或いはこんな織斑一夏   作:鱧ノ丈

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 お待たせいたしました。どうにか書けたので更新です。
 前回、vsオータムが決着したので今回はその後の一幕という感じでしょうか。

 少々短いかなとは思いますが、どうぞ。


第七十三話:修羅、外道を斯く語りき

 機械の駆動音と共に一歩、また一歩、一夏は足を進めて倒れるオータムの下へと近寄る。決して特別な動きをしているわけではない。ただ普通に、気持ちやや早めに歩いて近づいているだけだ。だというのに、とても普通に歩いているようには見えない――半ば呆然としながら楯無はそんな感想を抱いた。

 持ち上げられ、床を踏む一歩は単にISの機械構造による物理的な重量以上の重さがあるように見える。歩く速さも普通どころか気持ち早いのに動作の一つ一つがゆっくりと行われているのではないかと思うほどに鮮明に見て取れる。そして、オータムに迫るのはもはや只人には見えなかった。

 闇だ。殆ど照明が消えている室内は地下ということもあり暗い。少し見回せば肉眼ならばよほど夜目が効かなければ見えない部分などザラだ。だがアレはそんな視覚的に暗いとか明るいの問題では無い。

 一夏の後方、そこも視覚的には普通に暗い。一種の闇が形成されているのは確かだ。だがその闇が、一夏が一歩踏み出すごとに増しているように見えるのだ。まるで一夏と背後の暗闇が一体と化し、闇は彼の今の心境を公にしているかのよう。そしてその心を覆う意思はただ一つ――殺意だ。

 

「ぐっ……そっ……!」

 

 倒れながらもオータムは意識を保っていた。殺気を向けられている本人だからこそ、一夏が本気であるということは手に取るように分かる。明らかに分が悪いこの状況ではもはや引かざるを得ないが、そのためにも動かなければならない。全身がバラバラに砕けそうな痛みを堪えつつ立ち上がろうとするも、既に一夏はオータムのすぐ目の前まで迫っていた。

 

「……」

 

 無言のまま、瞳に絶対の殺意を湛えながら一夏は刀を構える。戦闘不能にした敵の構成員、本来ならば捕縛し情報を聞き出すのが定石と言えるだろう。それは一夏も理屈と感情、双方で重々に理解しているし納得もしている。至って真っ当な対応であると。

 だがそれを敢えて無視する。理解も納得もしている、実に正しい、真っ当な対応だ。で? だからどうした? それは他の者達の都合。一夏の都合で照らし合わせれば、オータムは彼にとっては大義その他諸々ひっくるめた上でこの場で葬るべきだと思った。そして周囲の都合と自身の意思を比較し、やはりこの場で始末するべきだと決めた。それだけのことだ。

 躊躇は無い。殺人という禁忌を犯すことへの忌避感? そんなものは三年前の段階で踏み越えた。そもそも端から持ち合わせていたのかも怪しい。

 まだアラクネはシールドを残している。今オータムが苦悶に呻くのは、一夏の拳がシールドの上から強引にダメージを肉体へと押し通したことによるもの。ならばこのままシールドを削り取ってそのまま素っ首を刎ねてしまえば良い。

 狙うは首。白式の主武装"蒼月"の威力強化機構を最大出力とし、高周波振動する刃に熱量が収束していく。振り下ろし、シールドに阻まれるだろう。だがそれも無限ではない。やがて守りは消え、無防備な首をすぐに晒すことになる。そのままへし切ってしまえば良いだけだ。

 

「一夏くんダメッ!」

 

 刀を振り下ろそうとした刹那、悲鳴染みた楯無の制止の声が飛んだ。

 楯無自身、自分が不合理なことをしたという自覚はある。オータムには悪いが、情けや同情をかけてやる必要性は無いし、多少負傷しようが構いはしない。できれば敵の情報源としての利用価値からできることなら避けて欲しいが、最悪死んだとしてもそれは仕方のないことと分かっている。そう、そんなことは分かり切っているのだ。

 理解も納得もしている。だが、それでも彼女は一夏があのまま剣を振るうのを見過ごすことはできなかった。立場も何も無い、更識 楯無という一人の人間としてだ。

 その制止の声をさすがに無視することはできなかったのか、一夏の動きが一瞬だが止まる。しかし一夏とて正真正銘の本気になっているのだ。たかだか声一つでそのまま止めるほど甘くは無い。だが、僅かに動きを止めたその一瞬は間違いなく隙であり、オータムにとっては窮地を脱する最後のチャンスでもあった。そのチャンスを、オータムは掴んでみせた。

 

「ガァアッ!!」

 

