イッセーサイド
ゼノヴィアとイリナから連絡先を受け取った後、一旦別れた俺たちはファミレスから出て人気のない通りに出た。
「…イッセーくん。どうしてこんな真似をしたんだい?下手をしたら君は、彼女たちに滅ぼされてたかもしれないんだよ」
木場がなんでこんなことをしたのか聞いてきた、がそんなの決まってるだろ。
「決まってんだろ、部長が悲しむからだよ。まっ仲間だってこともあるし同じ眷属だしな」
なんかまだ納得できてるわけじゃない表情だな。
「…裕斗先輩がいなくなるのは…嫌です」
小猫ちゃんが口を開いた。
「…お手伝いします。…だからいなくならないで」
普段の小猫ちゃんから見ない表情だよ。やばい。ちょっときゅんときちゃったよ。
「…まいったね。小猫ちゃんにそんな事を言われたら。わかった。今回はみんなの好意に甘えさせてもらおうかな」
よし!これで木場も大丈夫だろう。この調子でエクスカリバーを壊す破壊団結成だ!
「つーか、俺かなり蚊帳の外なんだけど。一体木場とエクスカリバーにどんな関係があるんだ?」
匙が全く状況がわからないと訴えていた。そういやこいつにまだ詳しく話してなかったな。
「そうだね、少し話そうか」
そして木場は自分の過去を語った。
聖剣を扱うために木場は仲間と訓練を受け、そして色々な実験を受けた。
来る日も来る日も辛い実験だったが聖剣を使える特別な存在になれると信じて疑わなかった。……しかし結果は処分だった。
「僕は同志たちの無念を晴らしたい。嫌、死を無駄にしたくない。だから聖剣をエクスカリバーよりも強いと証明しなければいけないんだ」
アーシアの過去もだが木場の過去もかなり重いな。
「うぅぅぅ……。そうだったのか!木場俺はお前がイケメンで好かんと思っていたが、そういう話なら別だ!俺も協力するぞ!こんな事で会長のお仕置きなんか怖がっていられるかってんだ!」
匙が号泣しながら木場の手を取って言った。取り敢えず他に人がいないから力を借りようと思ってついてきてもらったんだけど、うん正解だったな。
そして匙の奴は協力するなら俺の事を知ってほしいと自分の夢を教えた。それはなんと、生徒会長であり匙のご主人様である支取先輩とデキ婚する事だった!
マジかよ!なんだこいつも俺と同じで変態じゃないか!だから俺も自分の夢……部長のおっぱいを吸う!、という事を話したら匙は号泣して俺の手を取った。
「…最低です」
小猫ちゃんが呆れ顔で嘆息した。ゴメンねでも若さ故なんだ!
「確かに最低だ」
……んっ?……この声は……まさか!!
「「神条!なんでここにいるんだよ!」」
「……!神条先輩」
「神条くん!いつからそこに!」
ここにいる全員驚きの声を上げた。あれ匙の奴は神条と知り合いなの?
「久しぶり匙、悪魔になってたのに驚いたよ。華穂ちゃんと元悟くん元気?」
「えっああ元気だよ。ていうかなんで神条ここにいたんだよ。というかいつ、イッセー達と知り合いになってんだよ!」
「落ち着け匙。実はー」
俺は匙に説明した。匙の奴は驚きは隠せてないが納得してくれた。
「でっ一誠。お前は何をやろうとしてるんだ?これは部長に報告しないといけなそうな話みたいだが」
神条の言ってることは最もだ。こんな事独断で部長に決めて言い訳ではないだけど。
「…神条先輩。今回の事はお願いします。…部長には黙っていて下さい」
まさか小猫ちゃんからそんな言葉が出るとは、その言葉に匙も続いた。
「なあ神条、お前には日頃から色々と世話になってる。だが今回はこんなこと言うのはなんだが見逃してくれ!頼む!」
匙と神条の関係が少し気になるがあいつが頭を下げて頼み込んでいるのでかなり困った表情を神条は浮かべていた。
「なあ木場。これはお前に取ってやりたい事で必要な事なのか?」
神条は木場の方に顔を向け話しかけた。
「うん。これは僕がやりたい事で必要な事なんだ」
木場がまっすぐ神条の目を見てきっぱり言った。神条はしばらく考えた後にこう言った。
「わかったよ、俺は何も聞いてない。仮に聞いていても部長には言わないよ」
よかったぁ。すまん神条今度お礼するから。
「だけど無事に帰れよ」
神条はそう言って帰って行った。
「なあ匙。お前と神条ってどういう関係なんだ?」
匙に聞いてみたら、匙が慌てて答えた。
「えっ!……まあその…なんだ。ちょっと家族ぐるみの付き合いというか、なんというか」
ちょっとしどろもどろに答えた。
イッセーサイドアウト
エクスカリバー破壊団との話から数日がたち急展開が起こった。
一誠たちがエクスカリバーを持ったフリードという神父と戦闘を行ったそうなのだ。
その戦いで木場の仇でもあるバルパー・ガリレイが現れた後に撤退し木場と途中参戦した教会の2人組が追撃に向かい連絡が取れず仕舞い。
そして一誠と匙の尻が1000回叩かれるという事が起きた。まあこれはどうでもいい。あいつらの尻などどうでもいいし。
だが今1番の問題はコカビエルが現れた事だ。部長の話によると教会の2人組の1人紫藤イリナを一誠と部長に渡した後現在駒王学園で暴れているところだった。
現在部長達がコカビエルと戦っている筈だ学園の方では色々と戦闘の気配がするのが分かる。
「貴方は行かないのですか?」
後ろから神様が現れた。俺が返答しようとしたら神様が止めた。
「別に何も言わなくてもわかります。早く助けに行かなきゃと貴方はそう思ってる筈ですよ」
ごもっともです。正直なところ悩むくらいだったら行動した方がいいと俺は考えている。だとしたらやる事は一つ一誠達を助けに向かう。ただ、それだけだ。
「キィキィ」
俺の足元でエレキングがズボンを引っ張ってる。そうかエレキング、お前も一誠とアルジェントが心配か。
「なら行くぞエレキング。覚悟はいいか?」
エレキングは頷いた後カプセルの状態に戻った。後もう2匹がカプセルの状態で今学園にいる奴が心配な奴がいるようだ。わかったお前たちも行くとしよう。
「じゃあ神様、夕飯は作ってあるので先に食べていて下さい」
神様にそう行って外に出た。
「やるからにはとことんやらせてもらうか」
そう言った直後に俺の目が赤く光った。
「エレキング」
エレキングのカプセルのスイッチを入れ装填ナックルに装填し。
「エースキラー」
同じくエースキラーのカプセルを装填しライザーをナックルにスキャンした。
【フュージョンライズ】
「さて、始めるかコカビエル」
そして胸にライザーを構え俺は禍々しい空間に包み込まれた。
【エレキング エースキラー ウルトラマンベリアル】
電子音が鳴り響きエレキングとエースキラーが俺に取り込まれていきそして。
【サンダーキラー】
そして俺はエレキングがエースキラーの鎧をみにまとったような怪獣サンダーキラーに変身した後直ぐに光の玉に身を包み学園に飛んで行った。
感想等をよろしくお願いします。