就職先はAUOの秘書でした。   作:疾走する人

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意外と好評でビックリした。

これからも頑張っていかなければ。


修行させられました。

 

これまでのあらすじ

 

死ぬ

転生してウルクへ

 ↓

働きたくない!

 ↓

働かされる

 ↓

王子の秘書にスカウトされる

 ↓

働きたくない!←いまここ

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

俺がギルガメッシュに無理矢理秘書にさせられてから、 2日が経った 。

 

ギルガメッシュが俺に、「ちょっと修行して来てくださいよ!」と、どこか愉悦を感じられるイイ笑顔で言ってきやがった。

 

確かFate/シリーズの設定では、小ギルは人格者だ、とかいった感じのことが書いてあったが、絶対に嘘だわ。なんか笑顔から愉悦がひしひしと伝わってくるもん。

 

まあ、アイツのdisりはいいとして、俺は今、最悪な環境にいる。

 

どこかって?

 

 

ライオンたちの群れの中さ。

 

あの野郎、これも修行のためです、とか言って、俺をライオンの群れの中に突っ込みやがったんだ。

 

「ああ、そうそう、このあたりは女神の領土だから、たまに野生の女神が出現するらしいですから、気を付けてくださいね〜。」

 

野生の女神って、ポケモンかよ!

と突っ込む時間もないまま、俺はアイツにこのライオンの群れの中に突っ込まれた、という訳だ。

 

あれ?確か女神って、ものすごい危険で、天災のような存在だって俺の母さんが言ってた気がするんだけど。

 

あのヤロウ、最悪な言葉を残していきやがった。

 

どうせアイツのことだから、俺の姿を水晶玉で見て、愉悦に浸っているのだろう。

 

マジふざけんな!

 

 

 

……あ。

 

……ふざけんな!と思って思いっきり振り上げた俺の腕が、ライオンの顎を殴り上げてしまった。

 

………。

 

……優しく、してね?

 

 

 

 

 

ーーーーーギャアァァァァァァ!

 

 

 

 

 

 

結局、ライオンにリアルに齧られそうになったが、転生特典の事を思い出し、能力を使って衝撃を反射しまくっていた。

 

俺が能力を持っていることを知らないギルガメッシュが驚いている顔が目に浮かぶぜ。ザマア。

 

等と思っている間に決着はついたらしく、俺に降り注いでいたライオン達の攻撃が止まった。

 

とりあえず謝るだけでもしておくかな、と思ってライオン達の方に向き直ると、

 

 

ライオン達がこちらに向かって平伏していた。

 

 

おそらく、俺が自分たちよりも格上の存在だと気付いて、謝っているんだろう。

 

私達は貴方の配下に入ります、的な。

 

やったね。

 

部下ゲット。

 

初めての部下だから、俺はライオンをモフりながら、考えてみた。

 

 

そういえば気づかなかったけど、もしもギルガメッシュが言っていたように、ここら一帯が女神の領土だったとしたら、このライオン達は神獣な訳だ。

 

それでもって、その神獣達を俺が平伏させてしまった、ということは……。

 

 

 

もしかして俺、女神の敵?

 

 

 

そういう結論に至って俺が顔を真っ青にした瞬間、俺の前に空から何かが降ってきた。

 

なんだろうと目をこらしてみると、そこには、

 

 

怒り心頭、といった顔をした女神らしき女性が立っていた。

 

 

これ、決定ですやん。

 

俺、女神の敵ですやん。

 

いや待て、目の前の人が女神である確証などあるまい?

 

でも、女神殺したら、神殺しの称号をもらって、権能とか手に入れるのかな〜。

 

かっこいいな〜。

 

 

等と俺が現実逃避していると、目の前の女神(?)が話しかけてきた。

 

「私の名前はイシュタル。

絶対神アヌの娘にして、美を司る女神よ。」

 

「」

 

これ、マジですやん。

 

俺の、女神じゃなかったらいいな〜、という淡い願いを簡単に破壊してきやがったよ、チクショウ。

 

とりあえず黙っていたら立場が悪くなる気がしたので、何か喋って見ることにした。

 

「ど〜も、NH◯の者で〜す。お宅は集金払っていないようなので、取り立てに来ました〜。」

 

「うわ、マジ?宝石で足りる?…じゃなくて!N◯Kなんて私は知らないわよ!?」

 

あ、意外とノッてくれた。女神って、良い人なのかもしれない。

 

「それじゃあ、その女神イシュタルが、なんの御用で?」

 

「ん?私の領土で私の神獣を無理矢理従わせようとしている不届き者がいたから、天罰として殺してあげようかと思ってね〜。」

 

訂正。女神は悪人、これ絶対。

 

あ、そもそも人じゃなくて、神か。

 

まあいい、そんな事をいちいち言っていたらしびれを切らして殺されてしまう。

 

何か喋らなくては。

 

「も…申し訳ございません!

知り合いにいきなりこの群れに放り込まれまして!

この責任は、ソイツが取りますんで!」

 

さり気なくギルガメッシュに責任をなすりつけてやっておいた。やったぜ。

 

「ふぅ〜ん、そうなんだ。

でも、あなたがやった事に変わりはないから、責任はあなたとその人に取ってもらいましょうか。」

 

な、なんてこった!

 

すでに俺の受刑は確定していたというのか!

 

ええと…、ここからの自分の立場の立て直しをするには…。

 

ハッ!思い出した!そうだ!ここは、俺が前世でよく見ていたアニメのように、口説けば何とかなる!(錯乱)

 

「ああ、確かに俺は罪深い事をしてしまったのかもしれないね…。」

 

「な、何よ!急に口ぶりなんて変えちゃって!

口ぶり変えたって、許してはあげないんだからね!」

 

「俺は確かに天に殺されてもいいのかもしれないな…。」

 

「そうよ!だから、さっさと死「でも、それはそれで幸福なのかもしれないな…。」!?!??」

 

「だって、俺は君を一目見るために来たんだから。

ごめんな、子猫ちゃん。

君が怒ったかわいい顔を見てみたくて、ついついやってしまったんだ…。」

 

「!!?!??…オホン。ま、まあ、そういう事ならば、仕方ないのかも知れないわね…。」

 

ホッ、命は助かった…。

 

だが、その代償に、心に負った傷は大きい。

 

帰ったら、ギルガメッシュにこの事であと一年はイジられる気がする。

 

「それじゃあ…今日の夜、空いてる…?」

 

イシュタルが、顔を赤らめながら言った。

 

は????

 

なぜそこでそういう話になる?

 

いや、口説いたんだから、当たり前か。

 

それにしても、チョロすぎないかね?

 

まあ確かに、美人と一緒になるのは嬉しいし、大人の階段を登るのもやってみたかったが、それでもイシュタルだけはヤバイ気がする。

 

確か、コイツと一緒になった人は、散々な最期を迎えてしまったと聞いている。

 

ここは何とかやんわりと断らなければ。

 

「ごめんな、ハニー。俺はウルクの秘書をしていてな。仕事があるから、ここしばらくは無理だ。ホントにごめんな。」

 

「ふ、ふーん、そう。なら、仕方ないわね。

そういえば、私もお父様に呼ばれてるんだった。

それじゃあね〜!」

 

そう言って、天災は消えていった。

 

ふぅ〜、助かった。

 

帰ったら、あのヤロウを一発殴ってやる。

 

 

 

 

 




始まってから二話で女神と邂逅する主人公。

どうしてこうなっのだろうか。

あと、感想でもあったけど、文字数が足りない。

どうやったら増やせるんだよ。
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