怪獣の力を使って進撃する話   作:レベルアップ

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今回は長く書きすぎましたのでご了承下さい。


25話

生徒会サイド

 

コカビエルが駒王学園に襲撃してきて約15分分程の時間が流れた。現在外ではシトリー眷属達が学園を結界で張り、外に影響を出さないようにしていた。

 

「会長…もう疲れたっス」

 

「匙まだ気を抜くのは早いですよ」

 

シトリー眷属の兵士である匙 元士郎が弱音を吐くがその主である支取 蒼那がそれをたしなめた。

 

今結界の中ではオカルト研究部、もといグレモリー眷属が魔王の増援到着までコカビエルを食い止めている状況であった。

 

「しかし会長、匙だけではなく他の皆も限界です」

 

シトリー眷属の女王、兼生徒会副会長の真羅 椿姫が蒼那に他の眷属メンバーも限界が近いことを伝えた。

 

(くっ。まだ魔王様援軍は到着しないというのに。おまけにコカビエルの呪式で、後5分と経たないうちにこの町が消滅してしまう。万事休すとはこの事ですか」

 

蒼那は口を噛みながら現在の状況を考えた。だがしかしそれを口に出す事はなく逆に反対の言葉で他のメンバー達を励ました。

 

「皆。諦めては駄目です。今中ではリアス達が懸命に戦っています。私達も最後までこの結界を維持しますよ」

 

全員からはいと返事を聞いた後、蒼那は呟いた。

 

「リアス貴方達には大変ですが。なんとかコカビエルに勝ってもらわねばなりません。私達も外に影響が出ないように頑張ります。頑張って下さい」

 

まだ諦める訳にはいかないと自分を奮い立たせて結界の維持に集中しようとしたら背後から何かが近づいてくるのがわかった。

 

振り返った瞬間蒼那はこれまであまり変えなかった表情を一変させた。

 

それは何かわからないが。紫色の光の玉がこちらに向かって飛んでくる光景だった。

 

「な、なんだアレ。会長!なんか近づいてきたんですけど!」

 

匙が叫んだ。蒼那はアレが何かはわからないがこちらに向かっているのを判断すると中のリアスに直ぐに連絡を入れた。

 

生徒会サイド

 

 

 

 

 

 

裕斗サイド

 

僕達グレモリー眷属がコカビエルとの戦闘を開始して10分くらいの時間が過ぎた。

 

僕はフリードを追いかけた後コカビエルの待ち伏せをくらい逃げた後に部長達と合流した。

 

そしてバルパー・ガリレイが語った聖剣計画の真実…僕や仲間の同志達の持っていた聖剣を使う為の因子を抜き取る事だと知った。

 

そして奴は抜き取った同志達の因子を僕の目の前に投げ捨て僕はそれを拾い静かに涙を流した。

 

その時に僕は同志達の本当の想いを知った。彼らは僕に復讐ではなくただ生きて欲しいとだけ願っていたんだ。そして僕はその想いに応えそして僕の神器【魔剣創造】の禁手【双覇の聖魔剣】を発動させ、僕は同志達の想いと共にエクスカリバーを超える事に成功した。

 

でもその時にゼノヴィアがデュランダルの使い手だったとは驚いたよ。てっきりエクスカリバーの使い手だと思っていたからね。

 

エクスカリバーを攻略した後にバルパーを始末しようとしたらバルパーは何をわかったのか知らないがそれを知ったためにコカビエルに殺された。

 

そしてオカルト研究部とコカビエルの戦いが…嫌違うね死線といってもいいくらいだコカビエルはたった1人で僕達を圧倒している。これが聖書に記された堕天使幹部の力なのか!僕の聖魔剣とゼノヴィアのデュランダル、そしてイッセー君の赤龍帝の籠手でも届かないのか!

 

「ふん。この程度か」

 

コカビエルが退屈そうに言った。

 

「まだまだぁぁぁぁぁぁ!!」

 

ゼノヴィアが叫びデュランダルを振ったがコカビエルはあっさりデュランダルを掴んだ。

 

「そこ…!…………あう!!」

 

しかし小猫ちゃんが隙を見てコカビエルに一撃を当てようとしたが10枚の翼に切り裂かれた。直ぐにイッセー君が助けに向かいアーシアさんが回復した。

 

「離したなコカビエル!はああァァァァァァ!!」

 

ゼノヴィアが先程の攻撃の隙を突き再び攻撃に入った。僕も彼女に続きコカビエルに斬りかかるがあっさりと2人で跳ね飛ばされてしまった。

 

「強え。堕天使の幹部ってこんなに強いのかよ…」

 

イッセー君が思わず呟いていた。確かに同意見だ今の僕達では悔しいけど全く叶わない。それを見ていたコカビエルが再びため息をついた。

 

「しかし、お前たちは使えるべき神を亡くしているのによくもお前達は戦うものだ」

 

……今何を言った!神が亡くなっているどういう事だ?

