怪獣の力を使って進撃する話   作:レベルアップ

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37話

イッセーサイド

 

ヴァーリが何か呪文のようなものを唱え始めた。アイツ何をするつもりだ?

 

「不味いな。ヴァーリを止めないと不味いことになるぞ」

 

アザゼルの言葉を聞くと結構ヤバイ事をする気なのがわかった。

 

「くそ!アイツまだやるのか!?」

 

俺は再び構えてもう一発ヴァーリに一撃を与えようとした。その時何かがヴァーリにぶつかってヴァーリは呪文の詠唱が中断された。

 

「あれは?槍?んっあの槍は!?」

 

ぶつかった槍はブーメランのように回転しながら投げた人物の方に飛んでいきそいつは槍をキャッチした。

 

「誰だ!?」

 

中断された事で槍を投げた相手に反応したヴァーリが不機嫌そうに聞いた。というかアイツはあの時教会にいた、鎧男じゃん!?なんでここにいるんだ!?

 

「……つい投げちゃったよ」

 

なんかあの人呟いてないか?どうしたんだ?そしたら俺達の方を突然振り向いた。

 

「誰だとは心外だな、ヴァーリ・ルシファー。あの時にあっている筈だ。初対面ではないぞ」

 

「何?……まさか!あなたが!?」

 

ヴァーリが驚愕と同時に喜びの声を上げた。なんのことだと思ったけどそういえば、会談の時にアザゼルの言ってだ事を思い出した。確かコカビエルを倒したサンダーキラーやドライグとアルビオンを倒したスカルゴモラは人間が変身した姿だと。ということはあの男がそうなのか!?

 

「……まさか、この場所に現れると思ってもいなかったぜスカルゴモラ。二天龍の戦いに誘われたか?いや、最初から会談を見ていたんじゃねえのか?」

 

最初から見てたって本当かよ?全然分からなかったぞ!そしたら目の前の鎧男……スカルゴモラ?ああもうどっちでもいいや!目の前の鎧男は手を自分の顎に持っていって答えた。

 

「そのとうりですよ総督。何しろ三大勢力のこれからが少し気になっていたので。後、自分の事が話題になると思っていたので少し離れたところから映像で見ていました。なにぶん俺や他の怪獣は色々と問題を起こしているので」

 

鎧男は淡々と答えた後ヴァーリの方を向いた。

 

「ヴァーリ・ルシファー。ここは引いた方が良いと思うぞ?」

 

「いや、断る。いつか挑ませてもらうと言ったが、今ここで戦ってもらいたい。かつて二天龍を倒したその力をこえるのも面白い!」

 

ヴァーリのやつ戦うつもりかよ!どんだけ戦うの好きなんだよ!

 

「……お前は早死にしそうなタイプだな。一応言っておくが迎えが来ているぞ。ヴァーリ・ルシファーの迎え、さっさと出て来たらどうだ」

 

鎧男がそういうと1人の男がヴァーリの前に飛び出して来て来た。三国志に出てくるような鎧を着た爽やかそうな若い男だ。そいつは笑いながら鎧男を見た。

 

「よお、伝説の魔獣さん。俺っちの存在に気づいていたなんてやるねぇ〜。うまく隠れていたつもりだったのによ」

 

「美猴か。何をしに来た?」

 

ヴァーリがその美猴と呼んだ男に質問した。

 

「ヴァーリ、酷いなりじゃねえか。相方がピンチだっていうからはるばるきたってのにいうのによぅ。それよりカテレアは失敗したんだろう。なら監察役のお前の役目も終わりだからさっさと本部に帰って来いって本部のやつらが騒いでいるぜぃ」

 

「だがな美猴。目の前にいる男は俺が越えるべき存在の一つだ。是非とも戦って見たい。お前もそう思わないか?」

 

「ま、そりゃそうだけどよぅ」

 

ヴァーリとのやりとりを聞いていたらアザゼルがヴァーリ達に話しかけた。

 

「まさか闘戦勝仏の末裔がカオス・ブリゲードに入るとは世も末だな」

 

一体なんのことだ?俺がわからない顔をしたのを見たのかアザゼルが答えた。

 

「わかりやすく言えば孫悟空。西遊記に出てくる有名なクソ猿さ」

 

孫悟空!?マジであの有名な妖怪の!?

 

「正確にはその力を受け継いだ猿の妖怪だ」

 

アザゼルの言葉を聞いた。美猴が笑った。

 

「俺っちは仏になった初代と違って、自由に気ままに生きるのさ。俺っちは美猴。よろしくな赤龍帝。それよりもヴァーリ、どうすんだよ?アイツと本気で戦うつもりかい?ヴァン神族との戦いもあるけどよ……」

 

「む、しかしだな……」

 

ヴァーリが名残惜しそうに言っている。どんだけ戦いたいんだか……まるで欲しいおもちゃがあってそれを買って欲しい子供みたいだな。そしたら鎧男がとんでもない提案をしてきた。

 

「それならば、10秒間だけ付き合ってやろう。お前も消耗しているだろうしな。短いがそれでもいいか?いいならさっさと初めて退却しろ」

 

戦う気かよアイツ?それを聞いたヴァーリが嬉しそうな顔をした。

 

「感謝する。確かに兵藤一誠との戦いで消耗もしているからな。それだけでも俺は十分だ。美猴、この勝負だけをやったらすぐに向かう。だから少し待ってろ」

 

ヴァーリが戦おうと前に出た。美猴が諦めたように後ろに下がった。それを見た鎧男は槍を構えた。ヴァーリと鎧男の間のプレッシャーがぶつかり空気が変わった。

 

