空に憧れた男の娘 作:ねぎみそ
最初は自分の発散のために書いたのがここまで伸びるとは思っておらず、逆に今まで書いてきたのが伸びなかったことに悲しみを覚えています・・・。
評価を見てみると良い評価もしてくださっているのですが低い評価も目立ち、自分の未熟さに情けなる日々です。より良いものを書こうとしているといつの間にか期間が・・・。
はい、言い訳です。私事ながらアズールレーンというゲームにハマりましてずっと3-4を周回しておりました。
もしもプレイされていてフレンドになってくださる心の温かい御方がいらっしゃれば横須賀にてプレイしていますので下記IDからフレンド申請お願いします。
ID・134538179
三人称
千冬の部屋である寮長室を出てから206号室へと向かう間楼夜はずっとボーッとしたままだった。
(実の姉を犯そうとするとはどういった心情なのだろうか。何か狂気じみたものを感じる。千冬さんはその関係もあって部屋を一緒にしなかったと言っていたけど、まさか一夏君は僕の事もそういった目で見るのだろうか。いくら女みたいな見た目をしていたって僕はれっきとした男だ。男である一夏君からそういった想いを持たれていると考えるだけで鳥肌が立つ。はっきり言うと気持ち悪い)
こんな事を考えながら歩いていると角を曲がったところで誰かとぶつかってしまう。本来ならば男である楼夜はほとんど女性しかいないIS学園内で人とぶつかってこちらが飛ばされるといったことは起こりえないはずだが、その幼女のような体格ゆえに飛ばされてしまう。
「っ!いたたた・・・。」
「きゃっ!」
対して相手もぶつかった衝撃と驚きで尻もちをついてしまったらしく痛そうにおしりをさすっている。
「ちょっと!誰ですの、学年首席であるこのセシリア・オルコットにぶつかって来た愚か者は!・・・て貴方は今日転入してきた二人目の男性操縦者じゃないですの。」
セシリアは痛むおしりをかばいながらゆっくりと立ち上がりまだ床に倒れたままの楼夜を憎むような目で睨みつける。
「まあ、極東のサルのオスは前を見て歩くことも出来ないのですの!どこまで落ちぶれているんですか。それに倒れた女性に手を差し伸べて謝罪もせず、それどころか自分が飛ばされているなんて貧弱な!」
セシリアが甲高い声で楼夜に吐き捨てる。それを聞いて流石に楼夜も癪に障ったのかカバっと立ち上がりセシリアを下から睨み返す。身長差故に涙目で上目遣い気味に睨みつけているのはご愛嬌・・・。
「セシリアさんだって前見てなかったんでしょ!それを僕だけのせいにするのはどうかと思うよ!」
「いや、ちゃんと見ていましたわよ・・・ただ、貴方が小さすぎて視界に入らなかっただけですがクスクス」
セシリアが挑発するような笑みを浮かべながら楼夜に告げる。それを受けて楼夜もさらに目をうるうるさせながら反撃する。
「そ、そんなことはない!これでもまだ成長しているから・・・それよりも!その日本をディスるのは辞めたら?友達出来ないよ、あぁ既にやらかしちゃったのかな?」
「まあ、なんてことを!この私が高嶺の花すぎて皆が寄り付かないだけですわ!」
「あはは!顔を真っ赤にして怒ってこれじゃどっちが猿か分からないね!」
楼夜の反撃はセシリアにクリティカルヒットしたようでセシリアは顔を真っ赤にして拳を握り、唇を強く噛んでいた。
「やっぱりこんな国にはろくなのがいませんわね!篠ノ之箒さんも残念な人でしたし!」
「・・・どういう意味だ?」
瞬間空気が変わる。一気に周りの温度が五度ほど下がったような感覚に襲われる。しかし、セシリアは頭に思った以上に血が上っていたらしくそのことに気が付かずに箒の悪口を続ける。