 吠えながら依然痛みの残る体を強引に動かしてオータムは立ち上がる。そのままアラクネの緊急用の動作プログラムを起動する。

 オータムの体を覆っていた装甲が外れると同時に、格納されていたアラクネのコアが露出する。それを掴むとオータムは一夏とは逆の方向、地下更衣室の出口に向けて走り出す。

 一夏もすぐに追いかけようとするが、その前にはオータムから離れたアラクネの装甲が立ち塞がった。元々そういう機構なのか、ややスケールダウンはしたものの文字通りの蜘蛛のような形になっている。そして一夏に斬り飛ばされることなく残っていた足を駆使して一夏へと迫ってくる。

 搭乗者もコアも無いのに動くのは何故か。大方非常用の内部動力とプログラムだろうと当たりをつけながら、一夏は迫ってくるアラクネの装甲に嫌な予感を感じ取っていた。

 オータムが今最優先していることは何か? この場からの撤退だ。そのためにはどうすれば良い? 一夏と楯無、二人の脚を止めることだ。アラクネの装甲が足止め要員だとして、どうやって止める? そのまま飛び掛かってくるか――却下。コアまで抜き取ったということは完全な捨て駒だ。そして悪党の捨て駒の使い方と言えば――

 

「チィッ!」

 

 苛立たしげに舌打ちをすると一夏は敢えてアラクネに向けて踏み込む。

 

「会長! 防御の準備! オレが合図したら最大で!」

 

 楯無からの返事が返ってくるより先に次の動きに映る。

 一夏の方から近づいたからか、案の定アラクネは一夏目がけて飛び掛かってきた。だがそれは予想済み。軽く身をひるがえし、躱しざまにアラクネの脚の一本を掴む。そのまま全身を捻り、ハンマー投げの要領で部屋の出入り口、一夏と楯無、双方から離れた場所に向けて思い切り投げつける。

 

「せいっ!」

 

 投げ飛ばした直後に格納していた汎用装備である、打鉄などにも標準搭載されている刀を取り出し、アラクネ目がけて投げつける。

 コアが抜き取られているため既にシールドは機能しておらず、高速で飛来した刃の切っ先にアラクネは胴の中心をあっさりと貫かれ、そのまま飛ばされた先の壁に縫い付けられた。

 そこまで見届け切るかどうかという段階で一夏は転身、防御体勢の待機をしていた楯無目がけてスラスターを吹かして高速で移動する。

 

「今っ!!」

 

 楯無の脇を通り抜けると同時に合図を送り、言われた通りに楯無は水による盾を最大の防御力で展開する。

 その直後、壁に縫い付けられていたアラクネの装甲は内部のエネルギーを全て使用した爆発を起こし、室内に爆風をまき散らした。

 一夏と楯無に被害は一切無い。離れた場所に居たことも幸いし、楯無が展開した水の盾は爆発による衝撃と熱風を完全に防ぎ切った。完全に爆風が収まり、煙も晴れかけたところで楯無は防御を解除し、背後の一夏と共に辺りを見回す。

 

「また随分と派手にやってくれたものねぇ……」

 

 室内は完全に滅茶苦茶になっていた。ロッカーもその殆どが吹き飛ばされ瓦礫と共にゴミの山として積まれている。先ほどまで数馬の煽り文句を垂れ流していたスピーカー類も完全にお釈迦となっている。部屋として使い物にならなくなっていることは一目瞭然だ。

 

「オータムは……逃げたか」

 

 チッと忌々しげに舌打ちをすると一夏は白式の通信機能を起動する。繋げる相手はシャルロットだ。

 

『あぁ、織斑くん。状況は聞いてるよ。どうなってるの?』

「敵性組織の工作員一名、交戦の後に取り逃がした。ISを使っていたが、そっちは使い物にならなくしといた。逃げてるやっこさんをトンズラされる前にとっ捕まえろ」

『オーケー、セシリアとラウラにも伝えとくよ』

「確実にだ。良いか、最悪喋る機能だけ残ってりゃいい。相手は生身だ、ISには太刀打ちできまいよ。なんなら両手足斬り飛ばして達磨にしても構わん。というかそうしろ、良いな?」

『ちょ、織斑くん?』

 

 いつになく物騒な物言いの一夏に流石のシャルロットも困惑する様子を見せるが、それに構うこと無く伝えることは無いと一夏は通信を切る。そのまま楯無を一顧だにせず、その横を通り過ぎ去ろうとする。

 

「ちょっとちょっと! どこ行くのよ!」

「オレも奴を追います。今度は逃がさん」

「それは、分かるけど……。……けど、その前に少しお話いいかしら?」

「……なにか?」

 

 時間を取らせるなと言いたげな一夏は苛立ちを含んだ眼差しを楯無に向ける。一夏は今まで、何だかんだで協力的かつ割と友好的に楯無に接してきたため、その様子の違いに戸惑いを感じる。だが問うべきは問わなければならない。

 

