一「これって前書きで書く内容ですか?」
神様「いや全然。まあ今いるグレモリー邸で派手に怪獣総進撃をやる訳にもいけませんから仕方ないといえば仕方ないのですが」
一「まあこればかりはそうですね」
こんな感じで始まります。
新たな苦労人予定であり遠くのツッコミ星から来た男「オチなしかよ!!ってなんだよこの名前!?普通に健って書いて!!」
グレモリー邸のある部屋
「どうでした私の情報は?価値のあるものでしたか?」
グレモリー邸のある部屋で神様とモニター越しに会話をするマーキンド星人が手を揉みながら聞いてきた。それを見ている神様は胡散臭いこの宇宙人の便利屋を見ながら口を開いた。
「そうですね今回はとてもよかったです。そう!!今回はいつもと違ってとても役に立ちました」
大事なことなので2回言った神様は睨みをマーキンド星人にきかせた。この宇宙人の種族の多くはあらゆる兵器や薬などの密売をおこなっている。この男はその中でもかなりの腕利きと言われていて通常手に入らない兵器や情報などを手に入れてくるのであらゆる大物の宇宙人も目にかかるほどの男なのだが偶に不良品や大事な事を言わなかったりなどタチの悪い事をするので全く信用などできないのだ。
「ヘッヘッヘ。ですからいつも申し訳ないと思ったので今回の情報をタダで渡したのですよ。それにあなたやハジメの旦那は私の今の最高のお得意様なんですから今後ともご贔屓にしていただきたいので」
昆虫に似た顔の宇宙人は不気味な笑い声を上げながら楽しそうに笑った。笑ってる宇宙人はを見ながら神様はこの詐欺師と思った。一瞬、この宇宙人を宇宙警備隊に引き渡そうか考えた。この宇宙人は噂によるとかつてバット星人に光の国に侵入に成功し光の国の重要な技術を教えたことがありその影響で戦争が起きた事があった。その為光の国は彼を重要な指名手配犯として追われることになったことがあると聞いている。
「まあ落ち着いてください。私も宇宙警備隊に引き渡されるのは勘弁して欲しいですね。私は戦闘はからっきりなので。それにあなたも宇宙警備隊相手に連絡はまずいのではないのですか?あなただけでなくこの宇宙での地球にいる宇宙人達からも恨みを買うことになるかもしれないですからね」
痛いところを突かれる、というか心を読まないでほしい。この宇宙人は自分の心を読める能力でもあるのだろうか?無限に広がるマルチバースでこの世界はとても珍しくマルチバースの盲点と言っていい場所にあり通常この世界に外からの侵入者が来る事が中々無いというのが普通である。つまり入ってしまえば外に出る事がなければもう見つかる事がまずないといった所なのだ。その為この世界には訳ありといった宇宙人が大勢いるのだ。彼らは見つからない目立つ事なく過ごしている為もし宇宙警備隊などといったものがきたら住む場所がなくなる事になる可能性があるためそのような事をしたら彼らから猛烈な袋叩きにあうだろう。
「まあ仲良く付き合っていこうじゃありませんか。それでは私は失礼しますよ」
「さっさと消えなさい」
モニターに向かって近くにあったお気に入りのナメゴンの人形を投げつけると同時にモニターの映像が消える。少し息を整えだ後にため息をついた神様はムスっとした表情を浮かべると投げたナメゴンくん1号の人形を拾って抱きしめた後にベッドに倒れた。
「全くアイツに会うと何故か疲れます。ですがこの世界にはない重要なものを持ってこれるのはアイツだけですからもう二度と会うわけにもいかないので本当に困ります。なんであんな残念な性格で変人な奴が優秀なんでしょうね?」
ある意味同族嫌悪なのだがそれを考えつかない神様はゴロゴロしながら独り言を言っていた。そうしていたら相棒である一が入ってきたのを見てさっきまで不機嫌だった神様の心が一気に機嫌が良くなっていった。
「何をやっているのですか神様?」
「ハジメ私は今とっても不機嫌です。いえ違いますね、とってもとっても不機嫌でした。どらくらい不機嫌かというと以前ハジメが私のハーゲンダッツを勝手に食べた時くらい不機嫌でした」
「そうですかとってもとっても不機嫌だったんですか大変ですね。それにあの件はもう解決しましたよね。まあとにかく機嫌を直してほしいと言いたいんですね」
流石だ分かっていると神様は思った。そして起き上がりベッドに座ってここに来るようにジェスチャーをした。一は「ハイハイわかりました」と言って隣に座った。そして神様はハジメの膝の上に頭を乗せた。
