ラブライブ!サンシャイン!!~9人の輝きの向こう側~   作:にっしんぬ

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ルビまるのふたりはこそっと裏で加入させます(ネタバレ


素直な気持ちで奏でるメロディー

「で、あのライブのとき変装してた理由ですが」

「鞠莉に会いたくなかっただけだよ」

 

 

 

ライブ以降少しずつダイヤとまた話すようになった

ルビィちゃんの前ではまだスクールアイドルが

嫌いということになってるが

 

 

 

「どうしてまた会いたくないと?」

「…マネージャーをやってくれってさ」

「鞠莉さんったらまた唐突に…」

「呼び出されたのも夜だったしな…」

 

 

 

あの夜、鞠莉と話したこと、ライブのとき

変装してたが鞠莉と会って話したこと

それだけじゃなくて今まで話せなかったこと

全部、話した。今までの溝を埋めるように

 

 

 

「あの雑な変装は鞠莉さんにはバレてるとして

千歌さんたちとは果南さん繋がりですか」

「そう、ダイビングショップに行ったときにたまたま。

って、鞠莉にもバレてるのか…」

「よくあの変装でバレないと思いましたわね」

 

 

 

変装の技術磨くか

と、つまらないことを考えていたら

ダイヤの口から思いがけないことが出てきた

 

 

 

「しないのですか?マネージャー?」

「…しないよ」

 

 

今さらである

 

 

「そうですか…(あなたの場合、()()()というよりは

()()()()、に近いのでしょうね…)」

「じゃあこっちも質問な」

「はい?」

「はい?じゃない、ダイヤばっかり質問じゃ不公平だろ」

 

 

 

 

ここ30分ぐらいダイヤからの質問攻めだったのである

さすがにこれでは不公平である

 

 

 

「あまり答えにくい質問はぶっぶーですわよ」

「大丈夫大丈夫。俺が聞きたいのは1つだけだからさ」

 

 

 

あのライブ以降、感じてたことを告げる

 

 

 

 

「…ルビィちゃん、スクールアイドル部に入りたい

って言ったらどうするんだ?」

「私のことではないのですね」

 

 

そう、兼ねてから気になってたルビィちゃん

俺が黒澤家に顔を出さなくなってから

スクールアイドルについて話す相手がいなくなったのでは

そして、きっとあのライブを見に来てたであろう

ライブに感じたことを考えれば、きっと

スクールアイドル部に入りたいと思うのは間違いなくあるだろう

 

 

 

 

「…わかりませんわ。今でも私の前では

スクールアイドルの話はしませんし

もし、言われたとしても私には止める

権限なんてありませんわ」

「そっか、まぁ断固拒否とか言わないだけ

ましだったかな」

 

 

 

ダイヤもきっとあのライブを見て思うことはあったのだろう

 

 

 

「まぁ母さんの用事でまた寄ることがあるかもしれないし

その時は多目にみてくれ」

「ところで今まで来なかったのは?」

「全部断ってた」

「はぁ、あなたという人は…」

「仕方ないだろ…っと、もうこんな時間か」

 

 

 

時間はすでに夕方の18時を回っていた

お互い学校帰りであったためそこまで

話す時間はなかったが

 

 

 

「…ルビィちゃんのこと、ちゃんと向き合えよ」

「分かってますわ。って代金は!?」

「いいよ、俺持ちで。

こんなんで埋めれたつもりはないけどな」

「まったくあなたはいつもいつも…」

「昔から変わらない、ってか?」

「…そうですわね」

 

 

 

たかだか1年2年で、人はそう変わらない

確かに変わるところもあるけれど

根本は変わらない

 

 

「じゃっ、気を付けて帰れよ」

「そこは送ってくよ、ではないのですね」

「そんな乙女じゃないだろ、ダイヤ」

「んまーっ!!失礼ですわよ!相変わらず

口が悪いですこと!」

「そりゃお互い様だっつーの!」

 

 

 

 