「あの放送、オータムを散々に煽った声。あれは、君の友人のものよね? 簪ちゃんから君の友人を舞台劇のナレーションの飛び入り助っ人にするとは聞いていたけど、友人で間違いないわね?」

「そうですよ。御手洗数馬、オレの中学の頃からのダチで、親友です」

 

 ごまかしは認めないと視線で訴えたからか、あるいは端からごまかす必要性が無いと思っていたからか、一夏はあっさりと答える。

 

「単に私の事情への認識不足かもしれないけど、その御手洗君はこんな荒事とは無縁の、普通の民間人のはずよね? それが何故、あんな介入をしたのかしら?」

「知りませんよ、んなこと。むしろこっちが何やってんだテメェって問い質したいくらいだ」

 

 吐き捨てるような一夏の物言いには若干の呆れも含まれている。

 

「あいつが何考えて何をするか、それを先に察するなんてオレにはできませんからね。頭の造りがアイツは違い過ぎる。事後になってから大体を察することはできても、根っこの真意は直接話してもらわなきゃ分からないことが大半だ」

「なら、その察してる範囲で教えて頂戴。なぜ彼は、わざわざ危険を冒してあんな真似をしでかしたのかしら」

「……まずここのことを感付いたってのは、多分簪経由でしょう。あぁ、簪が自分から話したってわけじゃ無いですよ。ただ、知り合ったのが最近とは言え数馬と簪は割と親しくしてますからね。勝手に察して、簪にごまかしをさせなくしたってトコでしょう」

「ごめん、ちょっと待って。簪ちゃんとその御手洗君が親しい? 簪ちゃんが男の子と? なにそれ、私初耳なんだけど」

「……あれ?」

 

 先ほどまでの張りつめた空気が一転、どこか間抜けさを含んだものに変わる。

 

「……会長、知らなかったんですか?」

「うん、全然。いや、最近新しい友達ができたってのは本音ちゃんから聞いてたけど、同年代の男の子なんて全然よ」

「嘘、マジかよ。オレてっきりとっくに知ってたもんかと。あぁいや、でもそうじゃなきゃ数馬のことさっきまで知らなかったとかおかしいもんな……」

「というか、親しいって具体的にはどういう感じなのよ」

「え? いや、なんつーか、人間的な部分というか思考的な面で気が合う? 波長が合うってのですかね? あ、それと多分というかオレ的にはほぼ確実だと思うんですけど、数馬の方は簪にホの字ですね」

「はぁっ!? それこそ初耳よぉ!」

「あと、簪の方はどうか知りませんけど、あいつもあいつで数馬のことは割と気に入ってるんじゃないですかね? ほら、この学祭のチケ、親父さん放っておいて数馬にチケ回したらしいですし」

「ちょ、待っ、えぇ!? まさか、簪ちゃんが……。というか、道理で電話口のお父さんがしょげてたわけだわ……」

「あのぉ、一応話戻してもいいっすか?」

 

 緊張など完全に雲散霧消してしまったが、とりあえず話を元の軌道に戻そうと試みる。

 楯無は依然戸惑いを露わにしていたが、それでも状況が状況だけに素早く体裁を整えて話を聞く体勢に戻った。

 

「まぁとにかく、ここのことは状況から数馬が勝手に察したんでしょう。あいつ、そこら辺はずば抜けてますからね。そして、どう言い包めたかは知りませんが簪に拒否らせないような言い方で強引に管制室に突撃掛けたんでしょうよ。後はあの通りだ」

「だとしても、何故彼はそんなことをしたのかしら」

「……多分、あいつが言ってた通りでしょう。あの時、オレは間違いなく窮地に陥っていた。それを助けるため、それだけだ」

「だとしても、だからってそんな危険な真似を……」

 

 言いかけて楯無の言葉は止まる。彼女を見る一夏の眼差し、威圧しているわけでも敵意をむき出しにしているわけでも無い。ただ、何となくそれ以上を言うことを憚ってしまうような重さが眼差しに乗せられていた。

 

「それだけでも、あいつには十分な理由なんですよ。オレには分かる。オレだって同じだからだ」

「同じ……?」

「オレにとって数馬と、もう一人別の奴は、掛け替えのない親友なんだ。勿論、他のダチ連中だって大事には思ってる。けど、あの二人は本当に特別なんですよ。あいつらに何かあるなんてこと、オレにはとても認められそうにない。そしてそれは数馬も同じように思ってる。いや、あいつの偏屈ぶりを鑑みればオレ以上かもしれませんね。だからオレも数馬も、互いが互いのためならどんなリスクを負うことだって厭わない」

 

 誇張でも何でも無い、心底からそう思っていると察するのは容易かった。

 ただ親友のため、結局のところ理由は全てそこに集約されるのだということを楯無も理解した。思う所はあれど、そこにあれこれいちゃもんを付けるつもりは無い。それほどまでに互いを大切に思える親友同士であるというのは、この上ないくらいに尊い関係だ。いっそ羨ましさすら感じる。

