怪獣の力を使って進撃する話   作:レベルアップ

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27話

白龍皇が去って行き、もう俺も用がないだろうと思い帰ろうとしたら一誠が俺に話しかけてきた。

 

「ちょっと待てよ!お前一体何者だよ!?」

 

何者だよ?と言われても困るな。この状態だと会話が出来ないし、どうしたものか。

 

「貴方がスカルゴモラなの?」

 

部長も俺に話しかけてきた。

 

一応そうだな、今はサンダーキラーなんだけど。

 

「貴方のお陰でこの町が救われた、お礼を言うわ。ですけど目的が何なのかを教えていただきたいのだけどいいかしら?……そういえば話せないんだっけ」

 

そうなんだよね、この姿になると喋れないんだよね。

 

この姿で言いたい事をわかるのは、神様と怪獣達だけなんだよな。

 

『一。聞こえますか」

 

神様。どうしたんですか?

 

『魔王な援軍がもう少しで到着するみたいです。今の内にここから離れたほうがいいのでは」

 

それは困るな。もし捕まったりしたら、色々な人体実験されるかもしれないしここは強引だが帰るとしよう。そう思い一誠達に背を向けた。

 

「ちょっと!待ちなさい!」

 

部長が大声で俺に止まるように言ってるが、残念ながら今は構ってる時間がない。

 

「そうだぞ、待ちやがれ!というかお前のせいで、部長のおっぱい吸えなかったんだぞ!」

 

そこ!?そこなの!?他に言う事ないのかこの男は!!とりあえず少しムカつくからこうだ!!

 

「もげら!?!?」

 

すぐに振り返り一誠をちょっと軽めに指で弾いたらへんな声を出して5メートルほど飛んでいった。

 

「「「「「イッセー(くん) (さん) (兵藤)!!」」」」」

 

部長、副部長、アルジェント、木場、匙が同時に叫んだ。塔城だけは自業自得ですねと言った顔をしていた。

 

「イッセー(さん)。大丈夫(ですか)?」

 

部長とアルジェントが駆け寄って一誠を起こした。

 

「うん、イッセーくん今のは流石に君が悪いよ」

 

「……自業自得ですね」

 

木場が苦笑いで塔城は呆れ顔で一誠に言っていた。

 

「まったく貴方って子は。他に聞く事があるでしょ」

 

「す、すみません。ついうっかり」

 

本当にこの男はしょうもない。だが安心した特に怪我がなさそうでよかった。

 

「これだけは聞かせてちょうだい。貴方は私達を助けに来てくれた。そう言う事でいいのかしら?」

 

部長が俺の事を真っ直ぐに見て言って来てる。俺は声を出さないが、静かに頷いた。

 

そして俺はノスフェルとペドレオンに指示を出し、光に包まれた後家に戻った。

 

 

 

 

 

「お帰りなさい。一」

 

家の中に入り玄関に着くと神様と隣にガンQが立っていた。

 

「なんかすごい光景ですね」

 

この家の中では神様の自称"超パワー"で外見普通の家なのだが、家の中が広くなっているため怪獣達は、小さくなって一緒に暮らしている。

 

「まあガンQが玄関で待っていたら、普通の人は絶対叫び声を上げて腰を抜かすのは確実です」

 

神様と多少の会話をした後リビングに入った。

 

中ではテレビの前でレッドキングとチャンドラーとドラコがプロレスを観戦していた。シュールすぎる。

 

「分かる人には凄い光景ですね」

 

神様が隣で話しながら俺が作ったご飯を用意してくれた。

 

「冷めていたので温めておきました。戦闘お疲れ様でした」

 

「ありがとうございます神様。一誠達はみんな無事ですよアルジェントもいますし、怪我等は大丈夫だと思います」

 

「それは何よりです。ですがこれから三大勢力は確実にこの件を問題にするでしょう。近いうちに大きな動きがあるでしょうね」

 

そうだろうな。何百年も戦争をせずに膠着状態だったから今回の件で動き出すだろう、真っ先に堕天使側が動くだろうなきっと。

 

「そうですね。今回の件は間違いなく、三大勢力…いや他の神話の勢力も自分と怪獣達に目を向けてきそうですね」

 

この千年、色々な所を神様と渡り歩き修行をしながら旅をしていた。その時の過程で怪獣達の力を狙ってやってきた悪魔や堕天使や天使やその他の神話の色々な勢力と戦闘などをしながら過ごしてきたせいか色々な所から注目を浴びている現状なんだよな。

 

「どうしますか。このまま夜逃げしますか?」

 

神様が聞いてきた。確かに早めに逃げたほうが身のためかもしれない、だが俺は。

 

「いなくなったらいなくなったでなんか目をつけられそうですよ。特に堕天使のアザゼル総督とかに、あの人結構頭が働く人だと聞いてますし」

 

「それは、ごもっともです」

 

神様も同意した。ひとまずまだ様子見と言う事でいいだろう。それから行動しても大丈夫な様にひとまず準備だけはしておくとしよう。

 

「ひとまずは考えるより先にご飯にします。お腹減りましたから」

 

とりあえず食事にしよう。腹が減っては何も考えも行動も起こせないし。そう思いご飯にする事にした。

 

 

 

 

 

 

次の日学校に行き、一誠から教会の時と同じように説明を受けた。俺、その場所にいたから何があったのか知ってるんだけど。

 

後ゼノヴィアが部長の眷属になっていた。どうも神の死を知った事で教会に異端と認定され破れかぶれに悪魔に転生したんだとか。

 

デュランダルの使用者なのに大丈夫なのかと部長に聞いた所。

 

「これで騎士の2翼が揃ったわ」

 

にこやかに言っていたので大丈夫なんだろ。この人器が大きいな。

 

後、三大勢力の会談が行われる事になり部長達オカルト研究部と会長も会談に招待されているらしい。あの事件に関わってしまったのだからそれは仕方ないだろうな。

 

「それはそうと神条、今度の休日遊びに行くんだけどお前も来るか?」

 

「俺も行っていいのか?」

 

「ああ。松田や元浜に桐生に匙に木場にアーシア、小猫ちゃんもくる予定だ」

 

いいね、たまには休日に遊びに行くのは。予定ではボーリングとカラオケに行くそうだ。

 

「じゃあ行こうかな。暇だし」

 

休日が楽しみだ。

 

 

 

 

 

休日になり現在カラオケ店だ。今は俺の順番で歌い終わった所だ。

 

「ハジメくん歌上手いね」

 

「ハジメさんお上手ですね」

 

木場とアルジェントが拍手して感想を言ってきた。いい気分だ。

 

「本当、歌上手いな神条。堂顔で身長小さ……グハァ!!」

 

松田がなんか言おうとしていたので強烈なストレートを食らわせ黙らせた。

 

「…なんて鋭い拳!!」

 

塔城がお見事といった感じで見ていた。

 

「イッセーさん。ハジメさんどうして松田さんにぱんちしているんですか?」

 

「……あいつ童顔と身長気にしてるんだ、アーシア」

 

一誠とアルジェントがヒソヒソ声で言ってるが、内容は聞かなくても分かるぞ一誠!!

 

そんな事があったが色々楽しめた。

 

余談だが一誠と木場がデュエットをした時に桐生が写真を撮り、それが拡散し一誠と木場のホモ説が上がったが俺には関係ないからいいか。




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