「そのまんまの意味ですわ!クラス代表戦の時に織斑一夏のコーチにあの天災篠ノ之束さんの妹の箒さんが付かれたと言うからどのような仕上がりになるのか期待していたら・・・クスクス。あれなら本人に任せて出しゃばらなかった方が良かったんじゃありませんの!天災のお姉さんに比べて落ち度が―」
「・・・もう一回言ってみろ。」
「ええ、何度でも言って差し上げますわ!篠ノ之箒さんは期待外れの凡人だと!」
するとどこから現れたのか分からない黒い粒子が楼夜の体全体に纒わり付く。目は真っ赤に染まり怪しく輝いている。錯覚なのか分からないがセシリアの目には楼夜の背後に多数の触手があるように見えた。
「ひ、ひぃっ!」
あまりの禍々しい見た目に【人間】であるセシリアは足がすくみ座り込んでしまう。見るもの全てを恐怖の狂気に犯す王の風格を纏った者がそこにはいた。
「オレはな、自分の悪口はどれだけ言われようが構わない。」
そう言いながらセシリアに歩み寄って行く。セシリアは足を必死にばたつかせ、後退しようとするがあまりの震えにそれすらも叶わない。
「ただしぃ!!!!!大事な人をお前のようなヒトに馬鹿にされるのは許せねぇ!!!!!本人が気にしていることなら尚更だ!!!!!」
あまりの恐怖にセシリアは失禁しかけ、白目を向いてヨダレを垂らしている。楼夜の体に纒わり付いていた黒い粒子が弾け、元の姿をした楼夜が現れる。
「・・・今日は見逃してやる、小娘よ。ただ、次はないと思え。」
廊下にはだらしない格好をしたセシリアだけが残された。
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「はぁ、やってしまった。頭に血が上ったのは分かっていたがあそこまで見せてしまうとは・・・」
楼夜は一旦男子トイレに駆け込み、蛇口からでる水道水で顔を洗い鏡を見つめていた。拭いていない水滴が顔の輪郭から垂れ、水音をぽたぽたと鳴らす。
「落ち着け、今の僕はオレではない。黒鳥楼夜だ、IS学園に転入してきた人間。あの頃の僕ではない、束さんから貰った名前も戸籍もある。切り替えろ・・・」
鏡を見つめながら自問自答を繰り返す。かれこれ数十分経っただろうか。顔を数回パチパチと叩き鳴らした後にトイレから出る。そこにはいつも通りの笑顔をした楼夜がいた。
「よし、気を取り直して206号室を目指すぞ!」
少年は再び歩き出し・・・一時間の奮闘ののち、事務員さんに部屋の場所を聞いてやっとたどり着いた。どうやら206号室は寮とは別の棟にあるらしく何本も渡り廊下を歩いた後にたどり着いた。
「こんなところにあるなんて分からないよ・・・でもやっとたどり着いた。ここが206号室。」
普通の部屋・・・ではなく何かの研究室のような扉だった。現に206号室の周りには研究室が並び、206号室という看板が違和感を解き放っていた。
(なんか怖いけどここまで来たら開くしかないよね・・・同居人がいるって千冬さんは言っていたけれどもこんなところに住んでる人って・・・覚悟はしていこう)
恐る恐る扉を開けると中には研究室を無理やり洋風の寮にしたような部屋が広がっており、ベットの横には下着姿の少女がいた。
(ノック忘れたァ!こ、こんな時はどうすれば・・・。)
少女と楼夜で一瞬目が合ったが楼夜は気まずさから目をすぐにそらしてしまう。
「・・・千冬さんが楽しみにしておけと言ったのはこれの事か・・・楼夜こっちを見ろ。私だ、篠ノ之箒だ。」
「えっ?同居人って箒なの!?」
楼夜は箒の方を向くも・・・
「って!その前に服を着て!その・・・目のやり場に困るから。」
「む?私は楼夜になら見られても良いのだが・・・。」
「ッ!何言ってやがるんですか早く服を着やがるのですよ!」
混乱のあまり楼夜の口調がよく分からないものへと変化する。箒は頬を赤らめながら仕方なくといった感じで服を着始める。布が擦れる音がした事で楼夜の緊張が一度解ける。
「とでも思ったのか?」
