怪獣の力を使って進撃する話   作:レベルアップ

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23話

あの後部長から連絡があった。どうもさっきの教会の2人組は部長達を、滅しにきたのでなくどうやら話し合いをする為に来たそうだ。

 

『詳しい事はまだわからないけど必ず教えるわ、だから明日は放課後の旧校舎の方にはできるだけ近づかない方がいいかもしれないわ』

 

と電話越しで言っていたのでかなりやばい話だと確信した。なにせ堕天使幹部の名前が出ていたし。

 

「なるほど、堕天使の幹部がこの町にいるんですか?」

 

神様がご飯を食べながら俺に話しかけてきた。この神様、今更だが自由な所があるな。

 

「ええ、そう見たいですよ。それより神様は仕事は大丈夫何ですか?神様の仕事とかがあるって、前に言ってましたよね」

 

「私を誰だと思っているのだ?そんなものなどとうに終わらせています」

 

誰かのアニメのキャラを真似してるのか知らんが、神様がドヤ顔で答えた。そのドヤ顔はやめて下さい。

 

「そういえば、貴方は原作を読んだことがあるのに忘れていたんですか?」

 

「1000年近くも生きてると、どうも記憶がすたれるみたいで。最近あまり、よく覚えていないんですよ」

 

「なんかだか、ご都合主義すぎて信じられませんが。もしかして、いわゆる世界の修正力か何かが働いてるのかもしれませんよ」

 

神様の言葉を聞き俺はマジで、と思ったよ。そうか昔のことや転生する前の事が、最近うろ覚えになってきてるのはその世界の修正力なのか!

 

「いえ、知りませんが。そもそも世界の修正力なんてあるのかなんて、私知りません」

 

なんだ予想だったんですか。と言う事はただの物忘れか人間忘れやすい生き物だって話だから仕方ないよね。

 

「話を戻しますが神様。俺もコカビエルがいると聞いて気を使って探していたのですが、コカビエルの気はわかりませんでしたね」

 

「仮にも堕天使の幹部、気配を隠すなどお手の物です。それに一は、まだ気配を探るのにムラがあります、もっとそのムラをなくせば堕天使の幹部であろうと魔王であろうと探知することができると思います」

 

まだまだ修行不足か精進しないとな。

 

 

 

 

 

 

 

2日後、部長から聞いた話だがコカビエルが教会からエクスカリバーを3本盗み出しこの町に今潜んでいるとのことだった。あの時の教会の2人組はそれを奪還及び破壊が目的でこの町に来たんだそうだ。

 

その時の話し合いの最中で、木場がその中のゼノヴィアと言う教会の聖剣使いと非公式の喧嘩をしたんだそうだが、そのあと今どこにいるか連絡がつかない為、もし見つけたら教えての事だった。

 

そして今、俺は木場ではなく再び教会の2人組を見つけた。今回は……募金をしていた。何この光景。

 

「えー、迷える子羊にお恵みを」

 

「どうか、天の父に代わって私たちにお慈悲をぉぉぉ!」

 

……どうなってるんだこの状況?少し離れた所で一誠と塔城と……匙だな、そういえば一誠が悪魔になる5日くらい前から、悪魔になったんだよな気配が代わっていたし。とにかく3人とも俺と同じ事を考えているようだな。

 

しばらく見ていたら一誠が、2人組に声をかけてどこかに連れて行ったので俺はまた尾行する事にした。

 

着いて行くとファミレスに到着し2人組にご飯を奢り始めた。俺は少し離れた場所に座って聞き耳を立てた。

 

 

 

 

「エクスカリバーの破壊に協力したい」

 

何言ってんの一誠!?

 

どうやら結構やばい現場に来てしまったらしい。いや普通無理だと思うぞだって天界陣営の話だし、悪魔の力を借りるのは不味いと判断すると思うんだけど……。

 

「そうだな、1本くらい任せてもいいだろう」

 

普通じゃなかった……。

 

教会の隣のもう1人が抗議してる、が任せてもいいと言ったもう1人が悪魔の力は借りないが、ドラゴンの力を借りると屁理屈に近い理論を看破した。

 

「あなたの信仰心はおかしいわ。確かに教会は、ドラゴンの力を借りるなとは言ってないけど…。イッセー君は悪魔なのよ!」

 

「変で結構。それに彼はイリナの幼馴染で、赤龍帝だ。信じてみようじゃないか、ドラゴンの力を」

 

承知したのかイリナと言う女は頷いた。どうやら了承したようだ。

そして一誠が連絡を入れた後10分後に木場がやって来た。

 

木場の奴殺気立ってるな。でも流石に斬りつけないよな。こんなに人がいる中で。

 

「…話はわかったよ。だけどエクスカリバーの破壊を君達に承認されるのは遺憾だけどね」

 

「ずいぶんないいようだな。そちらがはぐれだったら斬り捨ててるぞ」

 

話し合いにしてはどちらも殺気立ちすぎだよ!一般の人も気になって見てる人が何人かいるぞ。

 

「聖剣計画について恨みを持っているようね。だけどあれは、私たち教会内でも最大に嫌悪された計画だったのよ」

 

イリナが多少の同情の表情を浮かべながら答え、ゼノヴィアが続けた。

 

「その時の計画の責任者は処分を下され追放された。今では堕天使の陣営にいるさ」

 

「その者の名は?」

 

木場がそいつに反応してゼノヴィアに聞いた。

 

「バルパー・ガリレイ。皆殺しの大司教と呼ばれた男だ」

 

木場はそいつの名前を聞き幾分か落ち着きを取り戻したようだ。

 

そのお礼に木場はエクスカリバーを持った奴の情報を向こう側にも提供していた。そして共同戦線を取る事が決定したようだ。




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