今回は話が急展開に進みますのでご注意下さい。
「エレキングをアーシア・アルジェントの所に送ってから結構経つな。連絡してみるか」
俺はエレキングに持たせた携帯に電話をかけることにした。何回かのコール音の後にエレキングが電話に出た。
「そっちの状況はどうだエレキング。問題はないか?」
「キィキィキィィィ」
「今アルジェント、一誠達と一緒にいるのか」
エレキングとの電話で現在の状況を確認した。俺がエレキングの言ってる意味がわかるのは神様の与えてくれたライザーの能力の一つである。
「キィ〜」
「なるほどね一誠がアルジェントと友達になってお前も友達になったのか」
「そうだなこの後アルジェントは部長に預けるとするか。俺たちの所には置いて置けないし何よりあの人なら安心して任せられるだろうし」
「キュウ〜」
「なんか寂しそうだなお前人見知りな性格なのに。そんなに気に入ったのか?」
エレキングの奴一誠とアルジェントの事が気に入ったようだな。だけど俺は他の勢力から狙われてるだろうしそんなことに巻き込むのは可哀想だし。
そんな話をしていると一誠の叫び声が急に聞こえてきた。………ん。
「……エレキング今そっちの状況を教えて欲しい」
そしたらエレキングの電話が切れた。待つこと約30秒そしたら今度はエレキングから電話がかかってきアルジェントが堕天使に攫われたと慌てた口調で報告がきた。
ヤッチマッターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!
心の中で凄まじく後悔した。
あの後急いで一誠の元に向かうため学校に走っ行か途中に一誠と木場と塔城に遭遇した。
「神条!?お前どうして此処にいるんだ!?」
「俺の事はひとまずいいだろう。3人とも武装して一体何処に行くんだ?」
まさかこれから教会に殴り込みに行くのか?
「これから兵藤くんの友達のアーシアさんをを助けに行くんだ」
「ああこれから俺たちはアーシアを助けに行く。」
やはり殴り込みか。部長から許可は得ているのだろうか?その事を聞いたら
「はい。部長から許可は得ています」
塔城が答えてくれた。
「それなら俺もつい……「じゃあ神条俺たちは行くからな!」……て行くぞ」
俺の話も聞かずに行っちゃたよ。流石悪魔身体能力が高いな。一応エレキングも教会に先に向かっているはずだ念の為アルジェントには神様特製の守りの加護の札を持たせてあると言っていたが心配だ。
今回の件は俺の責任だ、正体がバレようがサポートくらいはしなければ。そう思い俺も急いで教会に向かった。
教会に到着し中を覗いた一誠達はいない代わりに戦闘でもあったのか荒れ放題だ。そして下に降りる階段のようなものがある。おそらくあの下に向かったに違いない。
「俺も下に降りるとしよう」
イッセーサイド
フリードとの戦闘の後地下に向かう階段を見つけ進んでいった先の扉をやぶり中に入ると部屋の中はフリードと同じはぐれ神父が大勢いた。アーシアは十字架に磔にされていてその近くには夕麻ちゃん……いやレイナーレが飛んでいた。
「アーシア!」
「…イッセーさん?」
「くっ。まだこちらは儀式が全く進んでいないのに来るなんて」
レイナーレが忌々しそうに俺達を睨んでる。どうやら儀式はあまり進んでいないようだ。これはチャンスかもしれない。
「兵藤くんここは僕たちが食い止める。早くアーシアさんを!」
「…任せて下さい」
木場と小猫ちゃんが神父達を食い止めてくれているうちに俺はアーシアを助けに向かった。
「行かせんぞ。悪魔め」
神父の一人が俺の前に立ちふさがった。この野郎邪魔をするならぶっ飛ばしてやる!
その瞬間天井と何かが目の前に落ちてきた。
「させんぞ」
といったと同時に目の前の神父を槍で切り倒した。
俺の目の前にいたのは黒い鎧を纏った奴だった。一体誰だもしかして部長の眷属か?
「…裕斗先輩あれは?」
「なんだあの人は一体誰だ」
知らないのかよ!じゃあレイナーレの仲間…じゃないな現に神父を倒してるし。それにレイナーレもなんだこいつって目で見てる。
「オイ!お前は誰だ!」
そいつが振り向いてきた。三日月のような角がついた兜を被って顔はわからないがそいつから発せられてるプレッシャーが凄いが向けられてるのはレイナーレと周りの神父達だが。
「訳あって助太刀するぞ兵藤一誠」
なんで俺の名前を知っているんだ!?