 

「コカビエル!今なんと言った!?主が亡くなっているだと!?」

 

「おっと、口が滑ったか。まあいいどうせ戦争が起こるのだから別に隠す必要などはないからな。そうさあの戦争で四大魔王だけでなく、神も死んだのさ」

 

そしてコカビエルは狂気の笑みを浮かべた後話を続けた。

 

「人間という生き物は神がいなくては均衡が保てない生き物だぞ。堕天使、悪魔の下々にも教える訳にはいかなかった。三大勢力で知っているのはトップのものだけ。もっともバルパーは気づいたようだがな」

 

「嘘だ。…嘘だ」

 

ゼノヴィアが完全に力が抜けてうなだれていた。

 

「戦後残されたのは、神を失った天使、魔王を失いほとんどの上級悪魔を失った悪魔、幹部以外のほとんどを失った堕天使。正直に言えばもう大きな戦争など故意にでも起こさなければ二度と起きまい。アザゼルの野郎も二度目の戦争はないと言う始末だ。耐え難い。耐え難いんだよ!あの戦争を続けていれば俺たちが勝てたかもしれないのだ!しかしアイツは神器など訳の分からんものに手を出し始めた。人間の神器を招き入れなければ生きていけない堕天使などなんの価値がある!!」

 

コカビエルの怒り狂った際に発生した魔力で学園が揺れた。まさか神が死んでいたなんて。では僕は一体同志達は何のために…。

 

「…主がいない。では、私たちに与えられる愛は…」

 

「そうだ。愛がなくて当然なんだよ。ミカエルはよくやっている。神が作ったシステムが機能していれば祈りもエクソシストもある程度動作する。もっとも以前よりは切られる信徒が増えたがな。そこの小僧の聖魔剣を作り出せたのも神が死んでいるからだ。本来聖と魔は混じり合わない。パワーバランスの神と魔王がいなければ様々な所で特異が起こる」

 

アーシアさんが崩れ落ちそれをイッセー君が支えた。無理もない彼女がショックを受けるのも無理もない。

 

僕らに構わずコカビエルは続けた。

 

「俺は再び戦争を始める、お前達の首をみやげに!我ら堕天使こそが最強だとサーゼクスとミカエルにも教えてやる!」

 

「ふざけんな!」

 

しかしイッセー君が叫んだ。

 

「そんなくだらねえ目的で俺の町や仲間を、部長やアーシアを消させてたまるかよあ!それに俺はハーレム王になるんだ!お前なんかに計画を邪魔されてたまるかよ!」

 

内容が酷いけど流石イッセー君だ、まだこんな状況だけど最後まで諦めてない。

 

「イッセー!そうよ、みんなここから生きて帰るわよ」

 

部長が僕たちに声をかける。そうだまだ終わっていない。僕だけだはなく朱乃さんも小猫ちゃんもまだ諦めていない、最後まで戦うつもりだ。

 

「イッセーもしコカビエルに勝てたら私が色々としてあげるわよ!!」

 

部長がイッセー君にそう言った瞬間、赤龍帝の籠手が凄まじい光を輝かせた。

 

「よっしゃぁぁぁぁぁぁああああ!!!!!部長のおっぱいを吸うためにやらせてもうぜコカビエルゥゥゥゥ!!」

 

イッセー君……君は本当に欲望に忠実だね。ある意味尊敬できるよ。だけどこの力ならひょっとしたらコカビエルも、そう考えていたら部長に連絡が来ていた。相手は蒼那会長だった。一体どうしたんだ?

 

「どうしたの、ソーナ……!?」

 

『リアス!気を付けて下さい今そこに何かが近づい……』

 

その言葉が言い終わる前に突然結界が破壊され何かが僕たちとコカビエルのいるところより離れた場所に凄まじい地響きと共に落ちてきた。

 

「なっ何!!」

 

部長が叫んだ。まさか魔王様の援軍!?いや、まだ来るまで時間がかかる筈?

 

「うっ?うわぁぁぁぁああああ!?」

 

イッセー君が叫び声を上げた。見ると右腕を左の籠手を押さえつけてしゃがんでいた。赤龍帝の籠手が激しく点滅してる。一体なんだ?

 

『まさか!?まさかこの気配、奴なのか!?』

 

籠手から声が発せられた。これは封じ込められている赤龍帝の声がなのか?

 

そして、それが落ちてきたところの煙が晴れていき何が落ちてきたのかわかった。身長は15メートル程の大きさの生物だった。全身鎧のような物に包まれている。あれがなんなのか僕はわからない。だけど一つだけわかることがある。

 

アレは化け物だと。

 

全員がそれを見ている時にアーシアさんがポツリと声を出したのを聞いた。

 

「……エレキングちゃん?」

 

裕斗サイドアウト




神様「唐突ですが説明を含めた、神様のおまけコーナー」

神様「今回サンダーキラーが最後に登場しましたがその時に裕斗さんが身長15メートルの件について説明します」

神様「これは決して間違いではありません。サンダーキラーの身長は本来53メートルです。身長が縮んでいる理由は私が与えたライザーの能力の一つで伸縮能力です。よくウルトラマンが使ってるあの能力です」

神様「今回のおまけコーナーは決して作者が身長間違えたんじゃないよということを伝えたかっただけです。怪獣を紹介すると期待していた人にはもうささわけありませんでした」

神様「それでは感想等をお待ちしています」
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