怪獣の力を使って進撃する話   作:レベルアップ

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ジードのパパがきた回を見ました。陛下はやっぱ強いなと思いました。それでは本編が始まります。


30話

あの後一誠にサーゼクス殿と、会った事があるのか聞かれたが、曖昧な返答をしてその話は終わった。あの後、俺は家に帰りくつろいでいると神様が自分が何を作っていたのかを聞いてきた。

 

「あの時いたのなら、見ていたんじゃないんですか?」

 

「ちょうどイッセーの作った作品のオークションに気を取られたもので」

 

そういう事ならと俺は作品を取り出した。俺が作ったのは……。

 

「これは……ロベルガーですね」

 

「そうですよ、ロベルガーです」

 

昨日組手をやったからふと頭に思い浮かんで作ってみた。結構な出来栄えだ。

 

「こんなの作ってるの見られたらどうなっていた事やら」

 

「バレなきゃ、問題はないんですよ」

 

神様と会話をしていたら本物(ロベルガー)がやってきた。

 

「見てくださいロベルガー。あなたにそっくりですよ」

 

ロベルガーが自分の像を手にとって鳴き声をあげた。多分これは喜んでいるにちがいない。

 

「「「「「……ジー」」」」」

 

目線を感じそっちの方向に顔を向けると他の連中がこちらを見ていた。

 

「おまえらも作って欲しいのか?作ってやるぞ」

 

そう言ったら、喜んでいたので早速紙粘土を取り出し作り始めた。

 

 

 

 

 

次の日俺は放課後、匙と一緒に花壇の手入れをしていた。いわゆる雑用だ。

 

「悪いな神条、手伝ってもらって」

 

「気にするな、どうせ暇だったし」

 

どうも会談の為に手入れをしているらしいので、俺は会談にでないが学校を多少コカビエルとの戦闘で破壊してしまったこともあったので会長に許可を貰って手伝っているところだ。(俺がサンダーキラーだって事は伝えていない)

 

ちなみに生徒会メンバーはあの後(コカビエルの事件)の後に紹介してもらった。

 

「それにしても匙が悪魔になっていたのには驚いたな」

 

「……まあ会長に惚れたのもあるけど、生活の事もあるしな」

 

匙とは一誠ほどではないがこの学校での友達だ。学校でちょっと問題があった時に助けてくれた後、多少の会話をした後に町で再開しその時に家庭の事情などを知ってからの付き合いだ。

 

「というかいつも悪いな神条、たまにお前の家の変わった家族達が弟の遊び相手になってくれたり、俺や妹に料理を教えてもらったり」

 

「いいよ、そんな事。気にすんな」

 

花壇を手直ししながら答える。

 

「というか流れ弾だったとはいえ、学校を吹っ飛ばすなよな。あの後直すの結構大変だったんだぞ」

 

「……それはかなり悪かった」

 

ちなみに匙は俺の正体を知っている。匙が悪魔になる前に匙と妹弟が危うくはぐれ悪魔に襲撃され殺されそうになった時に思わず目の前で変身したからだ。

 

はぐれ悪魔を殺した後に、どうしようかと思ったが元悟くんが「怪獣さんだ〜」と言って、思わず俺の足に抱きついてきたので正直俺はあの時は別の意味でびびったよ。

 

その後、俺と神様とこの世界の事情を軽く説明し、他の人に話さないようにお願いした。

 

「まあ、お前のお陰で学校も町も助かったから感謝してるけどな」

 

「そう言われると助かるな。よし、ここは終わりだ次に行こう」

 

ここの花壇の手入れも終わり移動してると、ゼノヴィアがデュランダルを振り回し金髪の女の子を追いかけ回しているのが見えた。そしてその近くにニンニクを持った塔城と一誠、アルジェントがいた。

 

「お、あれが解禁されたリアス先輩の僧侶か。金髪の美少女じゃねえか!」

 

匙が嬉しそうに言った後に一誠に近づいた。なるほど一誠から連絡のきた封印されていたもう1人の僧侶があれか。確か強い神器を持っていて、部長では制御できないと旧校舎の一室に封印されていたのだが、ライザー・フェニックスのレーティングゲームと先日のコカビエルの件で重役達が封印の解除を許可されたんだよな。後残念だが匙、連絡の内容によると。

 

「匙、残念ながらあいつは男だ」

 

「そりゃ、詐欺だな」

 