「おいなんで……」
「話は後だ。エレキング!」
そいつが叫んだ瞬間エレキングが出てきてレイナーレを体当たりで吹き飛ばした。あいつあの後ちょっといなくなってからアーシアがさらわれた後に戻ってきて急いで何処かに走っていったのだがここにきていたのか。
「今だ!行け!」
鎧の男が叫んだと同時にアーシアを拘束していた鎖を槍を払って破壊した。俺は急いで拘束から自由になったアーシアをキャッチした。
「イッセーさん、エレキングちゃん」
「もう大丈夫だ。アーシア」
よかったケガもなさそうだ。だけどなんで刺激的な格好だ。こんな状況なのになんて素晴らしい……ゲフンゲフン今考えてる場合じゃない早くここから出ないと。
「こっちだ早く来い」
鎧の男が呼んでる。急いで俺はアーシアをお姫様抱っこで連れて階段に向かった。
アーシアを連れて教会の聖堂まで戻ってきた。
「もう直ぐここから出れるぞアーシア」
「イッセーさんどうして私を助けに来てくれたのですか?」
「言ったろアーシア俺はアーシアの友達だ。だから助けに来たんだ友達を助けるのに理由はいらないんだよ」
「イッセーさん…」
顔が赤いなアーシアちゃん多分疲れているんだろうけど後少しで出れるからな。
その時光の槍が目の前に振ってきた。まさかレイナーレか!?
「逃がすと思っていたのかしら?」
「…レイナーレ」
俺はレイナーレを睨みつけた。木場と小猫ちゃんを振り切ったのか。木場に斬られたのか切り傷がつけられていた。
「アーシアを返してもらうわよ。その子の持つ神器の力は知っているでしょう。私はその力が欲しいのよ」
こいつまだアーシアの神器をなりってやがる。鎧の男とエレキングが俺たちを守るように立っている。レイナーレが話を続けた。
「それさえあれば私は今までバカにしてきた者たちを見返すことができるのよ。そして偉大なるアザゼル様、シェムハザ様たちの寵愛を受けることができるのよ。こんなに素敵なことはないわ。だから私にその子を返しなさい」
「そんなの知るかよ」
ふざけんなよ。そんなくだらない事でこの子をアーシアを殺そうとしたのかよ。それにこいつは俺を殺そうとした恋人としていいよって来て俺が神器を持ってるから殺そうとしたんだ。
「…俺、大切にしようと思ったんだ」
俺は何を思ったのか話し始めた。
「初めての彼女だったんだ。だから大切にしようとした。」
「えぇ、見ていてとても初々しかったかわ。女を知らない男の子はからかい甲斐があったわ」
「デートだって考えたんだ。失敗しないように念入りにプランを考えた」
「そうね。とても王道でつまらないデートだったわ。とてもつまらなかったわよ」
そうかいそれがお前の本性か。こんな腐った野郎にアーシアが殺されかけたのか。テメェの方がよっぽどの悪魔だよ。
「ゲスが。楽には殺さんぞ」
鎧の男がエレキングとレイナーレを殺そうと前に出て行こうとしたが俺が止めた。
「待ってくれ。あいつは俺が倒す」
鎧の男がこちらを振り向いた。
「死ぬかもしれないぞ。お前は悪魔になったばかりなのだろう。それにその神器もまだ上手く使えていないようだ」
確かにこの男の言うとうりかもしれないだけどな
「確かにあんたの言う通りだよ。だけどなそいつには借りがあるんだ。だから俺がやる」
そうだこの男が誰かわからないがレイナーレには何もされていない。だけど俺やアーシアはこいつには殺されかけた。アーシアにはやらせられないから俺がアーシアのぶんまであいつをブン殴ってやる。そしたら男はため息をついた。
「成る程な。確かにお前は奴に借りがあるな、いいだろうだか危なくなったら助けるこれだけは譲らんぞ」
俺は頷きそしてレイナーレに叫んだ。
「レイナーレェェ!テメェは絶対許さねぇぇ!」
イッセーサイドアウト
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