」
ハヤテ君のの説明に不満らしく、ハヤテ君に説教を始めました
(いい人なのかな?)
「さて、改めてこんにちは。私は雪ノ下陽乃。ハヤテのご主人様よ」
「こ、こんにちは。西沢歩です。よろしくお願いします」
「うん、よろしくね」
お互いに自己紹介をし改めて思いました
(この人やっぱり綺麗だなー。こんな人がハヤテ君のご主人様か)
悔しいけど敵いそうにありません
(それに執事とご主人様ということは二人は同じ屋根の下で暮らしているということ。羨ましいなあ)
そして、何とか勝てそうなところを探してみるけど
(ない!私が平凡なのもあるけど、何かこう、格が違う!)
「ふふっ」
「あ、あはは・・・」
思わず苦笑いが出た
「そう、"私のハヤテ"が前の学校でも随分とお世話になったようね」
わ、私の!? もう、そこまでの関係!?
「い、いえ、そんな・・・」
「で、ハヤテは前の学校でどんな感じだったの?やっぱりモテてたの?」
「え、えっとそうですね・・・」
「ふーん、やっぱりそうなんだ。ハヤテはカッコいいもんねー」
(な、なんだろう?少し怖い感じがする)
「ほかには何かないの?ハヤテとの思い出?学祭もあったんでしょ?」
「そ、そうですね。あ、でも、ハヤテ君いつも忙しそうだったから学祭の日は、1日中バイトでお金稼げる!、って言って学祭来なかったんですよ」
「そうなんだ。やっぱりハヤテっていっぱい大変なことがあったんだね」
「どうやらそうみたいです」
「へー、それで普段もあまり学校に来れてなかったんだね」
「最低限は来るって感じでした。放課後も遊ぶ暇もなくて・・・」
「つまり、ハヤテとの接点はあまり多くなかった、と」
「は、はい。寂しかったですけど、仕方なくて・・・」
「話す機会も多くなかったんだね」
「そうですね・・・」
何か少し雪ノ下さんの雰囲気が変わりました
そして、言われたのです
「じゃあ、何でハヤテのことが好きなの?」
「へ?」
「その気持ちは、本物?」
何を言ってるんだろこの人は? だって私がハヤテ君が好きなのは
何でだっけ?
頭が混乱してくる 泣きそうになる
「あ、あの陽乃様、そこまでにしてあげて欲しいというか、もう西沢さんのライフが0というか・・・」
ハヤテ君の声が聞こえた
「ハヤテがそこまでいうなら仕方ないなー」
「ありがとうございます」
「じゃあ、ハヤテにも後でゆっっっくり話を聞かせてもらうから」
私はほっとした してしまった これじゃあ
(これじゃあ、まるでハヤテ君のことが本当は好きでもないって言ってるようなものだよ・・・)
泣きそうになる でも、私は何に対して泣いているんだろう
ひどいことを言われたから? それとも 本当のことを言われたのを誤魔化すために?
わからなくなる
「じゃあ、帰ろうか。またね、歩ちゃん」
「それでは西沢さんまた今度」
二人が帰ろうとする これからも二人は仲良くしていくのだと思う 二人だけの思い出を作っていくのだろう
でも、それは何か
嫌だ
そう思った 思えた
(そうだ。確かにハヤテ君との接点は少なかった。でも、それが本当は好きじゃなかった理由にはならない)
この世には一目惚れって言うのがあるくらいだ
(だから、私はハヤテ君のことが好きだ。一緒にいた時間が少なかったとしても、私はハヤテ君のことが大好きだ)
だから、言う
「・・・せんから・・・」
「ん?」
言ってやる!
「絶対に負けませんから!」
「へぇ・・・」
雪ノ下さんが睨んでくる 負けてたまるか
「っ!?そ、そんな風に見てきてもこ、怖くありません!」
「ふーん、歩ちゃんの思いは本物なんだ。それなら・・・」
そして、雪ノ下さんがハヤテ君の腕を抱え込んだ
「もう、とっくにハヤテは私のものだから。絶対にあげないし、手放しもしない」
「あの、陽乃様、う、腕をっ!?」
あの胸が憎い どうしても比べてしまう
(やっぱり男の子は胸なのかな!なのかな!)
「それでも、なお挑むのなら
潰すよ
・・・覚悟しなさい」
「は、陽乃様?」
ゾっとした 足が震える 胸の事なんて吹っ飛んでしまった
「さて、本当に行こうか♪」
「は、はい・・・」
気づいたらもう二人は行ってしまった
(絶対に負けないんだから!)
「打倒雪ノ下陽乃!」
明日からもっと女を磨いてやる!
そう決意した
「いや、無理じゃないか?」
「そこ!今まで空気だったのに余計な事言わない!」
クラスメイトなら応援しなさいよ!