男なんだよな。一誠と匙の会話を聞いていると背後から何か近づいてくる気配がする。これは堕天使の幹部クラスか!?振り返ると和服を着たちょいワルオヤジの男性が歩いてきた。

 

「ほお、悪魔の団体さんはこんな所でお遊戯会ってわけか」

 

そう言って近づいてきたのはアザゼル総督だった。直接会うのはこれが初めてだ。

 

「っ。アザゼル!?」

 

一誠がアルジェントの前に立ち赤龍帝の籠手を発動させ、他のみんなも武器などを構えた。

 

「兵藤、アザゼルって!」

 

「ああ!俺はコイツと何度も接触していたんだ」

 

一誠達が構えているが、アザゼル総督は敵意も殺気もないようだ。もしその気だったのなら一誠達が構える前に光の槍の雨を降らせてあっという間にやられているだろう。

 

「やめとけ、やめとけ。コカビエルに勝てなかったお前達が俺に挑んでも勝てねえよ。それより聖魔剣使いはいねえのか?」

 

木場が目当てか、まあ総督は神器マニアだと聞いてるし。大方木場のイレギュラーな神器を見にきたんだろうな。

 

「木場はいねえよ。アイツに何の用だ!」

 

一誠が総督に行った所つまんなそうにため息を吐いた。

 

「ちっ。そうか聖魔剣使いはいねえのか。おいそこに隠れているヴァンパイア」

 

もう1人の僧侶に声をかけた。そいつに総督が近寄り言った。

 

「『停止世界の邪眼』の持ち主なんだろう?そいつは使いこなせないと害悪な代物だぞ。神器用の補助具を使えばいいだろうが……悪魔は神器の研究が進んでないんだったな。」

 

そうして総督は匙の方に向き。

 

「そこのお前。それは『黒い龍脈』か?練習するならそれを使ってみろこのヴァンパイアに使って余分なパワーを吸いつつ発動すれば神器の暴走も少なく済むだろうさ」

 

匙のが驚いて自分の神器にそんな能力がと言った。それを聞いた総督はまたため息をついた。

 

「ったく、これだから最近の若い奴らは自分の神器を知ろうとしないな」

 

そう言った後に匙の神器の説明をした後にヴラディに一誠の赤龍帝の血を飲んだらどうかとのアドバイスをした後、あの時のプール開きの日に現れた白龍皇の謝罪をした。がそこまで申し訳なさそうだ。

 

「あんたが俺に正体隠して接触してきたのには謝らないのかよ?」

 

そう一誠が言うと総督はイタズラな笑みを浮かべだ後一言。

 

「謝らねえよ、俺の趣味だ」

 

そう言った後に用もないから帰ろうと歩いていたが俺の横を通りた後止まった。

 

「そういやお前、コイツらは俺が声をかける前に俺がきていたことに気づいていたな。ただの人間じゃないのか?」

 

総督が俺に聞いてきた。

 

「神条、気づいていたのか?」

 

一誠が俺に聞いてきているが総督はそれを気にせずに続けた。

 

「ほう……。お前には何だかよくないものが取り付いているのか?神器か?いやそんな気配はないなもしかしたら何か魔剣か呪いのアイテムでも持っているのか?」

 

そうやってジロジロ俺を見ていたら俺の腰についているカプセルが入っているケースに目をつけた。

 

「その腰についてるやつは何だ?強い力を感じるぞ」

 

……流石は堕天使の総督。目ざといな、カプセルに気づいた。

 

「おい!神条に手を出すな!」

 

一誠だけでなく、他のみんなも俺を庇うように俺の前に出てきた。

 

「……ハアー、わかったよ。今日は帰るとするさ。じゃあな会談でまた会おうぜ赤龍帝」

 

そう言って今度こそ総督は帰って行った、しかし余計なことを言ったな。大丈夫かな俺?

 

「神条さん、大丈夫ですか?」

 

「怪我はないか?」

 

他のみんなが心配してくれていた。俺の事が心配だったのか総督が言ったことは今は特に気にしてないようだ。

 

「俺は大丈夫。だけど、どうすんだ。さっきあの人が言っていた方法を試してみるのか?」

 

「そうだな試しにやってみよう。匙ちょっと協力してくれないか」

 

「……ああ、わかった。やってみよう」

 

そうして総督の言った方法を試し始めた。

 




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