「ではいつもの通りお願いします」
一はため息を吐くと神様の頭を撫で始めた。神様は先程むすっとしていたのにいつもの無表情な顔に戻ったが実際の所心はかなり嬉しい気分で溢れああ極楽、極楽と神様は堪能していた。そうしてしばらく撫でていた一が口を開いた。
「しかし俺たちが色々とやっていた時に一誠達の方でも色々あったみたいですね。まさか禍の団がテロやってその時に一誠が完全な禁手に至るとは思わなかったです。まあその方法が部長の乳首を突いてと聞いた時は意味不明だったんですけど」
あの後神様とハジメがグレモリー邸に帰ったら部長達オカルト研究部が予定よりも早く帰っていたので理由を聞いたらどうも小猫の姉である黒歌があの時の会談に現れた美猴と一緒に現れて小猫を連れて行こうとしそれを止めに来た部長とイッセーとタンニーンの3人と1体で戦闘があったらしい。最終的には聖王剣コールブラントの持ち主が現れ引いたそうだ。しかしその時にハジメが言ったとうりイッセーが禁手になったらしい、これはアザゼル総督にも嬉しい誤算だったろう。
「しかし何が起きるかわからないですね。長く生きていますが本当に世界はとても面白いと私は思います」
「そうですね。一誠が強くなれば他のオカルト研究部のメンバーもそれに触発されてどんどん強くなっていくに違いないですよ。あっ話は変わりますけど陣野さんはあそこに到着したみたいですよ。後はスメラギに任せて置きましょう」
「そうですね。ここはスメラギに任せて私達はレーティングゲームが近い部長達のフォローに回りましょう。ですがそれをやるのはもう少しコレを堪能してからです」
神様はそう言ってもう少し撫でられる感触を楽しむ事にした。
サイドアウト
陣野サイド
「神条と神様が言っていた場所ってここか?ここって人いんのか?」
あの後俺は神条達から神条の家に転移された。どうも帰ってから俺の事は後で紹介するとのでその間の住居に案内するがそこは直接転移ができないので神条の家にまず転移させるとのことで冥界から転移された。しかし神条達の家に到着した瞬間にまさか怪獣の群れの中にいた時は驚いた。突然俺が現れた瞬間に侵入者扱いされ猛烈な袋叩きにあった。正直扱い酷すぎだろう。まあ直ぐに誤解が解けて助かった。どうも神条達がある怪獣にメールを送ったのだが理由があって受け取れなかった。
回想
『メールはツインテールに送っただって。ツインテールって誰だよ。何……顔が下についている怪獣だと?どれだよってコイツかよ!!いやコイツじゃ携帯なんか持てねぇだろ!!っておいコイツなんか両手がムチの怪獣にかじられてんですけど……喧嘩するほど仲いいって本当!?なんか噛み合い始めてるし凄え唸り声上げまくってなんか流血騒ぎになってきてんだけど!?』
回想終了
正直アイツらが戻ってきたら殴ろうと思った。まあそのお詫びに怪獣達から豪華な料理を振舞われた。だが一番驚いたのは例のツインテールが目の前で自分のムチを使って器用にマグロの解体ショーを始めた事だ。なんでそれできんのに携帯使えねぇの!!まあいい事はあったけどな、あのブラックキングとロベルガーって怪獣達が意外とマッサージがうまかったり温泉に浸かったりとか。
そしてその後深夜になって巨大な目玉の怪獣のガンQの案内でその場所に向かって行った。だが行く途中に何故か筋肉ムキムキで魔法少女のコスプレをした男が現れた。そいつはどうも神条達と知り合いらしくガンQと親しく会話をした後「あっそろそろ行かないと集会に遅れちゃうにょ」と言って去って行った。
ちなみにあれがミルたんだと後で思い出した。
そうして街の外れにある例の場所に来たのだがここってどう見ても誰もいなそうな廃墟に見える家だ。しかし案内されたのならここで間違い無いんだろう。そう考えているとガンQが扉を叩いたら足音が聞こえてきて扉が開いた。
「なんだよ?」
開けた人物は全体的に黒基準の服装をした黒髪に金髪が混じった男性だった。年は神条と変わらないだろう。その男性はかなり不機嫌そうな顔でガンQを見つけると扉を閉じようとしたがそれをガンQが止めた。
「おい邪魔すんなよお前。ここに来たって事はめんどくせぇ内容なんだろ。俺は絶対に関わらねえからな」