なんて言い合いをしてたら

いつの間にかダイヤを送り届けてたのは

ここだけの話

 

 

 

 

 

◇◆◇◆◇◆

 

 

「久々に弾く、かな」

 

 

久々に取り出したのは昔いつも使っていた

アコースティックギター。2年前に始めて

しばらく触ってなかったが久々に弾こうと思ったのは

やはりあのライブが大きいのだろう

 

 

 

「弦とか大丈夫かな」

 

 

 

と、調整していると

 

 

 

「高嶺さーん!!」

「千歌ちゃん?」

 

 

そういえばこの辺は十千万旅館の近くか

近くといっても少し離れたところを選んだつもりだが

 

 

「制服じゃないってことは練習終わり?」

「はい!ライブもうまくいったのでさらに

歌とダンスに磨きをかけようと!

あ!見に来てくれましたよね??」

「あぁ、見たよ。曲、よかったよ」

 

 

 

あえて、歌とダンスには触れない

 

 

「ほんとですか!?歌詞、千歌が作詞したんですよ!

作曲は梨子ちゃんで衣装は曜ちゃん!

振り付けはみんなで考えたんです!」

 

 

 

スクールアイドルの話になるとこうも

楽しそうな顔をするのか

まるでダイヤのようである

 

 

「そうか、それはすごいな」

「あ、でもやっぱ3人で認められたとはいえ

メンバーを増やしたいんですよね…

目指すはμ'sのように9人!」

「ははっ…頑張れ。ところで誘うあてはあるのか?」

「はい!ルビィちゃんと花丸ちゃんなんですけど

あ、ルビィちゃんは生徒会長の妹で

花丸ちゃんはルビィちゃんのお友だちなんです」

 

 

 

 

ルビィちゃんを誘う

果たしてダイヤはどう思うであろうか

 

 

「そう。花丸ちゃんって子は知らないけど

ルビィちゃんは顔馴染みだからさ、もし

やりたい!ってなったらよろしくな」

「はい!あ、そういえば気になってたんですけど」

「ん?」

「高嶺さん、ギター引けるんですね!」

 

 

 

そこに今反応するのか

果南にしか聴かせたことないから

出来ればそのまま帰って欲しかったところであるが

 

 

「わー、すごいすごい!」

 

 

 

まるで今ここで何か弾いてくださいと

言わんばかりに目がキラキラしている

 

 

 

「なにか弾こうか?」

 

 

ここでなにもしないのはかえって

ねだられるだけなので諦めることにする

 

 

 

「ほんとですか!じゃあ…これなんですけど」

 

 

と言って携帯の画面を見せてきた

その画面にはμ'sの『ユメノトビラ』であった

 

 

 

「ユメノトビラ、ね。アコギじゃ雰囲気

ちょっと変わるけどそこはご愛敬で」

 

 

 

そう言い調弦を終えたギターを構え

歌詞を口ずさむ

μ'sがA-Riseと合同ライブでUTXの屋上で歌った曲

夢へと駆け上がる9人の女神の曲

聴くと前向きになれる曲の1つである

 

 

 

「ふぅ…どうだったかな?…千歌ちゃん?」

 

 

弾き終え、千歌ちゃんのほうを見ると

ポカンと口を開けて見つめられていた

 

 

「千歌ちゃん?おーい」

「はっ!す、すごかったです!

というよりμ's知ってるんですね!」

「あぁ、まぁちょっとね、初めて弾くって訳でもなかったし」

「そうですか…って!もうこんな時間!

志満ねぇに怒られる!高嶺さん!ありがとうございました!」

「おー、またなー」

 

 

 

そう言い慌てて帰っていく

μ'sを知ってることにつっこまれそうだったが

時間が味方をしてくれた

ここで話せば鞠莉のときと同じように

マネージャーやってください!って誘われる可能性だってあった

 

 

 

 

「それだけは避けないとな」




フラグが立った音がした?
大丈夫です、代わりに1人回収することもなく
ポキッと折ってもらってるので
(文章中には出してませんが)
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