「え?ちょっと箒!なんで僕を持ち上げるのさ、って服着てたんじゃないの!なんで逆に脱いでるの!」
「いや、最初は大人しく服を着ようと思ったんだがな・・・楼夜のその恥ずかしがる表情を見ると・・・どうにも抑えられんくてな!」
「そんな笑顔で言うことじゃない!」
ブラを外した箒が楼夜を肩に担ぎ、ベットに寝かせその上に自分が覆いかぶさる。
「え、・・・ちょっと、何するのさ」
「言っただろう?抑えきれなくなったと。」
「い、いやぁ。こんなのおかしいよ・・・だって久しぶりに再会していきなりこんな―んぁッ!」
「ふむふむ、耳はだいぶ感じやすい様だな。大丈夫だ、私の顔を見つめていればすぐに終わる。」
そう言って箒は嫌がる楼夜の服を無理やり脱がせ始める。結局楼夜はパンツとシャツだけの姿にされ、体のあらゆるところを箒に弄られる。男の口から出たとは思えない嬌声がいやらしく、元研究室のコンクリートの壁によって反響する。
「口では嫌だと言っていても随分と気持ちよさそうな声をあげているではないか。」
「そ、そんなぁことはッ!な、いよ、んひゃぁッ!」
「ふふふ、今からもっとすごい天国を見せてやる。」
そう言って箒は楼夜の下着を脱がせようとする。楼夜は最後の力を振り絞って抵抗するが、その抵抗は虚しく生まれたままの姿にされる。
「んぐ、ひっぐ。こんなの、こんなのおかしいよ!久しぶりに箒に会えて嬉しかったのに・・・何でこんなことするの!」
「・・・そんなの決まっているではないか。お前のことが好きだからだ。」
「好きだったら何でこんなことするの・・・」
「お前は数ヶ月前いきなり私の前から消えた。いつの間にか私はお前なしでは生きれなくなったようでな。こうやって触れていないと胸が苦しくなるし、お前が他の女と話しているのを想像すると心の奥からぐつぐつと何かが煮えたぎってくる。これはお前が私の前からいきなり消えたことへの償いだ。」
「た、確かに何も言わずに行ったのは謝るよ!謝るから・・・もう辞めよう?」
楼夜の最後のお願いに箒の手が一瞬止まる。しかし、次第に息がけもののように荒くなって目が血走っていく。
「何度言ったらわかるんだ。私はもう耐えきれぬ、大人しく抱かれろ。」
「い、やぁ・・・」
箒の手が楼夜の下半身に触れる寸前で箒の首にスタンガンが当てられる。そして何者かによって箒は気を失った。
「ふぅ〜危ない危ない。危うく箒ちゃんに先を越されるところだったよぉ。ちょっと素直になるお薬を盛っただけであんなになるなんて束さんも想像出来なかったよぉ〜」
箒が倒れて向こう側に見えたのはほかの誰でもない。天災だった。
「でもぉ〜ろーちゃんの表情は最高だったよ!束さんも色気に当てられてどうかなりそうだったもん!ってろーちゃん!?」
「もぉうばかぁ!この変態!くそ天災、ほんとに!・・・ほんとに怖かったんだからぁ・・・うわぁぁぁぁぁん」
部屋には号泣する幼女を慌てながらなだめる天災の姿があったとか。
最初に言います・・・。
ファンの皆様ごめんなさい!なんか書きたいものを書いたらこうなってしまったんです!え、許さない?自分も号泣しますよ?・・・構わない、ですか。ぴゃぁぁぁぁぁぁぁあ!
はい、毎回毎回キャラ崩壊が酷いですがこれでも読み続けてくださる方はお気に入り登録・感想是非お願いします!
高評価されると作者が綺麗な涙を流して喜びます。
【ここから先読まなくても良いゾーン】
なんで今回こんなにはっちゃけたのか気になる方がいらっしゃいましょう!いらっしゃいますよね!いると仮定してお話します。
今作の目標は一応ランキング入りに設定していました。それが三話目に達成されてしまったのです。なのでこれからはほんとに自分の趣味全開で書いてもいいのでは?とこんな感じの思考になったわけです。
まあ、これからもこんな感じで書いていくので趣味の合う方は是非次回もご覧下さい!