怪獣の力を使って進撃する話   作:レベルアップ

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29話

授業も終わり昼休み、授業が終わって気がついたのだがなんと神様が来ていた。

 

「なんで神様がここにいるんですか?」

 

「一応、私は一の保護者ですから。それに誰も来ていないと一も寂しいかと思いまして」

 

どうやらわざわざ来てくれたようだ、別にいいのに。

 

今の神様の姿はいつもの同世代の、長髪の黒髪女性と違ってそれを大人の姿バージョンになっている。

 

「家にいても特にやることがないこともありますから。それに怪獣達も大人しくしていますよ」

 

「それはそれで安心ですが、今この学校には魔王が来ていますよ、それも2人も」

 

一誠が言ってたしな部長のお兄さんが来るって、それに反応もあるし。まあ別に自分に会いに来たわけでもないしいいか。

 

そうやって神様と歩いていると会長がダッシュで俺の横を走り抜けて行きその後ろから魔法少女が追いかけて来た。

 

「もう。耐えられません!」

 

「待ってよ〜!ソーナちゃ〜ん!」

 

かなりの速さで駆け抜けて行った。さらにその後ろから匙が追いかけて来た。

 

「よっ、匙」

 

「おう神条、悪いけど後でな。今はやることがある」

 

軽い挨拶をして俺の横を通り過ぎて行った。何というカオスな光景だ。確かあの魔法少女は現レヴィアタンのセラフォルー殿だったな。

 

会長たちが走ってきた方向に歩いて行くとそこには部長と一誠、副部長とアルジェントに木場。一誠の両親と、そしておそらく部長の父親とそれから何百年ぶりに再開した、サーゼクス・ルシファー殿だった。

 

「一誠。さっき魔法少女が会長を追いかけて行ったぞ」

 

「ああ、どうも会長のお姉さんらしいぜ」

 

一誠とたわいのない話をしおじさんとおばさんの方に顔を向けた。

 

「こんにちは。お久しぶりですおじさん、おばさん」

 

「あら、久しぶりね神条くん」

 

「こんにちは神条くん。いつもうちのイッセーが世話になっているね」

 

一誠の家に何回か遊びに行ってほんの数回しか会ったことないんだけど、俺は少しおじさんとおばさんに気に入られてるようだ。神様曰く松田と元浜と違って変態ではなく礼儀正しいからだそうだ。

 

「今日はアルジェントの授業を見に来たんですか?」

 

「ああそうだよ。うちのアーシアちゃんが頑張っているところを見逃すわけにはいかないからね。その為に有給をとったんだ」

 

「そうそう。今日を見逃すわけにはいかないから」

 

本当可愛がってるな。アルジェントの境遇はエレキングから聞いたが、とても優しい親ができてよかったなアルジェント。

 

「ところで神条くん、後ろの女性は君の家族かい?」

 

神様のことに話題ふられちゃたよ。ここは話を合わせてくださいよ神様。

 

「はい。保護者のお姉さんです」

 

「一のお姉さんです。よろしくお願いします」

 

「あっ。は、はいよろしくお願いします」

 

おじさんなんか顔赤いぞ。まあ今の神様の格好は大人の姿になった影響か、胸が結構大きいからな。正直、部長や副部長よりも大きいな。それに見せつけているのかその豊富な胸が見れる服を着ているし、それに結構美人だしな。一誠の奴、神様の胸を凝視してたから部長とアルジェントに顔引っ張られてる。

 

「……お父さん、失礼ですよ」

 

おばさんが怖い!黒いオーラを出してるし!一誠達も若干怯えてるよ。

 

「まあまあ、奥方。ご主人はそのような気はありませんよ。せっかくの美しい顔が台無しですよ」

 

そこに部長のお父さんが、うまくおじさんをフォローした為おばさんの機嫌も直った。ナイスです!

 

「はじめまして神条くん、リアスの父です」

 

「はい。部長にはお世話になっています」

 

「娘から君の話を聞いてね、これからも娘と仲良くしてやってほしい」

 

手を差し出されたので俺も握手を仕返し挨拶をした。部長の顔が真っ赤になっている、恥ずかしいんだろうな。

 

「それではそろそろ我々親は行きましょうか。木場くん案内を頼むよ」

 

そうして部長のお父さんと一誠の両親は木場の案内で去って行きここには俺と神様、一部を除いたオカルト研究とサーゼクス殿が残った。

 

「……神条 一くん」

 

声をかけられたのでその方向に向くとサーゼクス殿だった。

 

「はじめまして。私はサーゼクス・ルシファー、現魔王でここにいるリアスの兄だ」

 

「よろしくお願いします、サーゼクスさん」

 

挨拶を言った後にサーゼクス殿が自分の目をじっと見つめた後に「…似ているな」と呟いたのが聞こえた。

 

「あの、大丈夫ですか?」

 

「…むっ。すまないねちょっと考えごとをしていてね。もしかしてどこかであったかもしれないような気がしてね」

 

バレた?とりあえず話を合わそう。

 

「そうですか。俺は(直接この姿で)会うのは初めてですが」

 

嘘は言っていないので問題ないだろう。

 

「…そうかい。すまないね僕の勘違いだったようだ」

 

少し納得していないようだったがその後すぐに部長に声をかけて、部長と副部長を連れて一緒にすぐにどこかに行ってしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

サーゼクスサイド

 

僕は神条くんと話した後リアスと朱乃くんを連れて、これから行われる会談の事と封印されている僧侶のことについて話をする為に落ち着ける場所に移動しているところだった。

 

彼の事はグレイフィアから話を聞いて、興味を持ち授業参観であるこの日に会って見ようと思って会ってみたのだが予想以上だった。

 

彼に会ってまず感じた事はあまりにも普通の少年だった事だ。それはそれで問題ないのだがあまりにもそれが無理矢理普通の少年に近づけているように感じ不自然に思ったのだ。

 

それに得体の知れない何かを感じた。それに神条くんと一緒にいた女性。彼女は本当に人間だったのか?神条くんと同じように彼女からも違和感を感じた。

 

それと彼の目を見た時に昔助けてくれた彼と同じ目をしていた。コカビエルを撃退したのはサンダーキラーだった。もしかして彼は……。

 

「…リアス」

 

「はい、お兄様」

 

「神条くんについてどう思う?」

 

いきなり振られて困った表情を浮かべたがリアスは答えた。

 

「そうですね。ハジメは不思議な感じがあるけど、普通にいい子だと私は思います」

 

「…そうか…わかった。リアスもし彼について何か変わった事があれば私に礼を言ってほしい」

 

リアスは疑問を浮かべていたようだが了解の返事をしてくれた。

 

サーゼクスサイドアウト

 




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