先に動いたのは鎧男だった。誰にも見えないほどの速さでヴァーリの後ろに回った瞬間に鋭い突きをくらわせた。ヴァーリは僅かに反応が遅れガードには成功したが槍の一撃に吹き飛ばされた。

 

イッセーサイドアウト

 

 

 

 

 

 

 

ヴァーリが吹き飛んだ。今の一撃をかなり手加減してたとは言え反応したとはやるな。ダメージはあるだろうけど。

 

「ぐっ」

 

ヴァーリがすぐに体制を整え、そして魔力弾を撃ちまくってきたが俺はベムスターのカプセルを取り出しスイッチを入れ、ベムスターの力を使い魔力弾をを吸い込んだ。神様曰く怪獣カプセルをライザーでスキャンしなくても怪獣の力を使えるらしく、人間サイズで戦う時は俺もよく怪獣達のお世話になっている。

 

「防御魔法か!?いや魔力弾をを吸い込んだだと!?」

 

ヴァーリが驚いた声を上げた。俺は続けて次はガンQのカプセルを発動させた。そしたらヴァーリの頭上に巨大な目玉が出現し、吸い込んだ魔力弾をヴァーリに向けて放った。だがヴァーリはそれを回避して俺の懐に潜り込んでこようと近づいてきたので槍を使ってパンチを防いだ。

 

「隙あり!!はあ!」

 

ヴァーリがパンチとキックを俺に食らわせてきたので俺はうまくさばいた。体術も凄いがまだまだ発展途上だな。僅かにムラがある。神様の方がずっと鋭いからまだ対処しやすい。ので隙を見てカウンターのパンチを思いっきり顔面に食らわせた。

 

「カハっ!!」

 

そろそろ10秒立つな、実に濃い10秒だった。俺はトドメをさすために刀を抜きそしてヴァーリを切り捨てた。

 

「これで10秒だ。俺の勝ちでいいか?」

 

倒れていたヴァーリが立ち上がった瞬間にヴァーリの鎧だけが真っ二つになった。それを受けたヴァーリはかなり苦渋の表情を見せた後に言った。

 

「……なるほどな。こちらは本気でいったつもりだったのだが……。あなたは全力を出さずとも俺を圧倒した。それに鎧だけを器用に真っ二つにするとは、これは俺をいつでも殺せたと言いたいのだろう。あなたと戦えるとかなりタカをくくっていたようだな」

 

そう言った後に美猴の方に顔を向けた。

 

「待たせたな美猴。そろそろ行くとしよう」

 

「ヴァーリボロ負けじゃねえか。もういいのかい?」

 

「ああ、想像以上の実力だったよ。まだまだ自分も強くなる理由ができた。今回はこれでいい。いつかまた強くなった時にあなたにリベンジさせてもらいたい。その時はまた戦ってもらいたい」

 

ヴァーリが俺にリベンジを宣言した後に一誠に顔を向けた。

 

「兵藤一誠。君との戦いもかなり楽しめた。今負けた自分が言うのもなんだが、再び戦うことになった時はさらに激しくやろう。お互いにもっと強くなった時にな」

 

そう言った後美猴が棍を地面に突き刺し転移を発動させヴァーリとともに地面に沈んでいった。

 

「野郎!逃すか!」

 

一誠がヴァーリ達を追いかけようとした瞬間に総督から貰った腕輪が割れた。あれだけの力を使ったから多分腕輪の限界がきてんだろう。

 

「あの腕輪はもうないのか!?コイツを逃すわけには……」

 

「あれは、作るのに時間がかかるから量産ができん。それに今のお前にはそれが限界だ。あれだけの力を使ったら一瞬とはいえ爆発的に使えば体力も空っぽになる。今のお前じゃ長時間の戦闘は無理だ」

 

一誠が総督に腕輪がないか聞いたが総督の言葉を聞いた後に苦虫を噛み潰したような顔をした。自分の今の実力にむず痒い思いをしているんだろうな。そうしていたら完全にヴァーリ達の姿は見えなくなりあたりが静寂に包まれた。




神様「神様オマケコーナー。今回の怪獣はこれです」

音声【レギオノイド】

神様「最新のジードの話で活躍したレギオノイドです。レギオノイドは映画『超決戦!ベリアル銀河帝国』で初登場した。身長53メートル、体重3万5千トンのベリアル帝国軍の量産型ロボットです両手にドリルのα型とビーム砲がついた宇宙用のβ型が存在します」

一「まさかのレギオノイドとは。確かにジード18話に登場した機体は本当に量産機か?と思うほどの活躍でしたしね」

神様「今回はそれに感動しましたのでレギオノイドになりました。ちなみに特別ゲストのダダさんをお呼びしてあります。ちなみに中の人は昔ファンガイアのキングでサガでした」

ダダ「なんだ?この空間は?」

神様「細かいことはいいんです!それよりもダダさん。今回の戦いでまさかのウルトラマンゼロさんを初!敗退!させましたが見事でしたね」

ダダ「当然だ。我々ダダの科学力を舐めないでもらいたい。それに私の操縦技術も高かったのが勝利の秘訣だ」

一「ちなみにダダが使用した、レギオノイド ダダ・カスタマイズですが俺は個人的にはカッコいい色だと思いますね。頭のダダのマークには不覚にも笑いましたが(笑)」

神様「ですが残念ながらザイゴーグに敗退してしまいましたが……ゼロさんとの戦いでダメージが残っていたのでしょうか?」

ダダ「駄目だ!ザイゴーグは強い!」

一「映画でも猛威を奮っていましたから仕方ないですよ。後時間です神様」

神様「もう時間ですか?それでは次回もお会いしましょう。誤字、感想等をお待ちしています」
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