怪獣の力を使って進撃する話   作:レベルアップ

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エレキングを出せたからはやくサンダーキラーを出したいと考えてます。


15話

イッセーサイド

 

「ハンバーガーって美味しいです」

 

ハンバーガーを頬張るアーシアを見て俺は安心すると同時に可愛いと思っていた。よかったアーシアが無事で特にケガとかもなさそうだし元気そうだ。

 

あの後アーシアと再会した俺は丁度昼飯時だったのでお昼に誘った。最初は断ろうとしてたが途中でお腹の音がなり真っ赤な顔をしてよろしくお願いしますと言った。

 

ハンバーガーショップを選び食べようとしたらアーシアが食べ方がわからなかったり、手を洗おうと聖水を出そうとしたりなどのハプニングがあったが無事に食事をすることができた。……しかしアーシアちゃん君の膝に座って今ポテトを食べてるソイツは一体何なの?絶対人形じゃ無いよね、なんか動いてるし、ポテト食ってるし「キィ〜」…後鳴くし。

 

「アーシアそれ何?」

 

アーシアに聞くと返答に困ってるのかちょっとあたふたし始めた。

 

「え、え〜とですね。お、お人形さんです」

 

「いや、ポテト食ってるし動いてるしあと「キィ〜」鳴いてるよね」

 

「はう」

 

アーシア流石に俺でも騙されないよ。せめてペットとかならわかるけど。

 

「その犬です!」

 

「犬!?犬なのそれ!?」

 

「はい!犬なんです!」

 

可愛い迫真の顔で犬だと断言するアーシア。まあ犬という事にしておこう。

 

「じゃあ名前はなんていうんだソイツ」

 

「………あのお名前は何というのですか?」

 

知らないのかよアーシアというか言葉通じるのかソイツに。ん何だ俺を見てるぞ何かジェスチャーしてるなになに指をさしてる先にはペンがある貸せって事か?とりあえずペンを貸した。

 

「なんか書いてるぞアーシア」

 

そして書いたのは字だった、それには片仮名でエレキングと書かれていた。

 

「エレキングっていうのか?変わった名前だな」

 

「エレキングちゃんですか素敵な名前ですね」

 

アーシアがエレキングを抱きかかえながらそう言った。

 

ずいぶん変わった生き物だな。どこから来たのかわからないが多分害は無いだろうな多分。

 

 

 

 

 

 

 

それからアーシアとはゲーセンに遊びに遊びにいく事にした。レーシングゲームやシューティングゲームなどをやった後に今二人でプリクラを撮った所だ。いやエレキングもいるから2人と1匹か。

 

「ふっふっふっ学校を休んで金髪美少女とデートなんて知ったら松田と元浜はどう思うかな」

 

俺は今リア充と思われてんじゃ無いのか?いや〜神様っているんだな後で祈っておこう俺悪魔だけど。

 

「アーシア次はどれで遊ぶ…ん?」

 

アーシアがいるのはクレーンゲームの前だその下でエレキングがジャンプしてクレーンゲームの中を見ようとしてる。

 

「アーシアもしかしてラッチューくんが欲しいのか?」

 

アーシアの視線の先には世界的に人気なラッチューくんの人形があったなるほどラッチューくん好きなのか。

 

「い、いえ、その」

 

「よし俺に任せろ!」

 

こう見えてもクレーンゲームは得意分野だ。ここは俺に任せておけアーシア。

 

挑戦した結果5度目でようやく手に入った。途中エレキングが取り出し口から入りラッチューくんを取ろうとした為引っ張り出したハプニングもあったが無事に成功した。

 

「ありがとうございます、イッセーさん大切にします」

 

アーシアが嬉しそうに人気なを抱きしめながらお礼を言ってきた。

 

「そんな人形ならまた取ってあげるよ大袈裟だな」

 

するとアーシアは首を振って

「いえ、今日頂いたこのラッチューくんは私にとって素敵なものです。私、この人形を大事にします」

 

なんか、恥ずかしいけど嬉しい。ただの人形なのにここまで言ってもらったの初めてだよ。

 

「すごいお人形さん!」

 

「これとってー」

 

「キィキィ」

 

ん、何だクレーンゲームから声がしたので向いたら。どこからもってきたのかコインゲームを入れるカップを器用に積み上げその上に座ってエレキングの奴クレーンゲームやってやがる。しかも結構うまいし。人形とかラジコン商品もう8個手に入ってんじゃん!

 

「何やってんだお前は!」

 

「わっエレキングちゃん凄いです!」

 

それからアーシアの手とエレキングを引っ掴んで急いでゲーセンから出た。

 

 

 

 

 

あの後ゲーセンを出た後少し走ったらフリードに撃たれた足が痛んできた。だがアーシアが持つ神器の力で全く痛みがなかった。アーシアの神器は凄いな色々な人や悪魔でも治せるんだから。その事をアーシアに行ったら急に涙を流し泣き出してしまった。

 

「ご、ごめんアーシア泣かせちゃって俺なんか悪い事言っちゃったみたいだ」

 

「ち、違いますごめんなさいイッセーさんなんでも無いんです」

 

とりあえずアーシアを落ち着ける為にベンチを探し座らせた。

 

アーシアが落ち着いた時に自分の事を話してくれた。

 

両親に物心つく前に捨てられて教会で過ごしていた時に傷ついた子犬を助ける為に神器が覚醒しそれを知った教会から聖女と祭り上げられたがその事で周りの人間が自分の事をまるで違う生物と見ていた事。

 

しかしある時傷ついた悪魔を助けた事で教会から魔女と呼ばれ追放された。その時に誰もアーシアを庇う事をしなかった。

 

「きっと私の主への祈りが足りなかったんです。ほら、私ってドジな時がありますし仕方なかったんですよ。これも試練なんです」

 

違うそんな事はない。何だよ神様どうしてこの子を救ってやらないんだよ。

 

「きっとこの試練を耐え抜けばきっとお友達もたくさんできると思っています。そしたら一緒に買い物やおしゃべりをしたいんです」

 

話してる時にまた涙が溜まってきていた。もう俺は限界だった。だから我慢なんかしなかった。

 

「だったら俺が友達になってやるよ。いやもう友達だ」

 

「イッセーさん……?」

 

キョトンとしているが俺は続けた。

 

「俺はアーシアと友達になりたいんだ!悪魔だけど一緒に今日みたいに遊びに連れて行ってやるし買い物やおしゃべりも付き合ってやるよ。だから友達になろう!」

 

「……なんで私と友達になってくれるんですか?悪魔としての契約ですか?」

 

「違う!悪魔でもなんでもない本当の友達になるんだ。もし迷惑じゃなければ俺の友達を紹介してやる!馬鹿な奴らだけどいい奴らなんだきっとアーシア友達になってくれる!」

 

アーシアがまた泣きそうだがこれは悲しくて泣いてるのではないとわかった。

 

「こんな私でも友達になってくれるんですか?」

 

「当たり前だろ。それにそいつも友達になりたそうだぞ」

 

「はわ!?」

 

アーシア涙を器用に尻尾で拭ったエレキングが俺も友達になってやると言ってる感じでアーシアを見ていた。

 

アーシアはさっきまでの悲しい顔を笑顔に変えた。

 

「こんな、こんな私でもいいのでしたらよろしくお願いします。イッセーさんエレキングちゃん」

 

その笑顔は今まで見てきた中でそれは最高の笑顔だった。

 

イッセーサイドアウト




今回は少し長すぎたらすみません。

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