 だが、それを理解したとしても依然無視できないことが残っていた。

 

「そう、理由については分かったわ。色々言いたいこともあるけど、ひとまずは置いておきましょう。けど、まだ問うべきことはある。彼の、御手洗君のあの言葉。あれは、敵の集中をかき乱すための演技だったりするのかしら」

「……」

 

 先ほどとは違って一夏はすぐに答えようとしなかった。目線を楯無からやや逸らし、どこかバツが悪そうにしている。その様子を見て楯無は感じていた()()()()が当たっていたことを察する。

 

「もしかしなくてもだけど……」

「えぇ、はい、まぁ、そのぉ……お察しの通りで。あの罵詈雑言の嵐みたいな煽りは、えぇ、全部アイツの本心ですよ」

「最後の方の家畜云々も?」

「残念ながら本心でしょうね。あいつは掛け値なしに優秀な奴だ。一個人としての総合を見れば、オレなんぞよりもよっぽど能力的には優れた人間ですよ。だが同時に、あいつほど性格のねじまがった人間をオレは知りませんね。優れる故に、あいつは他人というものの殆どを見下す。必要とあらば躊躇なく道具として利用し、用が終わればあっさり使い捨てる。自分にとって邪魔な、不愉快な存在があれば容赦なく排除する。その過程で何を巻き込もうが、誰がどうなろうが、一切気にかけない。それこそ、オレだって何度引いたか分からんレベルですよ」

「なにそれ、下手な悪人よりよっぽど性質が悪いじゃない……」

「いや全く、それに関しちゃ全面的に同意で。――でも、ダチなんですよね。オレにとっては」

 

 そう語る一夏の表情はどこか苦笑交じりだ。

 

「確かにあいつはお世辞にも善人とは言えない。むしろ世界規模で見ても上位に入るんじゃないかってレベルで悪辣な性格してますよ。けどまぁ、かなり限られますけどあいつなりにちゃんと相手してくれるってのもあるんで、オレみたいに。現金な話だとは自覚しちゃいますがね」

「そう……」

 

 言いたいことは色々とある。だがそれはこの場で言って、論じても意味のないことだ。ひとまず今回の件については、後で件の二人からきっちり話を聞かせて貰うことにしよう。というかお説教コースだ。こればかりは如何に可愛い妹であろうとキッチリ言わなければならない。

 そして二人の内の片方、御手洗数馬についてだが、現状では保留だ。確かに人格的には悪人の部類なのかもしれないが、それと自分たちにとって害となるかはまた別の話だ。少なくとも一夏の口ぶりから察するに、互いの信頼は相当に堅固なものなのだろう。それに、複雑な心境ではあるものの簪が有効的に接しているというのであれば、更識(じぶんたち)にとっても問題は無いと一先ずは見て良いだろう。

 となると、目下の気にするべき案件は元の方へとシフトする。

 

「だいぶ時間を取っちゃったけど、追撃に移ろうかしら?」

「オレはすぐに追いかけようとしましたがね。会長が妙に突っ込んでくるのが原因でしょうに」

 

 逃走したオータムの追跡、捕縛。別行動をしている専用機持ち欧州組の三人も既に動いているが、元々は自分たちが相手取っていたのだから追う義務は残っている。

 とは言え相手はほぼ身一つの丸腰に近いのに対し、こちらは腕利きのIS乗りが三名。相対する状況になればまず負ける保証は無い。

 

「ま、更に腕の立つ増援が居るとかでなきゃですがね」

 

 一夏の言うことも尤もだ。だが、そんな人材も早々居るわけでは無い。楽観視するわけでは無いが、悪すぎる状況と言うわけでも無い。よほどのイレギュラーでも無ければ盤石と言える布陣は整えてあるというのが一夏と楯無、双方の見解だった。

 故に白式がシャルロットからの通信を伝えてきたのにも一夏は既に事が決したのだろうと考え、ごく自然に通信を繋げていた。そして――

 

「は――?」

 

 伝えられた内容に己の耳を疑った。

 何事かと尋ねてきた楯無に、険しい顔のまま一夏は結論のみを端的に伝えた。

 

「オータムが、死にました」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




 今回は普段よりだいぶ短いなという自覚はあります。
 一先ずはオータム戦後の一幕という感じでお送りしました。えぇ、メインは奴についてです。本当に人を引っ掻き回すな、あいつは。

 次回であの娘とかあの人が出てきますかね。
 実は一通り書きあがっているので、近日中には公開できそうです。

 感想、ご意見、随時受け付けております。
 細やかな一言でも構いませんので、お気軽にどうぞ。

 それでは、また次回更新の折に。


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