__________
陽乃の家(夜)
陽乃side
帰った後、ハヤテへの尋問・・・もといハヤテの昔話も聞いた後はいつも通り過ごしていた
そして、毎晩恒例の勉強会もお昼に言った通り課題を倍にして出した
今はそれも無事に終わらせたのを見届けたところだ
「はい、お疲れ様」
「もう、当分字は見たくないです・・・」
「反省したようで何より」
「いや、反省も何もこれはただの嫌がらせじゃあ・・・」
「何か言った?」
「いえ!何も!」
どうやらこの罰の意味が理解できていないようだ まあ、許そう
「じゃあ、寝るわね。ハヤテも早く寝なさいよ。お休み」
「はい、お休みなさいませ陽乃様」
そして私は自室に戻って明日の準備を済ませる さすがにこれくらいは自分でやるし乙女にはいろいろ持っていくものもあるのだ
(それにしても今日は少しらしくなかったな・・・)
そうだ いくらなんでも初対面の女の子にあそこまではいつもならやらない
(それなのに今日はどうして)
理由はなんとなく想像はつく でも、あまり認めたくない
(ちょっと私の知らないハヤテを知っている女の子がハヤテと話していたのが気に食わなかったなんて)
ようは妬いていたのだ この雪ノ下陽乃
(う~)///
自分でもわかるくらいに顔が赤い それでも
取られるかもしれない
そう、思ってしまった
昔から自分のものを取られるのが嫌いで、取ろうとしてきたら潰した
でも何か違う
(もっと大切な何かを取られると思った・・・)
よくは、わからない
それに最後にあんなことも言われた 今までになかったことだ
何となく不安になる 顔が見たくなる
気づけば私は部屋を出て、ハヤテの部屋に向かった
__________
ハヤテside
コンコン
「はーい」
突然のノックに少し驚いた
でもすぐに扉を開ける そこには陽乃様がいた
(まあ、この家には僕と陽乃様しかいないから当たり前なんだけど)
「ちょっといいかな?」
「はい、どうしました?」
(珍しいな)
確かに何度か勉強会が終わった後で部屋に来ることはあった でも・・・
(何か今回はおとなしいな。何というかしおらしい?)
本当にこんな陽乃様は珍しい というか見た事がない
「ハヤテはどこにも行かないよね?」
「へ?」
唐突すぎて意味がわからなかった
「だ、だから!ハヤテは私の側にいてくれるんだよね?」
「?それはもちろん。借金もありますし」
「じゃあ、借金が今すぐ無くなったらどっか行っちゃうの?」
本当にどうしたんだろうか まるで子どもみたいだ
「ねえ、ハヤテ、どうなの?」
「そうですね、借金が無くなれば僕は自由の身です」
「じゃあ、やっぱり・・・」
「しかしですね、僕が自由の身になっても僕は陽乃様の執事をしていますよ。もちろん、陽乃様がいいとおっしゃってくださるならですけど」
借金が無くなって、はい今までありがとうございましたお元気で、なんて薄情なことはしないし多分陽乃様が思ってる以上に僕は陽乃様に感謝している それに
(僕自身はこの人に一生付いて行くつもりしてるしね)
陽乃様あっての僕の人生 なら付いて行くのは当たり前だし付いて行きたいと思っている だから
「僕は陽乃様の側にずっといますよ」
「ハ、ハヤテ・・・」
「だから、安心して下さい。どこにも行きませんよ」
「うん!」
「はい、ですからどうかゆっくりとお休み下さい。どうせなら一緒に寝ますか?ベッドも二人が寝るくらいなら問題ありませんし」
僕は冗談で言ってみた
「うん」
「え?」
まさかの返答だった
「何よ。私にだってたまには人恋しい時もあるのよ」
「ですが、年頃の男女が同じベッドで寝るというのは・・・」
「ハヤテが始めに言ったんでしょ。何?手を出すの?」
「滅相もございません!」
「その、言い方傷付くなー。私、そこまで魅力ない?」
「いえ!決してそういうことでは!?」
「ふふっ、冗談よ」
「なっ!?驚かさないで下さいよ」
「?一緒に寝るのは本気よ。じゃあ、枕とか持ってくるね」
「本当に一緒に寝るんですか!?」
陽乃様は部屋を出ていかれました
「本当に寝るのか・・・」///
顔が赤いのがわかる
(寝れるかな?)
そして、今夜は二人で寝ることになったのです
寝付けないと思いましたが今日の疲れもあったのか二人で話していると陽乃様は安心したかのような安らかに眠ってしまいました そんな顔に釣られて僕も寝ることができました
(お休みなさいませ、陽乃様)
余談ですが次の日はお互い顔を見れなかったり会話がぎこちなかったです
((う~恥ずかしい。目を合わせられない))///
ふう、何とか書けた
ちゃんと修羅場になってたかな?
次は・・・ 何だろ?まあ、学校での話になると思います
あと桜大戦編とか書いてるけどシリーズ化する気はありません
どうでもいいけどfgoの英霊剣豪七番勝負終わらせた感想が武蔵ちゃんが可愛い(語彙力
石は村正ピックアップまで貯めるぜ!
最後に
誤字・脱字・誤用があれば是非お知らせください。
辛口批評は甘んじて受けますが悪口のみは傷つくのでおかしい点等々はご指摘ください。悪い点、改善点も受け付けています。