そう言いながら扉を閉じようとするがガンQが閉じまいとしてる。コレどうすりゃいいんだと見てると急に扉が開いてもう1人出てきた。目の前の男が嫌そうな表情を浮かべてそいつを見たが俺はそいつを見て固まった。
「スメラギここは俺様に免じて意地悪しないで入れてやれジャジャ」
「そうですよここの場面を見て僕チンは穏便に済ませようと思うシュラ」
「ワシもそう思うイン、スメラギ」
入れてくれたのは顔が三つあるやつだった。絶対に人間じゃねえぞコイツていうか誰?スメラギは何か言いたそうだ。そして口を開いた。
「嫌だってめんどくせぇもんアイツらの紹介だし」
「ハジメはお前の一番の親友だろジャジャ。意地悪するなジャジャ」
「スメラギはツンデレだからああ言ってるが最終的にはコイツを入れてやるんだなシュラ」
「やっぱりそうなんだな。ワシはそう思っていたんだイン」
「ウゼェから喋んな!!めんどくせぇー!!」
スメラギと呼ばれた男が叫んで後にズカズカと中に戻っていった。
「ハジメの紹介で来たなら歓迎するジャジャ。まあ入れ入れジャジャ」
促される形で中に入ると中は意外と新しく広々としていた。そしてリビングに入るとさっきのスメラギがダルそうな顔でこっちを見ていた。そしてクールそうな男性がらっきょうを食べながらテレビを見ている人がもう1人いた。
「スレイド。新人だイン」
「おやおや新しい住居人ですか?よろしくスレイドです」
クールそうな男性スレイドが立ち上がって握手をしてきた。
「あっどうも陣野 健です。一応転生者です」
「ほう……転生者、ハジメと同じですか。ならば能力はどのようなものですか?」
「悪いがそれは秘密だ。悪いがまだ初対面の相手に自分の能力を話さないと決めているからな」
自分の能力を話さなかったため不機嫌になるかと思ったがスレイドは面白そうに笑って別に気にしていないと言った。
「俺様達はジャシュラインジャジャ。かつてウルトラ戦士と戦った同族の名前をもらった宇宙の格闘家ジャジャ。そんでもって下にいる奴が俺様の弟達ジャジャ」
「僕チンはジャシュラインだシュラ」
「ワシもジャシュラインだイン」
「いやつまりあんたら全員がジャシュラインって事でしょう」
さっきそこのスメラギが叫んだ意味がわかる。なんかウザい。
「ここに来たという事はあなたもチームに加わるのですか?」
「チームって?」
スレイドが聞いてきた。一体何のことだ?チームに加わるって何の話だかよく分からないんですけど。
「ワシが思うに説明するより見せた方がいいと思うんだイン」
「僕チンもそう思ったんだシュラ。だからついてくるシュラ」
ジャシュラインがついてくるように言ったので俺はついていくと地下に続く階段がありジャシュラインがそこを降りていった。それを俺もついていくとそこはとんでもない広さのいわゆるトレーニングルームのような場所だった。
「ここは俺たちのチームの訓練場ジャジャ」
辺りを見ていると凄まじいスピードで走る人物が1人でキャッチボールを目にも止まらないスピードで走っていた。他にも侍のような姿をした人物と両手に刃物がついた奴が凄まじい戦いをしていた。他にも結構な数がいるがチラリとある場所を見るとあまりウルトラマンに詳しくない俺でも知っている宇宙人バルタン星人がいた。それで俺にある仮説が浮かんだ。
「これって全員が宇宙人なのか?もしかしてこれがチーム?」
「そうジャジャ。これが俺たちのチームオンリーワンだジャジャ」
「もしお前が僕チン達のチームに入るとなると久々の人間のチーム入りだシュラ。昔はストラーダも入っていたんだがアイツは教会の仕事を優先させるって言ってチームを抜けちまったんだシュラ」
「まあまずは入団テストを受けるイン」
クソ神に殺されてからしばらく意識がなかった俺が目覚めてまだ4時間くらいしか経っていない。だが俺の中で既にもう凄まじい世界が広がっていくのを感じる。それでもう俺は理解した。俺ってどうなるんだろう?
陣野サイドアウト
今回の話で話を加速させてみようと考えて自分の中のオリジナル設定とオリキャラそしてついに宇宙人達を参戦させました。そして自分の中で考えていたこれまでウルトラマン達と戦っていた凶悪な宇宙人達でチームを作ってみました。ダークネスファイブと違ってこちらは正義の味方チームですのであしからず。
次回でヘルキャット編は終了予定です。
それでは感想や誤字などをお願いします。